カテゴリ:現地キラキラ 訪問( 1 )

1.ナマンガの歩き方


▼国境

ケニア・タンザニア両国の国境線を自由に散策できます。
国境線といっても、幅30mくらいの「帯」であり、
その帯上には市場もあり、自動車も行きかっています。
しかし、近年外国人のパスポートやビザに関する取り締まりがケニア・タンザニアの両国で強化されつつあり、
むやみやたらに国境の両側を行ったり来たりするのは避けた方が無難でしょう。
そして、ケニア側ナマンガに用事がある人はケニアのビザを、
タンザニア側ナマンガに用事がある人はタンザニアのビザを、
しっかりと取得しておくことをお勧めします。
私たちが暮らし、キラキラがあるのは、ケニア側のナマンガです!ご注意下さい。


▼両替

検問所近くにある公の両替所や銀行は安心・確実です。
国境付近の路上でのやみ両替は、偽札や詐欺が多いので避けてください。
一般商店での両替も可能ですが、慣れていないと難しいでしょう。
ケニア通貨(ケニア・シリングKshs)・タンザニア通貨(タンザニア・シリングTshs)ともに、
ナイロビやアルーシャで不便なく換金可能です。
国境を超えるつもりでナマンガに移動しようとする前に、
ナイロビやアルーシャで換金しておくことをお勧めします。
だいたいケニア・シリングの方がタンザニア・シリングよりも20倍くらいの価値があります。
すなわち、ケニアの100シリング(お店でちょっとした物を買うときに出す金額)が、
タンザニアの2000シリングほどに相当します。
最近15年間くらいは、ケニアの100シリングが日本の100円~150円くらいで推移しています。


▼ナマンガへの交通

◎Nairobiナイロビから
River Roadリバー・ロードとRonald Ngara Streetロナルドンガラ・ストリートの交差点より、
ミニバス各種(通称「ニッサン」「シャトル」など)約500ケニア・シリング、所要3~4時間

◎Arushaアルーシャから
アルーシャのバスターミナルより、ミニバス各種(通称「ニッサン」「ダッラダッラ」など)、所要2~3時間

◎Dar Es Salaamダルエスサラームから
Ubungoウブンゴ・バスターミナルより、毎朝6時~10時発のナイロビ行き大型バスで途中下車、所要10~13時間


▼ナマンガの宿泊

◎ケニア側

◇Namanga River Hotel リバー・ホテル
ナマンガで数少ない宿泊施設の中では、いちばん伝統があり、いちばんの高級ホテル。
あてにならない温水シャワー、いちおう水洗トイレが付いた2人部屋で、夕食および朝食が付く場合、
2人の合計額が約6000ケニア・シリング。
1人部屋はその四分の三程度でしょうか(?)

◇Namanga Maasai Hotel マサイ・ホテル
リバー・ホテルのすぐ隣で、リバー・ホテルに次ぐ高級ホテルで、部屋はシャワーとトイレ付。
お値段やサービスも、リバー・ホテルの半分程度(?)

◇市街地のバスターミナル周辺のゲストハウス
バスを下車して少し歩き回ると、たくさんあり、どこも似たりよったり。
小さな敷地を取り囲むように、2人部屋や1人部屋がところ狭しと並ぶ。
シャワー・トイレは共同で、温水が期待できるところもある。
ナイロビなどの大都市ほどではないが、夜はうるさいかもね。
1人部屋400~500ケニア・シリング、2人部屋500~700ケニア・シリング程度。

◆相原家の敷地内の部屋
目安として、1人1泊3食付きで3000ケニア・シリング

◎タンザニア側
レストラン併設の安宿が多く、夜はうるさいかも。


▼キラキラ訪問・見学パターン

☆相原家
☆幼稚園(アンボセリロード・キャンパス・平日日中)
☆小学校(ビリカ・キャンパス・平日日中)
☆補習教室(アンボセリロード・キャンパス・土曜午前)
☆国境の検問所周辺
☆国境の標(ナマンガ唯一の観光スポット?)
☆ナマンガの街や国境線は見渡せる小高い山に登る
☆川と山の散策
☆ナマンガの街の散策(住宅地・商店街・貧民街など)
☆キリスト教会(日曜の朝に礼拝あり)


▼連絡先(詳細はhttps://kjkirakira.exblog.jp/i12/)

◎相原功志(あいはらこうじ KOJI AIHARA)
0736-779625 (ケニア国内)
+254-736-779625 (タンザニアから)

◎ジャシンタ(JACINTA)
0713-759228 (ケニア国内)
+254-713-759228 (タンザニアから)

◎Eメール
aiharakoji@yahoo.co.jp
kojiaihara@hotmail.com
jacintaaihara@yahoo.com
まずYahoo Japanメールを、それでだめならHotmailを、それでもだめならYahoo Americaメールをお試しください。




2.最重要! 訪問・滞在にあたってのお願い!!!


◎お願いする理由

私たちは常に仕事や私生活で多忙です。
利益をあげるための事業ではないのでお金持ちではありません。
肌の色の違う日本人である私は、すること成すこと全て地域の人たちから注目されています。
日本人というだけで同朋とみなされるあなたの行動は全て、
日本への、或いは私への評価となって帰ってきます。
そして何よりあなたの身の安全が大事です。
ますます悪化する治安のために、一定のマナーと自己管理が必要なのです。
どうか、ナマンガでの滞在を一時的な楽しみとせず、
時間的・空間的広がりを持ち、双方にとって有意義なものとするよう、お互い努めましょう。


◎お願いすること

★私たちが仕事で手が離せないときは静かに待っていてください。
電気もない水も乏しいナマンガでは、どうしても限られた時間内に限られた場所で一定の仕事をこなす必要があることをご理解下さい。

★水・燃料など資源の節約に努めてください。
水資源は非常に限られています。
町のあちこちにある水道の水が出るのも毎日ではありません。
水道の順番待ちをし、水を汲んで運ぶ仕事は重労働です。
飲料水を確保するために水浴や洗濯を控えることもあるくらいです。
私たちが普段何気なくしている節約にならってくださるようお願いします。

★仕事(水汲み・農作業・土木作業・掃除・炊事・保育園関係など)に協力してください。
訪問者に任せられる仕事は限られています。
できる限りの理解と協力をよろしくお願いいたします。

★貴重品の管理は全て自己責任において行ってください。
安全そうに見えるナマンガにも、良い人そうに見える友人・知人の中にも、危険や偽善が大いに潜んでいます。
貴重品を人の目の前でちらつかせることは、「どうぞ取って下さい」と言っているようなものです。
どうかスキを見せずにしっかり者として過ごして下さい。

★キラキラや近隣のこどもたちには、大人として一定の厳しさをもって接してください。
訪問者にとって旅先で見かける異国のこどもというものはこの上なく可愛い存在です。
そんなこどもたちとは、ついつい自分も童心に帰って、普段はしないこどもの遊びを楽しんでみたくなるものです。
それがこどもへのいい刺激にもなります。
しかし、あくまで大人は大人としてこどもを厳しくしつけ、
こどもは大人たちを上の存在として尊敬するというのがナマンガのやり方、アフリカの古き良き伝統です。
このことをご理解いただき、こどもを一人の人格者として接しつつ、一緒に楽しく遊ぶことはあっても、
甘やかしたり、いたずらを大目に見たりしないようお願いします。

★私たち関係者以外の人にはお金をあげないで下さい。
外国人はお金持ちで、お金を容易にくれる存在として見られてしまっています。
道案内、荷物持ち、お茶への接待などは、親切というより小銭欲しさのためにしたがる人が多いのです。
そんな現地の人たちに外国人であるあなたが払う金額は、
払った人にとっては小額でも、もらった人にとっては大金に相当します。
そんなことを繰り返すと、人々が苦労せずにお金をもうけることに慣れてしまい、
ナマンガの継続的な発展はどんどん後退してしまいます。
それから、意味もなくお金やものをくれと言ってくる場合も多いです。
ですから、普通に「悪いけど、お金がないからあげられない」と言ってお断りする限りでは全く気にすることはありません。
どうか、人にものを頼んだり、お店以外の場所でお金を払う(あげる)のは、慎重になさって下さい。
このことで困ったことがあれば、私たち関係者に直ちに申し出てください。

★大人の人が路上や街角で親しくしてきても、必要以上に長話をせず、私的な話には触れず、腹を立てず、一定の距離を置いた応対をしてください。
職もなく、職に就こうとしない人が多いナマンガでは、人の噂話がとても盛んです。
人々は話のネタを常に探しています。
外国人の訪問者はかっこうのネタになるので、根掘り葉掘り話を聴きたがります。
しかし、どんなに上手にしゃべったつもりでも、話をきちんと聴いて理解してくれる人はごくごくわずかです。
見当違いな方向、悪い方向に理解され、そのうわさが一人歩きする場合が多いのです。
それが日本人なら、即日本人またはアジア人のイメージとして広まり、
ほとんどの場合に同じ日本人である私への評価となってしまいます。
私たちのプロジェクトにも影響が出る可能性があります。
また、あなた自身がうわさや密告などによってナマンガを追われるばかりでなく、
最悪の場合逮捕されてしまうこともあり得ます。
とくに、政治の話では中立を守り、
宗教の話では自分は無宗教だと名乗らずにできるだけ話題を避け、
異性関係ではみだらと誤解される発言(「異性のの友だち」が即座に「恋人」と理解されてしまう)を避けてください。
こうした景気の悪い田舎町の事情を理解し、
旅先だと許しがちな気をぎゅっと引き締め、
節度をもって土地の人に接して下さい。

★こどもが路上や街角で親しくしてきても、大人としてこどもとの距離を保つよう心がけてください。
こどもの無邪気さにいちいちつき合っていては、こどもの教育上もよろしくありません。
無礼あるいは無意味だと感じられるあいさつには、いちいち答えないよう心がけてください。

★見知らぬ人やその所有物(家・店・車など)の写真を撮らないで下さい。
人によっては、自分の姿や家やこどもの写真を撮られることを、伝統的或いは精神的に断固拒否しています。
写真を撮られた人が警察に訴え、撮った人が罰を受けたこともあったくらいです。
また、マサイ族の人などは、自らの商品価値、つまり自分の写真が外国ではマスメディアに高く売られることを知っています。
なので、撮影と引き換えにお金を要求されることが多いです。
このような状況の中で撮影しようとすると、今後の人間関係にもひびが入る可能性があります。
そこをぜひご理解下さい。

★ごみは決められた場所以外に捨てないで下さい。
ナマンガではまだ環境美化の意識が普及しておらず、至るところにごみが散らかっています。
それをまねるのではなく、日本人として「来たときよりもきれいに」の気持ちで行動してください。

★原則としてタンザニア側ナマンガへは行かないで下さい。
ケニアのビザでケニアに滞在中にタンザニアに入るためには、
ナマンガにある両国の検問所で国境手続き(パスポートのチェック、ビザの入手とチェック、黄熱病の予防接種)をしなければなりません。
それがたとえ目と鼻の先にあるタンザニア側ナマンガであってもそうなのです。
ナマンガの人たちが自由に国境を行き来しているからといって、
外国人の訪問者がそれをするとかなり目立って摘発されることもあり得ます。
散策時には十分注意し、国境線を越えないようにして下さい。

★常にパスポートとそのコピー(顔写真のページとケニア・タンザニアのビザのページ)を携帯してください。
警察官や公務員に路上で身分を尋ねられた場合、
まずは相手の職業を証明する身分証を確認したうえで、
携帯していたパスポートのコピーを見せるようにしてください。
その際決してぞんざいなものの言い方をしてはいけません。
最近、違法入国や治安悪化の問題のために、路上で身分証の提示を求められることが多くなってきました。
同時に、偽の警官或いは本物の警官によるやくざ的な取り締まりも後を絶ちません。
なので、常に心の準備をし、相手を挑発したりせず、自らの訪問者としての権利を主張してください。
ていねいにしゃべるべきですが、卑屈になることはありません。
たいてい本物の警官は紳士的なので偽者とは区別がつきます。
また、日本のパスポートは盗難の恰好の対象となります。
日本のパスポートがあれば世界中至るところを比較的自由に旅できるので、
盗まれたパスポートはテロリストやブローカーたちの間で50万円といった高額で取引されているそうです。
本物のパスポートは常に身につけ携帯すべきなのですが、なるべく人前に見せず、
「安全のためにホテルの金庫に置いている」などと説明し、
パスポートのコピー(顔写真のページ・住所のページ・ケニアビザのページ)を提示するようにして下さい。
また、ナイロビ~ナマンガ間を車で移動する道中に、2か所警察による検問所があり、
パスポート(コピー不可)の提示が求められます。
長距離を車などで移動中は、パスポートを常に身に付けておかれるようお願いします。

★差別的なことを言われても、石を投げられても、腹を立ててはいけません。バカは相手にしないで通り過ぎましょう。
からかいの気持ちで、あるいはほんのちょっと腹を立てたからと言って、石を投げてくる奴もいます。
つき合っていたら自分も惨めになるだけです。
極力表情を変えずにやりすごしましょう。
投石などで怪我をさせられた場合、犯人捕獲よりも先に、自分の体の保護を優先させてください。

★人前では煙草を吸わないで下さい。吸殻は持ち帰ってください。
ナマンガでは煙草を吸う人は多くありません。
とくに女性は(人前では)煙草を吸いません。
喫煙が麻薬吸引と誤解され、現行犯で逮捕されかねません。
逮捕されたら実刑懲役数か月~1年以上に及ぶそうです。
そして、こどもを扱うキラキラ保育園はもちろん禁煙です。
喫煙には十分気をつけてください。

★土地になじむ適当な服装を心がけてください。
男女ともに、肌の露出は極力しないで下さい。
直射日光の紫外線対策のための薄手の上着を着たとしても、乾燥しているので案外暑苦しくはありません。
また、肌の露出は伝統的・文化的に良くありません。とくに女性は、性犯罪などのきっかけを提供してしまいかねません。
半袖シャツ、ふくらはぎまで隠れるスカートやズボンであれば問題ありません。
また、体の線が見えるようなピチピチの服も避けるべきです。
やはり、たっぷりとして動きに制限のない服装が無難です。
ナイロビなどの大都市に比べ、ナマンガではズボンよりもロングスカートが好ましいようですが、
これはさほど問題にはなりません。
田舎の一人歩きでは、強姦などの被害に遭う危険性もあります。
挑発しないため、時間を稼ぐため、スカートの中に短パンやスパッツなどを身につけておくことをお勧めします。
また、ナマンガは土ほこりで体も服も汚れがちです。
汚れの目立ちにくい服、洗濯のしやすい服もおすすめです。
ただ、どうせ旅先だから、どうせ汚れるからといって、
穴の開いたようなみすぼらしい服を着るのはおすすめできません。
要らなくなった服を処分したい場合は、たとえ宿泊先のゴミ箱であろうと不用意に捨てないで下さい。
むしろ私たちに下されば、適切に処理させていただきます。

★ものの値段には十分注意してください。
おかしいな?と思うほどの金額は、一桁くらいぼられている(高値で売られようとしている)可能性が高いです。
かといって、ほんの少しだけ高値であるくらいの場合、しつこく値切ったりするのもやめましょう。
外国旅行ができるくらい金持ちである訪問者が、
少しくらい地元の値段よりも多めに払ってものを買うことは悪いことではありません。
逆に執拗に値切ってばかりいると、小額を得した代わりに良好な人間関係を失うことにもなりかねません。
かといって、明らかにぼったくりの高額な値段でものを買わせようとする人とまで良好な関係を築く必要はありません。
そんな人たちがはびこると、努力せずに金儲けをする悪習がナマンガの発展を遠ざけてしまいます。
同時に、日本人はバカのレッテルをはられてしまいます。
だいたいの日用品の物価は、日本の2分の1ないし5分の1程度です。
複数のお店で値段を尋ねるなどし、くれぐれも買い物には気を付けて下さい。

★平日の日中(午前10時から午後3時)に到着してください。
朝や夜は忙しく、疲れているために、突如訪れた方を上手にもてなすことができません。
また、夜になってからの到着は危険でもあります。
時間にはゆとりをもって旅をして下さい。
そして、土日・祝日は疲れ果てていてのんびり過ごしたいか、
私たちだって時間を自由に使いたいのです。
どうぞ、ご理解下さい。

★まずは、職場、すなわち、キラキラ学園のアンボセリロード・キャンパス(幼稚園 Kira Kira Nursery=ナマンガの街の中を走るアンボセリへ行く道路沿い)またはビリカ・キャンパス(小学校 Kira Kira Primary=ナマンガの街からナイロビ方向に6㎞の幹線道路沿い)を目指してください。
できるだけ、私たちが住んでいる家の訪問は避けてください。
公私のメリハリを付けるために、仕事場と住まいを分けているという事情をご理解下さい。
職場にいないときは、家で休んでいるか忙しくしているかだと、察していただきますようお願いいたします。
訪問の際には、1回の訪問(たとえ数分でも)または1泊2日につき、3000ケニア・シリング程度のご寄付をお願いいたします。(2泊3日ならば6000、3泊4日ならば9000が目安です)
お互い遠慮や気苦労のないように、ビジネスライクに過ごしましょう。
キラキラ・プロジェクトへの寄付と考えてください。
上記以外の寄付も大歓迎です。
ただし、事前に同意のない物品の寄贈はご遠慮ください。
利益をあげずにこども支援活動を続けていくのに必要なのは、まさに現金です。
限られた金額のより有意義な使い方を知っているのは他ならぬ私たちです。
しかし、物品となると、その品が必ずしも必要とは限りません。
従って、事前にメールなどで必要な物品の確認をしていただくよう、お願いいたします。

★原則として連続4泊以上の訪問はご遠慮下さい。
より長く滞在希望の場合はご相談ください。
逆にこちらから希望して長く滞在していただくこともあり得ます。
午後7時から午前6時までは、私たち関係者が同行しない外出は慎んでください。
夜間には治安の悪化や警察の厳しすぎる取り締まりなどがあり、トラブルの原因となり得ます。
そして、娯楽のない田舎の町ナマンガでは、夜は早く寝静まった方が賢明です。
朝早すぎても街が静寂すぎて良くありません。
ナマンガの人が生活しているように生活すべきであることをご理解ください。


相原 記


by kjkirakira | 2004-06-15 15:15 | 現地キラキラ 訪問