ケニアの大雨洪水被害拡大
2026年 03月 08日
ケニアは2月下旬より早々と大雨季に突入しました。
ケニアは1年で、雨季、乾季、雨季、乾季、と変化していきます。
乾季は、めったに雨が降らず、ほとんどの日が晴れている状態。
雨季は、晴れる日や時間帯よりも、雨の日や時間帯の方が多くなる状態。
例えば、乾季に、1か月くらい全然雨が降らなかったとします。
そして、1か月ぶりに曇り、雨がぱらつきます。
その後、2週間また雨が降らずに晴れが続きます。
そして、2週間ぶりに曇り、雨が2日間降ります。
その後、1週間くらい雨が降らずに晴れが続きます。
そして、1週間ぶりに曇り、今度は雨が3日間続きます。
こうして、段階を踏みながら、雨季に突入していくわけです。
雨季の終わり頃には晴れの日が多くなり、
だんだん雨の間隔が広がっていき、
ほぼ晴れだけの乾季に戻っていくのです。
この2月、いつもの徐々に雨の日が増えていくというパターンがあまりなく、
急に雨が降り始め、
その雨が途切れることなく毎日毎日降るようになっていきました。
毎日とはいえ、1日の中で小雨が6時間、大雨が2時間、
他の時間帯はだいたい曇っていて、晴れが2時間くらい、というパターンです。
ナマンガの私たちにも、その被害が出始めました。
2月下旬のある日、振り続く雨のために、予定していた屋外作業を2つ延期したまま現在に至ります。
3月のある日、車(トヨタ・ハリヤ―)がぬかるみにはまって動けなくなり、エンジンオイルに泥水が混ざってしまい、修理できないまま現在に至ります。
3月のつい先日、ビリカ・キャンパスに向かう最後の上り坂300mのでこぼこ道が、雨水による浸食によりますますでこぼこになり、ついに車両が通行不能になってしまいました。
ナイロビの水害も甚大化しつつあります。
その影響で、2月末にスクールバスがナイロビの修理工場に出かけた際に、屋外での修理作業が大幅に遅れ、予定していた修理を全て完結することができなくなりました。
車両整備の場合、上から降って来る雨もそうですが、それ以上に地面がぬかるんで海状態となると、車体の下にもぐる作業が難しくなってしまうのです。
ナイロビの水害で、既に何十人もの人たちが亡くなった、とのこと。
道路が冠水していて、ちょこっとだから大丈夫、と過信した運転手たちが、ことごとく車両ごと流されてしまうのだとか。
ケニアでは、1年の中で繰り返される、雨季、乾季、雨季、乾季、の中で、
「今回の雨季は雨が降らなかった」とか、
「今回の乾季は長引いている」とか言いながら嘆くパターンが多いです。
つまり、干ばつの被害により、恵みの雨が降らない状態が長びくと、
農作物や家畜が育たず、結果として国全体の経済が停滞してしまうのです。
よって、雨は祝福であり、歓迎されるべきものなのです。
しかし、最近は、恵みの雨、祝福の雨とならずに、
呪いの雨、殺人的な雨、となってしまうほどの大雨が頻発しています。
2019年11月、ナマンガでの大雨で、普段は川幅が3m程度しかないナマンガ川が、30mくらいに膨れ上がったことがありました。
2024年5月、雨季が長引き、全国各地で洪水の被害が拡大し、全国の学校で2学期の始業が2週間遅れました。
そして今回。
今回は、これまでのところ、2年前の2学期始業遅延のときをしのぐ勢いです。
あの、コロナ休暇が突然始まった2020年3月のように、突然「明日から学校は休み」という政府発表があってもおかしくないくらい。
ケニアの大雨、、、とはいえ、日本の雨に比べたらどうってことないんです。
大雨でも沈没しない首都東京、、、
その地下に張り巡らされる治水のための調水設備や地下神殿、脱帽です。
明日、キラキラの全校生徒の顔写真撮影を予定していたのですが、
雨が降ったらできなくなるし、いつ雨が始まるかもわからないし、
こういう仕事を今日半分、別の日に半分、とだらだらやっても疲れるだけなので、
雨が落ち着くまで延期するつもりです。
☆☆
下の記事、ナイロビだけではなく、Kajiado地域も、、、とあります。
ナマンガはそのKajiado県に属しています。
既に42人もの人が亡くなったんですね、、、
相原 記
by kjkirakira
| 2026-03-08 23:59
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