マサイビーズ購入会
2023年 03月 13日
マサイビーズの購入会を開催しました。
マサイビーズのアクセサリー(ネックレスやブレスレット)を、
キラキラっ子のお母さん、お祖母ちゃんたちから購入して、
それをその場でキラキラの学費として払ってもらう、というもの。
前回は2019年10月。
実に3年半ぶり!!!
この間、コロナで日本側の販売イベントがことごとく中止となり、
マサイビーズの仕入れをストップせざるを得なかったのです。
そしてこの間、
家計が苦しい家庭の子たちはキラキラを去って公立学校に転校していき、
その中にはマサイビーズの作製・販売でなりわいを得ていたお母さんたちも多く、
3年半ぶりの購入会のためにリストを作成したところ、
該当児童(小学2・3・4・5・6・8年生)はたったの10人になっていました。
購入会の1週間前に通知を出していたのですが、
マサイビーズのお母さんたちは、
最近はナマンガ国境での商売も不況(国境を通過する観光客や商人が激減している)であり、
商品をたくさん持っていると売れずに劣化してしまうということで、
手持ちの商品が少なかったため、
「さあコージ先生に売るためにどうしようか」と言いながら、
商品集めに四苦八苦していたようです。
お友だちなどからゆずってもらったりしながら、
必要な数の商品をそろえたそうです。
それでも、3年半ぶりの購入会であり、
普段ナマンガ国境で売買する数とは比べ物にならない数を売って学費を一気に払える機会であり、
お母さん方は大喜びしていました。
今回購入したのは2学期の学費分(各児5500シリング=6000円)、
および、8年生と6年生は、
保護者会で決議された朝夕の補習代の1学期分(1500シリング=1800円)と2学期分(同)でした。
キラキラ初期からいるメリーさんというお祖母ちゃん(テレビでインタビューに応えていた)からは、
親戚の孫たち4人分、合計28000シリング分(35000円分)も購入したのですよ!
今回の購入会では、
これまでの定番アイテムだった商品以外に、
いろいろと興味深い新作が出ており、
こうやってマサイビーズ市場も刻々と変化しているんだなあと実感しました。
(新作のお披露目は後日物が日本に着いてからのお楽しみ)
こうした購入会を通して、
貧困家庭の児童たちの教育、
その家計のサポート、
伝統文化の継承、
そして、日本の支援者さんたちとの交流を、
これからも維持・発展させていきたいです。
いろいろ
いろいろ
いろいろ
夕刻、園庭に残って遊んでいた女子たち(後列は2年生、前列はみな幼稚園児)に、
購入したてのアクセサリーを身に付けてもらいました。
相原 記
by kjkirakira
| 2023-03-13 22:45
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