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アフリカでのこども支援「キラキラ」+それを日本で後援「キラキラを支える会」


by kjkirakira

水の次は電気

水が人間社会の絶対的なインフラなら、
電気もそれに次ぐインフラです。

電気なしでも死ぬことはありませんが、
人間の生活の文化的な営みのためには電気の存在はどうしても必要です。

キラキラでは慢性的な教員不足を解消するために、
遠くから教員を呼び寄せることにしました。
その教員たちに必要なのは教員宿舎です。
それも、水が手に入り、トイレが近くにあり、電気があり、最低限安全な部屋が必要です。

そこで、しばらく使っていなかったビリカ・キャンパス(小学校)の中国製校舎を、
職員宿舎にすることにしました。
そのために、電気を通す工事を2日間かけて行いました。

ビリカ・キャンパス(小学校)で唯一電気を通している守衛宿舎から、
中国製校舎までの150mの直線の溝を掘り、
そこに電線を埋設して、
中国製校舎内も電線をはりめぐらせて電灯が灯り電気製品が使えるようにするのです。

灼熱の太陽の下で、
何とか2日間かけて150メートルの溝を掘り終え、
ちょっとした接続の具合で電灯が灯らなかった問題も解決し、
何とかこの工事を終えることができました。

あとは、ここに住むことになる教員の皆さん自身に掃除をしてもらったうえで、
宿舎として使用開始してもらうことになります。


灼熱です。
2日間の現場監督で、
私の皮膚も焼けて焼けて一気に真っ黒になりました。

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こんがらがった長い電線をほぐしてまっすぐにします。

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目標の中国製校舎(今後は教職員宿舎)は
三教室2019と屋外トイレ2017の後ろにある白壁、青い屋根の建物です。

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深さ30㎝、長さ150mの溝を掘っていきます。

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2日目、そろそろ掘り終えようとしているところ。

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金網のフェンスの下にトンネルを掘り、
電線を通し、
教職員宿舎のある敷地の方へ伸ばしていきます。

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溝に電線を埋設します。

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教職員宿舎の壁を電線が上っていきます。

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教職員宿舎のいちばん奥の部屋(もと3年生の教室)の一角に電気が入り、
そこから4部屋と1ホールに配線されていきます。

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全部屋の電灯が灯り、
全部屋で携帯電話の充電ができることを確認し、
外のセキュリティーライト(屋外灯)も灯り、
作業の完成です。

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相原 記


by kjkirakira | 2021-10-23 22:28 | 現地キラキラ ブログ Ke最新情報・記録