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アフリカでのこども支援「キラキラ」+それを日本で後援「キラキラを支える会」


by kjkirakira

銀行のサービス低下

ジャシンタ先生の納税者登録が、
大きな賃貸施設の持ち主であると間違った内容でなされていた問題が、
どうにかこうにか解決し、
賃貸に関して課税されないように訂正されました。

しかし、最後に課された賃貸を申告しなかったための罰金2000シリング(2000円)は、
この際だから払ってしまった方が良いと判断しました。
これさえ払ってしまえばクリーンになり、
あとはオンラインの確定申告その他の手続きも自力でできるようになるのです。

というわけで、
1.この賃貸に関する罰金2000円を払い、
2.先日払えなかった8月・9月分のキラキラ被雇用者たちの年金保険を払い、
3.銀行口座に振込まれて貯まっていたキラキラの学費の明細をもらうために、
地元の銀行に行ってきました。

1と2は難なくできました。
後で帰宅後、オンラインで確認すると、
どちらも払ったことになっていて安心しました。

ところが、3がちょっと想定外でした。
取引明細をもらうためには、
口座の3人の役員のうち2人の署名と身分証コピーが必要、とのこと。
前回は無料でジャシンタ先生だけでもらうことができたのに。

しかたなくいったん帰宅し、
ジャシンタ先生に署名をしてもらい、
ジャシンタ先生の身分証のコピーを取り、
再度銀行に戻りました。

そして、5分ほど待っている間に取引明細をもらうことができました。

帰宅し、口座に学費を振込んだ人たちの記録と、
今回銀行に発行してもらった取引明細を照らし合わせ、
間違いがないこと、過不足ないことを確認しました。

しかし、取引明細発行手数料として、
250円ほどが口座から引かれていました。
これは想定外でした。
もったいない出費だな、と思いました。

キラキラも私やジャシンタ先生個人も、
2010年にこの銀行に口座をもうけました。
その際の支店長とのやり取りで、
・海外(日本)からの送金がスムーズにできること
・リアルタイムの取引明細および残高をオンライン(インターネット)で確認できること
という条件がかなうことを確認し、
以来、スムーズな口座取引を営んできました。

とくに、キラキラの口座に学費を振込む人たちと金額が、
リアルタイムでオンラインでわかるということは重要で、便利でした。

しかし!
コロナで全国一斉の休校となった2020年、
そのオンラインの取引明細が全く表示されなくなってしまったのです。

銀行の相談窓口に行ってもらちがあかず…。
キラキラ口座のオンラインを申し込もうとしても条件が厳しすぎ…。

ジャシンタ先生の個人口座では、
携帯電話のオンラインは登録がうまくいったものの、
パソコンのオンラインは登録してもらえず。

私の個人口座では、
パソコンのオンラインは登録がうまくいったものの、
携帯電話のオンラインは登録してもらえず。

ちなみに、最近はATMでカードも使えなくなり…。

口座を開設した2010年頃は、
銀行員も礼儀正しくシステムも簡便で、
良好なサービスを謳歌していたのに、
この頃は明らかなサービス低下、
国民の財布を一手に牛耳る銀行の怠慢が見え見えです。

さて、キラキラ口座への学費振込は、
オンラインでリアルタイムで表示されないのなら正直全く意味がありません。

保護者たちにはできる限り現金またはMpesa(携帯電話の送金サービス)を使うよう、
銀行口座には振込まないよう促しています。
しかし、保護者の中には銀行口座が好きな人たちが一定数いて困っています。
Mpesaは信頼できないが、銀行なら信頼できる、とのこと。
実際はその逆なのですが…。

今後もキラキラの保護者たちに銀行口座を使わないようにさらにプッシュし、
できるだけ取引明細をもらいに行かないようにし、
何とかこの口座の利用を最小限に留めておきたいものです。


相原 記


by kjkirakira | 2021-10-21 19:49 | 現地キラキラ ブログ Ke最新情報・記録