年度終了日①
2018年 10月 25日
2018年10月25日(木)
キラキラ学園の年度終了日は、
いつものように幼稚園児たちも小学生たちも
全員がアンボセリロード・キャンパスに集結してイベントとなりました。
しかし、早朝から雨がやむことなく、
ずっとずっとずっと屋内で過ごすことを余儀なくされました。
6時半頃に雨がやんでいたときに
イベントの準備を始めようとして屋外に出した机やテーブルは雨で水浸し。
外は雨、中に入っても寒く、厚手の上着を着こんでも震えるほど。
ケニアの暑さも寒さもさほどではないのですが、
急激な天候変化、気温変化で身体はしょっちゅう悲鳴を上げます。
数日前までは熱中症になるくらいの暑さだったのに、
そして、また数日後はその暑さに逆戻りするであろうに。
この日に予定していたイベントのいくつかはキャンセルされ、
いくつかは非常に短時間で簡単に終わらせました。
ただ、今年に建てたばかりの新教室のおかげで、
園児・児童全員が屋内で雨をしのぐことができました。
雨が少し小降りになると外に出て、
大振りになると室内に戻るという繰り返しで、
午前中はほとんどなにもできず。
ただ、午前の最後に、
何とかかんとか全員を一堂に集め、
簡単なお誕生会を開催することができました。
11月生まれさんたち
ちなみに私も11月。
12月生まれさんたち
幼稚園児たちは新年少組の教室に全員が介して昼食をとります。
夕礼をする15時頃には雨があがっていました。
特別支援児のエマニュエルくん(左)とその級友(右)が、
彼らのAIC小学校の年度終了日を終えて訪ねて来ました。
ジャシンタ先生を囲んでの写真。
このエマニュエルくんは現在7年生ですが、
今のキラキラ5年生たちにとってはかつてのクラスメート。
みな再会に大喜びでした。
そして、16時のPTA会合のために、
1時間も早くから集まっていた保護者の皆さんの前で、
各学年の出し物を披露することができました。
これは年少さんたち。
年長さんたち
保護者の皆さんにとっても、
こどもたちの出し物を見るのは案外楽しいようです。
1年生たちは劇を演じます。
先生役がヒカリさん、他はみんな児童たち。
右後ろで控えているのは、
児童たちの帰宅を家で罵声をもって迎えることになる
酒のみのおやじを演じるテオフィラスくん。
ソマリ族の歌を披露する1年生女子3人、
左より、イフラさん、ヒカリさん、サミアさん。
ソマリ族は、隣国ソマリアの一大部族であると同時に、
ジブチ、エチオピア、ケニアなどにも多く暮らしています。
ほとんどがイスラム教徒であり、
ご覧の黒い布で身体を覆うのが定番です。
ここに何故日本人のヒカリさんが?
肌の色が薄いヒカリさんは、
時々道でソマリ人か?と尋ねられるくらいなので、
ちょうど良いのかもしれません。
歌の後で、この3人は、
体操(アクロバット)を披露しました。
イフラさんは生まれつき左前腕がないにもかかわらず、
右ひじを折り曲げることで逆立ちなどもできるのですよ!
3年生たちの出し物。
出し物の披露が終わり、
私から年間無欠席者たち(4・5年生を除く)への表彰としてTシャツをプレゼント。
そして、雨がまたぱらついてきたために、
大急ぎでPTA会合を開始し、
10分かからず大急ぎで終了させ、
あとは各学年に分かれ、
通知票を手渡し、
あっという間にこの日の一連のイベントが終了しました。
雨で振り回された1日。
しかし、このように全てが予定通りに行かないという経験も貴重です。
この日を最後に、黙って転校していく児童・園児も何人かいることでしょう。
状況が変わって教職員としての出勤がこの日で最後となる人もいることでしょう。
そして、長い人生の中で、もう二度と会わない、という人もいるに違いありません。
それにしてはあっけない今年度の幕切れでしたが、
それはイベントという有形なものではなく、
私の心の中、各自の心の中でかみしめていくものではないでしょうか。
相原 記
キラキラ学園の年度終了日は、
いつものように幼稚園児たちも小学生たちも
全員がアンボセリロード・キャンパスに集結してイベントとなりました。
しかし、早朝から雨がやむことなく、
ずっとずっとずっと屋内で過ごすことを余儀なくされました。
6時半頃に雨がやんでいたときに
イベントの準備を始めようとして屋外に出した机やテーブルは雨で水浸し。
外は雨、中に入っても寒く、厚手の上着を着こんでも震えるほど。
ケニアの暑さも寒さもさほどではないのですが、
急激な天候変化、気温変化で身体はしょっちゅう悲鳴を上げます。
数日前までは熱中症になるくらいの暑さだったのに、
そして、また数日後はその暑さに逆戻りするであろうに。
この日に予定していたイベントのいくつかはキャンセルされ、
いくつかは非常に短時間で簡単に終わらせました。
ただ、今年に建てたばかりの新教室のおかげで、
園児・児童全員が屋内で雨をしのぐことができました。
雨が少し小降りになると外に出て、
大振りになると室内に戻るという繰り返しで、
午前中はほとんどなにもできず。
ただ、午前の最後に、
何とかかんとか全員を一堂に集め、
簡単なお誕生会を開催することができました。
11月生まれさんたち
ちなみに私も11月。
12月生まれさんたち
幼稚園児たちは新年少組の教室に全員が介して昼食をとります。
夕礼をする15時頃には雨があがっていました。
特別支援児のエマニュエルくん(左)とその級友(右)が、
彼らのAIC小学校の年度終了日を終えて訪ねて来ました。
ジャシンタ先生を囲んでの写真。
このエマニュエルくんは現在7年生ですが、
今のキラキラ5年生たちにとってはかつてのクラスメート。
みな再会に大喜びでした。
そして、16時のPTA会合のために、
1時間も早くから集まっていた保護者の皆さんの前で、
各学年の出し物を披露することができました。
これは年少さんたち。
年長さんたち
保護者の皆さんにとっても、
こどもたちの出し物を見るのは案外楽しいようです。
1年生たちは劇を演じます。
先生役がヒカリさん、他はみんな児童たち。
右後ろで控えているのは、
児童たちの帰宅を家で罵声をもって迎えることになる
酒のみのおやじを演じるテオフィラスくん。
ソマリ族の歌を披露する1年生女子3人、
左より、イフラさん、ヒカリさん、サミアさん。
ソマリ族は、隣国ソマリアの一大部族であると同時に、
ジブチ、エチオピア、ケニアなどにも多く暮らしています。
ほとんどがイスラム教徒であり、
ご覧の黒い布で身体を覆うのが定番です。
ここに何故日本人のヒカリさんが?
肌の色が薄いヒカリさんは、
時々道でソマリ人か?と尋ねられるくらいなので、
ちょうど良いのかもしれません。
歌の後で、この3人は、
体操(アクロバット)を披露しました。
イフラさんは生まれつき左前腕がないにもかかわらず、
右ひじを折り曲げることで逆立ちなどもできるのですよ!
3年生たちの出し物。
出し物の披露が終わり、
私から年間無欠席者たち(4・5年生を除く)への表彰としてTシャツをプレゼント。
そして、雨がまたぱらついてきたために、
大急ぎでPTA会合を開始し、
10分かからず大急ぎで終了させ、
あとは各学年に分かれ、
通知票を手渡し、
あっという間にこの日の一連のイベントが終了しました。
雨で振り回された1日。
しかし、このように全てが予定通りに行かないという経験も貴重です。
この日を最後に、黙って転校していく児童・園児も何人かいることでしょう。
状況が変わって教職員としての出勤がこの日で最後となる人もいることでしょう。
そして、長い人生の中で、もう二度と会わない、という人もいるに違いありません。
それにしてはあっけない今年度の幕切れでしたが、
それはイベントという有形なものではなく、
私の心の中、各自の心の中でかみしめていくものではないでしょうか。
相原 記
by kjkirakira
| 2018-10-25 20:22
| ブログ 現地キラキラ