陸上競技ケニア代表への道
2018年 03月 21日
ケニアの小学校では、
毎年3月に陸上競技会が催されます。
キラキラでは、それを見込んで、
去る2月16日に校内陸上競技会(運動会)を既に開催し、
それ以降も選手たち(各部門で秀でた児童たち)のトレーニングを続けて来ました。
3月19日、
公立ナマンガ小学校のグランドを会場に、
ナマンガ町内の学校代表たちが集い、
町内予選が開かれました。
キラキラからは、30人余が参戦!
午後からは3~5年生全員が応援にかけつけました。
この町内予選は、
ナマンガにある10校ほどが集まり、
秀でた児童を上のレベルの大会に送り込むことに加え、
学校の対抗戦でもあり、応援もヒートアップします。
キラキラは最高学年が今年は5年生までなので、
キラキラの選手たちは5年生、4年生、3年生。
他校は8年生や7年生たちが主に参戦します。
しかも、留年などが多いので、
8年生になると20歳前後の児童が多くいます。
しかし!!!!
キラキラは、学校対抗で何と、堂々の4位!!!!
上の3校はナマンガにある3つの公立小学校。
すなわち、ナマンガ小学校、AIC小学校、ビリカ小学校。
これらの公立小学校の児童数はそれぞれ1000人超、800人超、500人超です。
キラキラは300人、他の私立校は多くても500人、少ないと100人程度。
母集団が大きい公立小学校では、
トップレベルの選手たちのレベルが秀でる確率も高く、
上位を占めるのは納得です。
キラキラは、私立の中では1位。
最高学年が5年生であるにもかかわらず。
これは、たいしたものだと思います。
陸上競技会の直前だけでなく、
年間を通して体育の時間に走り込んでいるキラキラ。
ケニアの学校では学業の成績優秀者が讃えられるのが常ですが、
それに加え、児童それぞれの違った才能を見出しほめて伸ばす努力をしているキラキラ。
児童たち自身も、手っ取り早くスポーツを頑張るようになり、
夕方家の近くで自主練などをしている児童もいるほどです。
この、公立3校に次いで堂々の4位という結果も、
ある意味予想できたことではあるかもしれません。
この日、この大会で活躍して、
次の上のレベルの大会に臨む選手たちが選出されました。
キラキラからも12人ほど選ばれました。
翌3月20日、
この12人たちはナマンガ小学校のグランドで、
他校の選手たちと一緒に練習を行いました。
リレーのバトンの受け渡しや、
競歩で走ったり跳んだりせずに速く歩く方法、などなど。
翌3月21日、
この12人たちは、他校の選手たちと一緒にキラキラのスクールバスに乗って、
15㎞離れたマイリティサというところで開催される
地区大会に参戦するために出かけていきました。
何故キラキラのスクールバス?
公立学校はバスがなく、
他の私立学校は選手が少ないこともあり、
自然な成り行きでキラキラのスクールバスが交通手段となったのです。
もちろん、各学校の分担金から、
スクールバスの燃料費は賄われました。
その地区大会では、
キラキラ選手たちはもちろん、
ナマンガ町の選手たちは惨敗でした。
田舎のこどもたちに比べ、
町のこどもたちは歩かないし運動をしませんから、
当然の結果と言えるでしょう。
その翌々日、郡レベルの大会に、
キラキラの校長アレックス先生が選ばれて、
審判員として、さらに、いろいろ学ぶために、
出かけて行きました。
こうやって、1日おきくらいのペースで、
上へ、上へと昇っていき、
4月には全国大会があり、
そこで世界ジュニア選手権に出場する選手が選抜される、とのこと。
残念ながら、カメラの充電や受け渡しミスにより、
また、他校の児童たちや部外者たちに気を遣って、
撮影はこの1枚にとどまりました。
キラキラ選手12人中の5人です。
バスの中には他校の選手たちも乗っています。
相原 記
毎年3月に陸上競技会が催されます。
キラキラでは、それを見込んで、
去る2月16日に校内陸上競技会(運動会)を既に開催し、
それ以降も選手たち(各部門で秀でた児童たち)のトレーニングを続けて来ました。
3月19日、
公立ナマンガ小学校のグランドを会場に、
ナマンガ町内の学校代表たちが集い、
町内予選が開かれました。
キラキラからは、30人余が参戦!
午後からは3~5年生全員が応援にかけつけました。
この町内予選は、
ナマンガにある10校ほどが集まり、
秀でた児童を上のレベルの大会に送り込むことに加え、
学校の対抗戦でもあり、応援もヒートアップします。
キラキラは最高学年が今年は5年生までなので、
キラキラの選手たちは5年生、4年生、3年生。
他校は8年生や7年生たちが主に参戦します。
しかも、留年などが多いので、
8年生になると20歳前後の児童が多くいます。
しかし!!!!
キラキラは、学校対抗で何と、堂々の4位!!!!
上の3校はナマンガにある3つの公立小学校。
すなわち、ナマンガ小学校、AIC小学校、ビリカ小学校。
これらの公立小学校の児童数はそれぞれ1000人超、800人超、500人超です。
キラキラは300人、他の私立校は多くても500人、少ないと100人程度。
母集団が大きい公立小学校では、
トップレベルの選手たちのレベルが秀でる確率も高く、
上位を占めるのは納得です。
キラキラは、私立の中では1位。
最高学年が5年生であるにもかかわらず。
これは、たいしたものだと思います。
陸上競技会の直前だけでなく、
年間を通して体育の時間に走り込んでいるキラキラ。
ケニアの学校では学業の成績優秀者が讃えられるのが常ですが、
それに加え、児童それぞれの違った才能を見出しほめて伸ばす努力をしているキラキラ。
児童たち自身も、手っ取り早くスポーツを頑張るようになり、
夕方家の近くで自主練などをしている児童もいるほどです。
この、公立3校に次いで堂々の4位という結果も、
ある意味予想できたことではあるかもしれません。
この日、この大会で活躍して、
次の上のレベルの大会に臨む選手たちが選出されました。
キラキラからも12人ほど選ばれました。
翌3月20日、
この12人たちはナマンガ小学校のグランドで、
他校の選手たちと一緒に練習を行いました。
リレーのバトンの受け渡しや、
競歩で走ったり跳んだりせずに速く歩く方法、などなど。
翌3月21日、
この12人たちは、他校の選手たちと一緒にキラキラのスクールバスに乗って、
15㎞離れたマイリティサというところで開催される
地区大会に参戦するために出かけていきました。
何故キラキラのスクールバス?
公立学校はバスがなく、
他の私立学校は選手が少ないこともあり、
自然な成り行きでキラキラのスクールバスが交通手段となったのです。
もちろん、各学校の分担金から、
スクールバスの燃料費は賄われました。
その地区大会では、
キラキラ選手たちはもちろん、
ナマンガ町の選手たちは惨敗でした。
田舎のこどもたちに比べ、
町のこどもたちは歩かないし運動をしませんから、
当然の結果と言えるでしょう。
その翌々日、郡レベルの大会に、
キラキラの校長アレックス先生が選ばれて、
審判員として、さらに、いろいろ学ぶために、
出かけて行きました。
こうやって、1日おきくらいのペースで、
上へ、上へと昇っていき、
4月には全国大会があり、
そこで世界ジュニア選手権に出場する選手が選抜される、とのこと。
残念ながら、カメラの充電や受け渡しミスにより、
また、他校の児童たちや部外者たちに気を遣って、
撮影はこの1枚にとどまりました。
キラキラ選手12人中の5人です。
バスの中には他校の選手たちも乗っています。
相原 記
by kjkirakira
| 2018-03-21 23:33
| ブログ 現地キラキラ