アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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土曜に脳と心を刺激する

キラキラ土曜補習教室ですが、
毎回参加者が増えつつあります。

これまでは、給食を用意する都合と、
少人数精鋭でやりたいという思いから、
いろいろとやり繰りして人数を制限してきました。

しかし、当面は土曜の給食をお休みし、
久しぶりゆえに誰が本当に補習の訓練にふさわしいか見極めていくために、
人数制限を緩くしながら受け入れていく方針を取ることにしました。

というわけで、今回の土曜補習教室の参加は計19名。

こどもたちに対し、新たな3つのねらいを明らかにしました。
①脳(暗記)をフルに活用する
②脳(思考)をフルに活用する
③心をフルに活用する

①は、小学校在学児の年齢は、
脳が丸暗記に最も適した時期であることから、
一生もんの知識を今のうちに身につけておこう!というねらいです。
覚える時点では脳を使いますが、
覚えてしまえば身体で覚えている状態、もはや知識ではなく血や肉にしてしまうのが理想です。
同時に、忘れてしまってもそれを自ら引き出せるように脳の下地をつくっておくことも重要です。

②は、一生懸命脳を刺激して試行錯誤しようということです。
仮に、1から20までの数字は舌が覚えていて脳を使わないでもすらすら唱えることができますが、
逆に20から1まで下ってくるとなると、脳を使いながら一生懸命唱えなければなりません。
算数の応用問題などに論理的に取り組むくせを低学年のうちからつけておくべきでもあります。
簡単な作文(日記など)を書くにも脳を使います。
絵を描くのも脳を使います。
創作活動も、想像以上に数学的で、脳を刺激します。
音楽も、いろいろな合唱(輪唱したり、男子はドレミで女子は歌詞で歌う、など)をすることで、脳を刺激します。
何でも自分の言葉で「説明」させることによって脳がかなり動きます。

③は、心の部分、情緒とか、愛とか、礼儀とか、そういう問題です。
何か言われたら必ず返事(はい、ありがとう、ごめんなさい、他)を言い返すことは大事です。
ただ「ありがとう」を条件反射的に言うのではなく、心をこめなければ意味がありません。
ポケットに手を入れたまま「ありがとう」と言っても心はこもりません。
先生に呼びかけられた時、先生が立っていたら、自分も立って応じるべきです。
2枚だけプリントがあり、それを必要としている児童が5人いる場合、自分たちで都合して席順を変えたりして対応すべきです。
19人が4グループに分かれるとき、5・5・5・4人になるように、それぞれにリーダー的上級生がいるように、自分たちで都合つけて対処すべきです。
課題がなかなかできない子がいたら、放っておいたり、馬鹿にしたりせず、助けてあげるべきです。
他の子が苦労した末に課題を達成したら、自分のことのように喜んであげるべきです。

残念ながら、ケニアの教育現場で、これら3つを前面に押し出して徹底的に頑張っている様子は見たことがありません。
どの先生も、学科の課程をクリアしていくのに夢中で、余計なことを言わないししないのです。
ですので、キラキラ土曜補習教室に来るこどもたちが、学科の内容ではなく、私からこういった抽象的な指導を受けるのは、かなり新鮮で刺激的で面白いのかもしれません。

ここ10年間のケニアの教育の普及や発展はやり方を間違えた、
ゆえに、今現在のケニア社会が混乱している、ということは、
ケニア政府自身、および、私たちの共通の見解であります。

教育は、
単に高得点を取って競争しあうものでもなく、
単に出世や金儲けの道具なのではなく、
生涯を通して楽しむもの、
実生活に応用していくもの、
愛をもって助け合うものであるべきなのです。

そう言う意味で、
①暗記して血や肉となった知識
②試行錯誤を繰り返して脳を動かす習慣
③心の成熟
を、これからも土曜補習教室を中心に取り組んでいきたいです。


ミスター・キラキラことジョゴーくんは、
土曜日に、多くの上級生たちと、そして、多くの下級生たちと、
サッカーなどの遊びを繰り返してきました。

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これまでは、教わった歌しか演奏できない子ばかりでしたが、
ノゾミさんは日本の小学校での音楽の授業で脳が刺激され、
自ら音を探して次々に違う歌を演奏できるようになりつつあります。

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キラキラ学園幼稚園および1年生合同のお誕生会で使用する
折り紙のネックレスづくりをしました。
年間で150超のネックレスが必要ですが、
この日は48個を作成しました。
残りは後日、1・2年生の創作の時間に作らせます。
その際に、この土曜補習教室のメンバーたちが、
周りのこどもたちに指導できるようになるのです。

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今週もお疲れさま!
さあ、これから家に帰って、
制服を洗濯したり、靴を洗ったり、遊んだり、
良い週末を過ごし、
月曜にまた元気に会いましょう!

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相原 記


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by kjkirakira | 2018-01-27 20:09 | 現地で 補習教室・他