建設予定地の測量
2015年 02月 06日
保育園・小学校合同のお誕生会の途中で抜けて、
車で大急ぎで駆けつけたのは、
ナマンガの街から6㎞離れたところにある、
キラキラ小学校本校舎建設予定地。
ここで、測量士さんと待ち合わせていたのです。
しっかりと、土地の区画を確認するために。
建設予定地である8エーカーと、
それに隣接する9エーカーと、
250メートル×400メートルの広大な傾斜地を、
あちこちぐるぐる歩き回りながら、
ここはこうだ、あそこはどうだと言いながら、
角を少しずつ確定させていきました。
測量士が持っていた道具は、
どんなにじぐざぐに歩いても、
どんなに土地が傾斜していて端から端が見渡せなくても、
とにかく空間的に一直線上の2点の距離がわかるというものです。
これがGPSというもの?
私がなが~い巻尺で測った結果と、
ほぼ同じ結果が出てほっとしました。
小学生、中学生の皆さんへ、朗報!
中学3年くらいまでの数学をしっかりやっておけば、
素人でも測量くらいできそうです!
しかし、ケニアの数学の授業は、
試験問題を解くという目的に特化しており、
実際の応用面でかなり劣ります。
高校で優秀な成績を維持する少年すら、
測量などのアイデアはさっぱり浮かばないのです。
土地の測量データは、
残念ながら第三者が見ても完璧にわかるようにはなっておらず、
距離の誤差や測量士それぞれの癖もあり、
一部、納得できない部分もありました。
情報不足で正確な位置を確定できなかった箇所もありました。
しかし、概ね、今回の建設に支障はなさそうです。
新たに設置したビーコンです。
セメントで固めます。
土地の角を明確に示します。
ビーコンの周囲の写真を撮っておきます。
8年前に撮ったビーコンの周囲の写真が、
今回も測量時に役に立ちました。
(赤土の小さな小山はアリ塚です)
草刈り隊の仕事も着々と進んでいます。
少しだけ南半球のここナマンガは、
今が夏の真っ盛りで、
暑くて乾燥しています。
切るのが大変な枯れ木は、
燃やしてしまうという手法もあります。
この煙は、もしかしたら、
ナマンガの市街地からかすかに見えるかもしれません。
夕方には、うちの娘たちも、
園服のままでやって来ました。
左がノゾミさん(年長)、
右がヒカリさん(年少)です。
テレビ東京とTBSで、
私が立っていた岩のところです。
何となく、「風の上に立つライオン」的かな?
こちらは、義弟のユスフくんが運転するトヨタ・プラッツです。
これに乗って、今日はナマンガ市街地と建設予定地を往復しました。
次のステップは、
教育省のガイドラインなどを確認したうえで、
設計士を呼んで、教室やトイレなどの配置を決め、
政府認可の設計図を手配することです。
一つ一つがなかなか一筋縄にはいきませんが、
とにかく、わくわくです。
相原 記
車で大急ぎで駆けつけたのは、
ナマンガの街から6㎞離れたところにある、
キラキラ小学校本校舎建設予定地。
ここで、測量士さんと待ち合わせていたのです。
しっかりと、土地の区画を確認するために。
建設予定地である8エーカーと、
それに隣接する9エーカーと、
250メートル×400メートルの広大な傾斜地を、
あちこちぐるぐる歩き回りながら、
ここはこうだ、あそこはどうだと言いながら、
角を少しずつ確定させていきました。
測量士が持っていた道具は、
どんなにじぐざぐに歩いても、
どんなに土地が傾斜していて端から端が見渡せなくても、
とにかく空間的に一直線上の2点の距離がわかるというものです。
これがGPSというもの?
私がなが~い巻尺で測った結果と、
ほぼ同じ結果が出てほっとしました。
小学生、中学生の皆さんへ、朗報!
中学3年くらいまでの数学をしっかりやっておけば、
素人でも測量くらいできそうです!
しかし、ケニアの数学の授業は、
試験問題を解くという目的に特化しており、
実際の応用面でかなり劣ります。
高校で優秀な成績を維持する少年すら、
測量などのアイデアはさっぱり浮かばないのです。
土地の測量データは、
残念ながら第三者が見ても完璧にわかるようにはなっておらず、
距離の誤差や測量士それぞれの癖もあり、
一部、納得できない部分もありました。
情報不足で正確な位置を確定できなかった箇所もありました。
しかし、概ね、今回の建設に支障はなさそうです。
新たに設置したビーコンです。
セメントで固めます。
土地の角を明確に示します。
ビーコンの周囲の写真を撮っておきます。
8年前に撮ったビーコンの周囲の写真が、
今回も測量時に役に立ちました。
(赤土の小さな小山はアリ塚です)
草刈り隊の仕事も着々と進んでいます。
少しだけ南半球のここナマンガは、
今が夏の真っ盛りで、
暑くて乾燥しています。
切るのが大変な枯れ木は、
燃やしてしまうという手法もあります。
この煙は、もしかしたら、
ナマンガの市街地からかすかに見えるかもしれません。
夕方には、うちの娘たちも、
園服のままでやって来ました。
左がノゾミさん(年長)、
右がヒカリさん(年少)です。
テレビ東京とTBSで、
私が立っていた岩のところです。
何となく、「風の上に立つライオン」的かな?
こちらは、義弟のユスフくんが運転するトヨタ・プラッツです。
これに乗って、今日はナマンガ市街地と建設予定地を往復しました。
次のステップは、
教育省のガイドラインなどを確認したうえで、
設計士を呼んで、教室やトイレなどの配置を決め、
政府認可の設計図を手配することです。
一つ一つがなかなか一筋縄にはいきませんが、
とにかく、わくわくです。
相原 記
by kjkirakira
| 2015-02-06 23:43
| ブログ 現地キラキラ