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アフリカでのこども支援「キラキラ」+それを日本で後援「キラキラを支える会」


by kjkirakira

ナイロビの交通渋滞、など

ケニアの12月は、
12日、独立記念日、
25日、クリスマス、
1月1日、正月、
と、祝祭が続きます。

日本同様に、この時期は、
実家に帰省したり、
1年で唯一のぜいたくをするために旅行したりショッピングしたりで、
ケニア中が混み合い、忙しくなります。

そんな最中、先日家族みんなで、
義弟の運転する車で、
ナイロビに出かけました。

まず、ナマンガからナイロビ寄りに70㎞、
ビシルの街中で車のメンテナンスをしていた時に、
私たちに近寄って来る女の子発見。
何と、来年度キラキラ小学校入学予定のヒルダさん。

ヒルダさんは、
ビシルの幼稚園を卒園した後、
家族や親戚の都合で、
小学校入学からはナマンガに引っ越して来て、
お祖母ちゃんと暮らしていくことになっているのです。
そのため、キラキラ小学校の入学手続き2日目には、
しっかりとナマンガにやって来て、
お祖母ちゃんに連れられてキラキラの入学を確定させていたのです。

そのヒルダさんは、12月の休暇中は、
ビシルのおばさんたちと一緒に過ごしている様子。
そのおばさんが経営する食堂で、
うちのノゾミとヒカリは朝ごはんを食べました。

ナイロビに近付き、
最近できた環状道路へ。
環状道路やバイパスがなかった頃は、
ナイロビの反対側に用事があるときは、
必ずナイロビ市街地を通り抜けて行かなければならなかったのですが、
環状道路ができたおかげで、
ナイロビ市街地の交通渋滞を回避して、
ぐるっと回ってナイロビの反対側に到達することができます。

初めて通る環状道路。
ナイロビの市域の辺縁を行くため、
渋滞でのろのろになることもなく、
とっても快適。
大統領の広大な私有地が続く、続く。

ティカロードに達し、そこで左折し、
徐々にナイロビ市街地へ近づき、
徐々に交通量も増えていきます。
窓外の景色の中にも、
徐々に建物や人が増えていきます。

そして、その日の第一目標の警察本部。
ここで、私の永住ビザ申請の際に必要な、
グッドコンダクト、つまり、
過去に犯罪などをしたことがない証明書を申請するのが目的です。

グッドコンダクトの申請は、
簡単だという噂と複雑だという噂があり、
心の準備と覚悟をして行きました。

しかし、あっけなく40分程度で申請終了。
流れ作業に乗って、
「あんた、スワヒリ語が上手だな」などと係員の人たちに言われながら、
ストレスもなく、スムーズに。
2週間後に、取得のために再来しなければなりませんが。

ナイロビ市街地のやや北部にある警察本部を出て、
いよいよ今から市街地へ向かおうと、
ティカロード、そして、ムランガロードを車で走っていました。
案の定、交通渋滞で立ち止まりながら。

ここで、車両トラブル。
ラジエーターの温度が上がりすぎて、
運転続行不能になってしまったのです。

持って来ていた飲み水のほとんどをラジエーターにかけて、
しばらくエンジンを切って、交通渋滞の真っただ中に停車させ、
とりあえず冷やし、
辛うじてエンジンを入れ、
枝道に入り、ガソリンスタンドに緊急避難しました。

ああ、あと少しで市街地だったのに。
ナイロビ川を渡るまで、本当にあと少しだったのに。

結局、市街地で予定していた3軒ほどの買い物はキャンセルし、
ナイロビ南東部の工業地帯にある自動車部品を扱うお店でしっかり修理した後、
ナイロビを離れて南下。
ナイロビから30㎞南部のキテンゲラ(先日テレビに出た荒川さんのプロジェクトがある)へ。
そこのショッピングセンターに入りました。

ナイロビ市街地より高めの値段で小学校用の教科書を何冊か購入。
それから、キラキラ本部の宿泊施設用の備品などを購入。

夜には無事にナマンガの家にたどり着きました。

ナイロビの交通渋滞は増悪の一方。
道路だけでなく、あらゆる役所やお店でも、
行列は長くなる一方。

環状道路やバイパス道路なども増設されているし、
役所やお店でのサービスも向上している一方で、
それに勝る勢いで、人口増や車両の増加が起こっているのです。

ついこの間も、
ナイロビ市街地へ入る手前の15㎞を4時間もかかるという大渋滞に遭い、
その日の用事を断念したばかりです。

かつては、
インターネットはナイロビで、
ATMでお金を下ろすのもナイロビで、
生活用品を含め、あらゆる大きな買い物をナイロビでしていたのに比べ、
今では、
インターネットは自宅で、
銀行もナマンガで、
主な買い物はナマンガで、
あるいは、ナイロビからの通信販売(専門の人に依頼してナマンガまで配達してもらう)で、
できるようになって、
ナイロビ行の負担は大幅に軽減されてきました。

それでも、いまだに、
一部の買い物はナイロビ市街地でないとできないし、
役所関係のほとんどがナイロビ市街地でないとできないのです。

しかし、私は、
大都市ナイロビで暮らすメリット以上に、
適度に大きい田舎町ナマンガで暮らすメリットを重視し、
これからもナマンガで生きてまいります。

日本の皆さま、
年末年始の帰省ラッシュや喧騒に悪影響を被ることのなく、
快適にお過ごし下さいますように。


相原 記


by kjkirakira | 2014-12-17 19:42 | ブログ 現地キラキラ