8月休暇中の小建設
2014年 08月 13日
ケニアの学校は3学期制。
スケジュールはわかりやすく、
1学期:1~3月
2学期:5~7月
3学期:9~11月
それぞれの学期の後には、
1か月ずつの休暇があります。
現在築10年のキラキラ保育園は、
少しずつ修繕しながら、
20年間の使用を目指しています。
昨年の8月休暇中に、
教室の床などなど、
大々的な修繕工事をしましたが、
今回の8月休暇中に、
屋外トイレの4つのドアを全て、
金属製のものに取り換える工事を行いました。
まずは、10年間使ってきた材木のドアを外します。
虫に食われたり、湿気で曲がったりした材木を、
「10年間よく頑張ったね」と感謝をこめて再利用に回します。
次いで、金属のドアの設置。
その後に、ドアの左右上下の壁に
しっかりとモルタルを施します。
これが意外に難航しました。
というのは、10年経った土レンガが、
材木のドアを外した際にぼろぼろと壊れ落ちて、
隙間がかなり空いてしまい、
隙間を埋めるためにセメントも労働もかなり必要になったから。
今回の小建設は、
園児マーティン君のお父さんと私の二人三脚状態。
しかし、この作業だけは熟練した職人に依頼することに。
幸い、「待ってました」とばかりに飛んで来た職人が、
数時間できれいに仕上げてくれました。
そして、キラキラ本部とキラキラ小学校(仮校舎)の方の、
道路に面した側のフェンスづくりにかかりました。
本部と小学校は、
旧来のアンボセリロードと、
新しくできたバイパス道路との交点にあり、
このバイパス道路に面した部分の、
道路と土地との境界がよくわからず、
昨年の建設時にはフェンスを設置できずにおり、
当面の策としてとげとげのある枝を切って、
茨で囲っておいたのです。
しかし、茨にも限界があり、
放牧の山羊などが盛んに侵入し、
せっかく植えた果物の木の苗木を食べてしまったり、
追い出すのが大変だったりしていました。
この度ようやく道路と土地との境界線が判明し、
やっとフェンスを設置できるようになったのです。
杭に鉄条網の針金を釘で固定する際には、
数時間で100本もの釘を金槌で打ち付け、
右手に金槌の、左手に釘の感触が残ったまま夜を迎えました。
鉄条網の作業は、
針金で皮膚をひっかいたり、
時には少し流血したりと、
体力の消耗はさほどではないとしても、
かなり神経を使います。
マーティン君のお父さんと、ジャシンタ先生。
年長組のマーティンくん。
働いているお父さんのそばで、
せっせせっせとお手伝いしようと頑張ってくれました。
3日間で、
保育園のトイレの4つのドアと、
本部・小学校の道路側のフェンスと、
ほぼ仕上げることができました。
来年から始まる小学校(本校舎)建設のための準備も、
少しずつ、少しずつ、進めております。
K.A.記
スケジュールはわかりやすく、
1学期:1~3月
2学期:5~7月
3学期:9~11月
それぞれの学期の後には、
1か月ずつの休暇があります。
現在築10年のキラキラ保育園は、
少しずつ修繕しながら、
20年間の使用を目指しています。
昨年の8月休暇中に、
教室の床などなど、
大々的な修繕工事をしましたが、
今回の8月休暇中に、
屋外トイレの4つのドアを全て、
金属製のものに取り換える工事を行いました。
まずは、10年間使ってきた材木のドアを外します。
虫に食われたり、湿気で曲がったりした材木を、
「10年間よく頑張ったね」と感謝をこめて再利用に回します。
次いで、金属のドアの設置。
その後に、ドアの左右上下の壁に
しっかりとモルタルを施します。
これが意外に難航しました。
というのは、10年経った土レンガが、
材木のドアを外した際にぼろぼろと壊れ落ちて、
隙間がかなり空いてしまい、
隙間を埋めるためにセメントも労働もかなり必要になったから。
今回の小建設は、
園児マーティン君のお父さんと私の二人三脚状態。
しかし、この作業だけは熟練した職人に依頼することに。
幸い、「待ってました」とばかりに飛んで来た職人が、
数時間できれいに仕上げてくれました。
そして、キラキラ本部とキラキラ小学校(仮校舎)の方の、
道路に面した側のフェンスづくりにかかりました。
本部と小学校は、
旧来のアンボセリロードと、
新しくできたバイパス道路との交点にあり、
このバイパス道路に面した部分の、
道路と土地との境界がよくわからず、
昨年の建設時にはフェンスを設置できずにおり、
当面の策としてとげとげのある枝を切って、
茨で囲っておいたのです。
しかし、茨にも限界があり、
放牧の山羊などが盛んに侵入し、
せっかく植えた果物の木の苗木を食べてしまったり、
追い出すのが大変だったりしていました。
この度ようやく道路と土地との境界線が判明し、
やっとフェンスを設置できるようになったのです。
杭に鉄条網の針金を釘で固定する際には、
数時間で100本もの釘を金槌で打ち付け、
右手に金槌の、左手に釘の感触が残ったまま夜を迎えました。
鉄条網の作業は、
針金で皮膚をひっかいたり、
時には少し流血したりと、
体力の消耗はさほどではないとしても、
かなり神経を使います。
マーティン君のお父さんと、ジャシンタ先生。
年長組のマーティンくん。
働いているお父さんのそばで、
せっせせっせとお手伝いしようと頑張ってくれました。
3日間で、
保育園のトイレの4つのドアと、
本部・小学校の道路側のフェンスと、
ほぼ仕上げることができました。
来年から始まる小学校(本校舎)建設のための準備も、
少しずつ、少しずつ、進めております。
K.A.記
by kjkirakira
| 2014-08-13 23:09
| ブログ 現地キラキラ