アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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ケニア発、いざ日本へ!★20120410-11

2年越しの悲願へ!

2012年4月11日~7月7日、
妻ジャシンタ、長女望(約3歳)、次女光(約1歳)を伴い、日本に滞在しました。
この日本渡航を、ゆっくりと振り返ってみたいと思います。


この度の日本渡航、実はほぼ2年がかりの大計画でした。


2年前の2010年、私が単身で日本に4か月間滞在していた折、
2年後には必ず家族を伴って日本に来ると公言していました。
私は、予算の関係や現地での業務を考慮して、
2年に一度のペースで日本に一時帰国しています。
その2年に一度の一時帰国を、
今回は大々的に行おうと目論んでいたのです。


まず、2011年6月、次女光を無事に出産。
超音波も何もないナマンガの医療施設で、
生まれて初めて、産まれたのが女の子だと判明。

その2週間後、
70㎞離れた県庁に、光の出生証明書を申請・取得に行くも、
まだ医療施設からの公式な通知が来ていないから、と言って断られ、
続いて、何度も何度も出生証明書のために県庁に出向くも、
あれやこれやと言われ、一向に話が進まず、
生まれて2か月後に、ようやく発行された出生証明書の、
本人の名前の綴りに間違いあり!
「あれだけ間違えるなと言ったのに、どうして間違えたんだ!?」と職員に問いただすと、
あれやこれやと言い訳しつつ、「大丈夫、このくらいの間違い、問題ないから」と。
いやいや、問題大ありだ!ということで、再発行までまたしばしの待機。
生まれて2か月半後、ようやくしっかりとした出生証明書を取得できました。

その間、ナイロビにある日本大使館に出向き、
日本政府への出生届を提出。
その後、日本の戸籍に記載されるまで、しばらく待機。

ケニア政府発行の出生証明書もそろったところで、
望と光のためのケニアのパスポート申請の準備。
国際結婚のこどもの場合、22歳になるまでは、
父親と母親の国籍を両方とも保持できるのです。
しかし、いろいろ知り合いに尋ねてみると、
ケニア人と結婚した日本人のこどもの多くが、
日本のパスポート所有でケニアの扶養者ビザを取得、というパターンばかり。
全てを考慮し、日本とケニアと、2冊のパスポートを合法的に所持できるのならその方が良いと、
あえて前例があまりない方法を選択したのです。

早速ケニアのパスポート申請の書類を作成。
地元で知名度のある証人の一筆が必要で、
近所に住むキリスト教会の牧師を呼んでサインだけしてもらう。
親の同意書も必要だが、定まった書式がないため、自分で考えて作成する。
パスポート用証明写真も大変で、
日本の写真屋さんのように正確ではなく時間もかかる。

いざ、望と光を連れて、ナイロビのパスポート事務所へ。
数年前と比べて、行列はスムーズに動く。
30分くらい待って、ようやく私たちがカウンターに呼ばれる。
いい加減でやや乱暴な職員。
しかし、書類の不備もなく、スムーズに受理される。
支払いもスムーズ。
しかし!
望が疲れてお腹が減ってぐずり始め、大泣きし始めてしまう。
これからパスポートに掲載される顔写真を撮るというのに。
一昔前なら、ケニアで行列をつくるシーンに小さな子供がいる場合、
優先的に前に割り込みさせてもらえたのだろうが、
最近では全てが欧米気取りで融通が聞かず、
完全に順番通りのサービス。
こどもが大声で泣こうがお構いなし。
光の撮影は難なく終了。
望がぐずってなかなかカメラを向かない。
やっとのことで全て終了。
3時間くらいかかることを想定していたパスポート申請だったが、
1時間半で終わって上出来だろう。

最近では申請後3週間でケニアのパスポートは取得できるようだ。
しかし、念のために2ヵ月ほど経ってから取得に向かう。
取得時にはこども本人は行かなくても良いので楽だ。
カウンターでNOZOMIの名前が何故かNAOMIと連呼される。
下手をすると、パスポートを取得し損ねるところだった。
2人分のパスポートを受取り、
申請時にカウンターで提出した2人の出生証明書も返却された。

その足で、ナイロビの日本大使館へ。
2人の日本のパスポートを申請する。
その頃には2人の日本側の戸籍もしっかり入っている。
ケニアの出生証明書と、日本の戸籍謄本によって、
子ども2人の名前が正確に確認される。
申請は難なく終了。

その1週間後、受け取りの際にはこども本人の顔確認が必要で、
みんなでナイロビの日本大使館へ向かう。
これでようやく2人のパスポートがケニアと日本と2冊ずつ取得できた!

ケニアと外国を行き来する場合、ルートにもよるが、
黄熱病予防接種の証明書が必要である。
ちょうど私のもジャシンタのも有効期限が切れていたので、
全員分の予防接種をどこかで受ける必要があった。
色々情報を集めた結果、
安く、待ち時間が少ない施設は、ナイロビ市役所の保健室だとわかった。
日本のパスポートを取得したその足で、ナイロビ市役所へ。
何分も待たないうちに、光を除いた全員分の予防接種が完了した。
光だけは、満9か月にならないと黄熱病の予防接種が受けられないため、しばしお預け。

航空券は、今回は早めに、出発予定の4か月前に予約した。
そうしたらかなり安かったので助かった。
2冊のパスポートを有するこどもの搭乗とあって、
航空券の発券時に多少もめたが、
念には念を押して再確認し、問題ないことを確かめ、発券してもらった。
Do Do Worldさま、ありがとうございました。

航空券代を現金で払いにナイロビのDo Do World社を訪れ、
その足でナイロビの日本大使館へ、
ジャシンタの日本ビザを申請に行った。

その1週間後、無事にジャシンタの日本ビザを取得。
光の黄熱病予防接種も完了。
3月下旬、これで全ての準備が整った!


2月、3月は、しきりに日本の皆さまとメールを交わし、
私たちの日本滞在中の日程について情報交換し、調整に調整を重ねた。
その結果、ケニアを発つ前までに、主要な日程はほとんど決まっていた。

あとは、望と光の体調と機嫌が心配なだけとなった。
パスポート事務所で望が大泣きしたり、
何度もナイロビに出かけたりしたときの様子などから、
日本滞在中のいろいろな行事やお出かけは、相当困難になるだろうと予想された。
講演中にこどもが大泣きしないか?
こどもが急に病気になって行事をキャンセルしなければならなくなったりしないだろうか?
電車に乗っても、全ての停車駅でトイレに行くために降りなければならないだろうか?


ケニアを出発する4月10日、スムーズにナイロビの空港にたどり着き、
預け荷物も、機内持ち込み荷物も問題なく、
航空券も、パスポートも問題なく、

いざ!

飛行機(エミレーツ航空)に乗り込んだ。
エコノミークラスの座席3つに、家族4人が腰かけて、
わくわくどきどきの空の旅。

乗り継ぎの、大きな大きなドバイ空港でも、
ベビーカーに2人を乗せてあちこち歩き回り。


2年越しの夢、
私たち家族にとっても、現地キラキラにとっても、
日本の家族にとっても、日本の支援者・友人の皆さんにとっても、
大きな大きな意義のある3か月が、これからスタートしようとしている!


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K.A.記
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by kjkirakira | 2012-08-14 22:47 | 日本で 活動報告