アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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制服など贈呈+補習塾年度終了

去る2011年12月20日(火)、
キラキラ保育園を卒園してこの1月より地元AIC小学校1年生となるこどもたちに、
小学校の制服を贈呈するために、
そして、キラキラ補習塾の年度納めも兼ねて、
ちょっとしたイベントを行いました。


当日は朝10時集合。
来るはずのこどもたちがほぼ100%時刻通りにやって来る、
そんな当たり前のことが当たり前に行われるのがキラキラの良いところです。

早速小テスト。
本当は、みんなでクリスマス用の折り紙飾りなどを作って、
各自家に持って帰ってもらいたかったのですが、
事情があってこの日は小テスト。


続いて、男子組、女子組に別々の教室に分かれて、
贈呈するAIC小学校の制服を試着してもらいます。


キラキラでは、
保育園を卒園して小学校に進学するほぼ児童全員に、
小学校就学支援をしています。
それは、保育園の学費や小学校の学費に比べ、
小学校入学時の初期費用がかかってしまい、
庶民の家庭の負担が大きかったからなのです。

各小学校ごとに、入学前に準備しなければならないものは異なります。
また、キラキラの事情も併せ、これまでいろいろな形での支援を行ってきました。
小学校に持って行かなければならない机を造ってあげたり、
児童一人一人異なった支援額・支援内容を提供したりしてきました。

2008末、
各自1500シリング(1500円)超に相当する小学校就学支援をしたのがピークでした。
2009末には、
全児童一律の1500シリング分としました。
ただし、キラキラ保育園の在籍が2年未満の児童は減額。

そして今回2011末、
全児童一律1000シリング分まで減額しました。
来年以降も小学校就学支援を減額していく予定です。
これには、
キラキラ公立小学校建設へと資金を集中させ、
キラキラ保育園の運営を独立採算に移行させていく、
という狙いの他に、
コミュニティーの自助努力を促すというキラキラの目的がほぼ達せられ、
キラキラが運営を健全に保ち、会計管理を徹底している以上、
どんなに貧しい人でもこどもの初等教育に程度な程度の金額は捻出できる!
という結論に達したからです。

誤解のないように、少し補足しておきます。
これは、
経済成長によって貧しい人が少なくなったからではなく、
キラキラが貧しい人たちを締め出しているからでもなく、
初等教育にかかる負担や経費が減ったからでもなく、
学校や機関の運営次第でコミュニティーは変わる!
言い換えれば、運営次第で、
「貧困」という言葉で「払えない」と決めつけていた心の束縛から解放され、
「貧困」という言葉で支援慣れしていた庶民の体質をも変えることができる、
ということです。

しかし、この変化はまだ始まったばかりで、
油断すればまたもとに戻ってしまいます。
継続が必要です。
世代がぐるっと回った後に、
何らかの目に見えるコミュニティーの成長があることを夢見て、
今後も良い意味での支援を続けてまいります。


さて、今回、
AIC以外の小学校に進学する児童たちには、
1000シリング分の支援を全額現金で支給しました。

AIC小学校に進学する児童たちには、
支援額1000シリングを、
現金300+小学校の制服350+小学校のセーター350、
と分けて支給しました。
制服350シリングやセーター350シリングはとてもお得な価格です。
しかし、制服もセーターも既にあるから現金で欲しいという親には現金で手渡しました。


さて、AIC小学校の制服試着の話に戻ります。
女の子たちが隣の教室に集まってキャーキャー言いながら着替えているとき、
別の教室では男の子たちが集まってお着替え。
いやいやいや、
ズボンの下にパンツをはいていない男の子が結構います。
丸裸になってお着替えです。


この日、AIC小学校の制服を受け取った女児たちです。

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普段笑わないローズも、この日はニコニコ顔。

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この日、AIC小学校の制服を受け取った男児たちです。

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兄マンデラはキラキラ保育園2009末卒で、キラキラ補習塾の重要メンバー。
この度、ナマンガ小学校からAIC小学校へと転校することが決まったので、
弟エリシャとともに制服を縫ってプレゼントしてあげました。

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制服での記念撮影が終わった後は、セーターを着ての記念撮影です。
慣れない子たちは、上手に着こなせません。


メイタメイは、大きなセーターを外側に折り曲げて着ています。

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キラキラ保育園で入園から卒園までの2年と2学期の間、
文句なしの無遅刻無欠席を成し遂げたラファエルとマイケルの双子。
その真面目で正直者のお母さんは、洋裁職人として、
毎年この時期には小学校就学支援用の制服を、
年間を通してはキラキラ保育園児たちの制服を、
何着も何着も縫ってきました。
もはや、キラキラのスタッフの一員になったと言えます。

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続いて、キラキラ補習塾の小学生たちへのプレゼント贈呈です。
これまでキラキラ保育園を卒園したこどもは200人を超えるのですが、
その中で、
毎週土曜日の補習塾にやって来て、
数々のノルマを果たすという厳しさを乗り越えて今日に至っているのはほんの10数人。
たいした子たちです。

AIC小学校の制服などを贈呈された先述のマンデラは別として、
2011補習塾出席率ベスト5の
コリンス(新6年生男子)、
ジョゴー(新5年生男子)、
ナイス(新4年生女子)、
カレチェ(新2年生女子)、
マギダ(新1年生女子)にはTシャツ(Sさま、ありがとうございます)を、
ベスト5に次ぐ
トーマス(新3年生)、
マリア(新3年生)にはバンダナ(日清食品さま、ありがとうございます)を、
贈呈です。

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そして、私服に着替えたあとは美味しいランチです。
この日はキラキラ史上初、チャパティ!+キャベツとお肉、です。
チャパティはクリスマスなどのお祝いごとがあるときにつくって食べるもので、
こどもたちにとっても大好きな食べ物の筆頭ですが、
この日の美味しさは、何と言っても、
みんなで集まって食べること、
そして、ちょっぴり大人になったことを祝い楽しむことでした。
私にとっては、
普段愛情を持ちつつ厳しく接しているこどもたちが、
解放されて笑顔でワイワイやっている様子を見る美味しさ、でもありました。

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AIC新1年生たちを家に帰した後、
キラキラ補習塾の小学生たちだけを残し、後片付けをさせました。

その後、補習塾の彼らとだけ、ソーダ(炭酸飲料)で乾杯しました。
どんなに厳しくしてもついて来る彼ら。
キラキラの中でも、とりわけキラキラ輝いています。

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数日前の補習塾で、
みんなに家族あてのクリスマスカードを書かせたときの黒板。
これをもって、
キラキラを応援してくださる皆さまへのクリスマスのごあいさつとさせていただきます。

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相原功志 記
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by kjkirakira | 2011-12-20 23:43 | 現地で 補習教室・他