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アフリカでのこども支援「キラキラ」+それを日本で後援「キラキラを支える会」


by kjkirakira

せんげん台教会

せんげん台教会に行ってきました。

「せんげん台」は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の駅名でもあり、
埼玉県越谷市北部の地名でもありますが、
実際にせんげん台教会があるのは埼玉県春日部市大畑であり、
越谷市との市境に面しています。

私が2007年に双極性障害の深いうつ状態に陥ったときに、
一時帰国して順天堂越谷病院に入院したことがきっかけで、
その近くにあったせんげん台教会に通うようになったのです。

日曜の礼拝が終わった後、
30~40分ほどキラキラの活動報告をさせていただきました。


礼拝中です。

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東武伊勢崎線ではアフリカ系の人たちをよく見かけます。

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一時帰国中には、
日本でしか手に入らないような物品を購入します。

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相原 記


# by kjkirakira | 2025-11-17 04:56 | 現地キラキラ ブログ Ke最新情報・記録
今回の日本行きで、
楽しみにしていたことの一つがコスプレのイベントでした。

ヒカリさんが日本のアニメ好きで、
8月にナイロビで開催された「日本オタク」のイベントに行き、
多くのコスプレイヤーさんたち(ケニア人!)と写真を撮ってきました。
どんなコスプレ?
鬼滅の刃の炭次郎とか、ねづことか、
呪術回線の五条とか、、、

じゃあ日本でもそういうイベントに行きたいねぇと言いながら、
いろいろ調べ、
探し当てたのがAcostaの埼玉県所沢市でのイベント。

私が心臓を悪くして、
一時は計画の遂行に暗雲が立ち込めていたのですが、
幸い体調維持管理に成功し、
行ってきました!!!
武蔵野線に乗って!!

まず、入場を待つ長蛇の列。
ほとんどが、コスプレのための荷物(小さいスーツケース)を転がす若い女性たち。
あ、もちろん、年輩の女性も結構いましたが、若い子のコスプレをしていました。
もちろん、男性もいましたが、圧倒的に少なかったです。
それから、大きなカメラや三脚を手にした男女(男性だけでなく女性も)

イベント会場は「ところざわサクラタウン」
まさにコスプレのイベントのために建てられたか?というほど、
しっくりくる建物と歩道と階段と木々と水と芝と、、、

そんな敷地内を、
コスプレイヤーさんたちがあちこち歩いたり、
2人か3人で立ち止まって撮影ごっこ(インスタ)していたり、
プロ的なカメラマンが素敵なコスプレイヤーさんたちに声をかけて本格的な撮影をしていたり。

私たちがカフェに入ると、
カフェの中もコスプレイヤーさんたちでいっぱい。

そんな、、、
二次元のアニメが三次元になったような、
非日常で夢のような空間と雰囲気を肌で楽しむイベント!

唯一、声をかけて一緒に写真を撮らせてもらったのは、
「葬送のフリーレン」のフェルンとシュタルクに扮していた若い女性2人。
すっごくシャイで、謙虚な2人、ありがとう!!!

独特な日本文化の愛好家は世界に大勢います。
ケニアにもいるくらいですから!!!

少し前まで「オタク」の文化はある意味軽蔑されていたものの、
今ではそれが日本代表の文化となった感あり。

今回、娘ヒカリの趣味に付き合って、
父親である私の方も、良い経験ができました。


☆☆


案外大きなイベントでした。

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ステージショーでは、
アイドル的なダンスが次々と披露されていました。

日本を代表する文化~コスプレ_b0124020_19543446.jpg



















ステージショーの観客のほとんどがコスプレイヤーさんたち

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水辺での撮影風景です。

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どこかのアニメから切り取ってきたかのような鳥居です。

日本を代表する文化~コスプレ_b0124020_19543481.jpg



















「通行人の妨げになるような撮影はご遠慮ください」とのことなのですが、
実際には、道や階段をふさいで撮影している人が多数いました。
それでも、ケニアなどに比べたら、ずっとずっとマナーが良いのでしょうね。

日本を代表する文化~コスプレ_b0124020_19543580.jpg



















何故かヒカリさんは「射的」に心を射抜かれて、
何度も何度もトライしてはお菓子をゲットしていました。

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何の変哲もない秋の歩道の一コマです。
しかし、ケニアの道路に比べ、うらやましいったらありゃあしない!
車道も歩道も平ら!!!
車道も歩道もきれい!!!
こんな幅広い歩道がある道路はケニアでは数えるほどしかない!
街路樹がシンプルでしっかり管理されている!

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相原 記


# by kjkirakira | 2025-11-15 20:20 | 日本キラキラ ブログ Jp最新情報・記録

白衣へのあこがれ

私、相原功志は、
新潟大学の医学部を卒業し、
同大学の小児科の研修医として勤務し、
やめて、
ケニアでの活動を始めて現在に至ります。

大学生時代と研修医時代に集めた
医学書とか、専門書とか、資料とかを、
段ボール5箱にしまい、
いつか日の目を見るかもしれないと思いつつ、
24年が経過してしまいました。

いつしか時代は移り変わり、
紙の書籍から電子書籍に移行していきました。
当時は医学書をくまなく読んで知識を得ていましたが、
今ではインターネットでかなり専門的な知識まで手に入ります。

さらに、
90年代の医学の知識や情報や状況と、
現在のものとは、
まるで違ったものになってしまいました。
例えば、、、
精神科領域のADHDなんて、
90年代は全く耳にしなかったのですが、
今では精神科医療の中心に位置するまでになっています。
虚血性心疾患のための心臓カテーテル検査をせずに、
画像診断だけで冠動脈の状況がわかるようになっています。

これでは、仮に自分の娘たちが将来医学部に入ったとしても、
私が90年代に集めた書籍や資料は役に立たない。。。
では、捨てよう。

ここで、私の父から「まった」が、、、
せっかくだから、だめもとでブックオフに持っていこう、と。

ブックオフに持って行ったところ、
何と、5円とか10円で買取できるものもあるかもしれない、と。
早速台車を借りて、駐車場から段ボール箱をお店に運び込みました。

査定に1時間かかると言うので、いったん帰宅。
2時間後に改めてお店へ。
何と、買取価格は全部で計345円!!!
逆に、値が付いた本も何冊かあったことにびっくり。
結局、ブックオフの往復のガソリン代くらいにはなったかな。
ごみとして処分する手間が省けて良かったかな。

さて、24年間眠っていた段ボール箱の中に、
新品同様の聴診器がありました。
これはケニアに持って行かなくては!

さらに、白衣が6着ほどありました。
それらを娘たちに見せたら、
それはそれは喜んで、
早速試着会・撮影会が始まりました。

私にとって白衣とは、
将来的には白衣を着ない医者(公衆衛生とか、管理とか)を目指していた私なので、
若いうちに研修医などで経験を積むためにしかたなく着るもの、だったのですが、
ケニア育ちの娘たちにとってはあこがれの白衣です!!!

ケニアでは、医師を筆頭に、
医療従事者の学力や待遇やステータスが高く、
あこがれの職業なのです。
ですので、白衣は、
しかたなく着るのではなく、喜んで着るのです。

娘たちが将来なりたい職業として、
これまでいろいろな候補が挙がっていましたが、
医師もその一つです。

いきなり日本に医学を学びに来るのは言語的にハードルが高い。
アメリカやイギリスなどの英語圏に医学を学びに行くのも学費面でハードルが高い。

そこで、旧東欧諸国(ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーなど)に行くのを勧めています。
それらの国では、
入学時にきわめて高い学力を問われることもなく、
学費も生活費も比較的安く、
英語で医学を学べるついでに現地語を覚えるチャンス(私はこれが好き!)もあり、
卒業時に取る医師の資格は全ヨーロッパで使える、
といった多くのメリットがあるのです。

実際、旧東欧諸国の大学を卒業した後、
日本の大学病院などに就職する若者もいる、とのこと。
私の昔の同世代の友人たち(みな偉くなったり、開業したり)の中には、
旧東欧帰りの若者はかなりユニークだ(個性的、自立、自己主張、、、)と言います。

私自身、高校3年時にフィンランドに交換留学生として1年間暮らしたことはありますが、
もし若かったら、、、
もし二度目のチャンスが与えられたら、、、
ポーランドとか、チェコとか、行きたいなあ、、、と思います。

ケニアは慢性的な医師不足を抱えています。
理由①医学を学べるくらいの高学力の学生が少ない
理由②国内に医学部のある大学が少ない
理由③待遇(給与など)が低い
理由④ワーキングスピリットよりも、金もうけを優先してしまう風土である
理由⑤チャンスがあれば外国に行ってしまう
理由⑥医師や薬に依存する(崇拝する)患者が多い

キラキラができることは、①④⑥への対策でしょうか、、、

①高学力のこどもたちがつぶされずに健全に育ち、
自信を持って、やりがいを持って、何でも自力でできる環境づくり。

④そして、単なる金もうけだけではなく、
仕事を全うすることの達成感や、
常に新しいことを学び続けることの喜びを、
こども時代から育んでいく、、、

⑥国民全体の学力レベルが上がれば、
自分で症状を分析したり、
医師の説明を聞いて理解する能力が上がるので、
ある意味医師の必要性は下がるはずです。

命を救う仕事をする医師、
命の価値を高める仕事をする医師、
これからも、キラキラの活動をしつつ、
医師たちに敬意を払っていきたいです。


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相原 記


# by kjkirakira | 2025-11-15 19:38 | 日本キラキラ 紹介
私はいつもケニアでいろいろな建設を指揮していますが、
中でも塗装は繰り返し行う必要があるため、
塗装職人たちとは会う機会も多く、
塗装の指揮監督をしながら彼らの手先をいつも眺めています。

ですので、2年おきの一時帰国の度に、
さいたま市の実家のトタン屋根の塗装をする際には、
そのときの経験が大いに役立ち、
まるでナマンガの塗装職人が手際良く塗装するかのように、
私の手先も滑らかに動くわけです。

しかし、今回は、
7月の屋根の修理の際に梯子から転落して左足首の靭帯を痛めていたので、
傾斜のある屋根の上で踏ん張りながら塗装作業ができるか心配でした。
それでも、ノゾミさんやヒカリさんが一緒にやってくれるということで、
何とかなるだろうと本番にのぞみました。

ノゾミさんは、この6月のキラキラ塗装作業の際に余った塗料を使って、
家の自室の壁の重ね塗りを自分でやっていたので、
ある程度経験しており、手先が滑らかに動くのです。

あそことあそことこことここと、、、
今回は、私とノゾミさんとヒカリさんの3人がかりで、
てきぱきあっという間に終わらせることができました。

マイホームは、こうやってメンテナンス(維持)するのが大変です。
日本でも、ケニアでも、マイホームは、
配管が壊れたり、電気が壊れたり、鉄が錆びたり、下のコンクリートが劣化したりしますね。
もちろん、ケニアに比べれば日本の家屋は頑丈で品質が高いのですが、
それでも、私のさいたま市の実家のように、45年も経っているとさすがにいろいろあります。

ケニアの我が家とかキラキラの校舎とかが、
果たして45年倒壊せずに持つだろうか、、、

今後、新たな建物をケニアで建てるとしたら、
しっかりと頑丈に、かつ、節約しながら建てていきたいです。
そして、塗装の重ね塗りなど、メンテナンスが必要な部分は、
計画的に面倒くさがらずに行っていきたいです。


☆☆


手先をリラックスさせて滑らかに動かすのがこつです。

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ヒカリさん

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ノゾミさん

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隣の家の屋根から眺めていた猫

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相原 記


# by kjkirakira | 2025-11-13 14:51 | 現地キラキラ ブログ Ke最新情報・記録

さいたま市で受診

日本に来て6日目。
今回の滞日中の最優先課題である、
循環器内科のクリニック受診をしました。

この10月15日、
狭心症と心不全の症状が出た日、
ナマンガ(ケニアの田舎)の私立病院にはかかったものの、
医療のレベルは日本に比べたら段違いです。
まず、アフリカの田舎の病院は、医師ではなく看護師などが診察します。
そして、設備が整っていません。
それでいて、診察も検査も薬も高額です。

田舎に医師がいない、、、
都市部の公立病院や、
大都市の大きな私立病院には医師はいますが、、、
いざ、循環器の専門医となると、
首都ナイロビに何人いるかなぁ、、というレベル。

一方、日本は、
さいたま市レベルの都市であれば、
循環器内科を標榜しているクリニックが複数あり、
かつ、公立私立の大きな病院にも循環器の専門医がいます。
設備も整っており、
小さなクリニックでもCTやMRIの検査を受けられるほどです。
それでいて、日本の方が、
診察も検査も薬(一部)も安い!

一時帰国者で、日本に住民登録をしないので、
保険証もマイナンバーカードもなく、
医療費の支払いは全額です。
2か月間だけ健康保険料を払うよりも安いと計算したうえでのことです。
もし、明らかに高額な医療を受ける予定であれば、
しっかり住民登録した方が良いのでしょう。

さいたま市岩槻区にある循環器内科のクリニックから、
2つを候補に選び、
最終的には予約診療をしている方を選びました。

いざ、予約日時にクリニックへ。
しばらく待って、ようやく診察室へ。
しっかりと話を聞いてくれて、
患者の状況を理解しようとしてくださる先生で、
私の背景(ケニアの生活や仕事、新潟大学の医学部を卒業していること)を、
しっかりと理解したうえで病状を解析し、
私の理解と考えと完全に一致する形で方針を決めてくださいました。
血液検査、心電図検査、胸部X線検査。
1週間後に再診し、今後の方針を決定しよう、と。

気になるお値段(全額支払い)は、
診察と、血液と、心電図と、X線で、計約一万七千円なり。
2年前、長女ノゾミを脳神経外科のクリニックに連れて行ったとき、
診察とMRIで計約二万二千円だったので、
だいたいそんなもんでしょう。

もし、首都ナイロビの大病院で、
循環器の専門医を受診したとしたら、
もっともっとかかったことでしょう。
行き帰りの交通費や時間や手間も相当なもんですし。
さいたま市岩槻区のクリニックなら、徒歩ですよ、徒歩!

日本の医療、素晴らしい、の一言です。
まず、医師になれるくらいの学習能力のある若者が多い。
次に、全国津々浦々医学部がある。
さらに、医師になってからも研究や勉強ができる環境が整っている。
そして、多分、ケニアの医師よりも待遇が良い。
ただ、ケニアの医師よりも過労を強いられるのかもしれませんが。。。
ケニアの医師は、いい加減ですから。

肝心の私の心臓の状態ですが、
運動療法が日々の日課として定着し、
今のところ体調も心調も良好です。

皆さまに会いに行く日を大いに楽しみにしております。


☆☆


循環器内科のクリニックです。

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助手席にヒカリさん、運転手はそのおじいちゃん。
自動車の性能も、路面の状態も、ケニアに比べ、
日本は(さいたま市内は)信じられないくらいスムーズです。

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ケニアでの野菜類の販売は、
とっても原始的な八百屋さんと、
超近代的な巨大ショッピングモールの中にある巨大スーパーマーケットの二極化が進んでいます。
日本のスーパーなどはおおげさに飾り立てたりすることなく、
ちょうど良い雰囲気、
ちょうど良い便利さで、
十分、十分です。

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同じさいたま市内でも、
私らの岩槻区は田舎ですが、
大宮駅周辺は大都会です。
かつて、高校に通っていた時の電車の乗換えが大宮駅だったので、
「小さな東京」である大宮で、
遊んだり、学んだり、羽を伸ばしたりしたものです。

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今回日本で早速気付いたことは、
「高額買取専門店」が増えてきたこと。

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相原 記


# by kjkirakira | 2025-11-12 19:05 | 日本キラキラ 紹介