アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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ビリカを眺望する

先日、ナマンガの街から3kmほど離れた地区に、
屋外トイレを建てに行きました。

ジュリアナ先生と、キラキラ専属建設職人のケンさんが住んでいるところです。
これまでトイレがなかったので、
ご近所さんのトイレを使用していました。

私などの感覚では、家を建てる際には、初めにトイレありき、なのですが、
ケニアの過半数は、初めに家ありき、のようです。
ナマンガはまだ良いのですが、
ナイロビのスラムなどではご近所さんにさえトイレがなく、
排泄物処理が問題になっています。

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さて、その地区からは、
ビリカ・キャンパスが見事に眺望できます。

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拡大します。
3つの矢印は、左より、
セメントで建てた三教室、トタンで建てた一教室、中国製仮設校舎。

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相原 記


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# by kjkirakira | 2017-09-06 15:40 | 現地で 全般・他

月末の職員会議

キラキラ教職員たちの集合写真です。

後列左より、ジャシンタ(ダイレクター)、レジナ(アンボセリロード・キャンパス主任教師)、ネルソン(ビリカ・キャンパス調理人兼守衛)、スワレ(保育園主任事務)
中列左より、ドロシー(アンボセリロード・キャンパス主任事務)、ジュリアス(スクールバス運転手)、セリナ(アンボセリロード・キャンパス教師)、アン(保育園年中組担任)、ポウリーン(ビリカ・キャンパス校長)、タビタ(保育園主任教師・年少組担任)
前列左より、ジュリアナ(アンボセリロード・キャンパス調理人)、アレックス(ビリカ・キャンパス主任教師)、パトリック(ビリカ・キャンパス教師)、ユーニス(保育園年長組担任)、ジョイス(保育園調理人)
こどもたちは、左より、ノゾミ(ジャシンタの娘さんで2年生)、マーティン(ジュリアナの息子さんで3年生)、アイリーン(タビタの娘さんで年中組)、ヒカリ(ジャシンタの娘さんで年長組)、メリー(タビタの娘さんで生後6か月)

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相原 記


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# by kjkirakira | 2017-08-31 15:29 | 現地で 保育園+小学校
2017年8月、
今回の8月休暇は、建設、選挙、建設、
そしてあっという間に3学期の始業を迎えました。

28日、始業日の前日、
先生方が全員集まって、
みんなでスクールバスに乗り込んで、
ビリカ・キャンパスに行きました。
着いたとたん、先生方は歓喜の声!

29日、始業日、
ビリカ・キャンパス所属の3年生と4年生たちとともに、
スクールバスに乗り込んで、
ビリカ・キャンパスへ。
着いたとたん、みんなで歓喜!歓喜!

自分の学校が、
まるで自分の学校でないみたいにきれいになった様を目撃し、
自然に笑み、笑み、笑み。

8月の休暇中の建設の成果を、
みんなで喜んでくれて、
私も気分上々です。


始業日の朝礼。
アンボセリロード・キャンパスにて、
1~4年生たちが集合して合同朝礼です。
やはり、学費を工面できずに始業に間に合わなかった子が多いようで、
かなり少人数です。
よ~く見ると、2年生のノゾミさん(黒いセーター)だけ、
カメラの方を向いてポーズを取っています。

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アンボセリロード・キャンパスの、
井戸関係の建築物の塗装も開始しました。

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ビリカ・キャンパスの三教室。
塗装が進み、遠くからもとってもきれいに見えます。

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塗装作業の風景です。
シンプルに、白とクリーム色と黒の三色で仕上げます。
キラキラ・カラーの赤と黄色は、
さすがにどぎついので使いません。

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4年生の教室内です。
黒いのはセメント製の黒板。
8月休暇中は、塗装用具置き場になっていました。

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3教室の全12の窓にも、
しっかりガラスを設置しました。
教室内からは外が見えますが、
外からは鏡になっており、
内側を覗くことが難しい材質のガラスです。

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建設途中の屋外トイレ。
将来的にはスタッフ用のトイレになる予定ですが、
当面は女子トイレとして使用します。
頑丈に精巧につくったので、
「100年もののトイレ」と職人たちに言わしめています。

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トイレ内の左官作業です。
壁はモルタルです。

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中国製仮設住宅(仮校舎)です。
教室として使える部屋が4室、ホールとして使える部屋が1室。
基礎とベランダと階段のみセメント製です。

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その仮校舎の教室内に、
板製の黒板を設置するために、
壁や板に穴を開けたりボルトで固定したりの作業をします。
その際に、棟梁のケンさんは、
ご覧のような器具をその場でこしらえて、
くるくる回しながら効率良く穴を開けていました。
機械化・自動化がかなり進んだ世界で、
このような原始人的な知恵を駆使できる、
これこそ職人魂!

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その仮校舎のベランダに登るための階段で撮影した、
建設職人オールキャストです。
後列左より、
イブ(お調子者で謙虚なナイスガイ)、
ザブ(苦労して学校を終えたばかりの礼儀正しく力持ちの若者)、
レイ(年長組のユーニス先生の旦那さん)、
ムネ(=ネルソン先生、ビリカ・キャンパスの守衛兼調理人)、
ザイナブ(ムネの奥さんで、毎日職人たちの朝の軽食と昼食を調理してくれました)
中列左より、
ジュリアス(スクールバスの運転手)、
ジョン(ビリカ・キャンパスの教師でしたが、9月からは教員養成学校に進学します)、
ケン(かつて会報でも紹介した、ほぼ私専属の便利屋的な棟梁です)、
ワイヘンニャ(2013に我が家を建てた際にも活躍した棟梁です)
前列左より、
ギギ(私が2000年に旅人としてナマンガを訪れていた時以来の友人)、
コシ(私の義理の弟で、塗装の棟梁)、
カニアル(我が家の近所に住む塗装の棟梁)、
ムンガイ(年少組のタビタ先生の旦那さん、年中組のアイリーンさんのお父さんで、謙虚でも能力の高い棟梁です)、
小ケン(法律を学ぶ学生ですが、休暇中は帰省して建設のバイトに励んでおり、棟梁のケンと区別するために「小」を冠します)

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あと数日で、建設はほぼ一段落。
建設が終わった後も他のことで忙しい日々が続きますが、
しばらくは「建設ロス」となり、
夢や独り言に出て来そうです。


相原 記


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# by kjkirakira | 2017-08-29 23:56 | 現地で 小学校

ケニア総選挙の翌朝に

ケニアの5年おきの総選挙、
昨日2017年8月8日に全国一斉に投票が行われました。

ケニアの人口は約4千万人。
うち、選挙人として登録(選挙権のある18歳以上の人口のうち、投票をするために登録を要する)されたのは約半数。
その中で、18歳~35歳が約半数、すなわち人口の約4分の一。
つまり、人口の約半数がこどもと十代の思春期たち!
35歳超の中高老年は人口の4分の一にすぎない、ということ。
ということ。
高齢社会の日本からすると、とっても活気があってうらやましいですよね。

18歳、といっても、18歳になったら自動的に選挙権獲得というわけにはいかず、
まず、18歳になったら身分証明書を申請し、
数か月(数年)かけてそれを取得し、
そのうえで選挙人として登録をしに行く、という手順。
従って、我が親族の21歳と20歳の青年たちは、
残念ながら選挙人登録に間に合わなかったのです。

全国各地に投票所が設けられ、
各投票所の平均の選挙人数は1000人。
しかし、都市部の投票所は多く、過疎地域では少なくなります。

ナマンガには、公立ナマンガ小学校、公立AIC小学校、公立ビリカ小学校の3つの投票所。
我がジャシンタは、朝7時に母校でもある公立ナマンガ小学校に出かけ、ずっと並んで順番を待ち、
朝11時には投票を終えることができた、とのこと。
投票を終えた印として、指の爪が黒いマジックペンで塗られるのです。
つまり、2回投票するという不正を防ぐためです。

全国各地の投票所での長い長い行列の様子がテレビで伝えられ、
中には6時間もずっと行列の中に立ち尽くしている人もおり、
また、朝6時に始まるはずが、不手際により午後1時にようやく開所した投票所もあり、
ケニア人の忍耐強さを垣間見ることにもなりました。

投票は6回、すなわち、6枚の用紙で投票します。
①大統領
②上院議員
③下院議員
④県知事
⑤県の女性代表
⑥県会議員

うち、県関係のポストは、前回2013年の総選挙時から新設され、
先の5年間は地方分権の最初の機関となり、
各地で悲喜こもごも、地方政治の恩恵と悲哀が現れていました。

私たちキラキラとしては、
プロジェクトが小さかった時代は、
政治の影響をあまり受けなかったのですが、
2014年に小学校部門を開設し、
徐々に徐々に大きくなるにつれて、
その影響をまともに受けるようになり、
今回の総選挙はこれまでになく大きな関心を払っていました。

6つの全てのポストが重要なのですが、
とくにいちばん身近な⑥の県会議員が重要です。

前々期の県会議員(当時は市長)は、
キラキラが公立小学校建設を目指して政府からの土地供与を申請していた頃に、
キラキラのことを理解し、奔走してくれました。

前期の県会議員は、
私たちの近所に住むごく普通の男性で、
私と同じキリスト教会に通い、
娘と息子をキラキラに通わせています。

彼は、政治家としては珍しく、金持ちではなく、むしろ貧乏な部類に属します。
というのは、
キリストと神を畏敬し、
汚職や贈収賄とは無縁で、
事を成すことよりも事を和らげることに力を注ぎ、
地域のいびつな発展よりも、地域の平和と安定を第一優先する、
そんな謙虚な人だからです。

一部の人たちは、そんな彼をばかにします。
しかし、教育の成果か、頭の良くなった多くの人は、そんな彼を支持します。

彼の最大のライバルは、
逆に、金持ちで、選挙戦ではお金をばらまき、
ライバルである「彼」に暴言を浴びせ、
女遊び、土地売買のゲームが大好きで、
多くのビジネスの発展に関する大きな公約をして、
支持者を優遇するぞという力と姿勢を露骨に現わす人物なのです。

一部の人たちは、そんな奴を支持しますが、
最近頭の良くなって来た多くの人は、そんな奴を絶対に支持しません。

幸い、投票日の翌朝未明、
神とキリストを崇拝する彼の勝利が決まり、
お金を崇拝する奴の敗北が決まりました。
早朝5時、彼の支持者たちが路上で歓喜の叫び声を上げるのが聞こえて来ました。

もし、お金を崇拝する奴が勝利していたら、と思うとぞっとします。
今後5年間、汚職や贈収賄が隆盛し、
お金がなくては何の行政サービスも受けられなくなり、
土地の略奪の脅威に常に怯え、
人々の間に憎悪やヘイトスピーチが蔓延し、
一部の人(支持者)が経済的に繁栄する一方で、繁栄をむしり取られる人が多発し、
キラキラにとっても厳しい状況に陥って行くことは必至でした。

ケニアで資本主義がある程度発展して物質的な豊かさが何たるかを知った今、
多くの人は競争や発展よりも平和と安定を願い求めているのです。
普通に起きて、普通に仕事をして、普通に食べて、普通に寝る、
そんな暮らしを待望している人たちが大半なのです。

この8月、このまま暴動などが起こらずに平和な日常が保たれ、
今後5年間、大きな負の変化や脅威にさらされることなく平和な日常が保たれる、
そんな幸先の良い第一歩が、ナマンガにて踏み出されました。

県会議員の彼の2人の子はキラキラで学んでいます。
長女ミッシェル(2年生)と長男エイドリアン(年少)、5年後の総選挙の時には7年生と3年生。
この5年のうちに、キラキラも発展期を乗り越えて徐々に安定期に入っていくことでしょう。
(7月7日のキラキラ運動会+音楽祭にて、前・現県会議員とミッシェルとエイドリアン)

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相原 記


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# by kjkirakira | 2017-08-09 07:12 | 現地で 全般・他
キラキラ保育園と小学校は、
既に2学期が終了して8月休暇に入っていますが、
私と建設職人たちは、
毎日毎日毎日毎日建設です。


中国製仮設住宅(仮校舎)です。
壁の組立が終わり、
床をセメントで施していきます。

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ご覧のように、赤い塗料を混ぜたセメントで仕上げます。

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ビリカ・キャンパスには屋外トイレが1つ(トイレ5室+浴室)のみ。
もう一つ(トイレ5室+浴室)をつくるために、
深い深い穴を掘ります。
穴は7.5mの深さに及びます。

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穴の底を掘っても、
その土を外に放り出すわけにはいかず、
ご覧のようにバケツに土を入れて、
それを上で引き上げる方式です。
ちなみに「北の国から92巣立ち」の黒板五郎さんは、
井戸を掘るのも土を外に出すのも一人だけで効率良くするために、
自分で工夫して専用の器具(滑車の利用)をつくっていましたね。

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そのトイレの穴にコンクリートの蓋をするシャッター作業の日です。
まず、鉄筋を入念に組んでいきます。

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セメントと砂と砂利を混ぜてコンクリートをつくります。
(後ろの白壁の建物が中国製仮設住宅=仮設校舎)

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コンクリートを鉄筋の上に流し込んでいきます。

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建設現場では、ラジオを聴きながらの作業です。
ラジオから流れてくる話題はもっぱら総選挙。

8月8日の総選挙の投票日が迫っています。
今回の選挙では、何だかきな臭い臭いが漂っています。
選挙後に暴動が発生するかも!
そんな危惧と懸念を、国民みなが抱いています。

逆に、平和を訴える声が四六時中聞こえます。
国民の大多数は、
誰が選挙で選ばれようとも、欲しいのは平和なのです。

暴動の火種がどこにあるか?
火種はいろいろあるのですが、
いちばん厄介なのは、
ある政治家グループが選ばれた際に経済的な利益を約束されている金持ち一派なのです。

戦争をしてでも金儲けしたい人々。
資本主義の極み、資本主義の極限、
それは、戦争なのでしょうか?

そんな雰囲気もあり、
毎日のキラキラの建設も、
総選挙の前後はお休みします。

選挙後に、普段通りに建設が続行できることを祈るばかりです。


相原 記


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# by kjkirakira | 2017-08-03 23:30 | 現地で 小学校