アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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2017年度終了日①

2017年10月19日(木)
キラキラ学園の年度終了日を迎えました。

今年は大統領選挙のやり直しが行われることになっているために、
いつもより早めの年度終了です。


恒例の表彰式。

年長組の成績優秀者たち

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1年生の成績優秀者たち

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2年生の成績優秀者たち

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3年生の成績優秀者たち

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4年生の成績優秀者たち

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幼稚部の年間無欠席者たち

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1年生の年間無欠席者たち

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2年生の年間無欠席者たち

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3年生の年間無欠席者たち

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4年生の年間無欠席者たち

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1年分の学費を年度開始前に全納した5人。

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相原 記


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# by kjkirakira | 2017-10-19 22:54 | 現地で 保育園+小学校

小学校入学手続き②

2017年10月14日(土)
キラキラ学園初等部の入学手続き第二弾を行いました。

今回は、多くの人たちから入学手続きに関する問い合わせがあり、
数年前に開校して他の学校の児童たちを一気にかっさらっていったあのマンモス校の瓦解があり、
多くがキラキラに流れてくることを想定し、
定員をオーバーしてしまったらどうしようかと、
かなり心配しながら当日の朝を迎えました。

朝6時前、まだ暗い外から声が聞こえてきました。
治安維持のために、夜中には来ないようにと呼びかけても、
しっかりとキラキラ入学を確保したいという親子たちは、
どうしても朝早くから行動してしまうのです。

朝6時過ぎ、アレックス先生が門の外に。
先生方には7時に来るように言っておいたのですが、
かなり早めの出勤です。
こうした勤労の態度はどんどんほめて伸ばしてあげたいです。

一緒に椅子などの準備をしてから、
門の外の親子たちを敷地内に迎え入れます。
6時半の時点で、既に20組は来ていました。

しかし、中には、
2011年生まれまでという規定に漏れた、
2012年1月生まれの子を持つ親がいて、
「ぜひ、どうしても!」と懇願し始めるほど。
しかし、懇願されて認めてしまったらきりがなくなってしまいます。
規定は規定。2011年12月31日生まれ以前の子たちを受け付けます。

また、出身幼稚園を証明する物を持って来なかった親子が多く、
急いで家に帰ったり、園の先生に電話をかけたりしてかき集めます。
園の領収書でも、通知票でも、試験用紙でも、何でも良いのです。

7時前から、ジャシンタ先生による受付を開始します。
7時、こういう大事な日だと言うのに、遅刻の先生が2人いました。
遅れて来て、すぐに前もって知らせてあった持ち場に入るのですが、
私もあえて黙って咎めません。
既に仕事が始まっている中に入って行くことで、
良心が咎めるはずですから。

ジャシンタ先生と助手のレジナ先生の受付けを済ませ、
こどもたちは一人一人、筆記の入学試験を受けるために、
先生方がいるところに向かいます。

外ではアレックス先生が、
来る親子を一組ずつ確認しながら、
順番待ちの行列を整理して、
一組一組順番にジャシンタ先生の受付けに向かうようにします。

規定の9時の40分前、
定員をオーバーすることはないという見通しが立った時点で、
レジナ先生とドロシー先生にはコピーを取る作業を始めてもらいます。
親の身分証明書と、子の出生証明書のコピーです。

規定の9時になり、
すぐに説明会を始めます。
説明は私の担当。
キラキラに新たに入る保護者たちのために、
具体例を挙げながらわかりやすい説明を心がけます。

続いて所定の用紙に必要事項を記入してもらいます。
字が書けない人は、先生方が手伝ってあげます。

10時半、アレックス先生が外で順番を整理しながら、
親子1組1組順番に呼び入れて、
まずは私による記入内容(子・親などの情報)のチェックです。
子の氏名の綴りなどをしっかりと確認していきます。
次に、パトリック先生が入学金の領収書と入学時の必要事項が記載された紙を渡し、
順番に帰っていただきます。

一人、左手に奇形がある子がいました。
腕の先が細く短くなっており、
辛うじて小動物のサイズの指・爪のようなものがついているだけ。
その女の子はイスラム教徒で、
幸い頭を覆うヒジャーブでそのまま左手を覆っていました。

後で聞いた話では、
順番待ちの間にこどもたちが外で遊んでいた時に、
その左手を見た他のこどもたちは、
その子に近寄らないようにしていたとのこと。

みんながキラキラに入学したら、
その子をさりげなくしっかりと激励し、
他の子たちをしっかりと教育していく必要があります。
そのためには、若くて経験の少ないうちの先生たちを、
徹底的に指導する必要があります。

三浦綾子さんの「塩狩峠」で、
主人公長野信夫くんが慕う脚の悪いふじ子さんのことを、
ふじ子さんの兄吉川くんは、
「ふじ子はこの世の試金石のようだ」
と語っていたのを思い出します。

つまり、脚の悪いふじ子さんを見て、
嫌って敬遠する人と、同情して優しい気持ちになる人とに分かれる、と。

その左手に奇形がある子のキラキラ入学によって、
キラキラのこどもたちが、
同情心や優しい気持ちや友情や愛情を育んでいけるよう、
そして、その子自身も、
優しい環境の中で個性をいかんなく伸ばして自信を持てるよう、
切に願います。

さて、話を戻して、
あのマンモス校の幼稚部出身のこどもたちが、
案の定たくさん来ていました。

そのマンモス校は、
多くの保護者たちに見限られて、
ますます児童数が減少しているのです。
しかし、数年前に華々しくナマンガで開校した時に、
私とジャシンタはある程度予測していたことなのです。

そのマンモス校は、
欧米の大きな資本家たちの協賛で、
ケニア各地に何千という分校を建てていました。
表向きは貧しいアフリカのこどもたちを支援するということで、
欧米人から多額の支援金を集めていたようです。

しかし、実際には、
恐らく資本家たちの利潤追求の市場でしかなかったのです。
欧米の資本家たちが、ケニアの資本家たちと結託し、
表向きは最高の理想的な貧しい学校を量産し、
そこでIT教育を標榜し、
ある意味IT機器の市場として、
ある意味実験現場として利用していたわけです。

雇われた教師たちはみな経験が浅く教員資格もない若い人たち。
各分校に年輩の経験豊富な校長がいるわけでもなく、
若い教師たちだけで運営し、学費を集め、教育・指導にあたっていたのです。

学費はキラキラよりも高く、
しかも給食費は別。
私の経験上、建設費用の一部は欧米からの支援金でまかなっているとしても、
日々の運営は十分採算が合って利益を上げるだけの学費収入はありそうでした。

そのマンモス校のナマンガ分校では、
まず管理責任者による横領があり、
保護者から集めた学費の一部または大半が失われました。

続いて、若い男の先生たちによる、
保護者(若いママさんたち)や児童(高学年女子)とのスキャンダルが相次ぎました。

もはやそうなると、
上から下までカオス状態となって、
こどもたちの教育も指導もますますずさんになっていくことは必至でした。

ということで、多くの親子がそのマンモス校から流出し始めたというわけです。
しかも、ナマンガ分校だけでなく、
ケニア各地の分校が閉校に追い込まれつつあると聞いています。
同様のスキャンダルや質の低下があったのでしょう。

教育に限らず、この世の全ての組織は、
上の人間の姿が下まで反映されていくものです。
上の人間がお金に強欲なら下までそうなり、
上の人間が暴力的なら下までそうなり、
上の人間が怠け者なら下までそうなるものです。

多くの私立学校のトップたちは、
金儲けを第一義に考えているようですが、
教育や指導に対するワーキングスピリットがないと、
絶対に失敗すると言えるでしょう。

キラキラは、私もジャシンタ先生も、
皆さまからのご支援のおかげで、
お金に関しては強欲になることなく、
本当に必要なワーキングスピリットだけで学校を切り盛りすることができ、
おかげで教職員や保護者たちやこどもたちまでその精神が大いに受け継がれています。
改めて、ご支援くださる皆さまに心から感謝申し上げます。

多くの人から入学に関する問い合わせがあったという話ですが、
結果的に新1年生は定員をオーバーすることなく、
例年並みの人数に落ち着きました。
問合せの多くは、2年生以上の学年への転入に関するものだったようです。
手続きを終えてから思い出しました。

新1年生は、キラキラでは珍しく、
女の子の方が男の子とりも圧倒的に大人数。
しかも、ナイシパイ(幸せな子)という名前の女の子が3人もいます。
3人のうちの1人はうちのヒカリ・ナイシパイ・アイハラです。

他校の栄枯盛衰を、自分たちにも関わる問題として傍観しつつも、
自分たちはマイペースで、幸せな学校づくりをこれからも続けてまいりましょう。


キラキラの運営はびしっとしております。
だらだらしてずさんな運営よりも、びしっとした方がわかりやすくてお互いに疲れません。

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筆記試験に臨むこどもたちです。

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今は机に飲み込まれてしまうくらいちっちゃい体ですが、
そのうち机を飲み込むくらいでっかくなることでしょう。

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相原 記


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# by kjkirakira | 2017-10-14 22:00 | 現地で 小学校

2017年10月8日(日)、
浦和駅前にて開催された『さいたま国際ふれあいフェア』に今年度も出店しました。

前日は雨で寒かったのですが、この日はイベント開催にふさわしい晴れでした。
ちなみにこの日は幼稚園や保育園の運動会も多かった様で、浦和へ向かう途中、運動着を着た幼児と保護者を多く見掛けました。


会場が駅前かつPARCOの目の前だったため、元々浦和に用事があった方々や、買い物前後や運動会の帰りにたまたま足を運んだ方々等で多く賑わっていました。


キラキラのブースでは、
手前の机に置いていた大特価の100円コーナーを機に、キラキラの商品に関心を持ってくださり、100円の商品を沢山買ってくださる方々も居れば、他のビーズアクセサリーやヘマタイトのアクセサリー等を買ってくださる方々も居ました。
後半は、100円コーナーでなく、キーホルダーやビーズアクセサリーを手前に置き、値段より商品により関心を持ってもらえる工夫をしました。
又、商品の購入はしなくても、私達スタッフからのキラキラの活動についての紹介に共感してくださり、募金してくださった方々も多く居ました。
イベント主催のスタッフさんは、5月のさいたま国際友好フェアでも大変お世話になっている方々で、キラキラの事を覚えてくださっているスタッフさんも居て、毎回商品を買ってくださるスタッフさんも居て、非常に有り難いです。


海外を知る事は、人によっては《意識の高い行動》と捉えられ、敷居を高く感じてしまう場合があるかもしれないし、知れる機会も人によっては少ないかもしれません。
しかし、駅前で、大きなお店の前で、気軽に立ち寄れるこの様なイベントを機に、海外に関心を持つ人達が、老若男女問わずに増えてくれたら嬉しいな、と個人的に思いました。


来年以降も出店する予定なので、是非遊びにいらしてくださいね。



好天で快適な雰囲気です。

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所狭しとたくさんの物を並べます。

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いろんな人たちの手を通って来た品物たちです。

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Mungu Ndiye = 神様こそが (スワヒリ語)

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キラキラを支える会
ボランティアスタッフ
Y.N 記


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# by kjkirakira | 2017-10-08 23:11 | 日本で 活動報告

入園手続きの裏で

キラキラ学園幼稚部(キラキラ保育園)の来年度入園受付を、
アンボセリロードキャンパスを会場に設定することで、
その時間帯にキラキラ学園小学部1年生と2年生の居場所がなくなってしまうために、
この日は1年生と2年生も、3年生と4年生と一緒にビリカキャンパスに行って1日を過ごすことになりました。

早朝から、新入園児とその保護者でごった返すアンボセリロードキャンパスの敷地の外で、
1~4年生たちはバスを待ち、3回に分けてみんなでビリカキャンパスに向かいました。

その日のビリカキャンパスでの運営責任はポウリーン先生に全任(丸投げ)。
みんなで陸上競技や、サッカー、ネットボール、バレーボールなどの球技で競い合い、
あとは自由奔放に遊んだりと、
楽しくゆったりとした時間を満喫してきたようです。


以下、撮影は主にパトリック先生


4学年が会しての朝礼です。

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4年生男子のサッカーチーム

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3年生男子のサッカーチーム

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4年生女子のサッカーチーム

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レフリーは調理人兼守衛のネルソン先生。
こういう仕事を、良い意味で楽しい遊びとして積極的にやってくれるのでありがたいです。
この間は、ネルソン先生の奥さんのザイナブさんが調理をしてくれています。

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乾季なので、砂ぼこりの中でのサッカーになります。

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自然と遊び歌(シンギングゲーム)が始まります。

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木陰でくつろぎます。
乾季なので、日向は灼熱です。

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リラックスしています。

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屋根付きの屋外ベンチで、
ノゾミさん(2年生)が抱っこしている赤ちゃんは、
ネルソン先生と奥さんとの長女さん、6か月。

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ちなみに、この日のオルコングキャンパス(キラキラ学園幼稚部=保育園)は、
普段通りに園児全員が登園し、
いつもより少人数の教職員で切り盛りしました。

キラキラ学園は、3つのキャンパスに分かれており、
なかなか運営も現場監督も大変ではありますが、
徐々に徐々に慣れて、
3つの異なる大仕事を同時進行で行うこともできるようになりつつあります。

その鍵は、
学園の主宰者(私とジャシンタ先生)、教職員たち、こどもたち、保護者たち、取り巻くコミュニティーの、
「愛」ではないかなと思っています。


相原 記


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# by kjkirakira | 2017-10-02 23:48 | 現地で 小学校

1年でいちばんの大仕事

キラキラの活動の中で、
1年でいちばんの大仕事の日がやって来ました。

2017年10月2日(月)
キラキラ学園幼稚部
2018年度入園受付!!!

まず、名称。
キラキラを私立の学校として、
ケニア政府に登録する過程で、
名称をキラキラ・アカデミー(キラキラ学園)としました。

登録に要する手続きなどは全て終え、
担当職員による現場の視察も既に受け入れて、
現在は担当部署からの返答(登録の可否)を待っている段階です。

そんなわけで、
キラキラ保育園はキラキラ学園幼稚部、
キラキラ小学校はキラキラ学園初等部、
と呼ぶのが今後はふさわしくなります。

名前だけ見ると、
何だか大きな組織のお金持ち私立のようですが、
実態はこれまでと変わらず、
コミュニティーとの共働を目指し、
安い学費で最低限の運営・維持費だけを回収するスタイルを、
これからも続けていくつもりです。

このブログ上では、
慣れるまでは旧名称と新名称とを併記していきたいと思います。


その、キラキラ学園幼稚部の、
来年度の入園受付です。

前年度よりも1週間早くしたこと、
公立の幼稚園が無料であることが実際的になってきたこと、
それに、今回は8月の総選挙や10月26日予定の再選挙などの影響で、
人々の経済活動や私生活に大きな影響が出ていることもあり、
前年度ほど混雑はしないだろうとたかをくくっていました。

しかし、蓋を開ければ、またまた驚愕の1日に!

早朝4時頃、真っ暗な外から、
人々の話し声が聞こえてきました。
治安維持のために夜中には来ないようにと告知しているのに、
人々はまだまだ夜中から行列をつくるのです。

早朝5時、
ジョイス先生の息子さんの手続きを1番にしてあげようと、
ジョイス先生に電話をかけると、
「既に校門の外で立って待機している」と。
教職員の子だからと便宜をはかってあげる以前に、
教職員自らが率先して1番となる、
その姿勢に感謝と敬意を覚えます。

早朝6時前、
校門を開け、
ジョイス先生や他の先生方をアンボセリロードキャンパスの敷地内に入れて、
窓や椅子や物の準備をします。
大きな準備は既にできているので、
準備自体はすぐに終わります。
そして、各教職員も持ち場を確認し、
あとは、いざ、仕事!となります。

暗い中、校門の外で立ち尽くしていたのは主にお父さんたち。
後から後からお母さんたちがこどもたちを連れて来て、
順番取りのお父さんたちとバトンタッチです。

バトンタッチせずに、両親ともにい続ける人たちも多くいます。
本当に、この日は、
キラキラにとっても、多くの家庭にとっても、
大きな大きなイベント日なのです。

キラキラのすぐそばのお店では、
パンやお菓子、ジュースや牛乳などが、
飛ぶように売れます。

校門で、教室の外で、
みな必須事項を満たしているか、
すなわち、
親の身分証明書、
子の出生証明書、
子の年齢が達しているか(2014年以前生まれ)、
引率者は親族か、
子本人が実際に来ているか、
などを確認します。

中には、年齢を満たしていない子や、
小学校の入学受付だと勘違いしてやって来た親子や、
必要な書類を家に忘れて来た親もいるからです。

そして、ジャシンタ先生による第一チェック。
6時50分頃には、既に新規入園枠57人に達してしまいました。
7時と告知してあっただけに、
7時前の10分の間に到着した人たちには申し訳なかったのですが、
しかたなく、入園をあきらめていただくことにしました。

ジャシンタ先生が親子10組ほどに説明し、
残念そうでしたが何とか同意を得て、
何のトラブルもなく、悪態をつく親もなく、
平穏無事におさまりました。

まあ、私個人的には、
こういう大切な日に時間ぎりぎりで行動するような人は、
キラキラにふさわしくないかな、という思いでした。

というわけで、57人の受け入れ(候補)が確定したうえで、
親を全員教室内に入れて説明会を催しました。

説明は私の担当です。
多くの業務を教職員にゆだねている中で、
これは他人には任せられない、自分でやるべきだ、という業務を一つ一つ絞り込んでいます。
入園や入学の説明会の説明も、
そんな私の大切な業務なのです。

説明は、我ながらスムーズに、力強く、思いやりにあふれた形で行われました。
説明会後の保護者たちの反応も上々だった様子です。

とくに、
「20年前は私たち(保護者たち)はお互いに知らないところで生きていた。
10年前はこのこどもたちはこの世界に存在していなかった。
しかし、神様の意図により、今日こうしてみな一堂に会している。
今日から、今後長きに渡って、私たちは唯一無二の親友になるかもしれない。
今日は、その友情生誕記念日になるかもしれない。」
と語った私の言葉が、
皆さんの心の中に残ってくれたようで、何よりです。

説明会に引き続き、
保護者の皆さんには所定の用紙に記入してもらいます。
子の情報、家族の情報などです。
読み書きがままならない保護者は、
うちの教職員が手伝いながら記入します。

引き続き、皆さんの身分証明書と出生証明書とを回収し、
新しく建てた教職員用パソコン事務室で、
ドロシー先生とレジナ先生が2台のプリンターを駆使して、
どんどんコピーしていきます。

そして、1番から57番まで順番に、
私による第2チェックを受けます。
子の氏名の綴り、生年月日、
両親や保護者の氏名の綴り、身分証明書番号、電話番号、
他いろいろの情報をしっかりと確認します。

大変なのは、子の氏名の綴りです。
ケニアでは、出生証明書が全てであり、
卒業試験も、身分証明書も、パスポートも、
全ての氏名の記載が出生証明書に準じて行われます。
すなわち、出生証明書の氏名の綴りが間違えていると、
一生涯その間違いがついてまわるのです。
しかも、間違いの多いこと多いこと!!!
信じられないくらい間違いが多いのです!!!
かつて、私も、
長女の出生証明書も間違いがあり、2回目でようやく訂正され、
次女は3回目でようなく訂正にこぎつけたということがありました。
出生証明書の部署の職員たちの仕事はあまりにもずさんであり、
しかも、暗に賄賂を要求されることが多く、
賄賂なしではあまりにも時間がかかり、
「ケニア人として生まれることはあまりにも困難である」
と人々に言わしめているくらいです。

従って、私の仕事は、
こうした出生証明書の綴りの間違いをそっくりそのままキラキラの名簿に転記していくことであり、
不本意極まりありません。

出生証明書の部署の職員たちとは正反対に、
私はキラキラの名簿を完璧に仕上げるために、
三度四度と見直して、ありとあらゆる角度から見直して、
キラキラのこどもたちのデータベースづくりをするのです。

そして、私による第2チェックを受けた後で、
スワレ先生による会計と来年度予定に関する最終チェックを受け、
順番に家に帰って行きます。

この日、全ての業務の終了は15時。
飲まず、食わず、座りっぱなしあるいは立ちっぱなしで、
私も、ジャシンタ先生も、教職員の皆さんも、保護者の皆さんも、小さな新入園児のみんなも、
よく頑張りました。

最後の親子が帰ったとたん、
ごくごく自然に、
私とスワレ先生はかたい握手で健闘をたたえ合いました。

肩も、腰も、脚も、頭も、くたくた、疲労困憊です。
しかし、大仕事を終えた達成感と、
保護者の皆さんの喜びと協力的な態度に触れて、
57人の新規入園児たちとの長きに渡っての今後を夢見て、
私も感無量です。

きっと私が感無量であると同時に、
各家庭では、お父さんとお母さんとお子さんで、
キラキラに入園することができた!という達成感と喜びで、
感無量に浸っていることでしょう。


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相原 記


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# by kjkirakira | 2017-10-02 22:53 | 現地で 保育園