アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

1学期終了日

2017年4月6日(木)、
カマウさんの訃報を受けて、
教職員全員が重苦しい心情を抱えながら、
キラキラ保育園・小学校合同の学期終了日を迎えました。

キラキラ業務を一つ一つ教職員に委ねていく!
そうすることが私の業務!

今回は、私は全く口出しをせず、
この1日を統括する校長ポウリーン先生に少し助言を与え、
彼女の計画と判断にOKを与えただけ。

キラキラのカメラマンとしての役割も、
今回からは先生方にゆだねていくことに。
今回は、ドロシー先生にカメラを委ねました。


3月生まれさんたち

b0124020_18360872.jpg



















4月生まれさんたち

b0124020_18360854.jpg



















4年生の成績優秀者たち

b0124020_18360852.jpg



















3年生の成績優秀者たち

b0124020_18360919.jpg



















2年生の成績優秀者たち
ここにいつも、故シャドラックくんが入っていたのですが…。

b0124020_18360922.jpg



















1年生の成績優秀者たち

b0124020_18360799.jpg



















保育園の成績優秀者たち

b0124020_18360861.jpg



















4年生の1学期の無欠席者たち

b0124020_18375531.jpg



















3年生の1学期の無欠席者たち

b0124020_18375477.jpg



















2年生の1学期の無欠席者たち

b0124020_18375587.jpg



















1年生の1学期の無欠席者たち

b0124020_18422265.jpg



















保育園の1学期の無欠席者たち

b0124020_18422262.jpg



















劇を披露する4年生ヘンリーくんと3年生アギガトニさん
いかしてる男とシングルママのデート風景

b0124020_18422140.jpg



















夕方4時からはPTA総会。
PTA顧問のマーガレットさんが、
閉会後にカマウさんの喪のための自由募金を集めていました。

それが終わって教職員の給料袋の手渡し。
本当は翌日の日中にゆっくりしたかったのですが、
カマウさんの喪のこともあり、
翌日をフリーにするために、
教職員たちとの業務の全てをこの日のうちに終わらせることにしたのです。

しかし、カマウさんの喪があるために、
運転手のジュリアナ先生や、
ビリカの調理担当者のネルソン先生などは、
休暇に入ったら田舎に出かける予定を自らの意志で延期して、
しばらくはナマンガでお通夜や葬儀準備を手伝うことになります。

終了日の夜、
2年生のノゾミさん、年長組のヒカリさんとともに、
3年生のマーティンくん(故カマウさんの一人息子)、
年中組のシャロンさん(カマウさんの弟であるお父さん夫妻が喪のことで忙しかったので)が、
我が家に泊まりました。

翌日も、我が家でみんなで遊んでいます。


相原 記


[PR]
# by kjkirakira | 2017-04-07 12:34 | 現地で 保育園+小学校

あのシャドラックくんの死から1か月余り、
また、死がやって来ました。

死が訪れた男性は、
デニス・カマウ(以下、カマウさん)

ジャシンタの弟(私の義理の弟)、
キラキラ1・2年生部門の調理担当者ジュリアナ先生の旦那さん、
キラキラ3年生マーティンくんのお父さん、
かつてはキラキラや私たち個人の専属土木建築作業人でしたが、
ここ数年はオートバイを運転し、
普段は普通にオートバイタクシーや物の運搬で稼ぎ、
キラキラや私たち個人の移動、食材供給、建材供給、薪供給、その他もつかさどり、
金銭面でも完全に忠実で、嘘や盗みなども皆無で、
私とジャシンタにとっての公私にわたる活動に欠かせない役割を果たしてくれていました。

奥さんのジュリアナ先生も同様に実直な人で、
キラキラの金銭管理を一手に引き受けてくれています。

一人息子マーティンくんは、
従妹ノゾミより半年だけ年上の幼馴染。
お父さんが大好きで大好きで、
オートバイに乗ってお父さんの仕事についていくこともありました。

故カマウさんは、
精神的・人格的に常軌を逸していました。
ときどきおかしくなり、
市街地に繰り出してはいろいろ人目を引くことを繰り返していたのです。

公衆の面前での自傷行為もありました。
「俺は神様が守ってくれるから大丈夫」と言いながら、
脚を焼き、見事に火傷したり。

本人はとても頑なな性格で、
人のアドバイスに耳を傾けることもなく、
自分が病気であることを否定し続けていたのですが、
何度か入院したり、向精神薬を服用したりもしていました。

しかし、自傷行為や、
自分をスーパーパワーと信じて疑わない態度から、
いつか自殺してしまうかもしれないという懸念は常にありました。

今回も、数週間前から、
カマウさんがまたおかしくなったという気配はあったのです。
やたらと市街地の人ごみに出ていきたいくなり、
繰り返し繰り返し、
「自分は毒を飲んでも死なない」
と語っていたほどでした。

私たちを含めた身近な人たちも、
何度も何度も説得を試みたり、
心を落ち着かせる薬の服用を強制したりしていたのですが、
頑なな性格ゆえに効き目はありませんでした。

ある日、ネズミを殺す薬を大量に服薬しました。
幸い、そのための薬も飲んでくれて、
ひたすら吐き、吐き、
翌朝には普通に元気にしていたのです。

しかし、その日、
また人ごみの中に出かけ、
「俺はこれを飲んでも死なない!」と大声で宣言しながら、
農薬を大量に飲んでしまったのです。

そのままオートバイに乗って帰宅。

噂を聞きつけた身内の者たちが、
ひたすら病院に連れて行こうとしたのですが、
頑なな彼はとことん拒否。

徐々に徐々に意識は遠のいていき、
夕方、酩酊状態で300m離れたおばさんの家まで歩き、
そこで力尽き、もう歩けなくなり、
眠り始めました。

医師の往診を受け、
応急処置を施されるものの、
翌日まで目が覚めず、
90㎞離れた県立病院に救急車で運ばれ、
そこで徹底的に解毒を受け、
見た目には状態が安定し、
あとは目が覚めるのを待つだけだろうと信じ込んでいました。

翌日、夜7時、
状態が安定しているのを確認。

しかし、8時、
急きょ面会謝絶になってしまいました。
そして、8時半、死亡が確認され、
そのことが伝えられました。

2017年4月5日(水)
カマウさんの地上での存在が消えました。

普通の健常な人にとっては、
何故自殺しなければならなかったのか、
何故妻子を残して自分勝手な死を選んだのか、
何故?の嵐で、
彼の思考は想像も理解もできないレベルにあるでしょう。

この度、無念にも、
帰らぬ人となってしまいました。

しかし、
もし生きながらえていたとしても、
後遺症が残り、
もはや仕事もできず、
家族・親族にとっての負担となりながら生きていくことになるか、
あるいは、何度も何度も公衆の面前で自傷行為を繰り返し、
いずれは自分の身体にガソリンをかぶり、
マッチに火をつけて、
壮絶な焼身自殺をはかることになるか、
いずれにしても、
彼は死を免れない人間だったのでしょう。

とにかく、
苦痛だった地上生活に終止符が打たれました。

そんなわけで、
身内に迷惑をかけ続けたカマウさん、
しかし、実直で勤労だった彼は、
身内や多くの人を助け、多くの人から愛される存在でした。

翌4月6日、
キラキラ保育園・小学校合同の学期終了日。
キラキラの教職員たちはショックと悲しみで、
涙を浮かべながら、心に重くどんよりしたものを抱えながら、
早朝から夕方までの忙しい一日を、
心を無理に奮い立たせながら過ごすことになりました。

夕方のPTA総会にやって来た保護者たちも、
事情を知る前から、
「今日はいつものキラキラと違って重苦しい」と感じたほど。

大通りをオートバイが通る度、
「カマウさんかな?」と頭は自然にそっちを向き、
「あ、もういないんだ」とうつむく繰り返し。

この日、ジャシンタ先生は、
丸一日ジュリアナ先生のそばにいて、
キラキラは私と教職員の皆さんだけでうまく学期末をおさめました。

夕方、給料袋をみんなに手渡した後で、
先生方がみんなで同僚ジュリアナ先生の家へ、
喪のために一日中家にいたジュリアナ先生を慰めに行きました。

カマウさんとジュリアナ先生の一人息子マーティン君は、
我が家にしばらく泊まることになり、
こどもたちの食事やお風呂の面倒を見た後で、
私もジュリアナ先生の家へ。

私の顔を見て、
私の手から給料袋が渡されたとたん、
ジュリアナ先生は泣き崩れ、
「カマウ、カマウ、」と。

故シャドラックくんのお父さん(キラキラのPTA会長)もかけつけました。
子を失って悲しむ親。
親を失って悲しむ子。

その夜、ジュリアナ先生の家の庭で、
葬儀委員会の初回の会合が持たれました。


旧約聖書ヨブ記01章21節
主は与え、主は奪う。
主の御名はほめたたえられよ。



旧約聖書ヨブ記42章02節
あなた(主)は全能であり
御旨の成就を妨げることはできない


残念な結末に至りましたが、
それはそれで主なる神様のご意志であるとして、
ただただ感謝し、謙虚に受け止めています。


相原 記


[PR]
# by kjkirakira | 2017-04-06 23:44 | 現地で 全般・他

永住権を正式に取得!

ナイロビの移民局から連絡があり、
ケニア永住権の証書ができたから取りに来てください、と。
そこで、ナイロビまで行ってきました。

私同様に、証書を受け取りに来ていた白人女性は、
喜びを隠せないとばかりににこにこして饒舌でした。
職員さんたちも、「おめでとう」と言って私たちに握手を求めるほど。

証書の他に、永住権を所持している証として、
パスポートにスタンプと記入もいただきました。

あとは、身分証の申請です。
永住権所持者は3年有効の身分証を所持することができ、
そのための申請と取得が残っています。
3年おきに更新していくことになります。

この身分証の件が終わるまでは完全に安心できませんが、
とにかく永住権の証書を得たことで、
とりあえず大きな大きな関門をクリアです。

応援していただいた皆さま、
心から感謝申し上げます。

これから徐々に、
現地、日本の両方を含めた各方面への感謝を、
見える形で表現してまいりたいと思います。


相原 記


[PR]
# by kjkirakira | 2017-04-03 23:29 | 現地で 全般・他
ノゾミさん(2年生)は私の長女ですが、
お父さんが日本人、お母さんがケニア人で、
22歳になるまでは二重国籍。

ケニアは2011年より二重国籍を認めているのですが、
日本はまだ二重国籍を認めていないので、
22歳になるまでにどちらかの国籍を選択し、
もう一つの国籍を捨てなければなりません。

こどものうちはまだ二重国籍ということで、
日本大使館から半年おきに日本で使われている学校の教科書もいただくことができます。
日本の納税者の皆さまに大感謝です。

というわけで、暇な時、放課後、土曜日などに、
少しずつ少しずつ、日本の教科書を読み進めています。

本日4月1日、
ノゾミさんが日本でも2年生になったこの日、
1日遅れで1年生分の日本の教科書を全て読み終えました。

一生懸命読んだノゾミさんもですが、
こつこつ読ませてきた私自身にも「おめでとう」です。

まだちょっと、1年生で習う漢字の習得に課題を残していますが、
概ね順調、いつ日本の小学校に転入しても十分やっていけそうです。

国や言語の二刀流はかなり大変ですが、
「ハーフ」でありながらも「ダブル」として、
何事も二倍楽しむつもりで、
これからも明るく生きていきたいです。

そして、身近にいる「ハーフ」「ダブル」の人たちに、
格好いい、自分にないものを持っている、貴重な同朋として、
温かい声援と励ましをお願いいたします!
ミス日本のお姉さんたちにも、
日本代表を争うアスリートたちにも、
テレビで活躍する芸人さんたちにも、
クラスで肩身が狭い思いをしている人たちにも。


相原 記


[PR]
# by kjkirakira | 2017-04-01 15:27 | 現地で 全般・他

体育会系のキラキラ

3月末の教職員会議では、
アレックス先生が体育についてプレゼンし、
それに関して各人が意見などを出し合い、
とても有意義な会となりました。

私としても、
体育はキラキラで最も力を入れたい分野です。

しかし、ケニアの学校では、
体育嫌いな先生方が多く、
さらに、試験の点数の競争も激しいために、
体育の授業をつぶして学科の補習を行うなどが日常茶飯で、
試験の出来る子ばかりが優遇され、
体育だけ出来る子が冷遇されるきらいにあり、
アフリカのこどもたちのせっかくの運動神経や体力が伸びず、
黄金の原石が磨かれずに腐ってしまっているのです。

しかし、体育はとても重要です。

ケニア人は体育で飯が食える!
頑張れば世界のトップ・マラソンランナーになれるのです。

実社会では体を使った職業ばかりです。

例えば医師、
頭脳労働というより肉体労働です。
睡眠時間を削りながら、
病院内をあちこち走り回り、
長時間におよぶ処置や手術に臨み、
常にチームワークで働く。

例えば建設職人、
ときには24時間労働になることも。

教師も例外ではありません。
あちこち動き回りながら児童と交流すればこそ、
よりきめ細かい指導ができるのです。

よく文系・理系と言いますが、
体育会系・文化会系で分けることもあり、
体育会系を好んで雇用する職場も多いです。
私もキラキラでは体育会系を好んで雇いたい。

パソコンで飯が食えるのは、
人類史の中でせいぜい100年くらいでしょう。
しかし、鋤や鎌や斧や鋸や金槌などでは、
人類史6000年間食いっぱぐれがありません。

プレゼンしてもらったアレックス先生は、
キラキラに雇われた際の最初の質問が、
「キラキラでは体育はするのか?」
ということでした。
「キラキラでは体育をするよ!」
という返答を得て、
アレックス先生の目は輝きました。
私も、そんな先生を雇うことができて心躍りました。

実際に、アレックス先生は、
積極的に児童たちに体育を指導してくれており、
そればかりでなく、
教室で学科を指導している時も、
お掃除などのお仕事を監督している時も、
フットワーク軽やかに児童たちを巡回してくれています。

キラキラの方針や、
アレックス先生などの頑張りもあり、
キラキラでは体育を頑張ることが定着してきています。

新参の先生方も、
頭では体育の重要性がわかっているようです。
あとは実践あるのみ。

そして、いちばん重要なのは、
キラキラが目指す大切な方向性、
つまり、弱い者にとって優しい学校でありたい、ということ。

児童全員が体育好きであるわけではありません。
体育が苦痛な子もいます。
休み時間に大多数がサッカーをしている傍らで、
砂いじりばかりしている子もいます。
みんなに身体を使う仕事をさせると、
できるだけ避けて怠けようとする子もいます。
そんな、少数の子にも十分に配慮しながら、
教職員の皆さんには体育の指導と実践を頑張って行ってほしいものです。

3月のお給料も一人一人に手渡しました。
中には、給料を受け取りながら、
「神様の祝福を!」と一言残していく先生もいます。

こうして無事に月末を迎えることができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。

その場でキラキラ運営のマイクロファイナンス(小規模金融)に預金する先生もおり、
宵越しの金は持たないのが常だったかつてのアフリカとは見違えるほどに、
みなが計画的に人生を営んでいます。

日本では年度が変わりますね。
4月も、新年度も、
励まし合って頑張ってまいりましょう。


相原 記


[PR]
# by kjkirakira | 2017-03-31 23:17 | 現地で 保育園+小学校