アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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小学校入学手続き①

2017年9月30日(土)
キラキラ小学校2018年度入学手続き第一弾

この第一弾は、キラキラ保育園出身者が対象です。
9時までに受付を済ませ、9時から説明会を開く、という段取り。

7時に私がアンボセリロードキャンパスの校舎に出てみると、
案の定、まだ誰も来ていません。

早速我が次女ヒカリさんのための受付けを済ませ、
少しずつ準備しながら待っていると、
7時半、前日に言っておいた通りに、
小学校の先生方が続々とやって来ました。

ポウリーン先生の長女ジョイさんの受付けも済ませ、
早速ヒカリさんとジョイさんには、
入学評価のための筆記試験に挑んでもらいます。

そんな感じで、ジャシンタ先生が担当する受付に、
また一人、また一人とやって来ましたが、
どう見ても少人数。

結局、9時15分まで受け付けて、
予定していた36人を大きく下回る25人で、
この日の手続きを進めることに。

こどもたちはみんな筆記試験を終え、
保護者たちはみな手続き用紙の記入を終えた状態で、
説明会を始めました。

私は極力仕事を教職員の皆さんにゆだねるようにしてはいるのですが、
入学手続きのような重要かつデリケートな業務は、
私自身が陣頭指揮を執って進めて行くべきであることを、
改めて痛感しています。

それで、この日も、
細かい仕事を先生方にゆだね、
その監督をしっかりとしつつ、
説明会の説明と、
その後の個人情報チェックは、
私自身がやることにしました。

私のスワヒリ語による説明後、
念のためアレックス先生がマサイ語で説明をごく簡単に繰り返し、
先生方が一言ずつあいさつし、
保護者の皆さんからの質問などもとくに出ないまま、
説明会を終えました。

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保護者の身分証明書とこどもの出生証明書を集め、
レジナ先生とドロシー先生とがどんどんコピーを取っていきます。
建設し終えたばかりのパソコン事務室にとっての初仕事です。

そして、私の窓口で、個人情報の確認です。
児のフルネームの綴り、
児の生年月日、
保護者の電話番号が最重要で、
これらとその関連情報とを、
身分証明書や出生証明書と照らし合わせながら確認していきます。

私の確認を終えると、
最後にパトリック先生の窓口で、
受付け時に納入した入学金500シリングの領収書と、
1月の新年度開始時までに用意する物リストとを手渡され、
順に家路についていきます。

たったの25人だったので、確認作業は2時間足らずで終わりました。
トラブルは、コピー機(印刷機)の不具合くらい。
(デジタル化が進んでいるのに、印刷機だけはなかなか進歩しませんよねぇ…)

後で聞いてびっくり。
9時15分以降、私たちが説明会などをやっていた時間帯に、
後から後から親子がやって来たとのこと。
「9時で締め切り」ではなく、「9時から1人ずつ始める」と理解していたとのこと。

多少の説明不足があったことは否めません。
もし、先日の保育園卒園児の保護者対象の説明会で、
スワレ先生に全説明をゆだねるのではなく、
私自身で説明していたら、
きっとほぼ全員が「9時締切」ということを理解していたに違いありません。

やはり、キラキラで長年やっている私やジャシンタ先生でないと、
説明で強調すべきポイント、トラブルが起こりやすいポイントなどがわからないのでしょう。

やはり、教職員に仕事をゆだねる場合、
「教える」「しつける」「物を管理する」などの普遍的な事項はどんどんゆだねていくべきですが、
例外的、キラキラに特異的な事項(入学手続きなど)は、私とジャシンタがすべきのようです。

ちなみに、遅れて来たためにこの日の手続きを逃してしまった親子たちには、
来たる10月14日の、キラキラ以外の園出身者を対象とした手続き日という第二のチャンスが与えらるので、救済の余地は十分にあります。

この日を皮切りに、
キラキラが(私のキラキラ関係業務が)1年でいちばん忙しい年度末の3週間に突入です。
健康管理に留意しつつ、
忙しさの中にもゆとりをもって、
なおかつ、慣れていい加減になってしまうこともせず、
頑張って走り抜きたいです。


左より、1月に新1年生となるヒカリさんとジョイさん

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相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-30 23:31 | 現地で 小学校

年度末の職員会議で

9月29日(金)、いつもの月末の職員会議。
しかし、10月があまりにも忙しくなるということもあり、
実質今回の職員会議が年度末の大会議に。

各自3分くらいずつ、成果と反省などを述べました。
驚いたことに、みんながみんな、
上司に媚びを売っているのかと思うくらいの、
キラキラ絶賛合戦に突入。

キラキラのこどもたちは他校の児童に比べてお行儀が良い。
キラキラの計画性や規則順守の姿勢が心地良い。
キラキラの運営の中に身をゆだねているととても働きやすい。
キラキラ内には友好と尊敬がある。
キラキラ内で、教職員どうし、園児や児童、保護者とのコミュニケーションがとてもスムーズで良い。
などなど、盛りだくさん。

もちろん、悪いことは人前で大きな声で言えないから、
実際には良いことばかりでないにしても、
やはり私自身が実感しているくらいの良さはありそうです。

会議後、1人1人を呼んで、
9月分の月給を手渡しながら、
来年度の月給や配置などを説明し、
ほぼ全員との来年度の再契約の口約束を交わしました。

私としても、この若くて謙虚で熱心な教職員チームに恵まれ、
運営や指導のしがいがあったというもの。
これからも、9割を称賛と激励(ほめる)に、1割を叱咤と訓戒(けなす)に費やしながら、
より良い教職員チームを育んでいきたいです。

同時に、いかに優れた教職員チームでも、
張本人の私やジャシンタほどに、
キラキラを命を削ってまでも背負えるわけではありません。
ですので、これからも、要所要所は私とジャシンタがしっかりとしめて、
彼らが気持ちよく働けるようにするためのお膳立てを欠かさずにやっていきたいです。


以下、敬称略、
後列左より、
コージ(抱っこしているのはドロシーの長女)、ジュリアス(バスの運転手)、レジナ(アンボセリロードキャンパスの主任教師)、ジュリアナ(アンボセリロードキャンパスの調理人)、タビタ(保育園の主任教師)、ポウリーン(ビリカの校長)、セリナ(アンボセリロードキャンパスの教師)、スワレ(保育園主任事務)、ドロシー(小学校主任事務)
前列左より、
ネルソン(ビリカの調理人+守衛)、パトリック(ビリカの教師)、ジャシンタ(総指揮官)、ノゾミ(ジャシンタとコージの長女の2年生)、アン(保育園の教師)、ヒカリ(ジャシンタとコージの次女の年長さん)、ユーニス(保育園の教師)、アイリーン(タビタの長女の年中さん)、アレックス(ビリカの主任教師)、ジョイス(保育園の調理人、抱っこしているのはタビタの次女)

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相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-29 23:58 | 現地で 保育園+小学校

9・10月生まれお誕生会

保育園と1年生との合同の、
2か月おきのお誕生会がやってまいりました。
今回は保育園を会場に、
9月生まれさんたちと10月生まれさんたちが対象です。


これから始まります。

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タビタ先生が撮影します。

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みんな、注目したり、飽きてしまったりの繰り返しです。

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お友達写真も撮ります。

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ジュースとビスケットをみんなに配ります。

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みんなで腰かけてビスケットを食べてジュースを飲みます。

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しっかりとゴミを集めます。
こういった細かい努力が実を結び、
キラキラの子たちは路上にゴミを捨てない人間になって欲しいものです。

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みんなで遊んでいます。
とくに、キラキラ保育園以外の園出身の1年生たちが、
こういった機会を大いに喜んでくれるので嬉しいです。

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相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-29 23:49 | 現地で 保育園+小学校
いつもキラキラを応援していただきありがとうございます。

この2017年10月も、例年通りに下記のイベントに出展いたします。
ぜひぜひ気軽にお立ち寄りください。
お手伝い(宣伝・販売・荷物整理)も大歓迎です。


① さいたま国際ふれあいフェア2017

【日時】10月8日(日)11:00~16:00
【会場】JR浦和駅東口 駅前市民広場
【キラキラを支える会】ブース番号11


② 東京都板橋区フリーマーケット

【日時】10月15日(日)12:30-17:00
【会場】しむらん通り商店街(東京都板橋区志村1丁目)
【交通】都営三田線「志村坂上」駅A4出口を出てすぐの辺り
【キラキラを支える会】ブース番号59


相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-29 19:31 | 日本で 案内・告知

カメラマン育成~その6

今回は、保育園部門のタビタ先生による撮影。


年少組の少年たちです。
1月には自分自身も世界をも認識していなかった彼らが、
9月になると自我も世界観も築かれつつあります。

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みんなで振付をしながら歌を歌う年少さんたち。
これは、ねんねするポーズ。

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年中さんたちの教室、笑顔がとても良いですね。

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このZの下にいる女の子はタビタ先生の長女のアイリーンさん。
普段はさりげなくママと娘が同じ園におりますが、
やはり気持ちの中ではお互いに意識しますよねぇ。

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この10月に卒園を迎える年長さんたちと担任のユーニス先生。
中には遠い遠いキスム(ケニア西部の町)に引っ越す子も。
大部分はキラキラ小学校に進学予定ですが、
とにかくそれぞれの進路に向かってさらに自立しながら羽ばたいていってくれることでしょう。

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相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-28 23:29 | 現地で 保育園

カメラマン育成~その5

今回は、アンボセリロードキャンパス(1・2年生)のレジナ先生による撮影です。


ついこの間まで「幼児」だった彼らが、
自我が芽生えて自発的になりつつある様子が見てとれます。

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写真というものは、撮影者と被写体との関係も大切ですね。
レジナ先生が、厳しさと優しさを使い分けながら、
児童たちとの関係を強固につくっている様子が見てとれます。

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セリナ先生主導で、みんなでスキップのようなことをしています。

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調理のジュリアナ先生が、
1年生のダニエルくんを、
赤ちゃんのように抱っこしています。
こういう遊びができる師弟関係って良いですね。

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2年生たちです。
今年はアンボセリロードキャンパスの最上級生として君臨して来ましたが、
来年はビリカキャンパスの新入りとして、先輩たちに可愛がられることになります。

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相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-22 23:40 | 現地で 小学校

建設の最終仕上げ

日々の建設がもうすぐ終わります。


ビリカキャンパスに建てた屋外トイレの塗装も終了。

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ご覧のように、廊下から各トイレにアクセスする形になります。

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三教室の廊下(ベランダ部分)です。

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身長計測用の目盛りをマジックで書きました。
念のため200㎝まで。

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三教室の窓ガラスは半透明。
外から中を覗こうとすると、
ご覧のように外の景色が鏡のように反射して見えます。

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こちらはアンボセリロードキャンパスに掘った井戸。
選挙関連で、各地のビジネスがストップしており、
電気会社もアンボセリロードキャンパスの電気の開通を無意味に遅らせており、
井戸会社も機能していないようで、
井戸の穴の部分は無機能のまま2018を迎えそうです。

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その井戸のすぐそばに建てた守衛室+倉庫の上に、
1万リットルの水槽を設置しました。

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ご覧のように、配管は済ませました。
井戸水を水槽までくみ上げる管と、
水槽から各地へ供給するために重力で降りてくる管とが、
双子のように並びます。

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重力で降りてきた水を、
まずは水道の蛇口から得て、
井戸周辺の土地の農業に利用します。

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そして、井戸から100m以上離れ、
井戸のあるところよりも高度の高い地点にある我が家の敷地内に建てた
キラキラ教職員用のパソコン事務室および食糧倉庫の上に、
1万リットルの水槽を設置し、
井戸水をそこにもくみ上げるように配管を済ませました。

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下部にはマンホールをつくり、
水槽にくみ上げる管の流れと、
水槽から降りてくる管の流れとを、
赤いバルブで管理します。

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降りてきた水の一部は、
アンボセリロードキャンパスの学校用水となります。
ご覧のように給水されます。

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壁を突き抜けた緑の管が2つの水槽に接続され、
水槽を満たすことになります。
教職員や児童たちは、
前部の蛇口から水を得ることになります。

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あともう少し(あと1日)で今年度の建設終了です。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-20 00:04 | 現地で 小学校

卒園児保護者説明会

今年の建設もあとわずか。
しかし、「あとわずか」になってからが、
なかなか終わらない。

それでも何とかかんとか、
キラキラ保育園と小学校の年度末の怒涛のスケジュールに向けて、
準備を急ピッチで進めています。

10月末の年度末までにこれとこれを仕上げる、という前提に、
逆算しながらスケジュールを立てていきます。
こどもたちや保護者へのサービスを怠ることなく、
同時にスタッフたちの指導と訓練を行うために、
自分で何もかもやる以上にある意味で仕事が増えます。

さて、9月15日、
キラキラ保育園の卒園児の保護者を対象に説明会を開催しました。
目的は、卒園後の進路について。
保育園事務主任のスワレ先生が一通り説明し、
各先生が説明やコメントを追加していきます。

子が小学校に進学するか、来年も保育園に留まるか?

小学校に行くとしたら、どの小学校に行くか?

キラキラ小学校に進学する場合はどうなるか?

選択肢はいろいろ、先生方と相談のうえ、決定権は保護者にあり。

保護者間の合意を得たうえで決定するように。
というのは、お父さんとお母さんとの間で、
または、普段養育している保護者と、学費を払う別の保護者との間で、
なかなか意見の一致が得られない場合が多いからです。

来年度より、ケニアの公立学校は全て無償!という政府の強い声明が出されています。
しかし、庶民の間では、公立は質が低すぎるとか、しょっちゅうストライキをしているとか、
公立離れの傾向が依然続いているのです。

キラキラの来年度の学費は1学期3500シリング(1か月1000円ほど)。
これは、全て(給食もバスも)含めての金額なので、
他の私立学校に比べたら圧倒的に安いわけです。

質と、学費を考慮すると、キラキラ以外にない!
それはキラキラに集まる保護者の大多数が理解しているわけです。
それでも、いざ3500シリングと聞かされると、
「高い」とか「安くならないのか」とか、不平不満の声が生じます。
私の計算では、3500でもまだまだ赤字であり、
日々の運営費の採算を合わせるには4500程度が必要となるのです。
仮に4500になったとしても、
まだまだ他の私立学校に比べたら圧倒的に安いわけです。

ケニアの経済成長は、
庶民にもお金のかかる生活を強いてきました。
与党や野党が競争するように、
学校を含めた社会福祉の無償化やサービス向上を公約としてかかげ、
無知な庶民がそういったおいしい公約を拍手喝采で歓迎する中で、
そういったおいしい公約を実現するために増税や新規の税が導入され、
同時に物価が高騰し、
無知な庶民の生活がますます圧迫されているのです。

さて、保護者の皆さんは、
ひとしきり「高い」「安くならないのか」などとしゃべった後で、
結局多くの保護者が、
希望の進路を記入する所定の用紙に、
「私の子はキラキラ小学校に進学希望です」
と記入して、署名して、提出していきました。

他の保護者たちは、用紙を家に持ち帰り、
配偶者や他の家族と一緒に検討に検討を重ねて決定することになります。

さて、建設の方は今度こそあと1週間!
建設が終わったら、
年度末の怒涛の行事に集中しつつ、
11月と12月の一時帰国の準備を急ピッチで進めてまいります。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-15 23:45 | 現地で 保育園

カメラマン育成~その4

ケニアの学校は3学期が進行中。
キラキラのカメラマン育成プロジェクトも進行中。

今回はビリカ・キャンパスのポウリーン先生撮影。
(一部は他の先生撮影)


綱引きの躍動感が砂ぼこりとともに描写されています。

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アレックス先生が縄跳びを跳んでいるところ。
ちょうど空中で最高点に達して静止したかのよう。

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学校生活が楽しそうな様子が伝わってきます。

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各先生によって目線が違うのが面白いですね。
私ではこんな写真は撮れないでしょう。

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できたての中国製仮校舎のホールに、
3年生と4年生が一堂に会したところ。

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窓ガラスも完備し、塗装も終了した4年生の教室の前で、
3年生と4年生の集合写真。
番犬(右下)も匂いをかぎつけて入ってきています。

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相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-09 16:49 | 現地で 小学校
去る8月8日に行われたケニアの5年おきの総選挙。
そのうちの大統領選挙の結果を巡って、
次点だった野党代表が選挙の不正の証拠を携えて最高裁判所に訴え出ました。
結局は当初の結果発表通りに現職の与党代表が大統領として2期目に入るだろうとたかをくくっていたところ、
どんでん返しが発生したのです。
最高裁判所の裁定は、大統領選挙をやり直す、ということ。
再選挙の日程は10月17日に決定。
選挙のやり直しは人類史上でも滅多にあることではなく、
世界中がこの裁定に注目しています。

国民の間ではいろいろな意見が飛び交っていますが、
私、および、一部(大部分?)の人たちの意見はだいたい以下の通り。
全ての選挙の過程を完璧に不正なく行うことなど、
発展途上国であるケニアの能力からしてまだまだ不可能である。
そこを、先進国並みの厳しく完璧な基準に照らし合わせて、
これとこれとこれが不正だったから選挙のやり直し!としてしまうと、
再選挙でも少なからず不正は生じてしまうだろうから、
延々とやり直しばかりになってしまう。
さらに、発展途上国の選挙は国を上げての大行事であり、
国民の社会活動、経済活動、教育活動などが長期的にストップしてしまう。
そうなると、10月や11月の予定が全く狂ってしまう。
例えば、人口の半数を占める18歳未満のこどもたちの予定として、
10月末からは小学校卒業試験、11月からは高校卒業試験がある。
これらは国家資格取得のための大きな試験であり、
再選挙による影響は免れえない。
さらに、ただでさえ8月の選挙の前後で、
かなりの経済活動が制限されて、
国民の所得ががくっと落ちているのに、
さらに所得の低下が続けば、
政府の税収にも影響が出るのは必至である。
そして、再選挙の費用の多くは税収に依存していることは明らかである。
こういった現状を考慮して、
完璧な裁定ではなく、現実的な裁定をして欲しかったと、
非常に残念に思っています。

私やキラキラが被る影響の一例として、
大雑把に以下の感じになります。
かねてより購入していたアフリカの民芸品を、
日本に船便で送るために7月に荷造りしたときに、
少し品物を買い足そうということになり、
仕入れをいつもの人に依頼していました。
しかし、8月の総選挙のために仕入れができなくなり、
9月以降に持ち越しに。
9月から、ケニアではビニール袋の使用や所持が禁止になる法令が施行されました。
これまでビニール袋を大切にしながら使いまわして来た私たちにとっては大問題です。
7月にアフリカ民芸品を荷造りした際も、
品物を種類別にビニール袋に分けながら段ボール箱の中に収納し、
しかも、折れやすい木彫りの動物の脚や頭部に幾重にもビニール袋をあてがっていたのです。
この荷造りのまま発送したら、
途中で荷物を開けられて罰金刑に処せられる危険性があるために、
一度梱包したガムテープを全てはがし、
ビニール袋の代わりに新聞紙などで品物をくるみ、
もう一度ガムテープで梱包する、という作業をしなければならないのです。
しかも、梱包用の古新聞紙もガムテープも大量に買わないといけません。
これらはどこにでも売っているわけではなく、
下手をするとナマンガで手に入らないかもしれません。
とくに、選挙の影響で物流が滞っている昨今はなおさらです。
8月の選挙がなければ、
とうの昔にビニール袋の梱包のままで荷物を発送していたであろうに。

もう一つの例として、
キラキラの10月の予定が大きく狂いそうな気配があるのです。
キラキラは、翌年度の予定を全て前年度末に確定させてから年度末休暇(11月12月)に入るのが恒例です。
従って、3つの学期のうちいちばん短い3学期(9月10月)は、
やらなければならないことで盛りだくさんなのです。
とくに、10月は休む間もありません。
保育園の翌年度入園手続き、
保育園の卒園児の進路決定、
小学校の翌年度入学手続き、
在校生の進級(飛び級や留年も含む)の決定、
靴の寄贈、
徹底的なパソコン、紙、糊、はさみ、定規、ペンなどの事務作業。
さらに、毎学期繰り返される期末試験やPTA会合やマサイビーズの購入などもあります。
10月20日が国民の祝日であることすら1日がもったいないと感じる時期なのに、
今年はさらに、10月17日の再選挙のために最低3日は閉校しなければならず、
さらにその前後も大事なことができなくなる可能性が大きく、
もしかしたら今年は全てを予定通りに行うことができなくなるかもしれません。

さらに、電力会社の問題のために、
アンボセリロード・キャンパスには2013年の建設以来いまだに電線がつながっておらず、
電力を動力として井戸の水をくみ上げて貯水槽に貯める必要があるために、
井戸関係の配管工事がいまだ始められずにいるのです。
10月に入ってしまったらもはや工事している暇はなくなり、
11月と12月は既に私の一時帰国の予定を入れているので、
もしかしたらこれも来年以降に持ち越しになるかもしれません。
この電力会社の問題(怠慢)は、
選挙とは直接関係のないことですが、
もしかしたら間接的に関係しているかもしれません。
何せ、選挙のおかげで国中の全てが停滞していますから。

政府が迷走しても、
国民が翻弄されても、
人生は続いていきます。
地球は存続します。

ケニアや日本の安定を、
南スーダンやシリアやイラクの平和を、
北朝鮮の良識を、
世界中の健全なる幸福を、
ただただ祈ってまいりましょう。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-08 19:07 | 現地で 全般・他