アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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建設第二期の始まり

久々の投稿です。
ブログ画面が自動的に変わったようですが、
シンプルなのも良いのでこのままいきます。

ケニアは今年から3学期が短くなったために、
まるまる11月と12月はお休みで、
先生方も児童生徒たちもみんな思い思いに過ごしていることでしょう。

キラキラ小学校の本校舎の建設は、
県からの建設許可を取ってからでないと
石レンガやセメントを使った建設ができないということで、
許可を申請してから取得するまでの数か月間じっと待っていました。

ようやくこの12月上旬に許可が出そろい、
建設第二期が静かに始まりました。


ここで3つの問題点が浮上しました。


①建設の安全強化

ケニアでは、建材の質をごまかしてとにかく安く建てるのが横行していたせいか、
ここ最近、大都市の高層ビル(5階とか6階とか)が倒壊しているのです。
そのために、ケニア中の建設現場の取り締まりが強化され、
建設関係の役人が巡回したりしているのです。
このため、建設許可なしでは建設を始められなかったこと、
免許を持った職人を毎日雇うのが義務であること、
他色々の条件が課せられています。


②汚職や贈収賄の隆盛

同時に、ケニアの経済成長とともに、
国民の金銭欲が急激に高まり、
一時期減っていたと思われていた汚職や贈収賄が再び、
いや、これまでになく増しているのです。
建築許可を取るだけでも、
正規の値段は35万円くらいのところを、
50万円くらいかけなければならないのです。
また、建設現場を巡回する役人たちも、
建設の違法を見つけたとしても、
その場で賄賂を頂戴することで見逃してしまったりするのです。
外国人の私がいたら、
賄賂や罰金の請求額も跳ね上がってしまうことでしょう。


③私のケニア滞在の問題

既に、2年前に更新した労働許可証の期限が切れ、
それを延長するのをやめて(諦めて)、
取りあえずの滞在延長の手続きをして
永住権の交付をひたすら待ち続けています。
この滞在延長では、労働をしてはいけないのです。
ケニアで労働、というと、
建築現場の監督も、建材の購入や運搬も該当し、
下手をすると親戚のこどもにお勉強を教えることすら労働と見なされかねないのです。
賃金を見返りとして受ける労働だけでなく、
ボランティアも労働に当たります。
最近ケニアでは、治安維持のために、
外国人に対する取り締まりが強化され、
許可なしの滞在者、許可なしの労働従事者に対して、
あちこちで指導がなされているのです。
永住権の交付を待つ身としては、
ほんのちょっとでも法を犯して履歴を汚してはなりません。


これら3点の事情のために、
今回の建設現場監督はもっぱらジャシンタ先生の仕事となり、
私は家庭を守りつつ、
家で建設の会計を整理するだけの役回りとなっているのです。

今後状況がどうなっていくかわかりませんが、
とにかく永住権を1日も早く取得できて、
ケニア滞在も労働も自由に行える日を楽しみにするより他ありません。


建設の方は、
基礎の溝を掘り、
基礎にコンクリートの柱を立て、
その隙間を石レンガで埋め、
基礎の表面をコンクリートでかためて、
その上に石レンガの壁を積み重ね、
ようやく窓の位置がわかるくらいまで壁づくりが進んでいます。

1月11日のキラキラ小学校の新年度始業までに、
完璧な教室は間に合わないのはしかたありませんが、
何とか壁と屋根に囲まれた教室で新4年生が始業できそうです。
木陰でしばらく授業しなきゃいけないかな、と覚悟していたので、
まあ上出来と言えるでしょう。


2016は、日本にとっても、私にとっても、
広島で湧いた1年でした。

ただ、私やキラキラは、
訪日の2か月半と父母のケニア訪問は「神ってる」状態でしたが、
ケニアでの活動は「神ってる」からはほど遠く、
ひたすら苦痛を我慢、我慢の日々でした。
来年以降、「神ってる」状態になる前の助走期間だと信じていますが。

その広島カープの赤松選手が、
胃がんで手術を受けることになりました。
代走・守備固めの切り札、専門家として、
他に代わりがない34歳の赤松選手。
来年も今年以上に頑張るぞと気合を入れていた矢先、
唐突な癌の告知。

人生も、会社も団体も、国や世界も、
唐突に何が起こるかわかりません。
しかし、全てのことには意味があり、
良いことも悪いことも「神ってる」現象だと信じ、
2017に向かってまいりたいと思います。

日頃から応援してくださる皆さま、
2016もたいへんお世話になりました。
2017もよろしくお願いいたします。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-12-30 21:05 | 現地で 小学校