アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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<   2016年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

既に保育園も小学校も年度終業し、
靴の寄贈も終え、
先生方との仕事も全て終え、
普段通りの土曜補習教室の年度終業日を迎えました。

いつも通りの学習などをした後で、
1年生メリサさんと3年生ラッキーさんのママが寄贈してくれたお誕生日ケーキを食べるお楽しみ。

保育園と小学校の終業日に開催した11月・12月生まれさんたちのお誕生会の際に、
12月生まれのメリサさんのママがその日の朝に焼いたばかりのケーキを持って来てくれたのでした。
その日はケーキ入刀と、ちょっとしたケーキの食べさせっこの儀式のみ行い、
この土曜日のために温存しておいたのでした。

このメリサさんは、
2013年の1月に、キラキラ保育園に入園した際に、
5分遅れで締め切りとなってしまったものの、
夕方まで粘り、
ママは夕方涙ながらに訴えてきて、
結局そのプッシュに押され、
家庭の事情も考慮したうえで、
入園を許可してあげたのです。

ある意味での裏口入学。
その後のキラキラでは、
例外的・裏口的な入園・入学のケースはいっさいありません。

その後、お姉ちゃんのラッキーさんは、
キラキラ小学校の一期生となり、今年は3年生=最上級生。
妹のメリサさんは今年1年生。

お姉ちゃんのラッキーさんはうちのノゾミ(1年生)の親友。
妹のメリサさんはうちのヒカリ(年中さん)の親友。

ラッキーさんは、キラキラ土曜補習教室でも、
新世代のトップランナーになってくれそうです。


それから、みんなで、
ミスター・キラキラこと、
小学校8年生のジョゴーくんへのカードを書きました。

土曜補習教室が始まった2008年末、
キラキラ保育園卒のジョゴーくんは地元の公立ナマンガ小学校の1年生で、
早速補習教室の常連になり、
12月に私が寄贈用の学習机をつくっていた際も毎日遊びやお手伝いにやって来ていました。

その後、2年生、3年生、4年生、5年生、6年生、6年生(自主的留年)、7年生、8年生と、
キラキラ土曜補習教室に抜群の出席率でやって来て、
謙虚に、黙々と頑張っていました。
そういうわけで、ミスター・キラキラの称号が最もふさわしい男子になったのです。

そのジョゴーくんが、
来週には小学校8年生=卒業生として、
国家試験でもある卒業試験にのぞむのです。
試験を終えれば、初等教育終了という国家資格を得ることになり、
その結果いかんでは、より上の高校(セコンダリー校)への入学が許可されるのです。

ここケニアでは、
卒業試験にのぞむ親戚や友人に対し、
サクセスカードという激励のカードを贈るのがならわしです。

というわけで、
キラキラ土曜補習教室から、ジョゴーくんへ、
このサクセスカードを書いたわけです。

補習教室の閉校後、
みんなでぞろぞろとジョゴーくんの家に歩いて行きました。
しかし、残念ながら、ジョゴーくんも、家の人も、みんなお留守。
カードを家の敷地の中に投げ入れておきました。

近くに住んでいるジョゴーくんの友人などにカードを託しておいても良かったのですが、
ここケニアでは嫉妬のために手紙が本人に届かないで捨てられるなどと言うこともあり得るので、
家の敷地の中や、家の中に投げ入れるのがいちばんなのです。

ジョゴーくんが小学校1年生だった頃から卒業まで、
ずっとともに歩んで来た土曜補習教室。
こうして長く続けて来れたことは奇跡、神様の恵みにほかなりません。

この日に補習教室に出席していた11人に、
「ジョゴーも卒業するから、うちの土曜補習教室も終わりにしようか?」と訊くと、
「いいえ、続けよう!」と全会一致、言語道断の返答!

来週からは、平日午前中だけで昼食なしの補習を行い、
キラキラ小学校の建設を始められる段になるまで続けてみるつもりです。


遠い日本では、プロ野球の日本シリーズが繰り広げられ、
この日、我が勇気の源である広島カープが4敗目を喫し、
プロ野球の全日程が終了しました。

今年の5月末、
広島カープが巨人に広島で3連勝したのを広島で直に目撃したことに始まり、
今年ずっと、私とノゾミとヒカリを通してキラキラを盛り上げてくれたカープ。
夢を、ありがとう!

今年の私たちの来日のMVPとなった広島のKご夫妻にも、
改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

広島カープの赤も休養に入り、
キラキラの赤もしばし休養に入ります。

とはいえ、私とジャシンタ先生は、
いろいろな懸念を抱えながら建設への準備を進めてまいります。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-29 22:55 | 現地で 補習教室・他
キラキラの年度が終了し、
その翌日に靴の寄贈を行い、
その翌日、先生方を集めて来年度の事務的な準備作業。

連日の先生方の大活躍で、
先生方の個々の能力とチームワークとが発揮され、
絆も深まり、先生方のキラキラ愛も深まり、
私も満足、大いに励まされています。

キラキラを開設した12年前からしばらくは、
私自身も教室に入ってこどもたちの指導を行うほどでした。

やがて、こどもたちを指導する先生方を指導・監督する役割の比重が増し、
今ではどうやって先生方の能力を高め、
どうやって先生方の適性を知り、
どうやって先生方に仕事を託すか、
ということばかり考えてキラキラの業務に取り組んでいます。

ケニアにあり、ケニアのためのプロジェクトである以上、
ケニアの人が主体的に参画するべきなのです。
今後はより少ない外部からの資金援助を受けつつ、
より多くの労働をケニア人の手で行う、という具合に。

私も、「外部の者」としての介入はより少なく、
今のうちにケニアにて後進を育て、
仕事をゆだねていきつつ、
同時に、永住権が得られたら「ケニアの住民」として、
「自分もケニアの人間だ」という自覚を新たにしながら、
チームワークの一員として役割を果たす、という具合に。

ということで、来年度の事務準備。

来年度の入園・入学手続きを終えてすぐ、
来年度の園児と小学生のデータをパソコンで整理し、
それを印刷しておきました。

パソコンやプリンターを使う作業は、
これまでは私の業務でしたが、
そのうち先生用のパソコンも買って、
徐々に徐々に託していく予定でもあります。

印刷した諸々の書類を、
児童名簿などに切り貼りしたり、
それらを見やすくするために線を引いたり、
そんな作業を予めしておくことで、
翌年度の学園運営がとってもスムーズにいくようになるのです。

切り貼りや線引きの作業と言ってもばかになりません。
1年前は、私一人でまる3日かかりました。
これを、今回は先生たち6人でやってもらいました。

ただ単にやってもらうだけではなく、
事務仕事の訓練、
今後のデジタル化(パソコン事務)の準備、
先生方の能力向上および結束強化、
先生方のキラキラ愛の深化、
というねらいもあります。

朝8時から、昼食休憩1時間をはさんで、夕方4時まで、
ほぼノンストップで作業に取り組んでくれました。
さすが、ケニアで学校の「先生」になるくらいの人たちは、
机に向かって勉強するのにも慣れているのでしょう。
黙々と線引きや切り貼りに没頭する皆さんの姿は、
とってもかっこういいなと思いながら眺めつつ、
作業の監督と助言に徹しました。

校庭では、うちの娘たちと一緒に、
先生方のお子さんたち(みんなキラキラの園児または小学生)が遊び、
楽しそうに過ごしていました。

2017年度を、
「外部の者」でありつつも、
「ケニアの人間」として迎えたい、
そう切望しつつ、
長い長い年末の休暇に突入です。

先生方には、「1月9日にまた会いましょう」
と言ってお別れです。

さあ、長い休み、
ケニアの永住権のプッシュと、
キラキラ小学校建設第二弾と、
新たな展開が始まります。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-28 23:42 | 現地で 全般・他

靴の寄贈

毎年恒例の靴の寄贈です。
あの女子マラソン高橋尚子さんが創始した、
ソトコト・スマイルアフリカプロジェクトによるもので、
日本で中古靴が寄付金とともに回収され、
それをアフリカ各国に送られ、
ケニアの場合はJICAを経由して、
私たちのような草の根支援の活動団体に寄与され、
それを必要とする人たち(主にこどもたち)に寄贈される、という流れ。

しかし、全くのただではないんですよ。
今回は、指定された日時に、
ナイロビの指定された場所(日本人学校)まで、
取りに行く必要がありました。

靴を受け取るには車が必要であり、
個人でバスに乗って着の身着のままで行くというわけにはいかないのです。
車のガソリン代・運転手たちの手数料などだけで約1万円になるのです。

これまでは、この約1万円のキラキラにとっての経費は全くの支援として供出していたのですが、
今回は、せめて経費は回収しようということで、
受け取る人(親子)から各50円ずついただくことにしました。

ケニアでこどもの運動靴は、
安く買うと300、普通に買っても600くらいしますから、
50は無料同然です。


年度終業日の翌朝、
早朝6時には既に校門の外に人垣ができていました。
みんな、靴が欲しくて欲しくてたまらないのです。

配布予定として予告していたのは8時。
しかし、みんな早く来るであろう事態を想定して、
開始を7時として、
先生たちには7時集合としていました。

予定通りの7時、
まず先生方を中に入れ、
先生方のこどもたちの靴を選んでもらった後、
すぐに配置についてもらいます。

校門のところで番号札を渡す先生、
教室の入り口で室内と室外のやり繰りをする先生、
教室のはいってすぐのところで50の回収と名前のチェックなどをする先生、
教室内で靴選びを手伝ったりする先生。
大忙しで、どの先生も休む暇がないほどです。

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多くの親子が、帰り際に、
「先生、ありがとう」と声をかけてくれます。
確かに、大変な思いをして靴をナイロビまで取りに行ってくるわけですから、
「ありがとう」の声かけがあればあるほど報われる気分になります。

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しかし、残念なことも。
泥棒が必ずいるのです。
今回は、2人の泥棒を捕まえました。

1人は良く知らないお姉さん。
うちの小学2年生を引率して来たのですが、
教室を出るときに担当の先生のチェックをかいくぐるように足早に去ろうとしたのです。
呼び止めると、黒いビニール袋の中に、隠すように靴を発見!

もう1人は、何と、よく知るお母さん。
長男である3年生のために靴選びをした際に、
小さい靴を胸元に隠すようにして教室を出ようとしたというのです。
後で、長女を連れて再びやって来たのですが、
ちょうど終了間際と言うタイミングも手伝って、
「もう終わり」とお断りしました。
こういうことがあると、
このお母さんへの信頼は一気にガタ落ちです。

しかし、この2件はたまたま発覚された例にすぎず、
最終的に靴の数をチェックしたところ、
4足ほど足らないことがわかりました。
つまり、4足は泥棒の手により持ち去られたのでしょう。

良いことをすればするほど、
それを利用して悪さをしようとする輩が少なからず出てきます。
食糧援助を受ける列に二度並ぶとか、
知人が援助を受けられないように陰口をするとか、
知人が受けるべき援助を自分のものとしてしまうとか。

特別な法律や規制がなくても、
ハランベー(助け合い)の精神で成り立っていた古き良きアフリカのコミュニティーは、
世界経済によってもたらされた私利私欲によって、
見るも無残に崩壊してしまい、
法律や規制でがんじがらめにならざるを得なくなっているのです。

正直、95人の「ありがとう」よりも、
5人の不正行為による失意が勝ってしまいます。
そして、大勢の人がいるコミュニティーを対象としている以上、
5%の不正は今後も取り除くことはできないでしょう。

だからこそ、
95%の「ありがとう」をありがたく受けとめられる、
そんな寛大さを持ち続けていきたいものです。

ところで、このような靴の寄贈、物品の寄贈は、
今回ガソリン代などを費やしてナイロビまで受け取りに行くというような実例もあるように、
現地での受け取りに際して大きな労力や出費を要するものなのです。

ですので、基本は、物品の寄贈はご遠慮いただけると幸いです。
どうしてもという場合は、ぜひ事前にご相談ください。
ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-27 23:08 | 現地で 保育園+小学校

2016年度キラキラ終業

保育園、小学校1・2年生、小学校3年生たちが、
アンボセリロード・キャンパス(小学校1・2年生部門)に一堂に会して、
合同の2016年度終業日を迎えました。


朝の時間帯、
各クラスごとに集まって、
出し物の練習と最終チェックです。

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お誕生会で、
ダンスをする6月生まれさんたち。

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11月生まれさんたち。
私も11月9日生まれですが、
私も幼少の頃は、この子たちに似て内気で引っ込み思案だったかな。

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12月生まれさんたち。
同じ年の1月生まれさんたちに比べると、
身体の発育も能力の向上も劣りますが、
みんな健気で謙虚な頑張り屋さんです。

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成績優秀者たちを、
年少組から3年生まで、
各クラスから少数ずつ集めてみました。

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1年間通して無欠席だった3年生と2年生たちです。

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1年間通して無欠席だった1年生と保育園児たちです。

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1年分の学費を、年度始業日前までに完済したこどもたちです。
この日に病欠していた年少組のレジナさんの代わりに、
年少組担任のタビタ先生も写っています。

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各クラスや、特別編成チームによる出し物です。
こちらは1・2年生選抜チームによる合唱です。

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こちらは3年生たちによるダンスです。
ポウリーン先生も、アレックス先生も、バスの運転手ジュリアス先生も、
一緒に踊ります。

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夕方4時、
いつもの学期末のPTA会合です。
今回は、初めての試みとして、
保育園・小学校合同で、
屋外で行いました。

これまでは、屋内に入り切らないというのが主な理由で、
保育園と小学校と、2回に分けて会合を開いていたのですが、
合同で1度にやりたいと長く切望していたのです。

屋外での開催は、
音響(話す人の声が届きにくく、外の騒音が気になる)、
天候の影響(暑さ・風・雨・砂ぼこり)、
椅子や机の出し入れ(意外に重労働)、
といった問題点はありましたが、
何とか無事に、うまく開催できました。

夕刻、暗くなり始めるころ、
先生方に翌日の靴の寄贈の準備をしてもらいつつ、
先生方を一人一人呼んで、
お給料を手渡していきました。

今回を最後にキラキラを去る教員は2人。
2人とも保育園で、
1人は公立学校で採用されたため、
1人は出産・子育てのため。
来年度はまた学年が増える(4年生までとなる)こともあり、
また1月には新しい教員を採用することになります。

その傍らで、マイクロファイナンス(小規模金融)の会計役のスワレ先生が、
その会員の先生方の預貯金を受け取って会計処理していました。
昨今のアフリカでは、給料をもらうたびにいくらか預貯金しておくのが常であり、
かつての「宵越しの金は持たない」という価値観はもはや通用しなくなっているのです。

すっかり真っ暗になり、
先生方は暗闇の中で携帯電話の電灯機能を頼りにいろいろ作業。
それも終わり、みんな帰路についていきました。

くだらないことも、
意気消沈させることも、
不本意なことも、
赦しがたいことも、
いろいろあって混とんとしているキラキラですが、
これこそが教育、
これこそがコミュニティー活動、
これこそが人生、
なのでしょう。

1月に始まり、
今回はケニア政府の方針により早々と幕を閉じた2016年度。
皆さん、お疲れさまでした。
お見守りいただきありがとうございました。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-26 23:14 | 現地で 保育園+小学校
2016年10月22日(土)
数日前の月曜に引き続き、
今度はキラキラ保育園以外の園出身児を対象に、
キラキラ小学校の新規入学受付を行いました。

かなり前から問い合わせが絶えず、
大勢殺到するものだと思い、
定員よりも多く来たら選抜しなければならない、
その際どのようにしようか、などと、
いろいろな場合を想定して話し合っていました。

当日朝、まだ暗い朝5時、
保育園の入園受付日のような騒音は聞こえて来ません。
まだ誰も来ていないか、来ていても少人数か。

朝6時前、家に隣接する小学校敷地に出ます。
親子3組くらいが校門の外に立って待っています。

てきぱき準備をしているうちに、
門外の親子は7組くらいになります。

6時15分、
ジャシンタ先生による第一チェックを開始しました。

土曜日ながら、小学校の先生方を全員召集し、
各自、予め決めておいた配置についてもらい、
それぞれにてきぱき役割をこなしてもらいます。

校門のところで来た親子たちを案内するジュリアナ先生、
必要書類などを全て持参してきているか確かめるアレックス先生、
入学既定の年齢に達しているかどうか確かめるポウリーン先生、
例外事項に対処するドロシー先生、
ジャシンタ先生の補佐として諸々を処理するレジナ先生。

幸い、思ったよりも少人数。
後で聞いた噂によると、
ナマンガの不景気の影響がもろに出て、
入学金500円をこの日までに準備できなかった人、
値上がりしたキラキラの学費(1学期3000円)を前に躊躇した人が続出した模様。

しかし、今回やって来た人たちは、
高額な私立をやめてキラキラを選んだ高収入の人たちではなく、
低額な公立をあえて選ばずキラキラで頑張る覚悟をした人たちがメイン。
その点では、我々の願いにかなった人たちが集まったと言えます。

予定していた第一チェック終了時刻8時となり、
今度はペーパー(ちょこっと面接もあり)の入学試験です。
とはいえ、現地では「入学試験」と呼ばずに「評定」と呼んでいますが。

これは完全に先生方にやってもらいます。
私は後ろの方で先生方のお手並み拝見です。

できる子はあっという間に終わらせて出て行きますが、
できない子はどんなに時間をかけても終わる気配がないほどです。
そんな遅い子だけ3人くらいを別室に連れて行き、
次へ移ります。

次は保護者対象の説明会です。
私が説明役です。
来年はアレックス先生にやってもらうつもりで、
入学試験の採点などをしている先生方を脇目に、
アレックス先生には説明会にも参加してもらいます。

この説明会の間は、
入学希望のこどもたちを校庭の遠いところに連れて行き、
ジュリアナ先生が監督しながら遊んでいてもらいます。

説明会では、
ていねいに具体例をあげながら、わかりやすく、
保護者の皆さんのうなずきを確認しながら進めます。
もちろん原語はスワヒリ語(一部英語)です。

私の説明の後で、アレックス先生に登場してもらい、
今度はマサイ語でごく簡単に要点だけを概説してもらいます。

質問を受け付けますが、
幸い皆さんよく理解して満足できたようで、
ほとんど質問はありません。

最後にジャシンタ先生からの一言二言。

入学試験の採点も終わり、
不合格者の保護者たちをジャシンタ先生が呼び出す段となりました。

本来なら、12月末時点で満6歳以上という年齢制限をクリアしている子は、
無条件に受け入れてあげたいのですが、
幼稚園や保育園で全くと言ってよいほど何の訓練も受けて来なかった子や、
明らかに障害などのあるような子は、
入学を遠慮していただくべきだという方針です。

障害に関しては、
ナマンガの2つの公立小学校に併設の特別支援学級があり、
そこにしっかりとした特別指導の専門家である先生方がおり、
そういうところで適切な指導や教育を受けるべきなのです。

キラキラがどんなに熱心で弱者の味方であったとしても、
専門性のある先生も、それに適した施設もないわけですし。

また、明らかに自立していないような子は、
仮に小学校に入ったとしても、
本人も親も先生も苦労することになるわけで、
保育園や幼稚園でのしっかりとした最低1年間の訓練を経るべきなのです。

「不合格者」たちとジャシンタ先生が別室で話をしている間、
他の「合格者」の保護者たちには所定の用紙にいろいろ記入してもらいます。
読み書きのできない保護者には、
先生方が巡回して記入のお手伝いをします。

次いで、ドロシー先生が次々とコピーを取って行きます。
保護者の身分証明書とこどもの出生証明書または母子手帳です。
その回収と返却をレジナ先生がてきぱきこなします。

そのうえで、一人ずつ、
アレックス先生の案内によって、
私による家族情報チェックへと導かれてきます。

私のチェックでは、
こどものフルネームとその綴り、
こどもの誕生日、
親の電話番号などを慎重に正確に確認し、
他いろいろな情報を確認していきます。
やはり面と向かって確認することが重要です。

その後で、最終段階として、
ポウリーン先生のところで入学金の領収書を渡し、
新年度開始にあたっての必要事項などを記した紙を渡し、
終わった親子から順に帰ってもらいます。

さて、この間、
ジャシンタ先生は「不合格者」の保護者たち全員との話も終え、
結局全員合格として、不合格者を1人も出さないことにしました。
手の付けられないほど極めて悪い、という子はいなかったのです。

途中、停電してしまい、
コピーが取れなくなってしまいました。
後から停電が解除されたために、
何とか続行し、
タイミング悪くコピーを取れないままに帰宅させてしまったのは1組だけでした。
その親御さんには、新年度始業日にもう一度書類を持って来ていただくよう伝えました。

人数が少なかったこと、
そして、先生方のチームワークと個々の能力が高かったこともあり、
てきぱき事が進んで、
予定していた15時終了をはるかに上回り、
12時終了でこの日を終えました。

新年度は、新一年生51人で始業です。
名簿記載の児童数からすると、
新年度は1年生から4年生まで199人となります。
新年度の保育園児114人と合わせると、
313人になります。

さて、私立学校組合から、最新情報が入って来ました。
新年度の1学期の始業日と終業日のお知らせです。
何と、私たちが想定し、
既に多くの保護者たちに通知した日程よりも1週間早いのです!

ケニアでは、政府が決めて発表する公式な始業日と終業日とを、
毎回毎回気にしていないといけないのです。
しかも、今学期の終了日の直前!1週間前になってからの発表です。
これでは、何の準備もできません。

しかも、公式な新年度開始は1月4日!
これではお正月気分が抜けないままに始業を迎えることになり、
児童たちの出席率も、先生たちの出席率も悪いままの始業となってしまいます。

キラキラは、既に多くの人に伝達した通りに、
保育園は1月10日、小学校は1月11日に始業することにします。
しかたありません。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-22 23:29 | 現地で 小学校
2016年10月17日(月)、
キラキラ小学校の新規入学者の受付第一弾、
この日の対象は身内、
すなわちキラキラ保育園の卒園児たち。

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朝6時半から8時まで、
ジャシンタ先生による受付です。
予定していた30人のうち、29人を受け付けました。

あれだけ何度も何度も言ってきたのに、
しかも、何が必要か保護者の皆さんも知っているはずなのに、
やれ身分証を忘れた、やれ出生証明書を忘れた、やれお金を忘れた、と言って、
大急ぎで取りに帰る保護者が続出。

しかし、早め早めの行動をするのに慣れているおかげで、
締め切り時間内にしっかりと忘れた物を持って戻って来ます。

しかし、最後の一人(29人目)は締め切りの8時を2分ほど過ぎてから登場、
こういう大事な日に時間ぎりぎりでやって来るというのはどうでしょうか…。

1人(30人目)は既に次の事が進行していた時になってようやく到着。
しかも、ママも娘さんもご病気とのこと。
数日後の第二弾の日にもう一回チャンスがあるので、
その日に来るように、当面は養生するように言って、
帰ってもらいました。

身内の保護者たちとは言っても、
特段手続きを緩くしたりするわけではありません。
むしろ、身内だからこそ多少厳しくします。

身内の保護者たちは、
数年前に念願のキラキラ保育園に入ることができ、
大喜びで、期待も感謝も大きかった初めの頃に比べて、
だんだん慣れっこになっていき、
校則は違反するわ、好き勝手に行動するわ、
不平不満ばっかりになるわで、
親子ともども手が付けられなくなってくるのです。

とくに、今頃の若いパパ・ママの世代は、
アフリカの古き良き礼儀が失われつつあり、
民主主義という名の自分勝手が横行しており、
学校運営側も手を焼いているのが現状なのです。

だからこそ、保護者の皆様に気を引き締めていただくために、
多少厳しく、これから全く新しい学校生活になるということを示すのです。

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さて、記入した書類のチェックのために、
整理券の番号に従って私のところに一人一人呼ばれる段になり、
2人の保護者をわざと最後に回しました。

この2人の保護者の娘さんたちは、
夕方保護者または家の人が迎えに来て家まで一緒に帰宅するという校則を順守せず、
いちおう保育園に迎えの人が来るものの、
保育園を出たとたんにこどもたちだけになって、
危ない道路を自分たちだけでてくてく歩いている様子が、
何度も何度も確認されていたのでした。

私もとっても心が痛み、
何度も何度も保護者や迎えの人に忠告したものです。
しかし、なかなか改善されていなかったのです。

この子たちの親以上に私たちが心配してどうなる?
親がこの子たちを放っておくなら、私たちも放っておけば良いではないか?

学校の先生や運営者がそのように感じ始めたらもう終わりです。
学校というところは、人を扱うところであり、
完璧にマニュアル通りにもいかず、ビジネスライクにもいかず、
こういったちょっとした感情の変化が影響するものです。

我が保育園が送り迎えを徹底して義務化する理由は、
まず危険が多すぎることです。
運転を知らない人たちが運転する自動車やオートバイによる交通事故の多発、
掘ったままの穴、雨水でえぐられた大地の溝、
誘拐、凶悪犯罪の類。

次に、送り迎えの際に、こどもが親や兄弟姉妹と会話することが、
かなり効果的だと知っているからです。

さらに、送り迎えをしないと、
朝は遅刻者続出、夕方はこどもが家になかなか帰らない、
という事態になってしまいます。
日本でも、こどもたちだけで下校させると、
普通に歩いて15分くらいの道のりを、
遊んだり道草をくったりしながら1時間くらいかかってしまうことがありますよね。

さて、罰として手続きの最後に回された2人のママさんたち。
私も静かな口調で言葉少なに忠告してあげました。
二度と同様の過ちを繰り返すことはないでしょう。
(もし繰り返したら、相当の阿呆かモンスターか…)

そして、お昼の12時前には全てが終了。

あとは、数日後の第二弾(部外者=キラキラ以外の幼稚園・保育園出身者対象)を終えれば、
来年度の入学者たちが確定します。


相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-17 23:36 | 現地で 小学校

保育園の新規入園受付

2016年10月10日(月)
キラキラ保育園の2017年度新規入園児を受け付けました。

この受付は、
年間のキラキラの運営業務の中でいちばんの大仕事です。

2004年7月、キラキラ保育園を開設。
この7月と、3学期開始の9月に、
計15人を受け付けました。

2005年1月、
初日に10人を受け付け、
保育園は1月末には60人の大所帯になり、
これは支援しきれない!と私もショックで寝込んだほど。

2006年1月、前年の熱は冷え、
毎日少人数ずつ受け付けて、
結局40人規模のちょうど良いサイズの保育園に。

2007年1月、
毎日少人数ずつ受け付けて、
40人規模の保育園に。
しかし、2学期初め、3学期初めにも入園希望者を受け付けて、
少しずつ保育園拡大の兆しが見え始めました。
さらに、3学期の初めからは、
これまでの年齢制限であった満4歳以上を満3歳以上に変更しました。

2008年1月、
私が日本にいて不在の中で、
前年から変更した年齢制限の緩和もあり、
一気に入園希望者が増えて、
90人規模の保育園になりました。

2009年1月、
毎日受け付けて、
90人くらいになって締め切りました。
この年、3学期初めに少人数受け付けたのを最後に、
年度の途中からの入園受付を取りやめ、
年度の初頭(1月)のみとしました。

2010年1月、
1週間だけ受け付けて、
100人くらいになって締め切りました。

2011年1月、
1学期初日だけで園児が100人に達し、
初日の夕方には受付を締め切りました。

2012年1月、
1学期初日の朝6時から希望者が来始め、
朝8時に締め切りました。
この年以降、
初日の朝に入園希望者を集めて説明会を開き、
それに引き続いて一人一人の手続きを進めるやり方が定着しました。

2013年1月、
1学期初日の朝4時から希望者が来始め、
朝6時に締め切りました。

2014年1月、
1学期初日の朝2時から希望者が来始め、
朝4時に締め切りました。
さすがに真夜中は危険だということで、
翌年以降の改革が求められました。

そして、2015年度の新規入園受付は、
前年の11月に行うことに。
つまり、2014年11月、
時期が早まったこともあり、
入園希望者数は激減し、
第二の集合時間の遅刻者、および、
隣国タンザニア人の一部の子弟に遠慮していただいたのみで、
110人に達し、締め切りました。

2015年11月、
受付けの場所を保育園から小学校1・2年生部門に移してみたものの、
希望者が殺到しました。
第一チェックのジャシンタ先生が、
タンザニア人や、他園からの転園児を、
うまくふるいにかけたことで、
何とかもめずに110人に達し、締め切りました。
しかし、この殺到ぶりを目の当たりにし、
翌年はもはや9月頃に行うしかないという印象でした。

そして、今回、
2016年10月10日、
ケニアの公立幼稚園の学費値下げ・内容充実化、
タンザニアの教育改革により、タンザニアからケニアへの越境通学が難しくなったこと、
キラキラ保育園の学費値上げもあり、
さすがに早すぎる9月はやめて、
10月に行うことに。

案の定、希望者は少な目。
少人数だけふるいにかければ済むという程度。

ふるいにかけられたのは、
例年通り、保護者の身分証明書やこどもの出生証明書などの必要書類不備のケース。
そして、例年以上に、他園からの転園のケースで、他園からの照会がない場合を厳しくふるいにかけました。
それから、タンザニア人。
もちろん、遅れて来た人たち。

そのうえで、今回新たに加えた基準は、
キラキラ保育園または小学校に既に兄姉がいるこどもたち。
キラキラの広くて浅い支援を受けるチャンスをより多くの家族にシェアしてあげたいということに加え、
キラキラに安住してキラキラの校則やモラルを順守しない保護者が増えつつあるという懸念があり、
新たに試みた基準です。

この結果、数人のキラキラなじみの親子が帰されることになりました。
事情を理解し、自ら進んで引き下がってくれたママさん、神様の祝福がありますように。
悪態をつきながら帰って行ったママさん、気持ちを整理してくださいますように。

ということで、6時から8時半に及んだジャシンタ先生による第一チェックが終了。

次に、整理券を手にした52人の保護者たちが、説明会に臨みます。
会の進行・説明は私が担当します。
来年からは、先生方にやってもらうつもりです。

会の後、保護者の皆さんに書類を記入してもらいます。
こどもの情報、家族の情報など、やや詳しく収集します。
そして、説明会の内容に100%同意して我が子をキラキラ保育園に託す決意をしたという署名をしていただきます。

その後、保護者の身分証明書とこどもの出生証明書のコピーを取ります。
ややITに詳しい小学校のドロシー先生がプリンター担当です。
小学校の校舎にはまだ電気が来ていないので、
隣接する我が家の台所にプリンターを置いて作業してもらいます。

それが終わると、整理券の1番から順に、
私のところにやって来てもらいます。
記入していただいた書類と、他もろもろの書類のチェックをします。
この担当も、来年からは先生方にやってもらうつもりです。

その次に、スワレ先生のところで、
入園金の領収書、新年度の必要情報(日程・学費振込口座・持ち物)などが手渡され、
整理券の1番から順に家に帰っていくのです。

先生方のチームワークと、
毎年のことゆえの慣れもあり、
52人を受け付けても、
昨年や一昨年よりも早めの14時に全てが終了しました。

来年度は、名簿上は、114人でのスタートです。

これから、この新規入園児たちの情報を、
パソコンに打ち込んだり、
来年度の名簿などを印刷しながら準備したりする作業に入ります。
2年以内にはキラキラのスタッフ用のパソコンを用意し、
こういったIT関連の作業もスタッフにゆだねていくつもりです。

私の役割は、後進の育成、全体の監督とコーディネーション。

ケニアにあってケニアらしさを保ちつつ、
世界的な価値観、それぞれの時代の価値観を取り入れ、
ユニークな園づくりを、
私たちが敷いて来たレールの上を歩むケニアの若者たちの手によって、
これからも長く続けていけたら最高です。

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相原 記


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by kjkirakira | 2016-10-10 23:34 | 現地で 保育園

2016年10月9日(日)
キラキラを支える会は、
さいたま国際ふれあいフェア2016(以後、「浦和」)に出展しました。


主催がさいたま市公益社団法人さいたま観光国際協会で、
2010年から開催されているようです。
キラキラは昨年に引き続き2度目。
出展20団体とこじんまりとしています。


わたしは今回の浦和が初めてだったんですが、
地元から少しプチ旅行した気分になってウキウキしていました。
今日は二松学舎のブルーバードからの参加もあると聞いて、
ますます嬉しく楽しみにしていた次第です。


ブースに来て下さる皆さんは優しく、
キラキラの民芸品をいろいろ手にとりじっくり選んでいらしたのが印象的でした。
値段を聞かれて〇〇ですと答えると、
安いねーと言われ、
なんだか価値を認めて貰えたようで嬉しかったです。


ブルーバードの面々は、
アクセサリーを持ってイベント会場を回って宣伝してくれたり、ケニアの民芸品ですよ

ー、いらっしいませーと大きな声で呼びかけたりと、
それぞれの持ち味を生かして活躍してくれました。


民芸品を買って下さったお客様には、
キラキラの活動をお話しし、
この代金はケニアの保育園、小学校の子供たちの為になります、とお伝えすると、
皆さん、頑張ってね!と言ってくださり、
またお釣りを募金箱に入れて下さったりと、
本当に皆様の姿に感謝が絶えない一日となりました。


このフェアに出ませんか?と誘って下さった主催者さまにも感謝です。


昨年もキラキラ出てたね!覚えていて下さったお客様もいました。
来年も浦和のフェア出て皆さんに会いたいな!


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キラキラ・ボランティアスタッフ
さり~☆記


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by kjkirakira | 2016-10-09 23:37 | 日本で 活動報告
20162016年10月8日(土)
キラキラを支える会は、
よこはま国際フェスタ2016に出展しました。

土日月の三連休をまるまる使うこのイベントですが、
キラキラは、土曜日のみに参戦。

朝から大降りの雨で、
テントは雨漏りするし参りました。

カンガが1枚濡れて色落ちし、
売り物にならなくなりました。

でも業者さんがなんとか修繕してくれ、やれやれ。

午後からは小止みになり晴れ間が見え、
西日が暑いくらいの変な一日でした。

今年からグランモール公園になったので、
どうかな?と思ってましたが、
昨年よりブース数が少ないように思います。

縦長にずっとブースが並び、
キラキラの前はブースがなく芝生でその向こうが横浜美術館でした。

後ろ側に食販ブースがあり、
そちらは人通りが多いのですが、
キラキラ側は人の流れがなかったです。

隣が同じケニアで支援活動をするサイデアフラハで、
同じように8日一日の出展とのこと。

隣の隣の同じケニアで活動する神戸先生は3日間がんばると言ってました。
ステージでカリンバ演奏もしたのですよ。

キラキラ支援者のOさんがお友達と来てくれ、
大きな黒檀動物(ライオン親子)を買っていただきました。
コージさんからの一斉メールを見て、
わざわざ来てくださったようです。

今回のキラキラ助っ人舞台は、6人。
目指せ出展料9000円!! とがんばりましたが、
あいにくの悪天候やロケーションもありお客も少なく、
残念ながら出展料に届きませんでした。

もし来年もグランモール公園なら、
出展をどうしようか、考えないといけません。

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キラキラ・ボランティアスタッフ
まーさい☆記


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by kjkirakira | 2016-10-08 23:27 | 日本で 活動報告