アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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泥棒も忙しいクリスマス

キラキラ小学校本校舎建設地が、
強盗団に入られてしまいました。

去る2015年12月23日0時過ぎ、
強盗団は、守衛さんの部屋の近くにある小さな門をぐいぐいとこじ開けて敷地内に入り、
調理室のドアと窓をぐいぐいとこじ開けて中を物色した後、
守衛さんの部屋の前に立ち、
そのドアを刃物で切り付けながら、
「ドアを開けろ、さもないとガソリンで家まるごと焼いてやる」
と脅してきました。

こういう場合の鉄則は、
逆らわずに、すべて言いなりになり、
なるがままに任せるということです。
守衛さんも、被害を最小限にすべく、
この鉄則に従って行動しました。

結果、
守衛さんの持ち物である携帯電話と現金12000シリング(15000円)を奪われただけで、
怪我を負うこともなく、命を失うこともなく、
家屋の損傷も最小限で済みました。

守衛さんいわく、
まだ十代後半かせいぜい20歳くらいの若者たちだったそうな。

建設地の中で、
守衛さんの部屋、調理室、屋外トイレ、鶏と山羊の小屋、建材倉庫、教室などは、
みな近寄っており、
その一角からいちばん近いご近所さんまで150m、
私たちの隣接地にいるもう一人の守衛さんの居場所まで350mもあるのです。
そして、次に近いご近所さんまで400m。

何と、その晩は、
キラキラ小学校だけでなく、
地域の複数の場所が襲撃されたとのこと。

まず、前日22時、
その2番目に近いご近所さんである商売屋さんがやられ、
携帯電話と現金15000シリング、
さらに、一人が刃物で怪我を負わされました。

次に、0時過ぎにキラキラ小学校。

その後2時頃に、1㎞程離れたところにある民家。

次に、9㎞程離れたところで数件。
そこでは刃物でずたずたに切られ、
ひん死の重傷を負った人もいたとか。
ただ、そこのどこかで、
強盗団の一人が住民に捕獲され、
警察に引き渡されたとのこと。

さらに、翌日、
50㎞離れた町で、
その強盗団の一人と思われる若者が、
携帯電話6機と多少の現金を所持している状態で、
警察の尋問から逃げる最中に警察によって銃殺されたとか。

不幸中の幸いは、
キラキラだけを狙った犯行ではなく、
僻地で孤立した場所だけを転々と巡って、
家屋の破壊や人の命ではなく、
金目のものだけを奪い取ることが目的であり、
キラキラ小学校本校舎をその場所に開設すること自体に影響はないということです。

幸い、我らが信頼する守衛のツァドックさんは、
経験豊富で百戦錬磨の年輩者であり、
鉄の体と鉄の心を持っており、
こんなことではびくともしません。

その翌朝、ツァドックさんも参加を予定していた
ナマンガの街中での建設には現れず、
警察に被害届を出しに行ったりしていましたが、
その翌日には、普段通りに建設の仕事に参加していました。

普段から、仕事のできるツァドックさんには
守衛としての賃金も、
建設などの日当も、
やや多めに支払っており、
ツァドックさんもキラキラで雇われたことを常に喜び、
まるで自分のもののように何事も大切に扱ってくれているのです。

今回の一件で、ツァドックさんが辞職する意思はありませんが、
今後も、よりしっかりとした契約を結んでおく必要があります。

そして、敷地や家屋の安全対策を、
守衛の質向上と人数増にしても、
建築上の問題にしても、
少しずつ強化していく必要があります。
お金はかかりますが、やむを得ません。


12月、とくにクリスマスの時期には、
こうした泥棒や強盗の活動が活発化します。

私たちも今回が初めてというわけではありません。
ざっと思いつくだけでも…、

2004年12月、
キラキラ保育園建設途中に、
建築道具をできたての部屋の中に保管していたところ、
夜間に窓から侵入した何者かにより全て盗まれました。
被害総額5000シリング(6000円相当)。
犯人も盗難品も見つからず。

2012年12月、
キラキラ保育園の金網のフェンスが切られ、
そこから敷地内に侵入した奴らは、
職員室の南京錠を切り、
職員室を一見するも、
金目のものは何もないと知り、
そのまま退散。
その後で押し入ったお店で、
難なく御用!

2013年12月、
できたてほやほやのキラキラ小学校仮校舎の敷地を取り囲む金網フェンスが切られていましたが、
何の盗難も、家屋損傷の形跡もなく、
動機不明、犯人も特定できず。


そして、ケニアでは、
経済の激しい成長の陰で、
多くの貧困も生まれ、
一時期改善の見られた治安や汚職・贈収賄の問題も、
再燃しつつあるのです。

希望のない若者たちが無謀な犯行を犯す。
あるいは、
悪意をもった金持ちが、
希望のない若者たちを使って犯行の手先とする。

汚職と贈収賄にまみれた警察も秘密警察も、
本来の治安維持や被害者保護の仕事をおろそかにし、
健全な庶民にああだこうだといちゃもんをつけて
小遣い稼ぎをすることに忙しい。

しかし、神様はすべて見て知っておられます。


さて、今年に予定していた一連の建設は、
24日の夕方にはすべて終了しました。

しかし、その最終日の24日は、
私自身は熱中症、脱水症で全く現場に出られず、
棟梁のケンさんも、マラリアと思われるひどい頭痛で来られず、
他の人たちがうまく終わらせたという報告を聞くにとどまりました。

いやいや、熱中症なんて、久しぶりでした。
黒人は暑さに強いが寒さに弱い。
白人は寒さに強いが暑さに弱い。
黄人はその半ば、つまり、私はこちらの他のみなに比べて暑さに弱いのです。


新年度の始業まであと1週間。
残された大仕事は新たな教職員の雇用です。
今回は欠員が多く、新たなポストも多く、
雇用の契約を結ぶだけでなく。
新たな教職員を指導・監督する仕事もあり、
1月はしばらく忙しさが続きそうです。

とくに、
保育園部門の年少・年中・年長組それぞれの先生の契約を更新せず、
3人すべてを新規に雇用するという大なたを振るう覚悟を決めており、
産みの苦しみは必至です。


そんなこんなで、
相変わらず大変な状況にある現地キラキラではありますが、
今日も生きていられて、
今日も仕事があるということに感謝しつつ、
過酷な中でも幸せにしております。

これからもますますの応援をよろしくお願いいたします。


相原 記


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by kjkirakira | 2015-12-26 15:30 | 現地で 小学校

クリスマスの建築風景

今年の建築などの作業も、
残すところあとわずか。

1日でもゆっくりできる日を持ちたいと、
大急ぎで、全力疾走しながら、
一つ一つ進めています。


ビリカ地区の小学校本校舎敷地内の畑です。
雨季のおかげで、トウモロコシが育ちつつあります。
みんなで肥料をまいています。

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そのビリカ地区の守衛さんの家が、
雨漏りするとのことで、
ちょっとした修繕です。
ケニアはホワイトクリスマスとは程遠く、
雨季の雨と、
砂埃がなく澄んだ青空の、
1年でいちばん暑い季節の前触れの中で、
クリスマスを迎えます。

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木工は相変わらず私もフル参加。
食糧を保管するための扉付きの棚をつくり、
ネズミやゴキブリから食糧を守ります。
我が家にいる新1年生さんと新年中さんにとっては、
ちょっとした秘密基地にもなります。

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というわけで、
もうあと少し頑張ってから、
冬休みに入ります。


相原 記


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by kjkirakira | 2015-12-21 23:42 | 現地で 小学校

もはや趣味の木工

キラキラ小学校の児童たちが3人ずつ腰かける
机(机と椅子が一体になったもの)台の組み立てが完了。

引き続き、先生方が使うテーブルと本棚の製作にかかりました。

私自身、ケニアに来てから自学自習で木工を学び、
キラキラ保育園で使っているほとんどの机や、
保育園を卒園して地元の小学校へ巣立っていったこどもたちが、
小学校へ入学時に持参する机など、
次から次へと自分自身でつくってきました。
正直、簡単な仕事ではないのですが、
完成時の単純な達成感の虜になり、
もはや木工は私の趣味、
私のプライドとなっているのです。

ですので、職人たちにいろいろな建設作業を任せるときも、
木工に関しては黙って傍観してはいられないのです。
どうしても、血が騒ぐのです。

というわけで、
棟梁のケンさんと、助手数人が作業をしている場所で、
私もついつい自らのこぎりを取り、
いつの間にか材木を切り始めていました。
そして、いつの間にか、
材木を計測して切る位置を示したり、
組み立てる際に長さや角度が間違っていないか二重三重にチェックする役割を担っていました。


3人同時にのこぎりで切りまくります。
まっすぐの直線に切れる人は滅多ににいません。
多少ジグザグになってしまうと、
切った後のかんながけの負担も増え、
寸法も目減りしてしまいます。

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奥にいる棟梁のケンさんは、
切られたパーツをかんなできれいにして、
組み立てていきます。

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イエス・キリストは大工の息子でしたが、
そのイエスの生誕を祝うクリスマスが近づいています。

ケニアでは、
大人も子供も、
敬虔な人も泥棒も、
みんないちように忙しながらもわくわくする時期を迎えつつあります。


相原 記


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by kjkirakira | 2015-12-17 23:58 | 現地で 小学校

建設の合間に

建設の合間に、
ときどきこうしてみんなで休憩します。

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職人ケンさんが、
長い間願い続けていた、
建設地で飼っている鶏を一羽殺して、
職人たちみんなで食べようという夢が、
ついにかなう日がやって来ました。

職人みんな少しずつお金を出し合って、
鶏と野菜とウガリの粉を買いました。

この日は早めに作業を始めて、
早めに作業を終えて、
調理を進めました。

キラキラ小学校本校舎用に買ったばかりの大鍋を、
この日に初使用。

守衛のツァドックさんがこねたウガリは最高の味。
鶏の肉も歯触りが良く、味付けも良好。
みんなで舌鼓を打ちました。

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この日までに、
3年生が使う分の机は製作が完了しました。

今年の建築も、残すところ、
先生方が使う机や本棚、
教室や校門などの塗装、
家畜と番犬の居場所づくり、など、
あと少し。

今月の後半には、
来年度の教職員の新規雇用の問題も、
ある程度クリアしておかなければなりません。

2015年12月31日というタイムリミットまであと16日。

相原 記


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by kjkirakira | 2015-12-15 23:58 | 現地で 小学校

今年の建築の仕上げ

保育園と小学校の年度終了および次年度の新入児童受付が終わり、
諸々の事務整理と事務準備も一段落し、
2015年12月、
今年の建築作業の最終仕上げ段階に入っています。

今年は3学年分60台の机を製作するつもりで、
4月にそのための材木をすべてのこぎりで切断し、
すべてにかんなをかけて準備していました。

本当なら、3教室の建築を5月と6月に終えて、
7月に机のパーツを組み立てて、
できあがった60台の机をすべて教室に設置するつもりでした。

しかし、県からの建設許可が取りにくいなどの、
想定外のつまずきに遭い、
教室建築が遅れに遅れたうえに、
今回は1教室しか建てることができませんでした。

その1教室を10月に建て、
事務の繁忙期に入ったところで建設作業を中断し、
12月、事務が一段落したところで、
ようやく机60台の組み立て作業に入ったのです。

本当は、机製作は、
私自身で何から何まで行うつもりだったのですが、
そんなわけで今年中というタイムリミットが迫り、
複数の作業を同時進行させるための監督としての立場もあり、
机の組み立ては職人のケンさんに任せることにしたのです。

本当は、机製作の工程のうち、
組み立て作業がいちばん楽しいので、
のこぎりやかんなの作業を他人にゆずったとしても、
組み立てだけは自分でやりたかったのですが…。

この職人のケンさんは、
先日キラキラ支援者の皆さまにお届けした会報でも紹介した、
謙虚で努力家の職人さんです。

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慣れた手つきでどんどん組み立ててくれますが、
少数の机は、立体的に直角や平行などにゆがみがあり、
私がダメ出しをして、釘を抜いて、
再度組み立てをしてもらいました。

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できあがったまず、机40台を、
キラキラ小学校仮校舎に隣接する我が家の一室に保管します。

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そして、残りの20台を、
ビリカ村の小学校本校舎で組み立てます。
そのビリカの土地は、
エルニーニョの雨を受けて、
ご覧の通りに潤っています。
来年キラキラのこどもたちは、
ここで育てたトウモロコシや豆や野菜を長く食べることができそうです。

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そのビリカの本校舎に、
物を次々に持ち込んで、
1月開校の準備を進めています。

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本校舎の、10月に建てた3年生用の教室で、
ご覧の板を組み立てて、
机20台をつくる作業を、
明日の月曜日から始めます。

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相原 記


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by kjkirakira | 2015-12-13 16:34 | 現地で 小学校