アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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10月末の職員会議

2014年10月も終了。
恒例の保小合同職員会議を迎えました。

年中組のイアンくんや、
1年生のリネットさんのような、
てんかんの子たちの病態生理や対処法、
健常児と共通する点などを説明。

てんかんは、けいれんや失神などの発作を繰り返すものなのですが、
これは脳内の小さな傷や障害などで生じた異常な神経回路の異常興奮によるもので、
繰り返されることによってさらに助長されてしまうので、
ストレス回避などで発作を予防すべきなのです。
ストレス回避程度でらちが明かない場合は服薬になります。

リネットさんは、当面ストレス回避で何とかなっています。
イアンくんは、長年服薬を続けています。

イアンくんは、満6歳になり、
キラキラ保育園の卒園が許可される年齢に達しています。
親御さんは、楽観的に、
他のこどもたちと一緒にキラキラ小学校への進学を希望していますが、

私を含めた職員たちの共通の見解としては、
第一に、ナマンガ小学校やAIC小学校の特殊学級を勧めています。
この2校であれば、仮に普通学級に所属しながらでも、
特殊学級の専門の先生のケアが受けられるので安心なのです。

第二に、親御さんが頑なに特殊学級やキラキラ以外の学校を拒否した場合、
キラキラ小学校に急いで進学するよりも、
もう1年キラキラ保育園に留まることを勧めています。
小学校は1クラス60人。
保育園は1クラス30人。
どちらがイアンのような子にふさわしいかは明らかです。

3歳~8歳くらい、つまり、園児~小学校低学年期は、
脳脊髄や神経系が顕著に発達する時期です。
この時期は健常児もよく注意して、
正しく美しいやり方で、脳脊髄や神経系を鍛えるべきです。

例えば、
3歳までに階段の上り下り、
4歳までに片足立ちや片足ジャンプ、
5歳までにスキップなどができるようになるべきで、
園の先生たちは、しっかりと園児の運動神経発達を見届けなければなりません。
学業ばかりのケニアの学校にあって、
体の発達云々は、意識的に取り組まなければなりません。

歩行・走行・姿勢保持などで悪い習慣がついてしまうと、
後で矯正するのは難しくなります。

また、この時期は、脳は丸暗記などの知識吸収に適した時期です。
この大切な時期に、間違いばかりを繰り返していると、
間違った異常な神経回路の異常興奮が繰り返されてしまい、
後で矯正するのが困難になってしまいます。

園でありがちな間違いとしては、
みんなで一緒にアルファベットを言う時、
「L M N O P」のNあたりを飛ばしてしまったり、
みんなで一緒に数字を言う時、
「14 15 16 17 18」の16あたりを飛ばしてしまったり、
みんなで一緒に曜日の名前を言う時、
「Wednesday Thursday Friday」のThursdayを飛ばしてしまったり、
といったことが日常的にあります。

ここで、先生たちが無関心にしていると、
毎日毎日園児たちは間違いを繰り返すことになってしまい、
間違った知識が異常な神経回路として脳内に形づくられてしまうのです。

余談ですが、日本のプロ野球で、
広島と阪神に所属した金本選手は、
試合で活躍した日ほど、試合後に練習していたそうです。
それは、活躍できた良い感覚を、
体に染み着けさせる狙いがあったからです。

つまり、正しく美しい神経回路を、
繰り返し繰り返し興奮させることで、
運動神経がより発達していくのでしょう。

こんな話が、
先生方の指導に何らかの役に立てばと願います。

それから、先生方には、
何でも書きながら仕事する習慣をつけるべきことを主張しました。

日本は、いろいろな面で読み書きの習慣が根付いていますが、
ケニアなどアフリカの国々は、聴く話すの文化であり、読み書きはなかなか浸透していません。
すると、一度説明したことがしっかりと理解されず、
何度も何度も話さなければならないといったことも生じ、
理解や行動を得るのに倍以上の時間がかかるといった事態も生じるのです。
このように、いろいろな事象を考慮するに、
書かないことによる損害の方が多いと判断するに至りました。

私など、何でもメモを書かなければ仕事などとうていできません。
もちろん、アフリカの人たちの聴いて覚えて行動する能力は高いのかもしれません。
しかし、あえて、教員として雇用されている以上、
書くことの重要さを知り、
普段から何でも書きながら評価・計画・実行を重ねていくべきですね。

他、各クラスの状況や、
問題のある子たちの状況などについて話し合いました。
もちろん年間を通して問題のある子もいますが、
毎月毎月、問題のある子が変わっていくことも多いです。
こどもの様子は家庭環境の反映でもあり、
家庭が円満であればこどもも元気で、
家庭がぎくしゃくすればこどももふさいだり問題行動を起こしたりするのです。

職員の皆さんに給料を手渡し、
笑顔や達成感にあれふた表情を間近に見るのも一興です。
(職員の平均月給は8000円です!8万円ではありません!)

いよいよ、1年でいちばん忙しい11月を迎えます。
とくに今年の11月は、
例年1月に行っていた保育園の入園面談を11月に行うということで、
さらなる忙しさとなりそうです。
職員の皆さんとともに、
忙しいながらもクールに、
有意義な11月を過ごしてまいりたいと思います。

これは私が撮影。
後列左より、
サムエル(年少組)、マーティン(年中組)、
ジャシンタ(園長兼校長)、パトリック(1年B組)、
前列左より、
ケジア(保育園調理)、ドラー(年長組)、
ポウリーン(1年A組)、ジュリアナ(小学校調理)。
(敬称略)

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これはノゾミさん(年中組)が撮影。

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K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-31 23:34 | 現地で 保育園+小学校

またまたナイロビ

労働ビザの更新手続きのために、
ナイロビ通いが続いています。

今回、ようやく、更新手続きが完了。
今後2年間はケニアで安泰です。

そして、ナイロビの役所の窓口で、
永住ビザの申請方法について詳しく話を聞きました。

普段の労働ビザ更新とは違い、
申請のためにそろえなければならない物は多いですが、
一つ一つ慎重に確実にそろえていくしかありません。

永住ビザはなかなか取れないとの評判ですが、
きっと取れる!
そんな好印象を持つことができました。

永住ビザが取れたら、
様々なメリットが待っています。
出費減、ナイロビ通い減、安心・安定。

11月、12月、1月と、
永住ビザ申請準備のために、
またまたナイロビ通いが続きそうです。

今回のナイロビ往復、
ちょっと…ありましたが、
何とか無事に行って帰って来ることができ、
旅の安全に感謝です。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-28 23:49 | 現地で 全般・他
キラキラ保育園の、
この年末の卒園候補者は50人!
園全体の半分ですから、多いですね。

キラキラはもともと、
家庭の事情で就学が遅れた年長児童の救済が主目的でした。

やがて、よその幼稚園で落ちこぼれたり、
小学校の入学試験に落ちたりしたような子たちの救済の場となりました。

さらに、キラキラ入園のための熾烈な競争が激化するにつれて、
1年目はだめ、2年目もだめ、3年目でようやくキラキラの入園枠に入れた、
といった子たちも急増。

そして、キラキラは、卒園というステップアップにつき、
他所の幼稚園や小学校のように、能力(主に学力)で切ることをせず、
年齢(12月末時点で満6歳)で切っているため、
能力が低い子でも、卒園候補者となるわけです。

今回の説明会では、
①年齢を重視すること
②学力だけではなく、全体的な能力や発達の度合いも重視すること
③小学校に進学するかどうかの最終決定者は保護者であること
を説明しました。

そして、1人1人の現段階の意向を聴取。
すると、
・キラキラ小学校進学希望 33名
・公立ナマンガ小学校進学希望 1名
・タンザニアの公立小学校進学希望 1名
・未定(検討中) 3名
・キラキラ保育園留年希望 3名
・説明会に欠席 9名
という結果に。

毎年多くの卒園児を送り込んでいた公立AIC小学校は、
このままいけば、ついにゼロとなるかもしれません。

多くの親がキラキラ小学校を選ぶことは、
決して喜ばしいことではないのです。

まず、小学校(仮校舎)の教室のサイズからして、
収容できる適当な人数を超過したくありません。

次に、本当にキラキラ小学校を心底愛して選ぶならまだしも、
他の人たちがキラキラだから私もキラキラ、
そういう安易な発想が、徐々に増えつつあるような気がするのです。
それだけ安心して任せられる学校になりつつあることは喜ばしいのですが、
徐々に危険分子(学校運営の妨げになる保護者たち)も増えていきそうです。

今回のような、いつもと違った重要な会合も、
無関心で欠席したり遅刻したりする保護者たちとは、
これからも協働が難しくなります。

今回、公立ナマンガ小学校に決めたアグネスも、
タンザニアの効率小学校に決めたマーガレットも、
それぞれに家庭の事情などのしっかりとした理由があったのです。

さらに、予め、私とジャシンタ先生と、
年長組と年中組の先生たちとで話し合い、
50人中5人は保育園の留年を勧める方針でした。
しかし、5人中3人は快諾したものの、
2人は頑なにキラキラ小学校への進学を希望しているのです。

その2人とは、ミルカとイアン。

ミルカは、徹底的な能力不足の女の子。
それも、大人たちからの語りかけや指導への反応がいまいちで、
能力づけるのがとことん難しいタイプ。
お母さんは保育園留年に快諾しているものの、
ややスピーディーな思考回路の持ち主であるお父さんが、
自分の娘の無能さを認めたくないらしく、
頑なに進学を希望しているとのこと。
後日、お父さんとのゆっくりとした話し合いを持つことになりました。

イアンは、てんかん持ちの男の子。
お勉強ができないというレベルを超えており、
発達レベルは4歳児程度。
自分の持ち物と他人の持ち物が区別できず、
まっすぐに歩いたり、体のバランスを取ることが苦手で、
滑舌も悪く、語りかけに対する反応も鈍い。
薬は毎日内服しているものの、
半分脳が眠っているような状態が継続しており、
学習障害に陥らざるを得ません。
問題は、お父さんもお母さんも極度に楽観的であり、
同様のてんかんを自然に克服できた兄と姉のエピソードを引き合いに出し、
イアンも同様に10歳頃になったら克服できる、
イアンは絶対に特殊学級などには入れたくない!
イアンを留年させる必要などない!と言い張り、
全く私たちの意見に耳を傾けてくれません。
先日、鉛筆を5本置いて、イアンに数えさせました。
やはり、数えられません。
保育園の間、自分のバッグと上着とせいぜい飲み水くらいの管理だけでも大変だったのに、
小学校に入って、鉛筆数本やノート7冊ほどを、どうやって管理するのでしょうか。
キラキラだからこそ、年齢を重視して、イアンにも小学校進学のオプションを示しましたが、
これが他所の幼稚園であったら、小学校進学の話など全く出ないレベルです。
これが他所の小学校だったら、入学試験で一発で不合格です。
イアン本人の幸せ、同級生たちへの影響、ナマンガでの常識を考慮しつつ、
しばらくご両親の説得にあたるつもりです。
それでも、頑なにキラキラ小学校にこだわるなら、
イアン用の条件に同意していただくより他ありません。
こういうケースは、
日本でもなかなかスムーズにいかないのでしょうけど、
ケニアはなおさらです。

いろいろな意味で弱いこどもたちの味方であるキラキラとして、
真剣に考えたうえでの留年のお勧めなのですが、
なかなか一筋縄にはいきません。

そんなこんなで、何となくですが、
昨年末以上に前途多難感が漂う今日この頃。
人間に対する、コミュニティーを相手にする仕事とは、
こういうことなのでしょう。
私も、私たちも、みなが日々成長していく必要があります。

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K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-24 23:38 | 現地で 保育園

10月生まれお誕生会

2014年10月24日は、
毎月恒例の保小合同お誕生会。

小学校1年生60人が、
徒歩10分かけて保育園にやって来るところから始まります。

保育園児100人とともに、
誕生月ごとにまとまって、
大きな輪をつくります。

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そして、各月ごとにダンス。
こちらは4月生まれさんたちの番。

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祝福を受けた今回の10月生まれさんたちは
保育園児6名、小学校1年生9名。

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双子の1年生、アシュラフくんとナソロくんは、
ぜひポウリーン先生と一緒に写真に写りたいとリクエスト。
みんな、お友達を指名するのに、
この双子たちは、よほど先生が大好きなのでしょうね。

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1年生のエバリンとマーサは、母親同士が姉妹。
2人とも、母親はナイロビの方に住み、
ナマンガにいるお祖母ちゃんに育てられています。
2人とも2006年10月生まれ。

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ジュースをもらいに行くこどもたちの行列

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ジュースを飲むこどもたち

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この日のダンス・キングとダンス・クイーンを決めるべく、
みんなで一斉に手拍子に合わせてダンス。
何人か候補を選び、高い所に乗せ、
とことんダンス。
クイーンは1年生のメリーに決定。
キングの座を巡って、
年長組のエゼキア(左)とケビン(中)がしのぎを削っていました。

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キングが誰になるか、喝采しながら応援するこどもたち。
園児100人と1年生60人がそろうと大集団ですね。

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この日のキングは僅差でケビンに決定。
何でも良いから、何らかの分野でいちばんになるのは良いことです。

そんなこんなで、1か月に一度の楽しみも終了。
来月だけは、11月生まれと12月生まれとを同日に行う予定なので、
今年は計11回催すことになります。

来年は、ぜひ、お誕生会に加えて、
また何か別の楽しみが増えれば良いですね。
何か企画して、実践しましょう。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-24 23:06 | 現地で 保育園+小学校

1年A組で折り紙

1年A組で、折り紙の首飾り作りを指導しました。
折り紙と言っても、折る作業はありません。
既にはさみで細長く紙を切って、
1人につき細長い紙が30枚になるようにそろえ、
お膳立てした状態でスタートです。

普段から私自らが主宰・指導する土曜補習教室に来ている何人かは、
既にやったことがあり、周りの児童たちを指導できるほどです。

28人を6グループに分け、
各グループに糊を提供し、
最初のリング、2つ目のリングの手本を示した後、
早速各自でスタートです。

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速い子、遅い子、きれいな子、汚い子、
それぞれの個性が出て、見ていても面白いです。

それぞれに、面白そうにやっています。

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早く仕上げた子は、遅い子のところへ行って手助けします。
ここで、速い子が遅い子の物を取り上げてしまわないように、
あくまで共同作業をするように言い聞かせます。

あれ、間違えた、と、
余計な1リングが枝のようにくっついてしまっている子もいますが、
これも一興です。

仕上げた後は、みんなで勢ぞろいして、
マサイの首飾りに見立てて、
みんなでマサイの歌を歌って踊りました。

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ケニアでも、世界中の学校でも、教育現場から、
図画工作、音楽、体育、レクリエーションなどの時間が、
大幅に削られつつあるこの頃です。

そして、勉強、勉強、試験、試験、という、
無味乾燥な毎日がこどもたちの心をとことん干からびさせています。

お勉強が苦手でも、
何らかの好きなことや得意なことが見つかるように、
キラキラ保育園も、小学校も、
世の傾向に逆らうように、
図画工作などを増やしていきたいです。

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K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-23 17:46 | 現地で 小学校

保小合同PTCA役員会

PTA (Parents & Teachers Association) =親と教師
PTCA (Parents, Teachers & Community Association) =親と教師とコミュニティー

2014年10月17日、
キラキラ保育園・小学校合同のPTCA役員会を開催。
18人中11人の出席。


①学費・給食費について

保育園の学費の値上げを確認、合意。
今年までの数年間は、学費・給食費の合計として、
各学期1200シリング=1500円でした。
来年からは、各学期1500シリング=1900円とします。

値上げは数年前から予告していたことで、
保護者の皆さんも心の準備は十分できていました。

現在、キラキラ・プロジェクト全体のうち、
保育園部門での収支においては、
現地での収入(学費・給食費)が支出全体の3分の2程度で推移しています。
つまり、3分の1はキラキラを支える会経由でもたらされる支援金に依存しています。

今回の値上げは、
この、現地収入の割合を徐々に上げて行き、
保育園部門の現地での収支をプラスマイナスゼロに持って行くためのステップになります。

この1500シリングの内訳は、学費1000+給食費500
これを別の形で表現すると、毎月の学費250シリング+毎日の給食費8シリング。
1500と言われると高いと感じるかもしれませんが、
250+8と言われると、かなり安く感じますよね?
ちなみに、1日1人の給食関連にかかる費用は12シリング=15円程度。
(数年前は、1人1日10円と言っていたのですが、物価は年々上がっています)

多くの学校では、
保護者の皆さんに「安い!」と心理的に思わせ、
お客さんを増やそうとして、
毎月の学費500+毎日の給食費20のような表記をします。

先日近所にオープンした欧米資本のあの学校も、
お客集めに躍起になって、ありとあらゆる心理戦を行い、
「この学校はキラキラ並みに安い!」と思わせていました。

しかし、いざ保護者が払おうとすると、
実はそう簡単に払えないくらい高い!ということが発生し、
早速その学校に自分のこどもを転校させたことを悔やむ保護者が続出したようです。

どうやら、事実は、
ナマンガの学校では、私立も公立も含めて、
キラキラほど安い学校は他にないのです。

そういう意味でも、徐々に値上げしていった方が、
コミュニティーに溶け込めるのです。

それから、もちろん、
小学校建設のために資金も労働も集中させていくために、
保育園や小学校の運営などは、
資金面でも労働面でも負担を軽減しておく必要があります。


②小学校建設募金(現地)について

2012年末より始まった、
キラキラの保護者による同募金。

ケニア的に、現在持ち合わせがないけど後日これだけ払う!
という誓約を集め、リストにして、
お金の回収は後日行うという形式。

誓約したのにまだ払っていない人たちが28人。
このうち、18人は、こどもがまだキラキラ保育園または小学校に在籍中です。

これら、18人に対して、
11月に最後の通告をして、
1月の学費回収の際に必ず払ってもらう、
払わなければそのまま停学、
という方針を決議しました。

あとの10人は、
既にこどもがキラキラ保育園を巣立って、
地元の小学校に通っているため、
なかなか追求することはできません。

ですが、将来その10人の他のこどもなどがキラキラに入りたいなどと言ってやって来る場合、
まずこの誓約した金額を払ってもらう、
という方針を決議しました。

さらに、小学校の建設自体や、スクールバスなどのために、
さらなる募金が必要だということで、
1月以降、募金の第二弾を新たに始めようということも話し合われました。


③小学校の計画について

予定通り、3年生以上の学年の教室を、
ナマンガからナイロビ方面に6㎞ほどいった土地に建設すること。
スクールバスは予想外に高額なので、
保護者の募金も積極的に進めていくこと。
学習に専念できるように、
高学年を将来的には全寮制にする可能性もあること。
他いろいろな案を出し合い、役員会の総意を模索しました。


④入園手続き・入学手続きについて

年々キラキラ熱が高まり、エスカレートする保育園の入園面談。
午前2時から希望者が来始めて、午前4時には締め切らざるを得ない。
おかげで手続きがスムーズに進み、
早起きして必死にキラキラにやって来る心意気のある人たちを取り込むことに成功しているのですが、
難点は、その夜、多くの人が暗い中を子連れで歩くという、安全面の問題があるのです。

数か月前、小学校の近くで、恐らく午前3時頃に殺人事件がありました。
ナマンガでは、この類の犯罪は増加する一方です。
田舎の村が、徐々に都市化する過程で、
逃れることのできない宿命なのでしょうか。

その殺人事件の実行犯たちは、
遠くの土地で悪さをしていたまだ十代後半の少年たちで、
恐らくその土地にいられなくなって、
新天地を求めてナマンガにやって来ていたのでしょう。
ナマンガにいなかった、
典型的なストリートチルドレンも散見されるようになってきました。
(典型的なストリートチルドレンとは、シンナーを吸ってぼろを着て自由奔放に生きているイメージでしょうか)

それで、いかに入園面談・入学面談にやって来る人たちの足並みを遅い時間帯にするか、
いろいろと役員の皆さまも頭をひねって考えてくれました。

例えば、面談開始時刻を午前11時とか午後2時とか公表しておけば、
午前2時や3時に来る人はいなくなる、という案。
しかし、多くの役員は、それでも多くの希望者は未明の暗いうちに来てしまうだろう、と。
要は、もはやこれは避けられないことだ!と。

私とジャシンタとの間では、
既に切り札となる策を講じています。
恐らく、この切り札を使うことになるでしょう。

そして、小学校の入学手続きでは、
新一年生の定員の上限を60人とすることに全会一致。
さすがに、多くの希望者と痛みを分け合って、
1学年100人でぎゅうぎゅう詰めでもかまわないという人はいませんね。
適度な定員が必要です。


⑤保護者の参加を促すことについて

PTCA総会や、朝夕の送迎などで、
保護者の皆さんとかかわりを多くもっているキラキラですが、
最近は保護者の皆さんが慣れすぎてなあなあになってしまい、
総会の出席も、送迎その他の義務・責任の遂行も、
疎かになりつつあります。
ごく一部の保護者は、
ほぼ完全に姿を見せなくなっています。

これに関して、まず最初の一手として、
学期末のPTCA総会の席で、
保護者本人がいない場合、通知票を渡さないのが良いとなりました。




そんなこんなで、今回のPTCA役員会は、
2時間もかけていろいろ話し、
とても有意義で得るものが多い会となりました。

これからも、
P(保護者)との合意・一致を求め、
T(教職員)が働きやすいように連携し、
C(コミュニティー)と相思相愛でいられるよう、
キラキラを維持し、発展させていきたいですね。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-18 21:48 | 現地で 保育園+小学校

キラキラを支えてくださる皆さま、

よこはま国際フェスタが下記のように開催されます。
キラキラのブースでは、アフリカの民芸品を販売し、運営資金や小学校建設資金といたします。
販売の助っ人ボランティアとして、フェスタの見学や国際交流目的に、ぜひ気軽にお越しください。



よこはま国際フェスタ2014
http://yokohama-c-festa.org/


【日時】2014年10月18日(土)19日(日) 両日とも10:30~16:00
【会場】象の鼻パーク(横浜港の赤レンガと大桟橋の間)


キラキラを支える会のブース番号は「M29」です。

当日のお問い合わせ 090-9857-2244(和田=キラキラ・ボランティアスタッフ)
前日まではこちらのメールにご連絡ください。aiharakoji@yahoo.co.jp



相原功志☆キラキラ☆ナマンガ☆ケニア


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by kjkirakira | 2014-10-09 20:24 | 日本で 案内・告知

ナイロビ日帰り往復

2週おきにナイロビ通いが続いています。
昨日は4回目。
全てはケニアでの労働査証更新の手続きのため。

前回、ようやく許可が降りて、
今回は、その許可証を受け取りに行くのです。

朝5時台にナマンガの家を出ます。
朝6時にバス(マタトゥ)が出発し、
ナイロビ到着は9時半を過ぎます。
ナイロビの交通渋滞はますますエスカレートしています。

早速、ナイロビの出入国管理局へ。
受け取るために、まず長い行列。

続いて、銀行に、
ケニア政府指定の金額の小切手を作りに。
こちらは待たされずにスムーズに。

次いで、保険屋さんに、
保証書を作成してもらいに。
こちらはかなり待たされ、ようやくゲット。

必要書類をしっかりとコピーして、
紛失などの事態に備えます。

そして、これらの書類などを携えて、
再度出入国管理局へ。
再度待たされ、ようやく今回は終了。

この日の一連の手続きに、
計3時間近くを費やしました。

普通にいけば、
2週間後に全ての更新手続きが完了します。

帰りは、14時にナイロビを出て、
17時にナマンガに到着です。

帰りのバスは、最前列に腰かけたので、
車窓をたっぷり堪能することができました。

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ナマンガへ向かう道沿いの、
典型的なサバンナの風景です。

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今日は、道路工事の影響で、
ナマンガ市街へ入る道を大きく迂回したために、
幸いキラキラ本部の目の前で下車できました。
雨が降っていたので、大いに助かりました。

今回も無事に行って無事に帰って来れて、
守ってくださる神様に感謝です。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-08 18:26 | 現地で 全般・他
本日2014年10月2日(木)、
ナマンガ近辺の郡レベルの幼稚園・保育園スタッフの大会合があり、
キラキラ保育園からは、
ジャシンタ園長、マーティン先生、ドラー先生の3人が行くことに。

毎度そうなのですが、
この類の会合の通知が非常にずさんなのです。
うちは2日前に聞いたのですが、
中には前日の夕方に初めて聞いたという学校もあったようです。
しかも、園の代表者だけで良いのか、全員なのか、
何時からなのか、何時までなのか、
目的、内容、さっぱりわからないのです。

多くの園は、この日は急きょ閉校して、
園のスタッフ全員で会合にかけつけました。

前もって休日の予定がはっきり知れていれば良いのですが、
急に、園が「今日は休日です」となって、
園児は喜ぶかもしれませんが、
親御さんたちは急に日中のこどもの世話をしなければならなくなるわけです。
親御さんたちの日常生活や日常のビジネスにも少なからず影響するはずです。

上(政府など)の計画性が、
下(庶民など)に大きく影響を与えるということを、
上はしっかりと自覚していなければなりませんね。

キラキラは、最低限、
私と、新米のサムエル先生と、調理のケジア先生で、
朝から午後まで園児100人の相手をしていました。

先生の誰かが欠勤の時は、
私自身が教室に入り、
日本の支援者の皆さまに会報とともに同封するための、
こどもたちのお勉強ノートを作成します。
B5のサイズの紙(ケニアの一般的なノートから切り離した1枚)の、
表にお勉強、裏に何かの絵、という構成です。

本日は、私が年長組と年中組とを掛け持ちし、
各児2枚ずつ、一気に作成することができました。

作成しつつ、各児のレベルの評価もでき、
普段クラス担任の先生がしっかり教えているかどうかも評価できるのです。

私がかつて学校に通っていた頃も、
クラス担任の先生が欠勤の時には、
教頭先生や教務主任の先生が自習監督に来られることもありましたなあ。
なるほどとっても意味のある自習監督だったわけですね。

こちら、朝の運動風景。

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年長組の授業風景。

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年中組の授業風景。

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2枚の紙を誇らしげに見せるリネット・カレンティさん(年中組)。
会報12月号とともに、このリネットさんの紙をゲットするのはどなたでしょう?

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給食時間は、徹底的に園児全員のお皿をチェック。
食糧と調理人への感謝をこめて、きれいに食べる訓練です。
園児たちへの指導という意味はもちろんのこと、
こうした指導を時々受ける園児たちが、
先生方を暗に指導するという狙いもあります。

午後の時間は、調理のケジア先生が年中組に入り、
いろいろお話したり、歌を歌ったりしていました。
いつも大人しいミキリーナさんが、
みんなの前に立ってキクユ語の歌を披露しており、
年長組にいた私もついつい年中組を覗きに行って、
笑顔で感心しておりました。

大急ぎで年長組全員と年中組全員の宿題をチェックし、
本日の宿題を書き込みます。
これも、園児たちの学習到達度の評価と同時に、
各クラス担任の先生方の計画性などの評価もできて好都合です。

終業時間前に、会合に出かけていたマーティン先生とドラー先生も戻って来ました。
会合は、結局ほとんど意味がなく、
ただ郡内の幼稚園・保育園の情報を収集し、
今後のケニア政府の指導に役立てる、という程度のものでした。

恐らく、県レベルの幼児教育部門の職員さんたちが、
活動実績をつくるために催した会合だったようです。

ただ、合計90人くらいの先生方が集まったことで、
多少の情報交換はできたようです。

というわけで、大忙しの1日でしたが、
滞ることなく通常通りのサービスを園で提供できて、
目立たないけれどもファインプレーでした。
(広島カープの菊池選手ほどではありませんが)


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-10-02 23:59 | 現地で 保育園