アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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キラキラっ子104人 in 2013

キラキラ保育園の2013年度が開幕して4日目の1月14日(月)、
テレビ東京の取材の初日でもあったこの日、
何と、104人の園児の全員が出席し、
出席率100%の快挙を成し遂げました。

出席率100%は、2011年末に初めて達成し、
2012年には2回ほど達成していました。
保育園にしては驚異的な数字でしょう?

104人目の園児は、先のブログでも触れた、ラッキーの妹です。
こちら、ラッキー(年長組女児)と、そのママと、妹のメリサ(年少組女児)です。

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下の全体画像は、1月25日(金)撮影。
残念ながらこの日は2人欠席の102人。
どうしても、カメラの方を見てくれない子は数人います。
前の方が年少、後ろの方が年長です。

スタッフは、後列左から、
園長ジャシンタ(二女ヒカリを抱っこ)、
調理担当ジュリアナ(まだ集団行動がわからない新入園児を抱っこ)、
補助教員ジョイス、
教員ケジア、
教員セシリア(新たに雇って2日目)、
カメラを握ってテーブルの上に乗っているのが私(写っていない)。

ちなみに、
うちの長女ノゾミも園児104人の1人になっています。
前から3列目の中ほど、色白・黒髪がノゾミです。

右後列の長身の少年は14歳のエマニュエル。
訳あって、保育園で1年間学費免除で面倒を見ることにしました。
後日、このエマニュエルのことも、
ブログかどこかで詳しく紹介させていただきたいと思います。

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キラキラ・プロジェクト
現地コーディネーター 相原功志 記
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by kjkirakira | 2013-01-26 01:50 | 現地で 保育園
昨年7月に読売テレビ「ミヤネ屋」の取材があって、
何と半年後に、再びテレビ取材を受け入れることになりました。

取材陣は、2013年1月13~19日にナマンガに滞在し、
いろいろな面白い映像を撮り、
私たちの真の姿を記録していきました。

私にとっても、新たな発見などもあり、
興奮して楽しく有意義な週となりました。

「何故、ナマンガに、相原功志!?」
放送(後日詳細をアップいたします)でご確認いただけたら幸いです。

K.A.記

追伸:
そうそう、1月7日の新入園児受付のブログに書いた、
定員オーバーで二女の入園が認められずに涙を流したラッキーのママの話、
その後、何点かを考慮し、特別に入園させてあげることにしました☆☆
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by kjkirakira | 2013-01-21 19:14 | 現地で 全般・他

ケニア、混乱の予備選挙

ケニアの総選挙は5年おきに行われます。
今年2013年の3月に、その総選挙が予定されています。
総選挙では、大統領、国会議員、地方の代議士などが、一斉に改選になります。

前回の総選挙は、2007年の年末に行われました。
その選挙直後から全国各地で暴動が発生し、
各地で虐殺や流血の惨事が発生し、
多数の命が失われ、
大勢の人が家や財産を失いました。

そのときの暴動の特徴は、
単なる選挙後の与党側と野党側の喧嘩というより、
部族同士の利権争い、
同じ町に住んでいる住民同士の利権争いとなりました。
すなわち、ケニア国民が日頃抱えていた鬱憤が、
選挙後に一気に放出され、
悲惨な結末を迎えたのでした。

さて、今回の総選挙に先立って、
2013年1月17日(木)、
予備選挙が行われました。
予備選挙とは、各政党から一人ずつ、
総選挙に立候補する候補者を選出するものです。
各政党の党員が投票するのではなく、
国民もその予備選挙に投票する権利を持っています。

ナマンガでは、他の地域の住民と同様に、
国の大統領、地区代表の国会議員、地区の首長を選出します。
うち、予備選挙の対象は地区の首長の候補者たちでした。
12月頃から、各候補者が、
選挙カーやスピーカーを駆使して選挙活動を繰り広げていましたが、
ここで候補者が数人に絞られることになるのです。

予備選挙当日、他の主な学校同様に、
キラキラ保育園も急きょお休みになりました。
先生方も父兄たちも、しっかりと投票に行けるように、
何が起こっても、園児たちが各家庭で安全にしていられるように、
との配慮です。

予備選挙は、朝6時には始まっているはずでした。
しかし、このために急きょ編成された選挙管理委員会のずさんな準備により、
投票開始はお昼の12時頃となりました。
あっという間に投票する有権者たちの長蛇の列ができます。
人口4万人?(有権者2万人?)ほどのケニア側ナマンガで、
投票所が1か所しかないのですよ!
おまけに、投票も日本のように流れ作業でスムーズにいかず、
もたもたもたもた、らちがあきません。
一度投票した人が、もう一回入って来てもおかしくないくらいのいい加減さ。
しかも、選挙管理委員たちは、
ナマンガのみんながよく知っている地元の人たち。
候補者の身内さえ含まれています。
第3者は全くいなかったようです。

私の妻ジャシンタは、夕方4時頃に投票に出かけたところ、
ほとんど動かない長蛇の列に並ぶことになりました。

ナマンガでも有名な金持ちのおばさんが投票にやって来ると、
多くの人からのブーイング。
「悪魔の力を借りて金持ちになったお前なんか、ナマンガから出ていけ!」と。
人々の、日頃のストレスが鬱積していたようです。

晩7時、何と、「投票用紙がなくなったから、投票は以上で打ち切り!」との発表が。
信じられませんね…。
そういうわけで、一度家に帰って来たジャシンタでしたが、
知り合いからの電話で、投票が再開したとの知らせを聞き、
再度投票所へ戻って行きました。
ようやく投票を終えて戻って来たのは、
私も娘たちも眠りに就いた夜の10時。
その後も、投票用紙がなくなったとのことで、
結局投票できなかった有権者たちが大勢いた模様です。

夜中、何度か群衆の叫び声が街から聞こえてきました。
不公正な投票に抗議する人たち、
とくに候補者のサポーターたちの無秩序な集会を、
警察が解散させようとしていたのでしょう。
「暴動が起きるか?」
「起きるかもしれない」
そんな声が密やかに聞かれ始めました。

翌朝、キラキラ保育園は通常通りに開園です。
しかし、前日の(父兄たちの)疲れからか、出席率は低調です。

昼頃、既に投票結果が出たようで、
通りから歓声が聞こえてきました。

ナマンガはこれまで、第一野党(オーディーエム)が抜きん出ていました。
そのオーディーエムのL氏が、過去10年間地区の首長を務めてきて、
キラキラ公立小学校の建設用地の供与の口約束もしてくれていました。
しかし、今回はその人は落選し、
別の候補者がオーディーエムの候補者になりました。

しかし、今回は、そのオーディーエムではなく、
与党がナマンガを制しそうな勢いです。
すなわち、与党を制した人物が、
ナマンガの地区の首長に選出されるであろうと予想されていました。
その与党の候補者として、主に3人がしのぎを削っていました。
しかし、おおかたの予想を覆す結果が!
いちばん当選確実そうだったBさんが落選、
日の出の勢いで人気を博していたPさんも落選、
3番目の、多くの人から嫌われていたHさんが当選という結果になったのでした。

Hさんの身内は選挙管理委員にもなっていました。
Hさんのサポーターたちを、優先的に投票させたのではないかという疑惑が生じました。

この極めて不公正でお粗末な予備選挙に、
ナマンガ中が落胆し、失望感に包まれました。
与党の候補者として選出されたHさんのサポーターも、
ナマンガ中の反感と嫌悪にさらされることになり、危機感を募らせています。
BさんやPさんに投票した人々も、
Hさんになったらナマンガが崩壊する、いや、既にナマンガは崩壊した、と、
挫折感、不安を募らせています。

その後、BさんとPさんは結束することになり、
Bさんとそのサポーターたちは、全面的にPさん支援にまわることにし、
Pさんが、別の、候補者のいない政党の候補者となって、
再度出馬し、総選挙本戦に臨む計画があるそうです。
これ自体が、既にケニアの選挙の無秩序さを露呈していますが…。

何故に、選挙管理委員が地元の人間ばかりになったのか?
何故に、国は地方の予備選挙に無関与だったのか?
何故に、投票用紙がなくなるという、あきれる失態をしでかしたのか?

このナマンガの混乱は、全国ニュースでも報じられた模様です。
ケニアの中でも抜きん出てモラルが低くて欲望にまみれたナマンガの住民。
今回の一件で、ますます絶句、絶望です。

(よほど、私が監督して、
キラキラの現地スタッフたちが仕切った方が、
公正な投票ができたのに…。)

3月の総選挙に向けて、また一波乱、二波乱ありそうですが、
何かありそうで、結局平穏に日常が流れて行くナマンガの平和に期待し、
私生活もキラキラも、しっかりと危機管理しながら過ごしてまいります。

K.A.記
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by kjkirakira | 2013-01-21 19:12 | 現地で 全般・他

トムソーヤ in キラキラ

日本側キラキラを支える会にいつもご協力いただいている、
白鷗大学、国際交流サークル「トムソーヤ」。

http://tomsawyer-so.jimdo.com/
http://tomsawyer-tom.blogspot.jp/

そのメンバー6人、
そう、ほう、たいじゅ、しほ、ゆき、みき、の6人が、
新年早々ケニアに上陸。
うち、トムソーヤの創始者でもある現在大学4年生のそうくんは、
2011年3月に続いて2度目のケニア渡航です。

2013年1月7日、
キラキラ保育園の新入園児受付のこの日、
みんなでナマンガに到着しました。
私は手が離せなかったので、
2年前のそうくん訪問時に仲良くなった、
近所のサッカー少年たちが付き添って、
ナマンガの山や川の周辺を散策です。
何と、川で泳いだとか。
夕方、新入園児受付終了後に、
新入園児の情報整理をしていたところに、
ちょうど良いタイミングで皆さんが訪れ、
何と、紙とペンでの事務仕事を手伝ってもらいました。
おかげでまだ日の明るいうちに仕事も終了。

2013年1月8日、
皆さんは車をチャーターして、お弁当を持参して、
アンボセリ国立公園へのサファリ・ツアーに出かけました。
運転手の他に、アンボセリに詳しい義弟のユスフも同伴。
自然破壊が進んで、動物も少なくなってしまったアンボセリですが、
ライオン、ヒョウ、チーター、サイ以外の、
主だった動物を見ることができたようです。
キリマンジャロも間近で眺望できたようです。

2013年1月9日、
キラキラ保育園2013年度12学期の始業日です。
トムソーヤの皆さんには、保育園に到着して早々、
年長組の授業を担当してもらいました。
6人が1人5分くらいずつ何かをやって、
年長さんたちもいつもと違う授業に興味津津。
休み時間はみんなで思いっきり身体を動かして遊び。
夕方は、青年サムくんと一緒に、ナマンガの東部辺境を散策。
晩は我が家でジャシンタの手料理で夕食。

2013年1月10日、
年長組で、男の子と女の子の絵を描く授業。
クレヨンで、みんな豪快に上手に描きます。
トムソーヤの皆さんも、年長さんたちを巡回しながら激励します。
描きあがった絵は、トムソーヤへのお土産になりました。
国境で古タイヤのサンダルをつくるジェレミアおじさんのところへ。
オーダーメードのサンダルを注文します。
夕方は近くの山を散策し、ナマンガの町全体を眺望しました。
晩は我が家でジャシンタの手料理で夕食。

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2013年1月11日、
年長組で、今度はしっかり計画・準備したうえで、
1人10分間くらいずつ授業をしてもらいます。
名前を訊いたり、将来の夢を訊いたり、
りんごと星の絵を描いたり、計算したり。
文化も言語も異なる幼児たちとのコミュニケーションは容易ではありませんが、
愛をこめて、オーバーアクションを駆使して、面白く展開します。
園児たちも、教室内に外に、大喜び。
しかし、金曜日につき、保育園はこの日が最後。
夕方、近所のサッカー少年たちと一緒に、グランド(大きな空き地)へ。
すると、サッカーをしていた高校生主体の少年たちに遭遇。
早速2チームに分かれて試合を始めました。
そう、ほう、たいじゅの男子学生さんたちも参戦。
しほ、ゆき、みきの女子学生さんたちは隅で見学+写真撮影。
ケニアの少年たちの身体能力の高さに負けじとはりきります。
時が経つにつれて、見学の少年たちもどんどん増えていきます。
終始フェアプレーで、和やかに、
盗難や喧嘩などの危ないこともなく、
フレンドリーで平和的な時が流れました。
日暮れとともに試合は終了。
お互いの健闘を讃え合いました。

2013年1月12日、
土曜日のこの日は、小学生対象の補習教室。
16人の小学生たちが集まりました。
みんなで、栃木の小学生たちに手紙を書きました。
それから、みきさん主導で、みき、しほ、ゆきの3人が日本的衣装に身を包み、
茶道のパフォーマンスです。
普段見たことのない、礼儀正しく美しい皆さんを前に、
こどもたちもとても嬉しそう。
この日の補習教室は、クリスマスと正月を兼ねた、
年に一度のお祝いの日。
お祝いと言っても、
昼食後にお菓子を食べながらジュースで乾杯するだけ。
それでも大盛り上がり。
それから、2日前にオーダーした古タイヤサンダルのところへ。
微妙な足触りを調整し、何とかかんとか納得のいくサンダルが完成。
我が家へ移動し、そうくん希望の髪結いです。
髪の毛を少しずつまとめ、つけ毛とともに三つ編みし、
ラスタのようにします。
アフリカの人の巻き毛だとやりやすいのですが、
日本人の直毛だと、なかなか編みこみにくく、簡単にはいきません。
2時間以上かかって終了。
出来栄えに大満足。
この日は最後とあって、
ナマンガ一の高級ホテルであるリバーホテルに、
1人1000円くらいの優雅な夕食に出かけます。
お腹も心も大満足。

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2013年1月13日、
何と、そうくんのラスタヘアは、
朝を待たずに元に戻っていました。
ラスタヘアのまま日本に帰国して、
日本のみんなをあっと言わせるはずだったのに。
朝8時、ナイロビの空港に向けて出発です。
私と一緒に見送りに来たサッカー少年たちとも、
別れを惜しみ、再会を誓い合います。

不思議な縁から、堅い絆で結ばれた、
キラキラと、トムソーヤ。
日本でもケニアでも、
これからも数々の思い出を積み重ねていきたいです。

K.A.記
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by kjkirakira | 2013-01-13 19:09 | 現地で 全般・他
ついにこの日がやって来ました。

2012年度の新入園児親子面談の日は、
朝6時から入園希望者が来始めて、
朝8時に定員50人の枠が埋まってしまうという奇跡が起こりました。

しかし、2013年度は、
さらにすごいことが起こると、
私たちも、保護者たちも、予想していました。

2013年1月7日(月)5時半、
早朝未明で真っ暗な道を、
私とジャシンタと長女ノゾミが、
義弟の運転する車に乗って、
キラキラの門に到着。

さすがに5時半は誰もいないだろうとたかをくくっていた矢先、
目の前に飛び込んできた光景に息を飲みました!
親子7組ほどが、うずくまるように、
布や暑いコートで身を覆いながら、
キラキラの門の脇に列をつくって腰かけているではありませんか!!!!!

何か、見てはいけないものを見てしまったような、
現実のものとは思えない、幻を見ているような気分にさせられつつ、
一気に緊張感が高まりました。

門の鍵を開け、親子たちと一緒にキラキラの敷地内に入ります。
事務室、教室3部屋、職員室、調理場のドアを、一つ一つ開錠します。
暗いので、電灯を灯していきます。

予め用意していた物を整え、
受付の開始です。
ジャシンタ先生が腰かけているテーブルに、
親子が一組ずつやって来て、
必要な書類を見せて、
現金(入学金)を手渡していきます。

私の方は、入園説明会の会場づくり。
そして、今年度入園第一号として、
我が長女ノゾミを早速面談、情報を記載します。

自分の子が初めて保育園に入るというのは、
とても感慨深いものですね。
生まれて以来、両親のものだった子が、
先生のものとなり、
友だちのものとなり、
少しずつ両親の占める割合が小さくなっていくのですから。
そして、やがては結婚し、夫のものとなる…。

あ、すみません、話をもとに戻しましょう。

暗闇と電灯の下に、大勢の人がいるキラキラ。
滅多に見られない光景です。
時間が経つのが遅く感じられます。

6時、半分暗いまま、半分明るくなってきます。
幼児を背負ったママたちが、
速足で続々とキラキラの門に詰めかけます。
ママたちの呼吸と心臓の鼓動を感じます。
必要書類を家に忘れ、大急ぎで取りに帰る親も少なくありません。

6時15分、
定員の40名に近付いてきました。
ジャシンタ先生の受付テーブルに並ぶ列の最後尾を、
私がしっかりチェックします。

6時20分、
あと親子何組か、数え始めます。

6時25分、
ここまでかな?というところに、目で線を引きます。

6時30分、
「ここまでです!」
と、宣言します。

受付を待っていた保護者たちは、
あっ気に取られて言葉もありません。

続々と、ジャシンタ先生のところに、私のところに、
「もう締め切りなの?」
「何とかうちの子だけでも入れさせて!」
といった保護者たちが詰めかけます。

ジャシンタ先生が、
外でそうした保護者たちにゆっくり事情を説明している間、
私は事務室に入り、ドアを閉め、冷静に落ち着いて、
集めた現金と金額に間違いがないかどうかチェックです。

6時50分、
今度は私の出番です。
40人分、番号札を渡しておいた順に、点呼していきます。
私の目で親子の存在を確認し、
保護者の皆さまには一人ずつ説明会場に入ってもらいます。

7時ちょうど、
説明会の開始です。
私が話すスワヒリ語を理解できない保護者たちのために、
マサイ語の通訳も必要です。
ちょうど、昔からのキラキラの保護者である、
パルケリのお父さんがいたので、
その場で通訳をお願いします。

キラキラの諸々の規則などの説明を聴いて、
入園希望を取りやめるならそれも良し、
という前提を話した上で、説明を始めます。

学費は各学期の初日に払わなければならない!
朝と夕方の送り迎えの義務を遂行しなければならない!
おやつやジュースなどを持って登校してはならない!
過去のキラキラ、あるいは、他の保育園の学費滞納分はしっかり清算しておかなければならない!
家庭の事情聴取で、嘘が発覚した場合、退学しなければならない!

こうした厳しい話をしつつ、
具体例をまじえて、面白おかしく笑いをとりながら話を進めます。

7時35分、
説明会の終了です。

10分ほど間を置きます。
その間も、私のところに、定員に漏れた保護者たちが、
「うちの子をぜひ入れさせてほしい!」
などとしつこくやって来ます。
感情的にならずに、冷静に、
「もう締め切りです」
と答えます。

校庭には、定員に漏れた親子たちが、定員40人分以上居残っています。
悔しさと無念で、目頭を抑えるお母さんもいます。
「駄目だったかあ」とけらけら笑うお父さんもいます。
「もう締め切りだってよ」と、
これから来ようとしていた他の保護者に電話をかけている人もいます。
しかし、多くの保護者は、無表情で、信じられないといった雰囲気です。

7時50分、
最初の親子を呼びます。
事務室で対面して、こどもの情報、家庭の情報を、
必要書類に目を通しながら聴取します。
スムーズに終わる親子もありますが、
事情が複雑だったりして、時間のかかる親子もあります。
領収金額の精算もしっかりします。
そして、同意書にサインをしてもらいます。

この面談を40組、水を飲むのもトイレに行くのも忘れて、
一気にこなすと、既に14時。

ここで、特別枠として用意していた3人分を、
ジャシンタ先生と一緒に相談し、確認します。
一人目は、他の保護者たちも含めて満場一致で、祖母に養育されている5歳のメムシ君。
二人目は、7歳なのにまだ保育園に入ったことのない、寒村出身のマサイの女の子。
三人目は、何と、14歳なのにまだどこの学校にも通ったことのない、スワヒリ語もマサイ語もわからないサンブル族の少年!!!!!

この3人の面談を終え、15時。

もはやこれまで、といった感じで、
最期まで一縷の望みを抱いて待ち続けていた保護者たちも、
とぼとぼと家路に就きます。

しかし、まだ帰らないママもいました。
今度年長組に入るラッキーのママでした。
ラッキーの妹を入園させに来たが、
5分遅れで定員に漏れてしまった、と。

ラッキーのママは、
ジャシンタ先生とも長時間話をしていたようですが、
さらに、一段落した私の事務室にやって来ました。

まだ20くらいの若いママ。
最近夫と離婚し、父のもとに身を寄せて、
子育てしつつ、外で働きながら、暮らしている。
生きていくためには外で働かなければならない。
最近雇ってもらったところへは、子連れでは出勤しにくい。
父も忙しい。
働いている間、こどもの面倒をみてくれる人がいない。
他の保育園の高い学費はとても払える能力がない。
などなど。

実はこのママ、
まだ赤ん坊の時に母親に死なれ、
父親の手によって育てあげられたという、
ナマンガでも滅多に聞いたことのない生い立ちをもっています。
幼児の娘を抱え、娘のためのおかゆを入れたポットを抱え、
建築現場などに働きに出ていたお父さん…。

もしも、キラキラがもう少し早く始まっていたら、
こうした子こそ、支援対象になっていたことでしょう。

離婚した、子育てと労働の両立ができない、といった理由はありきたりですが、
そんな生い立ちをかかえるこのママを支援したい、という感情が湧いてきます。
しかし、その感情を抑え、
定員オーバーは無理、と宣言する私の前で、
目頭を覆うママ…。

……。

今年も引き続き雇う教職員の一人一人を呼んで、
今年度の待遇(給与)を説明します。
ジョイス先生、
ケジア先生、
調理のジュリアナ先生。
(アン先生は昨年末に希望退職)

先生方が帰った後で、
一気に新入園児たちの情報整理、
リストの追加、などの事務仕事。

夕方、折良く日本から訪れていた、
白鷗大学国際交流サークル「トムソーヤ」の学生さんたちに、
事務作業を手伝ってもらいつつ、
首尾良く暗くなる前に終了。

しびれる一日でした。

新入園児の家庭に、
定員に漏れてしまったこどもたちの家庭に、
キラキラに、
2013年も豊かな祝福がありますように。


K.A.記
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by kjkirakira | 2013-01-08 17:04 | 現地で 保育園

泥棒!

ケニアの12月は、みんなが休暇に入り、
実家に帰省したり、美味しいものを食べたり、
お祝いしたりで大忙し。
同時に、お金のかかる季節でもあります。
泥棒などの犯罪も増加します。

キラキラもいつかはやられる、
そんな予感がしていました。
だからといって、完璧な防犯対策ができるわけではありません。
しかし、できる限りの対策はしていました。
泥棒かと思ったら、猫の侵入だったということもありました。

2012年12月26日、
朝、いつものように歯を磨いて顔を洗っていたら、
キラキラで寝泊まりしている青年サムから電話が。
「キラキラが壊された」と。

早速キラキラヘ状況を把握に。
泥棒がやって来たのは早朝未明の4時頃。
フェンスを乗り越えて敷地内に侵入したのではなく、
鉄条網と金網のフェンスををていねいに円形に切って、
そこから身を屈曲させて侵入したようです。

まず、サムが寝ている部屋を、
サムが外に出て来られないように外から鍵をかけ、
職員室のドアの南京錠がかかっている金属の部分をきれいに切って、
職員室に入ったようです。

しかし、目に留まる、金目のものがないと判断し、
全く物色も荒らしもしないまま、
そそくさと退散した模様です。

実際、計算機も、文房具も、石鹸も含め、
盗まれたものはありませんでした。

正直、これが職員室であって良かったと安堵しました。
もしこれが私の事務室であったなら、
金目のものだらけでしたから。

1週間が過ぎ、
あの手口の泥棒たちが逮捕されたとの話を聞きました。

同様の手口で早朝4時に商店に侵入したところ、
近所の人を通じて連絡を受けた店主がかけつけ、
逃げ切れなかった泥棒仲間の一人が店内の暗闇に隠れ、
そこへ警察が現場確認に訪れ、
しばらくした後、その泥棒も発見され、
仲間たちも含めて御用!となったとのこと。

ナマンガで生まれ育って、定職もない、
20前後の若者たちだったようです。

キラキラ9年の歴史の中で、
盗難の被害は何度かありましたが、
他の人や施設に比べて少ない方だと思います。
アフリカ的防犯策
・他人とは一定の距離を置いてつき合う
・普段から貧乏な外観を呈する
といったことが、
ある程度功を奏しているのかもしれません。

これからもキラキラに、
神様の手による保護がありますように。


K.A.記
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by kjkirakira | 2013-01-08 15:51 | 現地で 保育園

AIC小学校制服贈呈2012

去る2012年12月20日、毎年恒例の、
キラキラ保育園を卒園して地元公立AIC小学校に進学するこどもたちへの、
小学校の制服贈呈式を行いました。

予め身体測定をしておいて、
洋裁職人のジェーンさんにオーダーして、
2週間で12人分を製作。

この日、出かけていて来られなかった2人を除いて、
10人全員の該当者がしっかり出席。

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男の子たちだけで、木に登って撮影。

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女の子たちだけで、タイヤに腰かけて撮影。

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レンガイェニ(7歳男児)とそのママと弟。

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以上で、2012年のキラキラ業務は終了し、
キラキラもつかの間の年末休暇に入ったのでした。

K.A.記
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by kjkirakira | 2013-01-02 18:43 | 現地で 補習教室・他