アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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<   2012年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧

あのアナスタシアのその後。

最近は、お父さんと、再婚した継母と一緒に、
ナマンガの街の外れ、ドバイ地区に住んでいます。

ある日、教室で、
「昨日の夜、お父さんと一緒に布団の中で泣いたんだよ」
「どうして?」
「『チチ』はどうしているかなあ、しっかり食べさせてもらっているかなあ、って」

『チチ』とは、もうすぐ2歳になるアナスタシアの妹の呼称。
アナスタシアはその後お父さんに引き取られたのですが、
『チチ』はお母さんと一緒に、ナマンガから15㎞離れた町へ引っ越して行ったとのこと。

アナスタシアは淡々と笑顔で話すのですが、
話を聞いたジャシンタ先生は、みんなの前で懸命に泣くのをこらえたとのこと。

アナスタシアのお父さんは、自称「ハードワーキング」、
つまり、勤労、一生懸命働く人なのです。

「ハードワーキング」な夫が、
妻の馬鹿さ加減に愛想が尽きて、
外に女をつくった。

「ハードワーキング」な夫が、
妻の馬鹿さ加減のために家で快適に休めず、
ますます仕事場で時間を過ごし、
ハードワーキングに拍車がかかった。

どこかの国にも同様の夫たちがいそうですが…。

お父さんとは、11月に3回ほど向かい合って話をしました。
アナスタシアの卒園と、その後の進路の話し合いです。
とりあえず地元の公立AIC小学校の入試に行くが、
1月に新年度が始まったら、
韓国系ミッションが経営する全寮制小学校の入試もチャレンジしてみる、とのこと。

アナスタシアのお母さんが途中まで払ってそのままだった学費も、
お父さんがしっかり全納していきました。

アナスタシアは欠席続きで、
学力が低下していたものの、
AIC小学校の入試は難なく合格。
全寮制の学校がどうなるかはまだわからないものの、
とりあえず進学先がなくて浪人するという事態は免れました。

AIC入試の翌朝、
私を訪ねてやって来たお父さんに、
「また何かあったら、来てくださいね」
と言って、お別れしました。
内心、
「お父さんも、お母さんも、アナスタシアも、『チチ』も、
しっかりと自立して生きていって欲しい。
でも、何かあったらフォローする心構えはできているから」
という心境でした。

ほんの2年間だけでしたが、
重く、切なく、様々な思いに翻弄された、
アナスタシアのいた2011と2012のキラキラでした。

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K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-30 17:29 | 現地で 保育園

ご連絡ください!!!

テレビ放送のあった翌日の2012年8月31日、
キラキラのゆうちょ銀行口座あてに、
他の金融機関からご送金いただきました方々のうち、
(氏・名で) M.N.さま、K.E.さま、H.M.さま
の3名の方の連絡先がわかりません。

また、後日2012年9月9日、
キラキラのゆうちょ銀行口座あてに、
電信振替でご入金いただきました
(氏・名で) N.A.さま(過去に愛媛県在住?)
の連絡先がわかりません。

ぜひぜひ!メールでご一報いただき、
ご住所などもいただけると感謝です。

メールでの連絡先
kirakira_sasaeru@yahoo.co.jp
(「ハイフン」ではなく「アンダーバー」です)

ご入金いただいた方には、後日、
領収書、会報(年3回発行)などを郵送させていただいております。

よろしくお願いいたします。

ケニア こども保育・教育支援 キラキラ・プロジェクト
現地コーディネーター 相原功志 記
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by kjkirakira | 2012-11-27 19:18 | 日本で 会費・寄付
当日は、キラキラ・ボランティアスタッフ4名、
11:30仙川駅改札待ち合わせ。
近くのファミレスにて軽い昼食をして
開場1時間前の12:30には会場(桐朋学園小学部・幼稚部)入りするつもりで、
まず今までの精算&桐朋にての展示準備。

あわただしく食事を終え、
いざ向かおうとした時間が12:40分、
主催者Oさんから電話が有り、
いまどこにいるの~?とおにぎりが待ってるよ、
の暖かいお言葉。

桐朋に着いたのは多分13:00前、
主催者Oさんの挨拶代わりのビッグハグを
みんなそれぞれ受けて、
さて準備、
会場前の廊下に机が2つ並べてあり、
壁にはすでにキラキラの写真、パウチッコしたのが貼られていました。

さぁ、どうやって並べようかと、
まずはいつも通り、
マサイブランケットや、カンガを敷いて
民芸品を出し始めたら、
もうティスプーンの事務局や桐朋幼稚園の先生方が、
ぞくぞくと集まって、
そうこうしているうちに
今日のお客様もお越しになり、
手に手に買われていきました。
開演14:00になるまで
綺麗に並べるひまも無くといった感じで、
皆さんの対応に追われました。

今回、主催者Oさんのお嬢様 (次女) が
ティスプーンのロゴ?入りの素敵なカフェエプロンを製作され、
(なんと前日に製作)
それをすべてキラキラの売上としてくださいました。
すべて完売し、
「キラキラの売上に貢献できて嬉しい!!」とのお言葉がありました。

14:00 コンサートが始まる前に
今日の流れと、キラキラの紹介が
進行役のHさんからありました。

1部がタンゴで
ピアノとバイオリンで
しばし、アルゼンチンへ、
うっとりとタンゴのリズムを堪能しました。

1部が終わって
休憩時間にミヤネヤのDVDを流しますからと、
またHさんより、お客様に案内があり、びっくりしました。
そのDVDはキラキラ民芸品、販売テーブルの真ん中、
本当にいろいろ考えてくださり、頭が下がります。

その休憩時間にも
また皆さんが民芸品を買ってくださり、
てんやわんやでした。

コンサート終了間際に事務局の人との打ち合わせ、
今日民芸品の販売金額ならびに挨拶をして欲しい旨などなど。

コンサートが終了し、
一通り、挨拶が終わって退場した後、
ティスプーン事務局から今日の集計報告を来場の皆様方へ。
来場者は91名、会費収入21万、寄付21万、
必要経費を除いた、31万をキラキラへお渡しします。
と言われた時にはびっくりしました。

その受け取りに
また皆様の前に立たせていただいたんですが、
感激して声につまり、
半泣き状態で皆様への感謝を伝えました。
事務局の人が、
キラキラ小学校も建てるんですよね、と
そのお金を役立てて欲しいと言ってくださいました。

コンサートが終わり、
皆様をお見送りする時、
頑張ってくださいね、
と声をかけて下さる方もいて、
本当に嬉しかったです。

また最後の最後まで民芸品を買ってくださる人がいて、
結局驚くほどの売上になりました。

今回のプログラムは、
1部はタンゴ、2部はシャンソンと、
どちらも素晴らしく、うっとりと聞き惚れて、
いつまでも聞いていたい気持ちになりました。
シャンソンのボーカル、畠山文男さんは
なんと今主催者Oさんが習っているシャンソンの先生だそうです。

本当にあったかい気持ちになった一日でした。
主催者Oさんから23時過ぎに着信があったので翌日かけてみると
コンサートの成功に笑いが止まらないとのこと、
私は感動で涙が止まりませんと。

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キラキラ・ボランティアスタッフ
和田“さり~”久美子 記
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by kjkirakira | 2012-11-27 19:15 | 日本で 活動報告

公立AIC小学校の入学試験

2012年11月23日(金)、
キラキラ卒園児22人を、
公立AIC小学校の入学試験に送り出しました。

例年、AICの入学試験は朝から晩までかかり、みんな疲労困憊します。
昨年など、朝8時開始のはずが、12時に開始となり、終了は夜の7時。
その間、飲まず食わずで、空腹と渇きで泣きそうになりながら頑張ったこどもたち。

そこで、今回みんなを送り出すときに、いちばん気にかけていたのが、
「みんな、食べ物と飲み物を持参して行くように」ということでした。

さて、今回、
入試が全て終わったのは夕方5時。
5時半頃、親子4組が、帰り際にキラキラに立ち寄ってくれました。
みんな、入試に合格した嬉しさと、
今日一日だけでなく、今年一年が終わった疲労と解放感と、
いよいよキラキラを去らなければならない哀愁を、漂わせていました。

入試会場に行ってきたキラキラのケジア先生の報告では、
22人中、3人が不合格。

年齢ではなく、試験の点数によって合否を決めてしまうこの小学校入試の悪習、
どうにかならないものか。
他校の方針ゆえに、なかなか私たちだけの働きかけでは状況は変えられません。

夜、レインのお祖母ちゃんから、ジャシンタ先生のところに電話が。

「今日、私はとてもうれしいんです。
孫が合格したからでもなく、
キラキラがいろいろ支援してくれるからでもなく、
コージ先生が、
『食べ物と飲み物持参で行くように』
と言ってくれたアドバイスがとても嬉しいんです。
朝から晩まで長時間かかった今日の入試も、
待ち時間に、キラキラのこどもたちだけは、
親が用意した食べ物や飲み物を食べて、
お腹も空かせず、喉も乾かず、
元気に乗り切ることができました。
こどもたちを心から愛してくださるからこそできる、
貴重なアドバイスでした。」

この1年で、最高のお褒めの言葉をいただきました。

レインとお祖母ちゃん
ただし、2年前の、レインがまだ年少組だった頃に撮影

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K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-25 00:00 | 現地で 保育園

小学校建設への声!

2012年11月22日(木)、

学期・年度終了のこの日、
午後4時からは、恒例のPTA総会。

議題を書き出した黒板

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まあ、4か月おきにやっているので、慣れたものです。
あまり慣れてしまうのもいけないのですが、
よほど重要かつ緊急なことがない限り、
さっさと儀式的に終わらせて、解散するのがいちばんです。

ということで、既定の議題をどんどん進め、
5時前には終わりそうな気配でした。

しかし、フリー・ディスカッションの時間になり、
保護者の皆さんの方から、
「キラキラ小学校を建てる話はどうなったのか」
という声が上がりました。

ジャシンタ先生とともに、ある程度予測して、
予め描いていたシナリオ通りの展開が始まりました。

いちおう、今現在に至るまで、
地元行政から公立キラキラ小学校建設用地を無償供与されるのを、
ただただ待っているということになっています。

しかし、保護者の皆さんも、よほどしびれを切らしていたのでしょう。
「そんなこんなで年月が経つうちに、自分の息子や娘が大きくなってしまう」
という心の中の叫び、声なき声が、私の心にも響いてきています。

これまで散々、政府に期待して待ち続けてきましたが、
民衆も政府に飽き飽きしているのが現状です。

あれやこれやと意見が飛び交ううち、
ジャシンタ先生が予め用意していた案を出しました。

政府から土地の供与を待っている間、
当面ジャシンタの私有地に建設して、学校運営を始める。
いよいよ政府からの供与が得られないとなったら、
そこで私立(CBO法人)の学校を運営していくのみ。

皆さんもこれに大賛成。
さらに、あれやこれやと意見が飛び交い、
PTA会合はいつになくヒートアップ。

「キラキラ小学校の話題に興味のない保護者の方も多いだろうから、
いったん会合を終わらせて、興味のある人だけ残って話し合おうか」
と言ったところ、
「いや、話を続けて、とことん決めていこう」
と多数の声が上がりました。

そして、いざ建築に向けて、
署名+募金が行われました。

日本ではちょっと馴染みのない方法ですが、
会合で、みんなの前で、
「私は~~円出します!」と明言・約束するのです。
もちろんその場で払っても良いし、
後日その額を工面できた時に払うのでもかまいません。
約束だけしておいて、実際に払わないケースもあります。
そうした場合、恥をかくのは言った本人です。
運営サイドは、そうしたことも考慮して、予算を見積もることになります。

第一声はリネットのお母さん、1000円。
第二声はスレイマンのお母さん、2000円。
第三声はサムエル・ムエンドのお父さん、1500円。
次々と、声が上がり、アン先生がノートに記入していきます。

だいぶ時間をかけて、ようやく声も途切れ、
会合もお開きになりました。

結局、全保護者の半分以上の47人が、
1000円、または、1500円、または、2000円の約束をしました。

実際、この日に約束の金額を払ったのは、
フェイス・ワングイのお母さんのみ、1000円。
この若いお母さん、キラキラへの愛情ではナンバーワンを競います。

何も詳しいことも決まらないうちに、見切り発車???
そんな印象をお持ちになった日本の皆さまも多いはず。

ケニアという国は本当に可笑しな国で、
「学校は、5エーカー以上の敷地に、規定のサイズの教室が建っていなければならない」
などと、教育委員の人たちが大声で学校に圧力をかける一方で、
土地もなく、建物もないのに、児童数だけ確保しているような学校ほど、
土地の供与が受けやすかったり、世間に認知されやすかったりするのです。

私も、ナマンガに住んで9年間、様々な学校の失敗を目の当たりにしてきました。
建物が立派なのに児童がいない…教師がいない…
学費が高いのにサービスが悪い…
学費が安くて教員の給料も安くて、結局質が低下…
小さな建物におさまらないほど児童がいて、結局質が低下…
けちな保護者たちの要望に耳を傾けすぎて、結局質が低下…
一部の権力者が君臨するうちに、結局質が低下…

まあ、今回の募金は、
しばらく静観して様子を見ることにしたいと思います。
キラキラの保護者の皆さんが、本気かどうか、試す、絶好の機会です。
もしも、本気なら、約束の金額が順調に集まるはずです。

日本などからの支援金で、学校をぽんっとつくって、
「はい、どうぞ」
と支援するのは簡単です。
しかし、地元の人たちが本気になってこそ、意味があるのです。
そこを間違ってはいけません。

どうか、皆さま、忍耐強く見守っていただけると幸いです。
キラキラ支援者の皆さまの本気に相応しいほどの、
ナマンガの人たちの熱意と本気を、
今回ようやく目にすることができるかもしれません。


K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-24 01:51 | 現地で 保育園
表彰式+写真撮影式の続きです。


卒園児たちを進路ごとに撮影です。

公立ナマンガ小学校~8人
左から、
カイヤンガ、メオリ、コンチェラ、セレモン、
イグナシウス、アメード、ケイス。サディア

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公立AIC小学校~22人
後列左から、
ジョン、キマリ、ジョセフィン、ナイパノイ、
アブバカル、フェイス・ワングイ、スレイマン、
トゥンベネ、レイン、ブライアン、アビナセ、
前列左から、
アナスタシア、ムーサ、エミリー、
レンガイェニ、ブルハニ、サナイペイ、
ナカヤイ、メリタ、サンガレ、ノシム、ラマダン

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80㎞離れたカジアドの公立小学校に行くのは、セイン。

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15㎞離れたマイリティサの公立小学校に行くのは、レテイヤン。

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新設のイスラム教系の小学校で、孤児支援枠に入ったのは、アブディルザーク。
父親が他界して、母親に育てられている孤児です。

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私立ロッキーヒルズ小学校に行くのは、アン。

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私立マウンテンビュー小学校に行くのは、ビクター(右)。
左は、昨年キラキラを卒業して、マウンテンビューに入ったアビフォイ。
既にマウンテンビューは休みに入っており、
この日、泣き虫の妹(年少組)に付き添って、
かつて着ていたキラキラの制服に身を包み、
朝からずっとキラキラで過ごしていたのでした。

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私立オソトゥア小学校に行くのは、4人。
左から、
グレース、リチ、エバリン、ジャクリーン

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そして、「滑り止め」を受けた上で、
「本命」として、全寮制の韓国系ミッションスクールに行きたいのは、3人。
左から、
グレース、リチ、
そして、あの、アナスタシア。
しかし、このミッションスクール、
魅力的な側面がある半面、いろいろ問題もあり、
どうなるかわかりません。

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そして、来年もキラキラに残る園児たち。

年中さんたち。

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年少さんたち。

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来年1月には、約40人の新入園児を迎え入れます。


K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-23 23:54 | 現地で 保育園
2012年11月22日(木)、
長かったキラキラ保育園の2012年度の終了日です。

この日、午前中には、恒例の表彰式+写真撮影式です。


保育園児に、勉強勉強とあまり言いたくないのですが、
ま、ここはケニア的に、期末試験の結果に基づき、成績優秀者の表彰です。

年少組の成績優秀者たち

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年中組の成績優秀者たち

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年長組の成績優秀者たち

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そして、学費支払い優秀者たちの表彰は、
例のTシャツをもって行います。
この4人は、2012の学費を、
きちんきちんと各学期の初日(またはその前)に現金で全納した子たちです。
左から、
ジョルディン(年少組女児)、フェイス・ワングイ(年長組女児)、
サムエル・ムエンド(年中組男児)、ビクター・マニヤラ(年中組男児)

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昨年は、各学期の初週全納者4人を表彰しました。
今年は、各学期の初日全納者4人の表彰です。
来年は、各学期の初日全納者が40人くらいになれば最高ですね。
経験上、キラキラのレベルの安い学費に関しては、
貧しいから払えない、金持ちだから払える、という簡単なものではありません。
計画性・責任感・子煩悩・母校愛、そういった心意気の現れです。


続いて、3学期58日間の無欠席者へのTシャツ贈呈です。
ざっと32名。
健康管理・計画性・責任感・子煩悩などの賜物です。

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そして、2012年のキラキラ保育園の顔となってきた、
男学級委員のジョン・キハラと、女学級委員のセイン・トゥカイに、
みんなから拍手喝采と笑顔で感謝の意を表しました。

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クリスマスも間近。
ケニアの人たちはその準備に余念がありません。
既にクリスマス仕様の髪型に整えている娘もいます。

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K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-23 23:26 | 現地で 保育園

11月のお誕生日会

キラキラでは、開設当初から、
園児たちの誕生日をしっかり記録してきました。

かつては、誕生日もわからないという子も多かったのですが、
自宅出産の減少、病院出産の増加、
出生1日目からの予防接種の徹底化、
人生の各ステージで出生証明書の必要性などから、
最近ではほぼ100%の保護者がこどもの出生カード(母子手帳)を保持しています。

キラキラでも、2011以来、
入園児全員に例外なく出生カードの提示を義務付け、
全員の誕生日を把握しています。

かつては、体育の時間に誕生月ごとに集合させ、
自分の誕生月を通してアイデンティティーの育成も図っていましたが、
私の忙しさと教職員の無関心を理由におろそかになってしまっていました。
大いに反省すべき点です。

もっとも、近年作成している、
キラキラのオリジナル・カレンダーはご存じの方も多いはず。
誕生月ごとに集合写真を撮って、
日本の支援者の皆さまのために、
作成しているのです。

11月9日、私ごとですが、
40回目の誕生日を迎えました。

そして、11月11日、
年長組園児のジャクリーン(女児・2006年生まれ)が誕生日を迎えました。

そのジャクリーンのお母さんから、
「ぜひキラキラでジャクリーンのお誕生日を祝えないか」という打診がありました。
全て保護者が負担してお膳立てするとのことで、
とても良い提案なので、
11月13日の帰りの会の時間帯に行うことにしました。


ジャクリーンはお勉強がよく出来る、今年のキラキラの最優秀園児です。

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いつもの帰りの会の状態で整列させ、ジャクリーンを前に立たせます。
日差しがとても強いです。

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お父さんとお母さん、お兄ちゃんと弟、それにおばさんたちとその子。

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これは万国共通のスタイル。
ケーキの上に6本のろうそくを立て、その火を消します。

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これぞ典型的なケニア式お誕生日会。
ケーキを一口サイズに切って、列席者一人一人が、
主役からフォークで直接口に入れて食べさせてもらうのです。

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キラキラの、11月生まれの園児たちです。
2005、2006、2007、2008年生まれがいます。
(私は1972年生まれ)

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いやあ、おかげさまで、大切なものを思い出させてくれました。
来年からは、しっかりと毎月1回、お誕生会を欠かさず行いたいものです。


K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-17 22:58 | 現地で 保育園

小学校の入学準備

今年2012の末にはケニアの総選挙が予定されていました。
このため、2012初頭に、選挙の期間は休暇になるようにと、
1学期が長く、2学期が長く、3学期が短めに、
合計の授業日数は例年通りということで教育省からお達しが出ていました。
私たちキラキラも、この変則日程に乗っかることになり、
4月の日本渡航直前まで1学期が続くという強行日程だったのです。

しかし、あっ気なく政府は選挙の延期を決議。
総選挙は翌2013年3月に決定。
5年おきの総選挙というルールもへったくりもありゃあしない。
それでも、年初めに決まった変則日程は変えない方針でした。

9月、3学期になり、
全国の公立学校の教職員らが一斉に賃上げ要求のストライキに入り、
丸々3週間、公立学校の通常授業が中断され、
おまけに公立学校教員のねたみから、
国の一部の地域では私立学校も一時閉鎖を余儀なくされていたのです。

無事にストライキがおさまったのは良かったものの、
今度は、失われた3週間を挽回すべく、
3学期の終了が3週間分延期になるという政府のお達しが出たのです。

しかし、今度は、国の一部地域の私立学校で、
ストライキもなくしっかりと予定通りに授業をしてきたという理由で、
この3週間延長の決定に断固拒否して、
既に年末休暇に入っています。

キラキラはというと、
卒園児の多くを地元の公立小学校へ送り出す都合上、
公立学校に合わせて3週間延長せざるを得ませんでした。

延長した分、保護者の皆様に学費・給食費を多めに払っていただくか、
それとも、教職員の皆さまに、延長分はただ働きしてもらうか、
・・・・・・結局どちらもせず、
保護者に追加負担を負わせず、教職員に無理も強いず、
キラキラの会計から追加出費することにしました。

そういうわけで、10月末には年度が終了していたはずだったのですが、
11月に入ってもまだキラキラも他の学校も開いたままです。

11月になり、小学校の入学試験のシーズンとなりました。
公立・私立にかかわらず、小学校に入るためには入学試験をパスする必要があるのです。
法律上は、満6歳であれば学力にかかわらず誰でも小学校に入れるのですが、
年齢にかかわらず学力で入学審査されるという悪習が染み付いてしまっているのです。

しかし、キラキラは、頑なに年齢優先主義を取り続けています。
11月の初め、この年度末に満6歳以上となるすべての園児の保護者を呼び出し、
一人一人、確認しました。
「小学校に行くか行かないか」
「小学校に行くとしたら、どこの小学校に行くか」

結果、4人が、学力不足のために、今回は小学校行きを断念しました。

8人が、公立ナマンガ小学校、
23人が、公立AIC小学校、
1人が、15㎞離れたマイリティサ村の公立小学校、
1人が、80㎞離れた県庁所在地カジアド市の公立小学校、
4人が、私立オソトゥア小学校、
1人が、私立マウンテンビュー小学校、
1人が、私立サルババーグ小学校、
1人が、私立ロッキーヒル小学校、
計40人が、小学校に進学希望ということになりました。

キラキラを卒園して私立に行くこどもが年々増えています。
これも、公立学校の質の低下が原因です。
先述した通り、政府も公立学校の教職員も、
政策や方針が一貫していない状態ですから、
良い教育、良い活動が実践できるわけがありません。

そういうわけで、みんな、内心は私立に行かせたいのです。
しかし、学費というハードルがクリアできずに、
しかたなく公立を選んでいるのです。

早速11月13日、公立ナマンガ小学校の入学試験があり、
園児8人とその保護者たち、
それにジャシンタ先生も付き添って、
みんなで出かけてきました。

ナマンガ小学校の入学試験にこれから出かけて行く面々。

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入学試験はスムーズに流れ作業で行われ、
キラキラの年長組の普段のお勉強よりもやや簡単な問題に取り組み、
全員しっかりと合格しました。
書類審査も何の問題もなく、全員が受け入れられました。

公立AIC小学校の入学試験は11月23日です。
その前に、いろいろと準備があります。
毎年、AICへ進学するこどもたちには、
小学校の制服やセーターなどを贈呈してあげる習慣になっています。
そのために、身体測定を行いました。

AIC希望者たちを、背の順に並べて撮影です。

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しかし、この時期、私たちも、卒園児の保護者たちも、憂鬱を隠し切れません。
素直に「卒園おめでとう」とは言えない事情があるのです。
せっかくキラキラで愛情かけて手間暇かけて育て上げた逸材も、
小学校であっという間にばかになってしまうというケースが多々あるのです。

「キラキラ公立小学校」へのこだわりを捨てざるを得ない潮時に来ているのでしょうか。

K.A.記
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by kjkirakira | 2012-11-16 22:24 | 現地で 保育園
キラキラを支えて下さる皆さま、

毎年恒例のティースプーン主催チャリティーコンサートが下記により開催されます。
素敵な演奏を聴きに来ていただくことで、キラキラなどの支援につなげることができます。
お誘い合わせの上、ぜひぜひお越しください。

☆☆

TEA SPOON  チャリティーコンサート vol.10
日時・ 2012年11月23日(祝) 開場午後1時30分・開演2時
場所・ 仙川桐朋学園小学校プレイルーム内
    京王線仙川駅より南方向へ商店街を通る 徒歩5分
会費・ 3,000円  学生1,000円  小学生以下100円
    (当日会場にてお支払いください)

ティースプーン代表 大場満恵
〒193-0932 八王子市緑町887-2
℡042-625-4844  080-5011-0032
(事務局) 平塚順子(24期卒) ℡090-8852-6852
      井上尚江(26期卒) ℡090-1615-6805

≪ 魅惑のタンゴそしてシャンソン ≫
曲目・ リベルタンゴ  エルチョクロ  ジェラシー 他
出演者・  
ピアノ 金益研二(目下注目のタンゴピアニスト 本、DVD多数)
タンゴヴァイオリン 古橋ユキ(桐朋音大卒アルゼンチンで活動されていた素晴らしいヴァイオリニスト)
ヴォーカル 畠山文男 (今注目のシャンソン歌手)

いよいよティースプーンの会も今年10回目を迎えることができました。これもひとえにご来場くださいました観客の皆様方と、こころよくご出席くださいましたアーティストの方々、そしてなにより会場を提供してくださり、会場設定から後片づけまでをしてくださいました桐朋学園の先生方と小学校の校長先生のお力添えの賜物とこころより御礼申し上げます。
私達ティースプーンで毎年寄付をさせていただいております、幼児支援グループキラキラが、今年8月テレビ番組「ミヤネ屋」で放送されました。その中で母親達が子ども達の月謝代わりに作っていたネックレスなどの民芸品を今回展示販売いたします。今年も助けを求めているアフリカの小さな子どもたちに笑顔になってもらうために、チャリティーコンサートを開催いたします。どなたもお気軽にご参加ください!

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by kjkirakira | 2012-11-08 23:13 | 日本で 案内・告知