アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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カテゴリ:現地で 保育園+小学校( 67 )

2学期終了日

2017年7月28日(金)、
キラキラ保育園児と小学生が、
アンボセリロード・キャンパスに大集合して、
2017年2学期の終了日を迎えました。


朝礼に引き続いてみんなで集合写真。
給水塔に登った私が、
グランドにいる全校児童(年少組~4年生)と全教職員を撮ります。

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お誕生会の対象は7月生まれと8月生まれの保育園児および1年生。
こちらは8月生まれさんたち。

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7月生まれのシャロンさん(年中組)と、
8月生まれのエスターさん(4年生)は、
親御さんがバースデーケーキを寄贈してくれました。
ジョイス先生の音頭で、
そのケーキ入刀式です。

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次いで、食べさせっこの儀式です。
シャロンさんは、お母さんが来られなかったので、
代わりにおばさんであるジュリアナ先生がお母さん役になっています。
食べさせる側もついつい口を開けてしまうのは、
万国共通ですね。

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年少組の成績優秀者たち
中央の背の低い女の子の名前はジャシンタちゃん!

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年中組の成績優秀者たち

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年長組の成績優秀者たち

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1年生の成績優秀者たち

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2年生の成績優秀者たち

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3年生の成績優秀者たち

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4年生の成績優秀者たち

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次いで、学年(クラス)ごとに出し物
こちらは年長さんたちによる歌とダンス

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エマニュエルくん(中央の背が高い少年)によるサプライズ訪問。
キラキラで年長、1年生、2年生の3年間を過ごし、
歳が歳ということで、キラキラの特別支援対象となり、
他の小学校に2学年の飛び級のうえで転校させ、
現在AIC小学校の6年生。
当時の同級生であるキラキラ4年生たちに囲まれ、
もみくちゃにされて歓迎されています。

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午後4時からはPTA総会。

その後は教職員の皆さんに7月分のお給料の支払い。

こうして無事に、平和に、円滑に物事が運んでいることを、
神様、そして、日本・ケニアの支援者・関係者の方々に感謝です。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-07-28 23:23 | 現地で 保育園+小学校

キラキラ兄弟姉妹デー

2017年7月24日(月)、
キラキラのスクールバスの年次車検のため、
バスはナイロビ方面に出かけていきました。

スクールバスに乗って毎朝ビリカ・キャンパスに通う3・4年生たちは、
この日はナマンガの街に残り、
4年生は保育園に、3年生はアンボセリロード・キャンパス(1・2年生部門)に合流し、
小さい子たちを助けること、小さい子たちと楽しむことを学ぶ日としました。

普段、3つのキャンパスに分かれ、
同じ家族に属する兄弟姉妹やご近所の幼なじみたちも、
同じキラキラでありながら違う場所で学園生活を送っています。
それが、この日は合流できることになり、
早速お兄ちゃんやお姉ちゃんにべったりの弟妹たちも出現しました。


ビリカ・キャンパスのアレックス先生が、
保育園で年少さんたちと一緒に楽しそうに運動しています。

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普段お勉強でパッとしないような子に限って、
小さい子思いの良いお兄さんやお姉さんになるのですよねぇ。

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年の差で机を並べてお勉強するめったにない機会に、
どちらもご機嫌です。

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年少さんたちにアルファベットを教えています。
ついこの間まで彼らが年少さんだったのに。

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1年生の教室では、
1年生たちと、一部の3年生たちが混ざって腰かけています。

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2年生の教室では、
2年生たちと、一部の3年生たちが混ざって腰かけています。

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もっともっとこういう交流の機会があっても良いのかな、と思いました。
期待した通りの好印象な日になりました。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-07-24 23:04 | 現地で 保育園+小学校
2017年7月7日の七夕の日、
キラキラ保育園児と小学校児童が、
ビリカ・キャンパスに集結して、
まず大運動会を開催しました。

それが保護者や教職員による徒競走で盛り上がった後、
引き続き、音楽祭を開催しました。

運動会と音楽祭を、
1日で全部やってしまう。
ちょっと無謀で大忙しですが、
物は試しです。


たいてい、保育園児たちの出し物は、
さすがにレベルが低くて見劣りするので、
いちばん初めに披露してもらいましたが、
何と!最高!!!

ルヤ族、キクユ族、カンバ族それぞれの民謡+舞踊を、
可愛らしいちびな子たちが、
顔にペイントして、身体にカンガ(布)をまとい、
上手に上手に踊って歌ってくれたのです!

これは、間違いなく、
保育園の先生たちの努力とチームワークの賜物です。

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最近は、みんなスマホを持っていますので、
撮影しやすいところに寄って来て、
静止画や動画を撮りまくりです。
(右側の赤い帽子はジャシンタ先生)

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3年生たちは、
マサイの衣装を持っている子はそれを家から持って来て身に着けて、
持っていない子は学校所有のサッカーのユニフォームを着て、
マサイの民謡+舞踊を見せてくれました。

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4年生たちは、
カンバ族の民謡+舞踊でした。
マサイの女の子モニカさんが、
上手にカンバ語でソロを歌っていたのでびっくり仰天!

カンバ族のムベティさんとムモさん姉妹の若いお母さんは、
メロディーを聴いて体が反応したようで、
じっと座ったまま眺めていられないと、
立ち上がり、その場で踊っていました。

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みんなで木陰で昼食です。
この日はキラキラの例外として、
お菓子やジュースの持参を許可していたので、
給食の豆料理とともに、ジュースを飲んでいた子も多数。

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普段輝かなくても、運動会や音楽祭でなら輝ける。
そんな逸材をまた何人も発掘できた良い日となりました。

この1日の大行事の総責任者だったアレックス先生に、
謝辞と祝辞を送ります。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-07-07 23:59 | 現地で 保育園+小学校

キラキラ大運動会

2017年7月7日(金)、
七夕のこの日、
東アフリカではタンザニアの祝日「サバサバ」ですが、
キラキラ小学校児童と保育園児がビリカ・キャンパスに大集合して、
大運動会を開催しました。

スクールバスによるピストン輸送。
この日だけで街中のアンボセリロード・キャンパスと6㎞離れたビリカ・キャンパスとを13往復。


保護者の皆さんもやって来て、
大いに楽しく過ごしていきました。

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500mほどのクロスカントリー走で、
男女混合2年生部門のレースで、
ゴールして座り込むこどもたちに、
立ってその場でジョグか足踏みをするようにと
アレックス先生がアドバイスしているところです。

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みんなこの日は楽しく興奮し、アドレナリンが出まくりです。
しかし、楽しそうにしていないこどもたちをそれとなくフォローすることこそ、
キラキラが他の学校にない良いところでもあります。

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50m走に臨むヒカリさん(年長組)。
まなざしが真剣ですねぇ。

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徒競走の応援は盛り上がります。
我が子を鼓舞しようと、並走する親御さんまでいます。

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運動会の最後のレースは盛り上がりました。
保護者の皆さんの中で希望者による徒競走への参戦、
それに続き、教職員たちによる参戦。
こちらは、ともにアンボセリロード・キャンパス(1・2年生部門)で、
ともに1988年生まれのドロシー先生(左)とレジナ先生(右)の、
2人の黄色いキラキラTシャツが1位を最後まで競い合っているところです。

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最後の最後のクライマックスは、
男性教職員たちによる徒競走。
初め、50m走で準備していたようなのですが、
本人たちのその場の話し合いで、
約200mのトラック一周に変更。
大歓声の中で、
トップでゴールテープを切ったのは、
まだ20歳くらいのジョン先生。

とってもとっても楽しく盛り上がり、
スムーズに時が流れ、
この運動会の最高責任者だったアレックス先生に謝辞と祝辞を述べました。

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同日、同会場で、続きがあります…。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-07-07 22:12 | 現地で 保育園+小学校

2学期開始の準備

4月初旬、
1学期の終了日の朝を、
カマウさんの訃報で迎えて、
キラキラのスタッフ全員が悲嘆に暮れながら重苦しい雰囲気の中で1学期が終幕。

あれから3週間余、
まるで時が止まってしまったかのような感覚のまま、
あっという間に2学期の始業準備日、2017年5月2日、を迎えました。

まずは、教職員全員が、
アンボセリロード・キャンパス(1・2年生部門)に9時に集合し、
教職員会議です。
遅刻者は1名のみ。

教職員15人+私+パトリック先生(普段は教員養成短大に通っている)が、
一人一人2学期の抱負などを発表。

私の発表は、
今後ますますたくさんの業務を教職員のみなに託していくこと、
そして、
クラスでの授業や教科や担任といった目に見える義務以上に、
目に見えないところで積極的に働くこと、
すなわち、
休み時間や昼食の時間やお掃除の時間に児童の中を巡回して監督するなどの重要性を語りました。

そうしたら、誰よりも私の主張に応えてくれたのが、
保育園調理のジョイス先生と、
小学校1・2年生部門調理のジュリアナ先生という、
誰よりも長くキラキラで雇用されているもはや身内の2人。
当然と言えば当然ですが。

その後、保育園組は保育園に行って大掃除。

小学校組はアンボセリロード・キャンパスの大掃除、
その後、バスでビリカ・キャンパスへ移動して大掃除。

久々のビリカ・キャンパスです。
カマウさんのオートバイで気軽に何回でも往復したビリカへの道。
今後しばらくは、不自由な往復に慣れるまで苦労しそうです。


2016年12月~1月に建てた三教室の校舎です。
手前が4年生の教室。
その隣の教室には、ビリカ・キャンパスの夜警の一人だったカマウさんが寝ていたマットレスがまだ置かれたまま。
その隣(いちばん奥)の教室は、しばらくは建材置き場。

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こちらは、2015年10月に建てた仮設校舎です。
手前が職員室。
奥が3年生の教室です。

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教職員のこどもたちが一緒について来て、
アカシアの木の下で砂遊びをしたり、
走り高跳びをしたりして遊んでいます。
教職員のこどもたちだけで1クラスできそうなくらい、
学校も大きく、教職員も多くなりつつあります。

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この2学期(5月~8月初)の間に、
①学校の登記を進める
②中国製仮設住宅の組立
③井戸関係の建設
④アンボセリロード・キャンパス近隣住民の道路不正使用問題の解決
⑤三教室の塗装
⑥教職員へのIT関係事務の引継ぎ
これらがどれだけ進むか。
いろいろな自由が制限されたアフリカ(途上国)の地で、
忍耐と待機と挑戦の日々が続きます。

また、画像でもご覧の通り、
草があまり生えていません。
この4月の雨季が始まる前の数か月間、
ケニアは厳しい干ばつに見舞われていました。
しかし、待望の雨季に入ってからも、
中途半端な小雨しか降らず、
いまだに畑の収穫が見込めず、
家畜も食べるものがないという厳しい状況が続いています。

これは感覚的な話ですが、
干ばつが長引くと、
病気も長引き、死人も増え、
ストレスが増し、戦争の火種も増していきます。

そして、2学期終了後の8月8日には、
ケニアの5年おきの総選挙が待ち受けています。
平和のうちに3学期を迎えることができるよう、
心から願うばかりです。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-05-02 22:30 | 現地で 保育園+小学校

1学期終了日

2017年4月6日(木)、
カマウさんの訃報を受けて、
教職員全員が重苦しい心情を抱えながら、
キラキラ保育園・小学校合同の学期終了日を迎えました。

キラキラ業務を一つ一つ教職員に委ねていく!
そうすることが私の業務!

今回は、私は全く口出しをせず、
この1日を統括する校長ポウリーン先生に少し助言を与え、
彼女の計画と判断にOKを与えただけ。

キラキラのカメラマンとしての役割も、
今回からは先生方にゆだねていくことに。
今回は、ドロシー先生にカメラを委ねました。


3月生まれさんたち

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4月生まれさんたち

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4年生の成績優秀者たち

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3年生の成績優秀者たち

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2年生の成績優秀者たち
ここにいつも、故シャドラックくんが入っていたのですが…。

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1年生の成績優秀者たち

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保育園の成績優秀者たち

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4年生の1学期の無欠席者たち

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3年生の1学期の無欠席者たち

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2年生の1学期の無欠席者たち

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1年生の1学期の無欠席者たち

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保育園の1学期の無欠席者たち

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劇を披露する4年生ヘンリーくんと3年生アギガトニさん
いかしてる男とシングルママのデート風景

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夕方4時からはPTA総会。
PTA顧問のマーガレットさんが、
閉会後にカマウさんの喪のための自由募金を集めていました。

それが終わって教職員の給料袋の手渡し。
本当は翌日の日中にゆっくりしたかったのですが、
カマウさんの喪のこともあり、
翌日をフリーにするために、
教職員たちとの業務の全てをこの日のうちに終わらせることにしたのです。

しかし、カマウさんの喪があるために、
運転手のジュリアナ先生や、
ビリカの調理担当者のネルソン先生などは、
休暇に入ったら田舎に出かける予定を自らの意志で延期して、
しばらくはナマンガでお通夜や葬儀準備を手伝うことになります。

終了日の夜、
2年生のノゾミさん、年長組のヒカリさんとともに、
3年生のマーティンくん(故カマウさんの一人息子)、
年中組のシャロンさん(カマウさんの弟であるお父さん夫妻が喪のことで忙しかったので)が、
我が家に泊まりました。

翌日も、我が家でみんなで遊んでいます。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-04-07 12:34 | 現地で 保育園+小学校

体育会系のキラキラ

3月末の教職員会議では、
アレックス先生が体育についてプレゼンし、
それに関して各人が意見などを出し合い、
とても有意義な会となりました。

私としても、
体育はキラキラで最も力を入れたい分野です。

しかし、ケニアの学校では、
体育嫌いな先生方が多く、
さらに、試験の点数の競争も激しいために、
体育の授業をつぶして学科の補習を行うなどが日常茶飯で、
試験の出来る子ばかりが優遇され、
体育だけ出来る子が冷遇されるきらいにあり、
アフリカのこどもたちのせっかくの運動神経や体力が伸びず、
黄金の原石が磨かれずに腐ってしまっているのです。

しかし、体育はとても重要です。

ケニア人は体育で飯が食える!
頑張れば世界のトップ・マラソンランナーになれるのです。

実社会では体を使った職業ばかりです。

例えば医師、
頭脳労働というより肉体労働です。
睡眠時間を削りながら、
病院内をあちこち走り回り、
長時間におよぶ処置や手術に臨み、
常にチームワークで働く。

例えば建設職人、
ときには24時間労働になることも。

教師も例外ではありません。
あちこち動き回りながら児童と交流すればこそ、
よりきめ細かい指導ができるのです。

よく文系・理系と言いますが、
体育会系・文化会系で分けることもあり、
体育会系を好んで雇用する職場も多いです。
私もキラキラでは体育会系を好んで雇いたい。

パソコンで飯が食えるのは、
人類史の中でせいぜい100年くらいでしょう。
しかし、鋤や鎌や斧や鋸や金槌などでは、
人類史6000年間食いっぱぐれがありません。

プレゼンしてもらったアレックス先生は、
キラキラに雇われた際の最初の質問が、
「キラキラでは体育はするのか?」
ということでした。
「キラキラでは体育をするよ!」
という返答を得て、
アレックス先生の目は輝きました。
私も、そんな先生を雇うことができて心躍りました。

実際に、アレックス先生は、
積極的に児童たちに体育を指導してくれており、
そればかりでなく、
教室で学科を指導している時も、
お掃除などのお仕事を監督している時も、
フットワーク軽やかに児童たちを巡回してくれています。

キラキラの方針や、
アレックス先生などの頑張りもあり、
キラキラでは体育を頑張ることが定着してきています。

新参の先生方も、
頭では体育の重要性がわかっているようです。
あとは実践あるのみ。

そして、いちばん重要なのは、
キラキラが目指す大切な方向性、
つまり、弱い者にとって優しい学校でありたい、ということ。

児童全員が体育好きであるわけではありません。
体育が苦痛な子もいます。
休み時間に大多数がサッカーをしている傍らで、
砂いじりばかりしている子もいます。
みんなに身体を使う仕事をさせると、
できるだけ避けて怠けようとする子もいます。
そんな、少数の子にも十分に配慮しながら、
教職員の皆さんには体育の指導と実践を頑張って行ってほしいものです。

3月のお給料も一人一人に手渡しました。
中には、給料を受け取りながら、
「神様の祝福を!」と一言残していく先生もいます。

こうして無事に月末を迎えることができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。

その場でキラキラ運営のマイクロファイナンス(小規模金融)に預金する先生もおり、
宵越しの金は持たないのが常だったかつてのアフリカとは見違えるほどに、
みなが計画的に人生を営んでいます。

日本では年度が変わりますね。
4月も、新年度も、
励まし合って頑張ってまいりましょう。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-03-31 23:17 | 現地で 保育園+小学校

ビーズの購入会

毎学期の終盤に、
次の学期の学費を払ってもらうために、
マサイビーズのアクセサリーづくりをしているママさんたちやお祖母ちゃんたちを呼び、
購入会を開いています。

学校の規模拡大とともに、
毎年該当者が増えて、
毎回毎回全員から全額を購入してあげることができず、
3学期分のうち2学期分を購入することにしています。

しかし、今回は、全員が対象です。
こどもの数だけで40人。
保護者にすると30人に及びます。

平均的な小さい女の子なみに、
王女さまの冠にあこがれていた年長組のヒカリは、
「マサイのママさんたちが持って来る作品から、私の冠を選ぶ!」
と意気込んでいました。

で、結局選んだのがこれ。

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この日、やって来なかった保護者は3人(児童3人)。
うち1人は、4年生メムシさんのお母さん。
何度も何度も私たちに泣きついて来て、
経済状態が悪くてキラキラが続けられそうにもない、と窮状を訴え、
私たちも、この母娘に対しては、
2学期分だけではなく3学期分購入してあげようかと考えていたところだっただけに、
同情するどころではなく、
「何でチャンスを活かそうとしないんだ!」と怒りがこみあげてくるほどでした。

学校が大好きで、いつも笑顔のメムシさん。
頬にはマサイの印章である焼き印が。
家も典型的なマサイの集落。

このまま、学校をやめて、結婚させられてしまうのでしょうか。
仮にそうなったら、こどもの権利を侵害したとして、親は訴えられます。

しかし、もし、学費の安い公立学校に転校するということであれば、
一時的にメムシさんは大好きなキラキラと離れて悲しい思いをすることはあるとしても、
学校を続けることに変わりはないのでOKとなります。

来訪していた日本の友人MさんとNさんとともに、
ビーズの作品を堪能しつつ、
いろいろな問題点について話し合いました。

数年後、キラキラの自立とともに、
このビーズ購入会も回数を減らしていくことになるでしょう。
自立はめでたい半面、
伝統文化が消滅していく数年間を目の当たりにしていくことになるわけで、
少し複雑な気分であります。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-03-16 23:02 | 現地で 保育園+小学校
2月の最後の日、
いつもの教職員会議です。

今回より、毎回担当者とテーマを決めて、
そのテーマについて担当者が解説し、
みんなで話し合っていくという形式としました。

初回の担当は私、
テーマはずばり、数学!!!

このテーマに関して、
具体例などで貴重な助言をくださった、
元青年海外協力隊員(ウガンダ)のTさんに感謝です。


まず、学校での学科の中で、
何が実社会で役に立つかというと、
①体育
②数学
③作文
であるという私の見解を披露しました。


何故数学が重要なのか?


①数学は世界標準の言語である

分数とか、百分率とか、
単位の換算とか、図形の計測とか、
数学の基本がわかる人どうしのコミュニケーションは、
英語がわかる人どうしのコミュニケーション同様にスムーズである。
英語が通じなくても、数学がわかればわかりあえる。


②数学は人生の成功の鍵である

数学を制する者が学業を制すると言っても過言ではない。
実際、ケニアの数学教育はかなり出遅れていて、
数学に秀でる学生はかなりの希少価値がある。

キラキラの教職員としてぜひ雇いたいと思うのは、
小学校卒業試験や高校卒業試験で数学に秀でていた人物である。

キラキラに限らず、全ての職業において、
数学の出来は重要な要素であると言える。


では、どのように数学のレベルアップをはかっていけば良いのか?


①単純な計算のスピードと正確さを向上させていく

ケニアの学生の計算スピードと正確さは明らかに劣っている。
そこで、掛け算九々の暗記を学校行事的に取り組み、徹底させていく。
時間制限付きの計算ドリル的演習を、日常的に繰り返していく。


②実生活への応用を意識する

ケニアの保育園や小学校では、
黒板とノートの「お勉強」、
試験で良い点数を取るための「お勉強」が主流であり、
かつて習った数学の知識を実生活や実社会で応用できない大人が多い。

そこで、保育園でも、小学校低学年でも、高学年でも、
それぞれの段階に応じた実習・実験を多用し、
遊びや体育や音楽の中で数学的要素を取り入れ、
自ら考えて解決していく習慣や論理的思考を身につけていく必要がある。


③学科を学ぶ媒体である言語のレベルアップをはかる

ケニアの場合、
家では部族語、世間ではスワヒリ語、学校では英語という3言語構造があり、
それぞれの言語のレベルが中途半端になりがちである。
つまり、英語で書かれた数学の文章問題でつまづく生徒が多い。

つまり、英語や、その基礎となる母語(部族語やスワヒリ語)の、
分析的な読み書きのトレーニングをしていく必要がある。


④教師のレベルアップをはかる

現代の教師自身が、
十分な数学教育を受けられなかった世代であるために、
数学を自分の生きた知識として身に着けておらず、
児童生徒たちを十分に導いていくことができないでいる。

各教師が現状に妥協せずに、
より良い指導法、指導例などがあれば、
貪欲に、謙虚に習得していく姿勢を持ち続ける必要がある。

また、同僚教師との連携も重要で、
数学教育というケニアの学校の弱点克服のために、
数学教師だけではなく、教師陣全員で協力しながら取り組んでいく必要がある。


私がこれらのことを具体例を挙げながら説明した後、
教職員が一人ずつ自らの数学感や経験や感想を述べていきました。

驚くことに、ほぼ全員が、
学生時代(とくに小学校高学年)で数学につまづき、
その際に、激励や指導ではなく、
教師による罵倒や暴力を受け、
ますます数学嫌いになっていった、
という経験があったようです。

数学で間違えるとむちで叩かれたとか、
「お前は数学ができない」というレッテルを貼られたとか、
数学の授業中にトイレに駆け込んで何十分もトイレの中で終わるのを待っていたとか。

さらに、校長先生自身が数学ができないから、
どの学校も、数学という弱点克服への努力を怠っている、
という見解もありました。

教職員の皆さんには、
概ね満足していただけたようです。
新しい知識や動機を得て、
数学と言う弱点克服のために、
いっそうの努力と創意工夫を重ねていってくれることでしょう。


そして、月末の給料を支払われ、
みんな満足して、
夕闇迫るナマンガの街中を、
家路について行きました。

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この日、2017年2月28日、
夕闇がナマンガを覆う19時頃、
2年生のシャドラックくんが、
病気のために帰らぬ人となったこと、
翌3月1日の早朝に聞きました。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-02-28 23:38 | 現地で 保育園+小学校

1・2月生まれ、お誕生会

2017年2月3日(金)
保育園+小学校1年生合同の、
1月・2月うまれさんたちのお誕生会を、
保育園を舞台に開催しました。

ビリカ・キャンパスの建設現場から、
大急ぎでナマンガの町のアンボセリロード・キャンパスの近くに戻って来て、
ビリカ・キャンパスにつくろうとしている鉄棒の件で、
溶接職人さんと話をしていると、
1年生たちがアンボセリロード・キャンパスからぞろぞろと出てきました。
レジナ先生の引率で、
保育園までみんなでぞろぞろ歩いていこうとしていたのです。

その鉄棒の材料を調達するために、
町の建材屋さんを何軒か回り、
無事に溶接職人のもとに届けることができました。
(夕方には既に仕上がっていました)

そんなこんなで遅れて保育園に到着すると、
既に1月生まれさんたちの点呼に入っていました。

1月生まれさんたちです。

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2月うまれさんたちです。

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みんな、盛り上がります。

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みんな、カメラを向けられると、
カメラを凝視します。
一人だけカメラに関心を示さずに、
お隣の子の首飾りをいじっている子がいます。
うちのヒカリ(年長組)です。

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会が一段落した後で、
大急ぎでビリカ・キャンパスの建設現場に戻りました。

保育園のタビタ先生の旦那さんで、
年中組のアイリーンさんのお父さんでもある建設職人ムンガイさんに、
「保育園に行って、あんたの奥さんとお子さんに会ってきたよ」
と言うと、
「昨日からアイリーンは『明日はお誕生会』と言ってはしゃいでいたよ」と。

アイリーンさんの誕生月は3月、
うちのヒカリの誕生月は6月。

でも、こどもたちはみんな、
自分の誕生月でなくても良いから、
とにかくお誕生会が大好きなのです。

こどもたちがはしゃいで、
家でお父さんやお母さんとの会話も盛り上がるお誕生会。
これからも続けてまいりたいと思います。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-02-03 23:35 | 現地で 保育園+小学校