アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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カテゴリ:現地で 小学校( 172 )

2月生まれお誕生会

キラキラ保・小合同のお誕生会第二弾、
2月生まれさんたちのお誕生会の日がやって来ました。

ケニアは真夏の乾季。
暑い暑い暑い。
ちょっとでも日向で過ごしていると、
熱疲労でくらくら。

こどもたちにも、
セーターや上着を早めに脱ぐよう指示したり、
飲水を促したり、
日陰にはいるよう促したり、
健康管理が大切な時期です。

そんな炎天下の中ですが、
保育園児みんなでぞろぞろと歩き、
小学校の敷地までやって来て、
またまた大大大集合です。

予め、小学1年生たちが、
誕生月ごとにまとまって、
園児たちの到着を待っていました。

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これから保育園児を誕生月ごとにグループ分けしようというところ。

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みんな教室に入り、
誕生月ごとにまとまって腰かけます。

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前回の1月生まれ誕生会の時は、
初めてで小さい子たちが飽きないよう、
その後のPTA総会の準備に支障を来さないよう、
大急ぎでやりました。
そのため、写真撮影すらする暇がなく、
今回ようやく撮影できました。

1月生まれさんたち。
後列(1年生)左より、ブライアン、エゼキエル、エバリン、アルフォンス、チャリティ
前列(園児)左より、マーシー、ベロニカ、ダイアナ、パナイ、シャドラック、エゼキア

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今回の、2月生まれさんたち。
後列(左に園児2人、右に1年生3人)左より、ウムアイマナ、ミレイ、ザブデニス、ビクター、タイラ
前列(園児)左より、ワリダー、モーガン、ビンリー、レマラペ、カレン、モーセス

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右より、ミレイ(8歳・年長組)、レマラペ(6歳・年長組)、ダニエル(4歳・年少組)
同じお父さんから生まれた、3人とも腹違いの兄弟です。
マサイの田舎の方に行くと、まだ一夫多妻があるのです。
保育園に入るために、田舎からナマンガの町に出て来て、
お祖母ちゃんと暮らしながらキラキラに通っています。

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モーセスとそのお母さん。
保育園から3㎞離れたマサイの集落に住んでいます。
昨年9月にT沢先生たちと一緒に私も訪問しました。

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この日の給食は特別に米飯と肉入りのおかず。
この程度の食事で大喜びのこどもたちです。
すっごく時々だからこそ、インパクトがあって良いのです。

1年生たちは、校舎沿いの日陰で食べました。

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保育園児たちは、教室の中で食べました。

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保育園児用の食器は、この日だけ保育園の方からわざわざ持ってきました。

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みんな大喜びで楽しく過ごしていましたが、
暑くて暑くてみんな疲れなかったかと心配です。

でも、自分の子供時代のことなどを思い出すと、
真夏でも普通に遊んでいたし、
子供って、意外に柔軟でたくましいのですよね。

明日も元気なみんなと会えますように。


K.A.記

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by kjkirakira | 2014-02-05 23:16 | 現地で 小学校

月末の職員会議

月末は給与の支払い。
払う側も、受け取る側も、
無事に一月を生き延びて働くことができたことに、
大いなる感謝の気持ちを現わす時です。

スタッフが多くなり、
サイトが保育園と小学校と2カ所となり、
いろいろな面で変革を迫られています。

その一環で、今回から、
月末の給与支払いのついでに、
正式に職員全員の会議を行うことにしました。

午後4時少し前、
保育園児が全員帰宅の途についたのを見届けてから、
保育園のスタッフたちが小学校へ。
小学生たちは午後4時に全員下校しているので、
職員たちと一緒にいるのは、
うちのノゾミとジュリアナ先生の息子のマーティンだけ。

職員の皆さんが集まったところで、
まずは記念撮影。

前列左より、
ポウリーン先生(1年A組)、ジャシンタ先生(園長・校長)、
ジョイス先生(保育園調理)、ジュリアナ先生(小学校調理)、
後列左より、
パトリック先生(1年B組)、ギタウ先生(副園長・副校長)、
マーティン先生(年中組)、ブライアン先生(年長組)
前にいる幼子はうちのヒカリ(未就学)、
撮影者は私=コージ先生(コーディネーター)
(ケジア先生は所用があって欠席)

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一人一人が、1月のキラキラでの、
優れた点と改善すべき点を挙げ、
ディスカッションしていきました。

学校で雇われ、
どこかのクラスの担任となると、
ついつい学級経営に専心し、
全体的なことをないがしろにしてしまったり、
他のスタッフとの連携を軽視したりしてしまいがちです。

しかし、キラキラでは、
保育園のスタッフたちが一致協力して、
一つの立派な「キラキラ保育園」をつくり、
小学校のスタッフたちが一致協力して、
一つの立派な「キラキラ小学校」をつくり、
さらに、
保育園と小学校をフィードバックし合いながら、
一つの生き生きとした「キラキラ・プロジェクト」を成し、
さらにさらに、
ナマンガの他の学校やナマンガ全体を視野に入れながら、
一つの生き生きとしたナマンガのコミュニティーを形成していく、
という連携を保ち、強化して、
これからも歩んでいくのを理想としています。

例えば、年中組の何人かの女の子が、
何を言われても反応が乏しく、
ほとんどしゃべらず、自己主張をせず、
とても内気であるという話が出ました。

そこで、過去の経験をもとにディスカッションです。

3年前のキラキラ年中組に、
トゥンベネさんという、
きわめておとなしくてスローな女の子がいました。
私が働きかけてもだめ、
アレックス先生が働きかけてもだめ、
そこで、教員としては当時初心者だったジョイス先生が働きかけたところ、
見事に開花し、
物分かりが良く、よく微笑む子に生まれ変わったのです。

「何としても自分がやる」
という気合や競争心も大切ですが、
「スタッフみんなで補い合っていく」
という謙虚さと協調性が大切なのです。

いろいろなトピックに基づいてディスカッションしましたが、
とにかく、この1月のいちばんの収穫は、
ナマンガ中から注目されているキラキラの一員として、
単に雇われて給料のために何となく働くというのではなく、
一人一人が誇りを持って身を粉にして奮闘・献身し、
まるで自分自身の学校であるかのように、
まるで自分自身の息子たちや娘たちが通う学校であるかのように、
熱心に頑張っているということです。

「本当はもっと給料上げたいのに、相応の働きをしてくれない」
というのがこれまで10年間のほとんどだったのですが、
今回は「どんどん給料を上げても良い」とさえ思えるようになりました。

キラキラが10周年を迎える今年、
キラキラの意義が、
こども支援から、コミュニティー支援に進化したのと同時に、
私たちの役割も、
こどもの能力向上から、スタッフの能力向上へシフトしてきたと実感します。

そして、キラキラが20周年を迎えるころには、
キラキラで支援を受けて来たこどもたちが立派な青年になって、
スタッフとなって帰って来ることでしょう。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-01-31 23:01 | 現地で 小学校

小学校のリーダーたち

キラキラ保育園では、毎年のリーダーたちを、
私が勝手に指名するというのが恒例になっていました。
勝手に、と言っても、
データや私なりの思い入れに基づく基準があるのです。

リーダーはたいてい「ババ」「ママ」
つまり、男学級委員と女学級委員。

キラキラ歴代最高の「ママ」だったマギダは、
現在3年生になり、土曜補習教室の常連ですが、
今でも敬愛をこめて「ママ」と呼んでいるほどです。

昨年は、それに「ムゼー」という全体の長と、
「アンコー」「アンティ」、
つまりおじさんとおばさんという補佐役を加え、
面白おかしくやっていました。


今年の、キラキラ小学校1年生部門のリーダーたちを、
正式に指名・任命しました。

ムゼー(長老=全体の長):サンガレくん(中央)
ババ(お父さん=男学級委員):ブライアン・メオリくん(中右)
ママ(お母さん=女学級委員):フェイス・ナネティアさん(中左)
アンコー(おじさん=補佐):ビンセントくん(右)
アンティ(おばさん=補佐):メムシ・オニンゴイさん(左)

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サンガレとブライアンとフェイスは、
一昨年にキラキラ保育園を卒園し、
昨年の1年間を地元の公立AIC小学校で過ごした、
ちょっと年上で、人生経験豊富?な3人です。

1年生を留年してまでキラキラ小学校にこだわったこの3人。
お勉強のできが良くないからというのもありますが、
それ以上に、人一倍の「キラキラ愛」を見せてくれています。

さらに、ビンセントとメムシは、
一昨年にキラキラ保育園を卒園できる年齢だったのですが、
お勉強や発達の度合いの遅れにより、
いわば保育園の年長組を留年していたのです。
言ってみれば、キラキラ保育園に長く在学してきた人生の先輩にあたります。
とても謙虚で、「キラキラ愛」もぴか一です。

わざと?出来の良くない子たちをリーダーに据えることで、
彼らの個性と自主性を存分に伸ばしてやり、
記念すべきキラキラ小学校初代のリーダーとしての名を刻み、
誇らしく、愛情を持ち続けて、
今年のキラキラ小学校をつくっていってほしいと期待しています。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-01-29 18:24 | 現地で 小学校
2014年1月24日(金)、
保育園も小学校も、
朝はいつものようにスタート。

お昼ご飯をいつもより早めの11時半にとり、
小学校では掃除と模様替えをして、
保育園では先生方に引率されて、
小学校へ向けてみんなでぞろぞろ歩き出しました。

小学校側で受け入れる準備が整ったところで、
保育園児たちが到着。
バッグなどの所持品を置く場所に誘導するだけでも大仕事。

みんなにトイレに行かせ、
膀胱を空にした状態でお誕生会の開始。

おっとその前に、せっかくだからと、
小学校の校門前に集まってもらい、
私はキラキラ本部の3階建ての給水塔に登り、
保・小合同の集合写真の撮影。

スタッフたちは、左より、
ケジア先生(年少組)、ジャシンタ先生(校長・園長)、
ポウリーン先生(1年A組)、パトリック先生(1年B組)、
ジュリアナ先生(小・調理)、ジョイス先生(保・調理)、
マーティン先生(年中組)、ギタウ先生(副校長・副園長)、
ブライアン先生(年長組)

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そして、
1月生まれさんたちから順番に、
誕生月ごとに呼び、
教室の中に入って腰かけます。

保・小合計約150人が、
誕生月ごとにまとまって腰かけています。

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まだ不慣れで小さい年少さんたちが多いということで、
あまり長引かせず、
お誕生会自体はさっさとやりました。

1月生まれさんたちが、
折り紙の首飾りをつけたところで、
写真を撮ることすらできず。

1月生まれさんたちは、
下の黒板のように、1年生5人、園児7人。

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16時きっかりに保・小合同のPTA総会を開始。

100人以上の保護者たちが、
1年A組と1年B組との仕切りを取り外した大きなホールの中に、
一同に会します。

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2013の活動報告・会計報告。

スタッフの一人一人による自己紹介・活動紹介・問題提起。

PTA役員の再選。
保育園部門、小学校部門、それぞれに約7人ずつ。
これまでの役員さんたちの残留+新しい役員さんたちの登場。
大いに期待できます。

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小学校では、毎朝の送りが義務化されていました。
それを、今回の会合で検討し直すことになっていました。
そろそろみんな慣れてきたから、
自主登校(送りたい親だけ送る)でも良いと思ったのですが、
大多数の意見は、まだまだ送りは義務のまま!
討論が白熱した後、結局、
1学期の終わりまで当面送りは義務のままでいこうということに決定。

小学校本校舎の建設・開設プランに関して、
PTA会長のサリンケ氏からも、
重ねて説明・説得。

小学校建設のための募金も、
まだ「口約束」だけで払っていない人たちへ、
繰り返し繰り返し督促!
口だけで、実際に行動しないということは、
単にその人の問題だけではなく、
学校なりコミュニティーを滅ぼす要因にもなるので、
徹底的に厳しく督促していく方針です。

他、何点か連絡事項。

総会後、食材担当となるママさんたちに残ってもらい、
2月以降の編成を行いました。
月から金まで、
保・小それぞれに、
計10人のママさんたちが、
それぞれの食材を提供することになります。

いやいや、熱くて濃い会合でした。
いつもより時間がかかり、
終了は18時近くになってしまいました。

ここアフリカでは、熱しやすくて冷めやすいコミュニティーが多いだけに、
キラキラも一気に覚めてしまう危険性を抱えています。

10年かけてこつこつつくり上げてきたキラキラの熱気を、
今後10年、20年と、じっくり温め続けたいものです。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-01-24 23:09 | 現地で 小学校

小学校3週目の風景

できたてほやほやのキラキラ小学校は、
既に3週目。

集合写真。
保育園のに比べると、さすがに統一性がありますね。
60人中、男子36人、女子24人。
スタッフは、左より、パトリック先生(1年Banana組)、
ポウリーン先生(1年Apple組)、ジュリアナ先生(調理)

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カレンダー用、および、お誕生日カード用の、
誕生月ごとの集合写真も撮りました。

こちらは6月生まれさんたち。

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あの素敵なブランコも、
あっという間にロープがちょん切れてしまいました。

そこで、ロープの断片を利用して、
小さいブランコを2つ造りました。

ブランコ立ちこぎのフェイス・ナネティアさんと、
木登りのリネットさん。

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小ブランコに揺れるレヘマさんと、
後押しするフェイス・ワンジクさん。

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小ブランコに揺れるフェイス・ワンジクさんと、
上に乗るレヘマさん。

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こどもたちが、みんなで協力して、
建設用具でままごとの家を造ってしまいました。
屋根は材木で造ったはしご。
それを支える柱は、T字型の、床を押し固める器具。
ままごと中のエバリンさんとタイラさん。

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ずばり、「楽しい」ことが学校の条件です。
楽しくないと、学校が無意味の場、マイナスの場になってしまいます。

楽しくすることには、
単に遊びの時間を増やすとか、
笑わせるとかではなくて、
こどもたちの個性と創意工夫と自主性を引き出すことにあります。

これからも、先生方と協議を重ね、
実際の経験から大いに学び、
「楽しく過ごしてしているうちに、いつの間にか真の成果が出ていた」
という将来像を目指して、
真に楽しい学校づくりをしていきたいと思います。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-01-22 23:35 | 現地で 小学校

小学校2週目の風景

新設キラキラ小学校も既に2週目。

保育園の方から小学校の方にやって来ると、
まだ遠いところから、
1年生たちの遊んだり学んだりする声が聞こえて来て、
わくわくして歩く足も軽くなります。


1年生60人を2クラスに分け、
パトリック先生の提案通り、
1A(Apple=リンゴ組)、
1B(Banana=バナナ組)の名で呼ぶことに。
(果物栽培の好きなカンバ族らしい発想で楽しいです)

週番制度も設けました。
60人を5人ずつ12グループに分け、
1学期12週それぞれに、
担当のこどもたちが5人ずついるようにしました。
掃除が必要な時、
何らかの仕事が必要な時、
週番の5人がかり出されるように。

学級委員などは後日考えます。
在学中に、全員が、
何らかのリーダー的役割を経験するようにさせたいものです。

私自身が小5の時に、
「一人一人が主人公」として、
リーダーを交替交替で体験したのが、
その当時もとても面白く、
その後もずっと糧になっています。
小5時代のあのクラスを、
ここキラキラでオリジナルな形で実現できたら最高です。


給食前に、手を洗う順番を待つこどもたちです。
左の方に調理人のジュリアナ先生、
右の方に校長のジャシンタ先生がいます。

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給食のお皿を持って教室に移動するエンジェルさん。

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リンゴ組の風景です。

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バナナ組の風景です。

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さて、頑丈なロープを木に引っかけて、
ブランコをつくってみました。
案の定、こどもたちの心をわしづかみです。

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ポウリーン先生が、こどもたちを並ばせて、
順番に一人ずつ、背中を押してあげています。

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こうやって、
先生方がこどもたちを監督し、
秩序を教え、
安全を確保するのはとても大切です。

同時に、
こどもたちの自主性を伸ばすという観点で、
慣れてきたら放っておくのも重要です。

少しの間、こどもたちだけにブランコを開放していたら、
フェイス・ナネティアが仕切り始めて、
「次は誰、次は誰」などと、
見事にリーダーシップを発揮していました。
お勉強のできないフェイス・ナネティアですが、
このリーダーシップを脇で眺めつつ、
私も嬉しい限りでした。


午後4時、下校風景です。
右の方にパトリック先生、
左の方にポウリーン先生。
オレンジ色のバーは、つまり居酒屋。
この近辺は、最近居酒屋が乱立してきました。
しかし、まだそれほど地域に悪影響は出ていません。

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保育園から下校してきたノゾミとヒカリは、
真っ先に小学校のグランドにある手製ブランコに走って行き、
夕方の小一時間ばかり、
何度も何度もブランコに揺られて過ごしました。

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K.A.記





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by kjkirakira | 2014-01-15 23:36 | 現地で 小学校
2014年1月7日(火)、
ついに、キラキラ小学校初年度の始業日がやって来ました。

前日の保育園の新入園児受付で疲れ、
たっぷり熟睡した後、
6時に起きて、小学校の教室などの鍵を開けに行き、
いったん戻って身支度を整えて、
6時半に出ていったら、
何と、既に3組の親子が到着していたのです。

早く来た順に入学を許可するというわけではないこの日に、
想定外の早朝スタートとなりました。

サムエルのお父さんから、
「先生、たくさん寝たね」
と皮肉めいた冗談を言われてしまいました(笑)。

早速親子を一組ずつ事務室に呼んで、
1学期の学費2000シリング(2500円)の徴収です。

ジャシンタ校長、ギタウ副校長、
ポウリーン先生、パトリック先生、
ジュリアナ先生(調理人)、
皆さん予定通りに6時50分頃には到着し、
各自の持ち場で仕事をスタートです。

新入生60人中、この日の出席は53人。
欠席7人中、学費未納者はたったの4人。
ハイレベルなスタートです。

細かい会計処理はギタウ先生に任せ、
私は最終確認だけしました。

教室では、ポウリーン先生とパトリック先生が、
児童の持ち物をチェックして、
物の過不足を確認し、
ノートやバッグに名前を書いてあげたりしていました。
しっかり者の2人を眺めながら、
私も大喜びです。

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大声でのあいさつの大合唱に、
私も興奮でわくわくぞくぞくです。

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食事風景。
みんな、テーブルマナーをきちんと守っています。

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休み時間、みんな、グランドを縦横無尽に動き回り、
興奮と感激が躍動します。

木登りしてみたり、

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草木でいろいろと遊んでみたり、

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サッカーに興じたり、

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オリジナル鉄棒の上に腰かけてみたり、

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滑り台でいろいろなスタイルで滑ってみたり、

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うちのヒカリと戯れてみたり、

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私も久々に、こどもたちとの遊びの時間を堪能できました。


午後3時過ぎ、外に並んで帰りの会。

そして、キラキラ小学校初の集合写真!
後列左より、ポウリーン先生、ギタウ先生、パトリック先生。

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まだ初めなので、多くの父兄が迎えに来ます。

下校を待つ男子たち。

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下校を待つ女子たち。

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そして、保護者の皆さんとの約束通り、
午後4時、先生方に引率されて、みんなで外へ。
アンボセリロードの対岸に住むこどもたちを、
道路横断させて、みんな、帰宅の途に就かせました。

私も、ジャシンタ先生も、先生方も、
保護者たちも、こどもたちも、
試行錯誤しながら、新しい小学校を作り上げるという、
初めてづくしの毎日になりそうです。

この新鮮さを失わずに、日々新しく、
8年後の彼らの卒業時に大きな成果を実感できる日を楽しみに、
生きていけたらいいなと思います。


夕刻、こどもをキラキラ小学校に入学させたいと、
2人のママの訪問を受けました。
もちろん、既に入学の受付は終了し、
「申し訳ないが入学は許可できません」
とこたえるのみ。

その、教師でもあるというママさんたちは、
いろいろと私に質問してきました。
「キラキラがこれほどまでに素敵な学校になった秘訣は?」
私のこたえは、我ながら的確で上出来でした。
①お勉強ができないという理由でこどもを叱ったり失望させたりしないので、学校が楽しい場となる
②常に先生方がこどもたちと一緒にお話したり遊んだり交流することで、コミュニケーション能力や自主性が培われる
③徹底した理想的な運営により、こどもたちの家族ぐるみでの礼儀や努力や計画性が高まる

謙虚な姿勢をますます維持していきたいです。


K.A.記

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by kjkirakira | 2014-01-07 23:35 | 現地で 小学校

2014年度始業準備

キラキラ保育園および小学校の、
新年度始業が刻々と近付いています。

毎日のように、街を歩いていると、
保育園の入園手続きのことを訊かれ、
家にいても、ひっきりなしに、
保育園の入園のことを尋ねに誰かがやって来るという状態。

この度キラキラ保育園を卒園した児童たちは、
ほとんど全員がキラキラ小学校への進学を決めています。
その中で、2人だけが、地元の公立AIC小学校への進学を選びました。
レマイヤンくんとマーガレットさんです。

お兄さんやお姉さんがAICに通っている世帯の場合、
その弟妹はほぼ無料同然でAICに通えるという決まり(通例)があるからです。
それでも、家族ぐるみで、心の中ではキラキラをこよなく愛する人たちです。

この度、レマイヤンくんとマーガレットさんのために、
AIC小学校の制服を2着ずつつくって、寄贈しました。

レマイヤンくんのママ(左)と、メムシさん(キラキラ新1年生)のママです。

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マーガレットさんの従兄のレシールくん(キラキラ保育園2008年卒)

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さて、今日の主題は先生方の雇用です。

小学校新1年生たちの顔ぶれが確定し、
保育園の年度末を終えた11月の末。
とりあえずそれまでのスタッフたち全員が翌年も残留することに決まり、
次はいよいよ新スタッフの雇用という段階になりました。

2013年の9月頭、セシリア先生が急に退職した後、
教員免許がある人を雇用したかったのですが、
残念ながら就職希望して雇用待ちの人たちの中には見当たらず、
高校を卒業したばかりでフレッシュ、男性、
という理由で、パトリックさんとブライアンさんを雇用したのです。

しかし、その直後から、どうしたことか、
続々と就職希望者が殺到し、
教員免許がある人もない人も、新卒者も経験者も含め、
キラキラからの召還を待つ行列ができたのでした。

就職希望者の皆さんからの申請書類です。

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12月、召還し雇用するべき人を数名に絞って、
電話をかけ始めました。

12月は年末の休暇シーズンですから、
多くの人はナマンガにおらず、実家などに帰省していました。
「今ちょっと事情があって忙しいので、ナマンガに着いたら電話する」
「給料がこれくらい欲しい」
などといったこたえをした人があった中で、
ポウリーンさんのこたえ方がひときわ心を捉えました。
「職?はい、欲しいです!給料の金額にはこだわりません」

その数日後の12月24日、ポウリーンさんを呼んで、
じっくりと仕事内容などを説明したうえで、
同意書にサインしてもらい、
キラキラ小学校教師第一号が誕生しました。

ポウリーン先生は、
新1年生アルフォンスくんの親戚にあたり、
ケニアのカンバランドのムインギ(Candoが活動しているところ)出身で、
いろいろな職の経験を経た後、教員養成学校に通い、卒業し、
免許を取得し、職を探していたところだったのです。
教師としての経験はなく、キラキラ小学校が最初の舞台になります。
新設のキラキラ小学校をつくっていくという責任と喜びを、
ともに担っていくということも理解していただきました。

ポウリーン先生の雇用が決まり、
ほっと一息。

しかし、他の人たちが少々難航しました。

「給料がこれくらい欲しい」とこたえていた人は、
その後、電話をかけると、聴こえにくかったのか早とちりして、
「ごせん!?そんな金額じゃ働けないよ!」
と、少々礼儀を欠いたこたえが返って来ました。
「ごせん」なんて、こちらは一言も言っていないのに、
きっと頭の中は給料の金額のことでいっぱいだったのでしょう。
その後、「ろくせんにしたけど来るか?」と尋ねるつもりで、
何度も何度も電話をかけるも、
電話の問題か、本人の問題かでつながらず。
結局1月1日の夜まで待って、
この人を候補から却下することにしました。

「今ちょっと事情があって忙しいので、ナマンガに着いたら電話する」
とこたえていた人も、
1月1日夜まで待って、何の連絡もなかったので、
こちらからSMS(携帯電話のメッセージ)で、
「ずっとあなたを待っていたのですが、既に他の人を雇うことに決めました。」
と伝えてお断りしました。
そのSMSの直後、その人からの電話が鳴ったのですが、
無視させていただきました。
一方的に、「電話するよ」と言って3週間も放置しておいた人ですから、
こちらもそれに相応する対応をするのは当然のことです。

そして、1月2日、新たにターゲットを絞って、
電話をかけ始めました。

期待していたある人は、
「こどもを産んだばかりでまだ育児が忙しくて働ける状態ではない」
とのことで、断念しました。

そして、次の人に電話をかけました。
幼稚園教師の免許を持つ人です。
「ぜひ雇用してほしい!でも、今すぐにナマンガに来られない」
とのことで、
給料の金額だけ口頭で伝え、
あとは本人がナマンガにやって来てから正式に雇用することにしました。
こういったケースでは、
「来る」と言いながら何の連絡もなしにすっぽかすこともよくあります。
(教師としてというよりも、社会人としての資質の問題ですね)
そんな事態も想定し、
いつでも次の候補者へ電話をかけて召還できるように、
心の準備はしっかりしてあります。

それから、かつてのキラキラ保育園の事務担当で、
精神的な病のために離職していたギタウ先生が、
治って状態が安定しているという話を聞きました。
呼んで話を聞いてみると、確かにしっかりしており、
キラキラへの再召喚・再就職を喜んでいました。
小学校教員免許を有し、男性で、礼儀正しい彼は、
この上ない適役なのです。

混線していた雇用問題も、これでようやく片付いて、
2014年度を安定して始動できそうという光が見えてきました。


そして、1月4日朝9時、
全スタッフが小学校の教室に集合。
誰一人として遅刻者はおらず、
幸先良い感じでした。

2014年度開始のスタッフ編成は次の通り。
保育園園長+小学校校長 ジャシンタ先生
保育園副園長+小学校副校長 ギタウ先生
小学校教師 ポウリーン先生
小学校教師 パトリック先生
小学校調理人 ジュリアナ先生
保育園教師 ケジア先生
保育園教師 ブライアン先生
保育園教師 ロイス先生
保育園調理人 ジョイス先生
男の先生が私の他に3人、教員免許所有者が4人、
30代4人+20代5人、旧メンバー7人+新メンバー2人と、
それなりに充実しています。
これでうまく回転すれば、
かなり安定した運営ができそうです。

スタッフの皆さんで小学校校舎の大掃除をしている間、
私が傍らでスタッフ一人一人を呼んで、
細かい事項の確認を進めます。
今年度の同意書にもサインを求めます。

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皆さんのサインが集まりました。

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小学校の大掃除を終え、
みんなで保育園に移動です。
保育園の大掃除と、
翌週月曜の入園手続きのための準備をしました。
フェンス越しに、
入園面談のことを尋ねて来る人もいれば、
期待をこめて話しかけて来る人もいます。

一見ぼろぼろな建物と敷地の保育園ですが、
(ミヤネ屋のディレクターいわく「手造り感のある建物」)
多くのナマンガの人たちの心を魅了する保育園となり、
責任重大です。

新約聖書・マタイ9章37~38節、
主イエス・キリストはこう言って祈りに向かいます。
「収穫は多いが、働き手が少ない。
だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」
その祈りの後で、十二弟子を任命し、
組織的な弟子訓練と宣教を開始したのです。

キラキラにとって、雇用問題は10年前も、今も、そしてこれからも、
私たちの前に立ちはだかって来ることでしょう。
今回私も1か月間毎日このことで祈っていました。
これからも、最高のスタッフとチームを確保するべく、
祈り、行動してまいりたいと思います。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-01-04 23:52 | 現地で 小学校

クリスマス前に制服

キラキラ小学校の制服を、
学校を通して購入するために申し込んだ子たちの制服が、
遅れに遅れながらも、ようやく仕上がってきました。

この度ナマンガ最大の公立ナマンガ小学校の制服の、
色とデザインが変更になるということで、
全校児童の制服をつくり直すために、
ナマンガの洋裁職人さんたちは大忙し。

キラキラ専属の洋裁職人のジェーンさんも、
そちらの方で大忙しで、
キラキラの方になかなか専念できなかったようです。

とにかく、出来上がった制服を皆さんに取に来てもらうべく、
前夜にSMS(携帯電話のメッセージ)でお知らせしておきました。

本日、朝から続々とやって来ました。

ラマダンくんはお姉ちゃんと一緒に来て、
試着して、そのままの格好で帰途につきました。

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サムエルのお兄ちゃん、キラキラ卒で今度5年生になるトーマス君。
弟の制服を受け取りに来てくれました。
弟がキラキラで表彰されて贈呈されたTシャツを着ていました。

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リネットさんのお兄さんアラン君も、
キラキラの卒園児で、今度3年生になります。
ご近所の男の子と一緒に、妹の制服を受け取りに来てくれました。

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キラキラ以外の保育園卒の子のお母さんやお父さんたちも来られました。
「あら、私のこと覚えていてくれたの?」と嬉しがったり、
「滑り台で遊んでいこうよ」「また別の日にね」などと親子の会話があったり、
「メリー・クリスマス!」と言い合ったり。

ところで、

キラキラ保育園からは、毎年、
公立ナマンガ小学校に10人くらい、
公立AIC小学校に30人くらいの卒園児を送り出しています。

今年はというと、
キラキラ卒園児のほとんどがキラキラ小学校進学を決めたので、
公立ナマンガ小学校が0人。
公立AIC小学校が2人だけ。

この公立の両校の入学試験の日は、
普段と違ってあまりにも閑散として、
寂しい雰囲気が漂っていたようです。

これをプラスに受け取って、
キラキラ卒園児が来ない分だけ、
入学試験の合格基準を下げ、多くの学齢児を受け入れ、
ゆとりをもって各個の個性を尊重する本来の教育を、
実践していってもらいたいものです。

つまり、キラキラ小学校の開設によって、
キラキラ以外の学校の進化も期待できますように(祈)
キラキラ小学校が、ナマンガのコミュニティーにとって、
特別なクリスマスプレゼントになりますように(祈)


K.A.記


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by kjkirakira | 2013-12-24 01:39 | 現地で 小学校
2013年11月20日(水)、
キラキラ小学校入学手続きの3日目。
対象はキラキラとはこれまで無縁だった部外者たち。

きっと早朝から詰めかけるだろうと思い、
朝4時に外を確認。
朝5時に確認。
朝6時に教室の扉を開け、せっせと準備を始めました。
すると、6時15分に親子1組目が来校。
続々と2組目、3組目。
普段慣れ親しんたキラキラの親子たちと違い、
こちらにも緊張が走ります。

この日、何人来るか、全く予想できない状況で、
最終的に定員を何人にするか、
どのように選抜するか、
それなりに心積りはしていました。

何組かには帰ってもらいました。
小学校入学年齢に達していない子、
必要書類を持ってこなかった保護者、
9時より数分遅れて来た親子。

結果的に、9時になった時点で17人。
1日目と2日目に手続きした43人と合わせて、
60人に達しました。
本当は45人くらいがベストなのですが、
初年度だし、60人くらいまでは許容だと考えていました。
その60人に、はかったように正確に達したのです。

まずは説明会。
学費は毎学期の初日に例外なく全納しなければならないこと、
嘘や借金が発覚した場合には即退学させること、
キラキラはケニア人が好きな学力偏重の学校ではないこと、
その他、否応なしに、これでもか、これでもかと押します。
それで、入学希望を取りやめるなら、
先に払っていただいた入学金をお返ししますよ。
しかし、全員がそのまま次のステージへ。

こどもたちだけを教室に呼んで、一人一人に紙を渡します。
そして、一人一人に鉛筆を手渡しながら、
「ありがとう」がきちんと言えるかどうか、
自分の名前がしっかり言えるかどうかをチェックします。

次に、黒板に課題を書いて、それを紙に書かせます。
要するに簡単な筆記試験です。
日付をそのまま写し、
自分の名前をフルネームで書き、
アルファベット26文字を下記、
数字を1から20まで書き、
a e i o u と ba be bi bo bu を書きます。
その際、最低限、
自分が何を書かなければならないのかわかっていること、
大人や友達に頼らず、自力で何とかできること、
つまり、最低限の自主性があるかどうかをチェックします。

終わった子から順に、
紙と鉛筆を私のところに持って来てもらいます。
その際に、あいさつがしっかり言えるかどうかもチェックします。

少々頭の回転が遅めの子もいましたが、
全員6歳児以上としての最低限の自主性と礼儀は兼ね備えており、
口頭・筆記試験で落とすべき子はいませんでした。

そして、この日にやって来た17組の親子を全員入学させるべく、
1組ずつ事務室に呼んで、情報の確認と面談をします。
慣れ親しんだキラキラの親子ではないので、
慎重に情報をチェックし、丁寧にお話しします。

13時、ようやく終了。
キラキラ小学校新一年生60名が確定です!

結果的に、
キラキラ保育園の卒園児43名、
他の保育園・幼稚園の卒園児14名、
小学校からの編入3名(3名とも1年前にキラキラ保育園を卒園した子たち)。

脱力感に襲われ、30分ほど事務室で放心状態。

この日、16時から、小学校の教室で、
キラキラのPTA役員会。
小学校の入学手続きの報告と、運営方法の意見交換。
公立小学校建設のための土地供与の問題。
小学校建設のための募金について。
保育園のPTA役員会と、小学校のPTA役員会とを設け、
その合同会も行うこと。
役員の改選は今後3年おきに行うこと。
その他の事項を確認しました。

雨季のケニア。
やや傾斜のある校庭を、
雨水が、幾筋もの流れをつくって下っていき、
トタン屋根に、雨粒が銃弾のごとく当たって轟音を立てていました。

K.A.記


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by kjkirakira | 2013-11-20 23:59 | 現地で 小学校