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by kjkirakira
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2017年 09月 15日 ( 1 )

卒園児保護者説明会

今年の建設もあとわずか。
しかし、「あとわずか」になってからが、
なかなか終わらない。

それでも何とかかんとか、
キラキラ保育園と小学校の年度末の怒涛のスケジュールに向けて、
準備を急ピッチで進めています。

10月末の年度末までにこれとこれを仕上げる、という前提に、
逆算しながらスケジュールを立てていきます。
こどもたちや保護者へのサービスを怠ることなく、
同時にスタッフたちの指導と訓練を行うために、
自分で何もかもやる以上にある意味で仕事が増えます。

さて、9月15日、
キラキラ保育園の卒園児の保護者を対象に説明会を開催しました。
目的は、卒園後の進路について。
保育園事務主任のスワレ先生が一通り説明し、
各先生が説明やコメントを追加していきます。

子が小学校に進学するか、来年も保育園に留まるか?

小学校に行くとしたら、どの小学校に行くか?

キラキラ小学校に進学する場合はどうなるか?

選択肢はいろいろ、先生方と相談のうえ、決定権は保護者にあり。

保護者間の合意を得たうえで決定するように。
というのは、お父さんとお母さんとの間で、
または、普段養育している保護者と、学費を払う別の保護者との間で、
なかなか意見の一致が得られない場合が多いからです。

来年度より、ケニアの公立学校は全て無償!という政府の強い声明が出されています。
しかし、庶民の間では、公立は質が低すぎるとか、しょっちゅうストライキをしているとか、
公立離れの傾向が依然続いているのです。

キラキラの来年度の学費は1学期3500シリング(1か月1000円ほど)。
これは、全て(給食もバスも)含めての金額なので、
他の私立学校に比べたら圧倒的に安いわけです。

質と、学費を考慮すると、キラキラ以外にない!
それはキラキラに集まる保護者の大多数が理解しているわけです。
それでも、いざ3500シリングと聞かされると、
「高い」とか「安くならないのか」とか、不平不満の声が生じます。
私の計算では、3500でもまだまだ赤字であり、
日々の運営費の採算を合わせるには4500程度が必要となるのです。
仮に4500になったとしても、
まだまだ他の私立学校に比べたら圧倒的に安いわけです。

ケニアの経済成長は、
庶民にもお金のかかる生活を強いてきました。
与党や野党が競争するように、
学校を含めた社会福祉の無償化やサービス向上を公約としてかかげ、
無知な庶民がそういったおいしい公約を拍手喝采で歓迎する中で、
そういったおいしい公約を実現するために増税や新規の税が導入され、
同時に物価が高騰し、
無知な庶民の生活がますます圧迫されているのです。

さて、保護者の皆さんは、
ひとしきり「高い」「安くならないのか」などとしゃべった後で、
結局多くの保護者が、
希望の進路を記入する所定の用紙に、
「私の子はキラキラ小学校に進学希望です」
と記入して、署名して、提出していきました。

他の保護者たちは、用紙を家に持ち帰り、
配偶者や他の家族と一緒に検討に検討を重ねて決定することになります。

さて、建設の方は今度こそあと1週間!
建設が終わったら、
年度末の怒涛の行事に集中しつつ、
11月と12月の一時帰国の準備を急ピッチで進めてまいります。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-09-15 23:45 | 現地で 保育園