朝礼の意義
2018年 01月 18日
キラキラ学園の新1年生たちは、
集中力がない、
じっとしていられない、
授業中におしゃべりや立ち歩きが絶えない、
先生の話を聞かない、
といった、現場のレジナ先生の声が聞こえて来ました。
こういうときは、まず理由を考察して、対処法を練ります。
想定される理由は、
①学校・教職員側の理由
②こども・家庭側の理由
があります。
②はある程度しかたがありませんが、
①はこちら側の対処次第で改善の余地は十分にあります。
①として、
・ジャシンタとコージが忙しくなって、保育園に十分関わることができなかった
できる限り、これからも関わっていきたいです。
しかし、関われる時間が今後も制限されると思うので、
重要なポイントを押さえていきたいです。
・最近2年間の保育園の柱だったタビタ先生とスワレ先生は、
こどもたちとのコミュニケーション能力は高いが、
こどもたちを厳しくしつけたり、
こどもたちに決まり事を守らせるといった点では弱かった
ジャシンタとコージでしっかりと見本を示したり、
先生方に語りかけていきたいです。
・保育園の3年間で、今の新1年生を担当して来た歴代の先生方が、能力不足、努力不足だった
今さらしかたありませんが、
とにかくジャシンタとコージによる教職員指導を徹底させるとともに、
タビタ先生、スワレ先生、ジョイス先生などの幼稚部の柱の教職員が、
他の教職員とスムーズに協力できる体制をもっともっと強化していくべきです。
◎朝礼・夕礼とそれらに関連する活動が、なあなあになってしまっていた。
実は、これがいちばんのポイントだと考えています。
キラキラ保育園では、
開園以来数年間は、
私自身が朝礼・夕礼を指揮して、
あのテレビでご覧になったような、
日本の園や学校でもよくあるような感じの整列・雰囲気で行ってきました。
それを教職員の皆さんが順番に担当する方式に変えて、
しばらくは規律が維持されていたのですが、
3人の教員が一度に離職して、タビタ先生、スワレ先生たちが入職した2年前から、
キラキラの伝統的な規律正しい朝礼・夕礼がなあなあになってしまった、というわけです。
朝礼で10分間くらい集中して規律を守らせることで、
こどもたちは集中とリラックスのオン・オフを学ぶようになり、
授業も、体育も、音楽も、給食も、
スムーズに進むようになるのです。
夕礼で5分間くらい集中することで、
家に帰ってからも規則正しくモラルのある生活をすることができるのです。
これは、タビタ先生、スワレ先生のせいというよりも、
彼らの入職時に朝礼・夕礼に関する徹底的な指導を怠ってしまったジャシンタとコージの失敗であります。
教職員を信頼し、仕事をゆだね、
多少の質の低下には目をつぶることも大事ですが、
ポイントは押さえていきたい、そう改めて考えさせられました。
一方、キラキラ初等部側の朝礼・夕礼はというと、
2014年の小学校部門開設時に、
パトリック先生が大の規律好きで、
キラキラ保育園が規律を重視していることを知って味をしめ、
完璧な朝礼・夕礼を毎日毎日繰り返したこともあり、
当時の1年生が5年生になり、5学年を相手にし、
教職員もある程度入れ替わっている中でも、
伝統の規律ある朝礼・夕礼は変わらず維持されているのです。
さて、②のこども・家庭側の理由として、
・たまたま貧しく成長発達がやや遅れたこどもたちが多い学年だった
こればかりはしかたありません。
キラキラは年齢を最重要視し、
たとえ学習の到達が少しくらい遅れていても進級させてあげたいとしているのです。
・たまたまできの良い子2人が転出し、たまたま家庭に問題のある子が転出しなかった
これもしかたありません。
転出した2人のうち1人は家庭の事情で遠くへ引っ越し、
もう1人は体も大きく、年齢に達する前に小学校に進学させてやりたいという親御さんの強い希望があり、
キラキラではない他の私立小学校に1年早く巣立って行ったのです。
転出しそうで結局転出しなかった子は、
父母の仲が決裂し、
しばらくの間母親の実家に行っていたものの、
復縁し、キラキラ保育園に戻って来たという子です。
もともと家でのしつけが悪く、
親に対して石を投げつけたり、暴言を吐いたりするような子だったのですが、
保育園に通っていたおかげでだいぶ落ち着いてきていたのです。
しかし、しばらく園を離れていた際に、
またもとに戻ってしまい、
相変わらずの暴言・暴行を繰り返すようになってしまったのです。
レジナ先生は「今の1年生は」とひとくくりに語りますが、
実際は、少数のこどもたちの落ち着きのなさが目立っているだけで、
多数派は他の学年の子たちと差はありません。
というわけで、キラキラとしては、
ますます規律を重要視し、
その極みである朝礼・夕礼に力を注いでいきたいと、
決意を新たにした次第です。
アンボセリロード・キャンパス(1・2年生)の夕礼です。
整列時には前へならえのようなこともさせます。
ビリカ・キャンパス(3・4・5年生)の朝礼です。
毎週月曜日と金曜日には、国旗を掲揚します。
正直、朝礼や夕礼などは、
先生にとっても児童にとっても退屈で面倒くさくいものですが、
飽きずに続けていれば成果が上がるということを信じ、
続けていくのみです。
相原 記
集中力がない、
じっとしていられない、
授業中におしゃべりや立ち歩きが絶えない、
先生の話を聞かない、
といった、現場のレジナ先生の声が聞こえて来ました。
こういうときは、まず理由を考察して、対処法を練ります。
想定される理由は、
①学校・教職員側の理由
②こども・家庭側の理由
があります。
②はある程度しかたがありませんが、
①はこちら側の対処次第で改善の余地は十分にあります。
①として、
・ジャシンタとコージが忙しくなって、保育園に十分関わることができなかった
できる限り、これからも関わっていきたいです。
しかし、関われる時間が今後も制限されると思うので、
重要なポイントを押さえていきたいです。
・最近2年間の保育園の柱だったタビタ先生とスワレ先生は、
こどもたちとのコミュニケーション能力は高いが、
こどもたちを厳しくしつけたり、
こどもたちに決まり事を守らせるといった点では弱かった
ジャシンタとコージでしっかりと見本を示したり、
先生方に語りかけていきたいです。
・保育園の3年間で、今の新1年生を担当して来た歴代の先生方が、能力不足、努力不足だった
今さらしかたありませんが、
とにかくジャシンタとコージによる教職員指導を徹底させるとともに、
タビタ先生、スワレ先生、ジョイス先生などの幼稚部の柱の教職員が、
他の教職員とスムーズに協力できる体制をもっともっと強化していくべきです。
◎朝礼・夕礼とそれらに関連する活動が、なあなあになってしまっていた。
実は、これがいちばんのポイントだと考えています。
キラキラ保育園では、
開園以来数年間は、
私自身が朝礼・夕礼を指揮して、
あのテレビでご覧になったような、
日本の園や学校でもよくあるような感じの整列・雰囲気で行ってきました。
それを教職員の皆さんが順番に担当する方式に変えて、
しばらくは規律が維持されていたのですが、
3人の教員が一度に離職して、タビタ先生、スワレ先生たちが入職した2年前から、
キラキラの伝統的な規律正しい朝礼・夕礼がなあなあになってしまった、というわけです。
朝礼で10分間くらい集中して規律を守らせることで、
こどもたちは集中とリラックスのオン・オフを学ぶようになり、
授業も、体育も、音楽も、給食も、
スムーズに進むようになるのです。
夕礼で5分間くらい集中することで、
家に帰ってからも規則正しくモラルのある生活をすることができるのです。
これは、タビタ先生、スワレ先生のせいというよりも、
彼らの入職時に朝礼・夕礼に関する徹底的な指導を怠ってしまったジャシンタとコージの失敗であります。
教職員を信頼し、仕事をゆだね、
多少の質の低下には目をつぶることも大事ですが、
ポイントは押さえていきたい、そう改めて考えさせられました。
一方、キラキラ初等部側の朝礼・夕礼はというと、
2014年の小学校部門開設時に、
パトリック先生が大の規律好きで、
キラキラ保育園が規律を重視していることを知って味をしめ、
完璧な朝礼・夕礼を毎日毎日繰り返したこともあり、
当時の1年生が5年生になり、5学年を相手にし、
教職員もある程度入れ替わっている中でも、
伝統の規律ある朝礼・夕礼は変わらず維持されているのです。
さて、②のこども・家庭側の理由として、
・たまたま貧しく成長発達がやや遅れたこどもたちが多い学年だった
こればかりはしかたありません。
キラキラは年齢を最重要視し、
たとえ学習の到達が少しくらい遅れていても進級させてあげたいとしているのです。
・たまたまできの良い子2人が転出し、たまたま家庭に問題のある子が転出しなかった
これもしかたありません。
転出した2人のうち1人は家庭の事情で遠くへ引っ越し、
もう1人は体も大きく、年齢に達する前に小学校に進学させてやりたいという親御さんの強い希望があり、
キラキラではない他の私立小学校に1年早く巣立って行ったのです。
転出しそうで結局転出しなかった子は、
父母の仲が決裂し、
しばらくの間母親の実家に行っていたものの、
復縁し、キラキラ保育園に戻って来たという子です。
もともと家でのしつけが悪く、
親に対して石を投げつけたり、暴言を吐いたりするような子だったのですが、
保育園に通っていたおかげでだいぶ落ち着いてきていたのです。
しかし、しばらく園を離れていた際に、
またもとに戻ってしまい、
相変わらずの暴言・暴行を繰り返すようになってしまったのです。
レジナ先生は「今の1年生は」とひとくくりに語りますが、
実際は、少数のこどもたちの落ち着きのなさが目立っているだけで、
多数派は他の学年の子たちと差はありません。
というわけで、キラキラとしては、
ますます規律を重要視し、
その極みである朝礼・夕礼に力を注いでいきたいと、
決意を新たにした次第です。
アンボセリロード・キャンパス(1・2年生)の夕礼です。
整列時には前へならえのようなこともさせます。
ビリカ・キャンパス(3・4・5年生)の朝礼です。
毎週月曜日と金曜日には、国旗を掲揚します。
正直、朝礼や夕礼などは、
先生にとっても児童にとっても退屈で面倒くさくいものですが、
飽きずに続けていれば成果が上がるということを信じ、
続けていくのみです。
相原 記
by kjkirakira
| 2018-01-18 21:49
| ブログ 現地キラキラ