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by kjkirakira
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政権与党の失態

ケニアでは、8月に控えた総選挙に向けて、
熱い選挙戦が繰り広げられています。

総選挙で国民が投票するのは6票。
1.大統領
2.県出身の上院議員
3.県出身の下院議員
4.県知事
5.県の女性代表
6.地域出身の県議会議員

与党連合と野党連合の二大政党に大きく分かれます。
まず、各党代表の候補者を選出しなければなりません。
日本的には、党代表は党内の選挙か何かで決めるのですが、
ケニアでは、国民による投票で党代表が決まります。

この、党内の代表を決める予備選挙が、
この4月、繰り広げられるため、
選挙戦は最初のクライマックスを呈していました。

例えば、ナマンガ地域の「6.地域出身の県議会議員」の場合、
与党連合で出馬したい人が6人くらいいるのにたいし、
野党連合は1人だけ。
すなわち、野党の方はそのままで良いのですが、
与党の方を国民が選ぶ必要があるのです。

地域のリーダーはとても重要です。
先の5年間は、
ナマンガを含むカジアド県知事の政策のおかげで、
土地の略奪などの紛争が各地で続き、
不当に?利益を被った人、
不当に!苦しめられた人が続出しました。

あの人が選ばれたらこうなるだろう、という、
いろいろな思惑を抱えながら、
多くの人が投票に向かいました。

しかし!!!

投票所に投票用紙が届かないという失態!
不正などを避けるために、
当日の朝に各地に届けられるはずだった投票用紙が、
何と、焼かれたり紛失したりして、
全国各地の投票所に届かなかったのです。

日本での投票と違い、
町の中に数少なくもうけられた投票所に、
長蛇の列をなし、
何時間もかけて投票し、
いつ何時でも勃発し得る暴動に備えなければならず、
投票日は多くの人の日常業務がストップします。

つまり、今回は、
多くの人の1日が無駄になってしまったのです。

当然、
ケニアの大部分の地域で、
投票は行われず、
与党代表は選出されず、
当面延期になってしまったのです。

この一件で、
与党の株は大暴落です。

だからといって、野党に票が流れるというわけでもないのです。
野党は野党でいろいろな問題を抱え、失態を繰り返していますから。

上がこんなですから、
下はやり放題になってしまいます。

2013より始まった地方分権も、
2003頃より本格的に始まった民主主義も、
無秩序と、自分勝手が渦巻き混とんとしています。

とにかく、平和を願い謙虚に行動し続けるのみです。

ちなみに、永住権を得た私でも、
ケニアの選挙権はありません。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-04-22 15:38 | 現地で 全般・他