アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

喧騒のナイロビ

カマウさんの葬儀が終わり、
喪の一連の忙しさが一段落したものの、
妻ジュリアナ先生の家にはジャシンタ先生やジョイス先生や身内の女性たちがまだ毎日通い、
みんなで集まって話したり食べたり飲んだりくつろいだりして、
心の傷を徐々に癒しています。
旦那たちには癒せない感傷は、
女性同士で癒すわけです。

カマウさんの一人息子マーティンくんは、
しばらく我が家に泊まりこんでいたのですが、
そろそろママのためにも自分の家に戻らせようとしました。
しかし、普段泣かないマーティンくんは、
ママと一緒に家に残って私たちが出ていこうとしたとたんに泣きだしました。
そこで、まあ無理はさせない方が良い、
我が家で同い年くらいのノゾミやヒカリと一緒にわいわいしていることが慰めであるならそれも良し、
ということで、
まだしばらく我が家に泊まることを許可しました。

ママのジュリアナ先生の方は、
身内の女性が一人寝泊まりしており、
寂しくはありません。
ケニアでは、とくに女性は、
こういう悲しいときは一人よりも誰かと過ごした方が良いという考え方で、
みんなで寄り添い合います。
(私など、そういうときこそ一人で休みたいと思いそうです)

さて、前置きはこれくらいで。

カマウさんのことがあり、
1週間以上ナイロビに行けずにいましたが、
ようやく葬儀の翌々日の今日、
行ってきました。

明日金曜から月曜にかけて、
イースター(復活祭=イエス・キリストの死からの復活を記念して祝う祭り)を控え、
多くの人が仕事に一段落つけて田舎に帰省したりしようとしていたせいか、
ナイロビの交通渋滞はいつもよりも激しく、
ナマンガからナイロビまでたいてい3時間のところ、4時間近くかかりました。

ナイロビの街も、
祝祭前の喧騒で、ごったがえしていました。

ナイロビでの用事は2つ。
一つは、ケニアの永住権を得たことで、ケニアの永住権保持者用の身分証を申請すること。
もう一つは、パソコンとプリンターなどを購入すること。

まずは移民局へ。
身分証の申請はオンラインで行い、
支払いもオンラインでクレジットカードなどで行うのですが、
申請を完了させるためには、
オンライン手続きの紙を印刷したうえで、
それらを持ってナイロビの移民局まで出頭しなければなりません。

番号札を取って待ちます。
一人5分くらいかけていろいろチェックするので、
なかなか番が回って来ません。
何だか、オンラインになってから、
いろいろ複雑でわかりにくくなり、
サービスする側も受ける側も手数が増している感じです。
良いところは、
紙ではなくデータとして記録を残しやすいこと、
それから、
出来上がった時に連絡が来るので、
わざわざナイロビまで出来上がったかどうか訊きに来る必要がないこと。

幸い私は間違いなく前部の書類を持って来たので、
チェックもスムーズで、
間もなく指紋採取の部屋に呼ばれ、
自分の番になってからはあっという間でした。

約1か月後、
身分証ができあがり、
それを取得して、
ようやくケニア永住権が一段落します。

移民局を出て、
すぐにIT機器を売るお店へ。

日本の電化製品店に慣れているせいで、
どんなに大規模なお店でも小さく見えます。

キラキラでは、
ナマンガに電気が来る前は、
全ての書類を手書きで作成し、
手書きでコピーしながら、
事務作業などを行っていました。

2007に電気が来て、
2008にパソコン業務、インターネット業務ができるようになり、
パソコンで作成した書類を、
地元のネットカフェでプリントしたりコピーしたりできるようになりました。

その後、プリンターも購入し、
2013年には我が家も建設し、
全ての事務作業を一か所で行うことができるようになりました。

しかし、肝心のIT事務員は私のみ。
だんだん学校が大きくなるにつれて、
事務作業も多くなってきており、
近い将来事務作業を教職員たちに委ねていかねばと考えていたのです。

まずはラップトップ(ノートパソコン)。
見慣れた東芝やNECや富士通などはなく、
HPを購入しました。

次にプリンター。
今あるキャノンではインクカートリッジが高くつくことと、
インクカートリッジがナイロビでしか購入できず、
しかも、ナイロビでお店を回っても入手できないことも多く、
インクを最優先に選びました。
その結果、エプソンの、液体インクを交換する方式のものを購入しました。

あとは、マイクロソフト・オフィスのソフト、
マウス、ケーブル、用紙、他細かい品を購入。

終始、サービス業として十分訓練された、
フレンドリーな青年店員が一緒にいてくれて、
スムーズに買い物を終えることができました。

この日の買い物は計十二万シリング(十四万円)。

ナイロビ発ナマンガ行きのバス(マタトゥ)は、
交通渋滞でバスがみんな道中にいたせいか、
イースター前で乗客が多いせいか、
なかなか到着せず、
乗りたい人たちが待ちぼうけを食らいました。

「15時くらいになったら運賃が跳ね上がるだろう」
と言っていた人もいました。
市場原理ですから、
需要と供給のバランスによって、
公共交通機関の運賃もころころ変わるのです。

中国製組立式住宅の件、および、井戸の件が、
諸事情で滞ってはいますが、
この4月の休暇中には、
パソコンをまずジャシンタ先生や共同生活している青少年たちに指導したり、
カマウさんが乗っていたオートバイを我が家の青少年たちに練習させたり、
ノゾミとヒカリに日本語を教えたり日本の教科書を読ませたり、
それなりにやることが満載で忙しく過ごすことになりそうです。


相原 記


[PR]
by kjkirakira | 2017-04-13 23:24 | 現地で 全般・他