アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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体育会系のキラキラ

3月末の教職員会議では、
アレックス先生が体育についてプレゼンし、
それに関して各人が意見などを出し合い、
とても有意義な会となりました。

私としても、
体育はキラキラで最も力を入れたい分野です。

しかし、ケニアの学校では、
体育嫌いな先生方が多く、
さらに、試験の点数の競争も激しいために、
体育の授業をつぶして学科の補習を行うなどが日常茶飯で、
試験の出来る子ばかりが優遇され、
体育だけ出来る子が冷遇されるきらいにあり、
アフリカのこどもたちのせっかくの運動神経や体力が伸びず、
黄金の原石が磨かれずに腐ってしまっているのです。

しかし、体育はとても重要です。

ケニア人は体育で飯が食える!
頑張れば世界のトップ・マラソンランナーになれるのです。

実社会では体を使った職業ばかりです。

例えば医師、
頭脳労働というより肉体労働です。
睡眠時間を削りながら、
病院内をあちこち走り回り、
長時間におよぶ処置や手術に臨み、
常にチームワークで働く。

例えば建設職人、
ときには24時間労働になることも。

教師も例外ではありません。
あちこち動き回りながら児童と交流すればこそ、
よりきめ細かい指導ができるのです。

よく文系・理系と言いますが、
体育会系・文化会系で分けることもあり、
体育会系を好んで雇用する職場も多いです。
私もキラキラでは体育会系を好んで雇いたい。

パソコンで飯が食えるのは、
人類史の中でせいぜい100年くらいでしょう。
しかし、鋤や鎌や斧や鋸や金槌などでは、
人類史6000年間食いっぱぐれがありません。

プレゼンしてもらったアレックス先生は、
キラキラに雇われた際の最初の質問が、
「キラキラでは体育はするのか?」
ということでした。
「キラキラでは体育をするよ!」
という返答を得て、
アレックス先生の目は輝きました。
私も、そんな先生を雇うことができて心躍りました。

実際に、アレックス先生は、
積極的に児童たちに体育を指導してくれており、
そればかりでなく、
教室で学科を指導している時も、
お掃除などのお仕事を監督している時も、
フットワーク軽やかに児童たちを巡回してくれています。

キラキラの方針や、
アレックス先生などの頑張りもあり、
キラキラでは体育を頑張ることが定着してきています。

新参の先生方も、
頭では体育の重要性がわかっているようです。
あとは実践あるのみ。

そして、いちばん重要なのは、
キラキラが目指す大切な方向性、
つまり、弱い者にとって優しい学校でありたい、ということ。

児童全員が体育好きであるわけではありません。
体育が苦痛な子もいます。
休み時間に大多数がサッカーをしている傍らで、
砂いじりばかりしている子もいます。
みんなに身体を使う仕事をさせると、
できるだけ避けて怠けようとする子もいます。
そんな、少数の子にも十分に配慮しながら、
教職員の皆さんには体育の指導と実践を頑張って行ってほしいものです。

3月のお給料も一人一人に手渡しました。
中には、給料を受け取りながら、
「神様の祝福を!」と一言残していく先生もいます。

こうして無事に月末を迎えることができ、
感謝の気持ちでいっぱいです。

その場でキラキラ運営のマイクロファイナンス(小規模金融)に預金する先生もおり、
宵越しの金は持たないのが常だったかつてのアフリカとは見違えるほどに、
みなが計画的に人生を営んでいます。

日本では年度が変わりますね。
4月も、新年度も、
励まし合って頑張ってまいりましょう。


相原 記


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by kjkirakira | 2017-03-31 23:17 | 現地で 保育園+小学校