本校舎建設予定地の下見へ
2015年 02月 02日
2015も早2月。
予定していた小学校本校舎の建設がだいぶ遅れています。
遅れの理由の第一が、
私とジャシンタ園長兼校長の日常業務が
明らかに年々忙しくなっていること。
とくに、
年度末の11月と年度初めの1月は、
極めて忙しいだけではなく、
何が起こるか予想もつきにくいというストレスもあります。
小学校が開校した2014年1月もそうでしたが、
色々な面で新しいことづくめだったこの2015年1月も、
運営面での雑多な業務に追われていたのです。
そして、建設遅れの理由の第二が、
建設予定地までの距離です。
ただでさえ、
1時間や30分を惜しみながら働いている日常で、
6㎞離れた建設予定地との間を、
徒歩で気軽に何度も往復することはできません。
しかし、
1月の繁忙期を無事に乗り切って、
2月に突入した今、
自動車とバイクを確保し、
いつでも助っ人とともに予定地に行ける状態を整えました。
自動車はジャシンタ先生の弟のユスフくんの運転。
バイクはジャシンタ先生の弟のカマウくんの運転。
2月2日、ユスフくん運転の車で、
私とジャシンタ先生とカマウくんとで、
予定地の具体的な下見へ向かいました。
まずは下の図をご覧ください。
これは、行政が監理している土地区画の資料のコピーです。
下に左右に走るのがナマンガ(左)とナイロビ(右)をつなぐ幹線道路。
その道路に面して中央に3区画があります。
下にL字型、上にL字型、右に長方形。
下のL字の9エーカーと、上のL字の8エーカー、
合計17エーカーが私たちの土地です。
テレビ東京さんはこれを「17ヘクタール=東京ドーム何個分」と間違って伝えていましたが…。
ちなみに、1エーカー=0.4ヘクタール=40アール=4000平方メートル、です。
地図の上側は山になるので、
下から上にかけて、
所によっては急峻な、
所によっては緩やかな登り坂になります。
こちらは下の9エーカー。
こちらは上の8エーカー。
キラキラ小学校本校舎は、
この8エーカーの敷地内に建設する予定です。
その8エーカー=3.2ヘクタールですが、
ご覧のようにL字型なので、
角が6つあります。
測量士が来て土地を区画する際に、
これら6カ所に、
ビーコンと呼ばれる目印をセメントと鉄でつくったはずなのですが、
長年の風雨で地面の状態も変化するので、
一部確認不能になっていました。
しかも、測量士が描いた地図による距離も、
実際の距離とはかけ離れていることが判明しました。
それで、この日はとりあえずなが~い巻尺を使い、
男3人がかりで移動しながら、
だいたいの目安を確認するにとどめ、
後日、プロの測量士を呼び、
正確にこれら6カ所の位置を確定することにしました。
測量士の後は、
プロの設計士を呼び、
一緒に教室やトイレや調理場や職員室などの配置を考え、
正式に設計図を手配し、
行政の許可をいただく、
ということになります。
この間、カマウくんには、
敷地全体のの草刈りを進めてもらいます。
敷地を囲むフェンスを設置することが最初のステップになるので、
草刈りも周囲から始めます。
そして、行政の許可が下り次第、
トイレの穴を掘り始め、
校舎の基礎をしっかりと作図したうえで、
その基礎工事のための溝を掘り始めます。
フェンス用の杭や針金、
石レンガや砂や砂利など、
建材も徐々に購入していきます。
あとは、建築職人たちを大勢動員し、
一気に建てていくことになります。
しかし、こうやって書くのは簡単ですが、
一つ一つのプロセスには、
相当の手間と時間がかかります。
そして、この大事業が邪魔されずにスムーズに進むためには、
キラキラ保育園と小学校の日常がしっかりと軌道に乗り、
教職員も、保護者も、みなが自立している必要があります。
とにかく、大事業の幕開けです。
超多忙で体力も知力も忍耐力も総動員しながらの、
大変な数か月になることは必至ですが、
やはり、わくわくしますねぇ。
建設予定地(8エーカー)に向かう上り坂(9エーカーの敷地内)です。
上から、下の幹線道路と、
はるか向こうのキリマンジャロを臨みます。
肉眼ではうっすらとキリマンジャロの頂上の雪化粧が見えたのですが、
画像でははっきりしませんね。
出来上がりを楽しみに、
応援よろしくお願いいたします。
相原 記
予定していた小学校本校舎の建設がだいぶ遅れています。
遅れの理由の第一が、
私とジャシンタ園長兼校長の日常業務が
明らかに年々忙しくなっていること。
とくに、
年度末の11月と年度初めの1月は、
極めて忙しいだけではなく、
何が起こるか予想もつきにくいというストレスもあります。
小学校が開校した2014年1月もそうでしたが、
色々な面で新しいことづくめだったこの2015年1月も、
運営面での雑多な業務に追われていたのです。
そして、建設遅れの理由の第二が、
建設予定地までの距離です。
ただでさえ、
1時間や30分を惜しみながら働いている日常で、
6㎞離れた建設予定地との間を、
徒歩で気軽に何度も往復することはできません。
しかし、
1月の繁忙期を無事に乗り切って、
2月に突入した今、
自動車とバイクを確保し、
いつでも助っ人とともに予定地に行ける状態を整えました。
自動車はジャシンタ先生の弟のユスフくんの運転。
バイクはジャシンタ先生の弟のカマウくんの運転。
2月2日、ユスフくん運転の車で、
私とジャシンタ先生とカマウくんとで、
予定地の具体的な下見へ向かいました。
まずは下の図をご覧ください。
これは、行政が監理している土地区画の資料のコピーです。
下に左右に走るのがナマンガ(左)とナイロビ(右)をつなぐ幹線道路。
その道路に面して中央に3区画があります。
下にL字型、上にL字型、右に長方形。
下のL字の9エーカーと、上のL字の8エーカー、
合計17エーカーが私たちの土地です。
テレビ東京さんはこれを「17ヘクタール=東京ドーム何個分」と間違って伝えていましたが…。
ちなみに、1エーカー=0.4ヘクタール=40アール=4000平方メートル、です。
地図の上側は山になるので、
下から上にかけて、
所によっては急峻な、
所によっては緩やかな登り坂になります。
こちらは下の9エーカー。
こちらは上の8エーカー。
キラキラ小学校本校舎は、
この8エーカーの敷地内に建設する予定です。
その8エーカー=3.2ヘクタールですが、
ご覧のようにL字型なので、
角が6つあります。
測量士が来て土地を区画する際に、
これら6カ所に、
ビーコンと呼ばれる目印をセメントと鉄でつくったはずなのですが、
長年の風雨で地面の状態も変化するので、
一部確認不能になっていました。
しかも、測量士が描いた地図による距離も、
実際の距離とはかけ離れていることが判明しました。
それで、この日はとりあえずなが~い巻尺を使い、
男3人がかりで移動しながら、
だいたいの目安を確認するにとどめ、
後日、プロの測量士を呼び、
正確にこれら6カ所の位置を確定することにしました。
測量士の後は、
プロの設計士を呼び、
一緒に教室やトイレや調理場や職員室などの配置を考え、
正式に設計図を手配し、
行政の許可をいただく、
ということになります。
この間、カマウくんには、
敷地全体のの草刈りを進めてもらいます。
敷地を囲むフェンスを設置することが最初のステップになるので、
草刈りも周囲から始めます。
そして、行政の許可が下り次第、
トイレの穴を掘り始め、
校舎の基礎をしっかりと作図したうえで、
その基礎工事のための溝を掘り始めます。
フェンス用の杭や針金、
石レンガや砂や砂利など、
建材も徐々に購入していきます。
あとは、建築職人たちを大勢動員し、
一気に建てていくことになります。
しかし、こうやって書くのは簡単ですが、
一つ一つのプロセスには、
相当の手間と時間がかかります。
そして、この大事業が邪魔されずにスムーズに進むためには、
キラキラ保育園と小学校の日常がしっかりと軌道に乗り、
教職員も、保護者も、みなが自立している必要があります。
とにかく、大事業の幕開けです。
超多忙で体力も知力も忍耐力も総動員しながらの、
大変な数か月になることは必至ですが、
やはり、わくわくしますねぇ。
建設予定地(8エーカー)に向かう上り坂(9エーカーの敷地内)です。
上から、下の幹線道路と、
はるか向こうのキリマンジャロを臨みます。
肉眼ではうっすらとキリマンジャロの頂上の雪化粧が見えたのですが、
画像でははっきりしませんね。
出来上がりを楽しみに、
応援よろしくお願いいたします。
相原 記
by kjkirakira
| 2015-02-02 19:16
| ブログ 現地キラキラ