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アフリカでのこども支援「キラキラ」+それを日本で後援「キラキラを支える会」


by kjkirakira

新1年生とともに補習教室

今年に入って2回目の土曜補習教室。

キラキラ小学校1年生たちに、
「厳しい補習教室だけど、覚悟があるならお出で」
と予め声をかけていたため、
案の定、たくさんの新1年生たちが訪れました。

しかし、早速たくさんのこどもたちを家に帰すことになりました。
あいさつしない子、
何か言われても返事をしない子、
外遊び用のボールを教室内に持ち込む子、
水を持ってこない子、
ノートを持ってこない子、
対象者(キラキラ出身またはキラキラ在籍の小学1年生以上)以外の子、
遅刻した子、
昨年全く現れず、突然降って湧いたように出現した子、
など。

本当は、来る子を全員フリーハンドで受け入れて、
和気あいあいと笑いながらするのも良いのですが、
キラキラ補習教室は、一定の厳しさと覚悟が必要なものとして、
その意義を確立しつつあるのです。

容赦なく家に帰すのは、ある意味テストのようなもの。
これでもか、これでもかというくらいの根性と愛情で、
しつこくキラキラにすがりついて来るかどうかを試すのです。

その結果として、
ジョゴー、ペトロ、ブルノ、
ナイス、カレチェ、マギダ、
アビナセ、サナイペイ、エバリン、
マンデラ、マリア、
といった精鋭たちが生まれたのです。

一度くらい家に帰されるのは序の口なのです。

というわけで、
無事に初参加を認められた新1年生7人と、
常連の9人と、
計16人で、
今年2回目の土曜補習教室を開催しました。

ついこの間に親が離婚し、引っ越して、
先週来なかったナイスとアビナセが、
普通にやって来て、私もほっとしました。

1時間目。
いつもの暗記事項をさせつつ、
要所要所の礼儀をチェックします。
暗記事項をクリアしたら、
算数の問題を解かせます。

休み時間には、キラキラで初めて遭遇したブランコで、
変わりばんこに揺られて楽しみます。

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休み時間の終わりには、校庭の端から端まで走ってもらいました。
ゆっくりでもいいから歩かずに走りぬくよう声をかけました。

2時間目は、折り紙で首飾りをつくりました。
昨年、キラキラ保育園で、
お誕生会でみんなもらっていた首飾りが、
実は補習教室の先輩たちの手作りだったことを知り、
新1年生たちはとても嬉しそう。
すぐに慣れて、手早くせっせとつないでいきます。

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補習教室の給食配膳時の整列は、
毎回恒例の年齢順。
誕生年、誕生月により、並ぶ順番が決まるのです。
ケニアでは小学校のうちから留年があるので、
必ずしも学年順ではないのが面白いところです。

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給食を食べ始める前に、
私のお皿から、みんなに少しずつ分けてあげるのが恒例です。
「たくさん食って大きくなれよ」という祈りが込められます。

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食後はお掃除タイム。
4つのトイレを、
4人がそれぞれ一つずつ担当して掃除します。
トイレ掃除をすることで、
人間へりくだって謙虚になるものなのです。

教室は2人に掃かせます。
大人が期待する以上に、
隅から隅まできちんと掃こうとするので、
結構時間がかかります。

保育園児たちは、
「教室の奥から徐々にドアに向かって掃き出す」
という一定の法則がわからず、
やみくもに掃いてばかりなのですが、
さすがに1年生くらいになると、
言われなくてもしっかりやってくれます。

最後にもう一度、
あいさつをきちんとすること、
何か言われたら「ありがとう」「ごめんなさい」「わかりました」など
相応の返事をすること、
時と場所をわきまえて遊ぶことなどを再確認し、
「来週土曜にまた会えたら会おうね」と解散しました。


K.A.記


by kjkirakira | 2014-01-18 22:17 | ブログ 現地キラキラ