アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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2014年度始業準備

キラキラ保育園および小学校の、
新年度始業が刻々と近付いています。

毎日のように、街を歩いていると、
保育園の入園手続きのことを訊かれ、
家にいても、ひっきりなしに、
保育園の入園のことを尋ねに誰かがやって来るという状態。

この度キラキラ保育園を卒園した児童たちは、
ほとんど全員がキラキラ小学校への進学を決めています。
その中で、2人だけが、地元の公立AIC小学校への進学を選びました。
レマイヤンくんとマーガレットさんです。

お兄さんやお姉さんがAICに通っている世帯の場合、
その弟妹はほぼ無料同然でAICに通えるという決まり(通例)があるからです。
それでも、家族ぐるみで、心の中ではキラキラをこよなく愛する人たちです。

この度、レマイヤンくんとマーガレットさんのために、
AIC小学校の制服を2着ずつつくって、寄贈しました。

レマイヤンくんのママ(左)と、メムシさん(キラキラ新1年生)のママです。

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マーガレットさんの従兄のレシールくん(キラキラ保育園2008年卒)

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さて、今日の主題は先生方の雇用です。

小学校新1年生たちの顔ぶれが確定し、
保育園の年度末を終えた11月の末。
とりあえずそれまでのスタッフたち全員が翌年も残留することに決まり、
次はいよいよ新スタッフの雇用という段階になりました。

2013年の9月頭、セシリア先生が急に退職した後、
教員免許がある人を雇用したかったのですが、
残念ながら就職希望して雇用待ちの人たちの中には見当たらず、
高校を卒業したばかりでフレッシュ、男性、
という理由で、パトリックさんとブライアンさんを雇用したのです。

しかし、その直後から、どうしたことか、
続々と就職希望者が殺到し、
教員免許がある人もない人も、新卒者も経験者も含め、
キラキラからの召還を待つ行列ができたのでした。

就職希望者の皆さんからの申請書類です。

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12月、召還し雇用するべき人を数名に絞って、
電話をかけ始めました。

12月は年末の休暇シーズンですから、
多くの人はナマンガにおらず、実家などに帰省していました。
「今ちょっと事情があって忙しいので、ナマンガに着いたら電話する」
「給料がこれくらい欲しい」
などといったこたえをした人があった中で、
ポウリーンさんのこたえ方がひときわ心を捉えました。
「職?はい、欲しいです!給料の金額にはこだわりません」

その数日後の12月24日、ポウリーンさんを呼んで、
じっくりと仕事内容などを説明したうえで、
同意書にサインしてもらい、
キラキラ小学校教師第一号が誕生しました。

ポウリーン先生は、
新1年生アルフォンスくんの親戚にあたり、
ケニアのカンバランドのムインギ(Candoが活動しているところ)出身で、
いろいろな職の経験を経た後、教員養成学校に通い、卒業し、
免許を取得し、職を探していたところだったのです。
教師としての経験はなく、キラキラ小学校が最初の舞台になります。
新設のキラキラ小学校をつくっていくという責任と喜びを、
ともに担っていくということも理解していただきました。

ポウリーン先生の雇用が決まり、
ほっと一息。

しかし、他の人たちが少々難航しました。

「給料がこれくらい欲しい」とこたえていた人は、
その後、電話をかけると、聴こえにくかったのか早とちりして、
「ごせん!?そんな金額じゃ働けないよ!」
と、少々礼儀を欠いたこたえが返って来ました。
「ごせん」なんて、こちらは一言も言っていないのに、
きっと頭の中は給料の金額のことでいっぱいだったのでしょう。
その後、「ろくせんにしたけど来るか?」と尋ねるつもりで、
何度も何度も電話をかけるも、
電話の問題か、本人の問題かでつながらず。
結局1月1日の夜まで待って、
この人を候補から却下することにしました。

「今ちょっと事情があって忙しいので、ナマンガに着いたら電話する」
とこたえていた人も、
1月1日夜まで待って、何の連絡もなかったので、
こちらからSMS(携帯電話のメッセージ)で、
「ずっとあなたを待っていたのですが、既に他の人を雇うことに決めました。」
と伝えてお断りしました。
そのSMSの直後、その人からの電話が鳴ったのですが、
無視させていただきました。
一方的に、「電話するよ」と言って3週間も放置しておいた人ですから、
こちらもそれに相応する対応をするのは当然のことです。

そして、1月2日、新たにターゲットを絞って、
電話をかけ始めました。

期待していたある人は、
「こどもを産んだばかりでまだ育児が忙しくて働ける状態ではない」
とのことで、断念しました。

そして、次の人に電話をかけました。
幼稚園教師の免許を持つ人です。
「ぜひ雇用してほしい!でも、今すぐにナマンガに来られない」
とのことで、
給料の金額だけ口頭で伝え、
あとは本人がナマンガにやって来てから正式に雇用することにしました。
こういったケースでは、
「来る」と言いながら何の連絡もなしにすっぽかすこともよくあります。
(教師としてというよりも、社会人としての資質の問題ですね)
そんな事態も想定し、
いつでも次の候補者へ電話をかけて召還できるように、
心の準備はしっかりしてあります。

それから、かつてのキラキラ保育園の事務担当で、
精神的な病のために離職していたギタウ先生が、
治って状態が安定しているという話を聞きました。
呼んで話を聞いてみると、確かにしっかりしており、
キラキラへの再召喚・再就職を喜んでいました。
小学校教員免許を有し、男性で、礼儀正しい彼は、
この上ない適役なのです。

混線していた雇用問題も、これでようやく片付いて、
2014年度を安定して始動できそうという光が見えてきました。


そして、1月4日朝9時、
全スタッフが小学校の教室に集合。
誰一人として遅刻者はおらず、
幸先良い感じでした。

2014年度開始のスタッフ編成は次の通り。
保育園園長+小学校校長 ジャシンタ先生
保育園副園長+小学校副校長 ギタウ先生
小学校教師 ポウリーン先生
小学校教師 パトリック先生
小学校調理人 ジュリアナ先生
保育園教師 ケジア先生
保育園教師 ブライアン先生
保育園教師 ロイス先生
保育園調理人 ジョイス先生
男の先生が私の他に3人、教員免許所有者が4人、
30代4人+20代5人、旧メンバー7人+新メンバー2人と、
それなりに充実しています。
これでうまく回転すれば、
かなり安定した運営ができそうです。

スタッフの皆さんで小学校校舎の大掃除をしている間、
私が傍らでスタッフ一人一人を呼んで、
細かい事項の確認を進めます。
今年度の同意書にもサインを求めます。

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皆さんのサインが集まりました。

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小学校の大掃除を終え、
みんなで保育園に移動です。
保育園の大掃除と、
翌週月曜の入園手続きのための準備をしました。
フェンス越しに、
入園面談のことを尋ねて来る人もいれば、
期待をこめて話しかけて来る人もいます。

一見ぼろぼろな建物と敷地の保育園ですが、
(ミヤネ屋のディレクターいわく「手造り感のある建物」)
多くのナマンガの人たちの心を魅了する保育園となり、
責任重大です。

新約聖書・マタイ9章37~38節、
主イエス・キリストはこう言って祈りに向かいます。
「収穫は多いが、働き手が少ない。
だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」
その祈りの後で、十二弟子を任命し、
組織的な弟子訓練と宣教を開始したのです。

キラキラにとって、雇用問題は10年前も、今も、そしてこれからも、
私たちの前に立ちはだかって来ることでしょう。
今回私も1か月間毎日このことで祈っていました。
これからも、最高のスタッフとチームを確保するべく、
祈り、行動してまいりたいと思います。


K.A.記


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by kjkirakira | 2014-01-04 23:52 | 現地で 小学校