アフリカでのこども支援 「キラキラ・プロジェクト」 + それを日本で後援  「キラキラを支える会」


by kjkirakira
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キラキラ小学校入学手続き~1日目

待ちに待ったこの日、2013年11月18日(月)、
キラキラ小学校入学手続きの初日を迎えました。

初日はキラキラ保育園の在園児たちが対象。
事前の調査では、何と44名がキラキラを進路として選択。
(キラキラ以外の小学校への進学希望者はたったの4名)

全てを準備して、保護者の皆さんの到着を待ちます。
しかし、何故か出足が不調。
ようやく一番目にンドゥラ君のおばさんが8:30に登場。
開始予定の9:00までに到着したのは、何とたったの4人だけ!

せっかく喜びで迎えたこの朝でしたが、
保護者の皆さんの遅刻によって、
気分を害してしまいました。
でも、初めてのこととあって、
先生たちも、保護者達も、
情報を完全に把握できていなかったようです。
とりあえず9:15まで待つことに。

9:15、保育園のジョイス先生とパトリック先生が、
キラキラ小学校進学希望の園児たちを連れて到着。
同時に、保護者の受け付けも締め切り、
ジョイス先生に、遅れてきた保護者たちを待って、
帰らせるように指示。
結局11人くらいの遅刻保護者たちが帰ることに。

収集した入学金などの計算を終えて、
9:30、コーディネーターの私からの説明会。

初めに、遅刻に対する厳しい言葉。
「キラキラの良い所は、時間に正確なこと。
そんなキラキラを、皆さんは好んで、
息子や娘を通わせており、
さらには小学校にも息子や娘を託す決意をした。
なのに、皆さんは、
キラキラ小学校の良さを促進するのではなく、
壊しにやって来たのですか?
キラキラのオリジナル保護者の皆さんが、
後日入学手続する部外者の保護者たちの、
良い見本にならなければならないのに。」
保護者の皆さん、素直に非を認め、謝ってくれました。

気を取り直して、和やかなムードで、
説明会を改めて開始です。

キラキラ小学校の朝の門限は7:30、
下校は15:00または16:00。

校内の責任はスタッフが負うが、
校外の責任は100%保護者が負う。

勝手な食べ物や飲み物などの持参禁止、
おもちゃなどの持参禁止、
ノート、鉛筆、消しゴム、
その他の必需品は自分で用意すること。

入学金は500シリング(600円)。
各学期の支払いは2000シリング(2400円)、
つまり、年間6000シリング(7200円)、
これは、各学期の初日に払うこと!

制服は、学校を通してオーダーメードする場合、
男子のシャツは200シリング、
男子の半ズボンは200シリング。
女子のブラウスは200シリング、
女子のジャンパースカートは250シリング、
女子のスカートの内側にはくズボンは150シリング。
ジャンパースカートのデザインは、
この日に集まった保護者に相談してもらい、
公立ナマンガ小学校と同じ型にすることに決定。
靴下の長さの問題が出たのですが、
1月末に開催するPTA会合で決定することに。

キラキラ小学校の校舎建築資金収集のための募金について。
いくらいくら出す、という「口約束」だけで、
まだ出していない人たちのこと、
建築は10年がかりの大事業であり、
1回きりで終わりではないこと、
お金だけでなく、
校庭に何かを栽培するとか、
何かの修理に来てくれるとか、
奉仕活動での参加の勧めなどを語りました。

保育園で義務付けして恒例となっている、
朝夕の送り迎えをどうするか、
皆さんの意見を仰ぎました。
小学校1年生からはもう自分で登下校できるのですが、
キラキラ小学校(仮校舎)は、
アンボセリ・ロードという幹線道路と、
建築中の大きなバイパス道路に面しており、
しかも、その道路建築は1月いっぱい続くらしいことが懸念材料です。
皆さんと意見交換し、
朝は誰か家の者が必ず送って来ること、
夕方は先生たちが引率し、
1年生たちがしっかり道路を横断するのを見届けて、
あとは自分たちで下校させる、
その後のことは1月末に開催予定のPTA会合で改めて検討する、
ということで穏やかに決まりました。

保護者の皆さんへの説明会を終え、
待っている間に入学申請書を記入してもらいました。
しかし、ケニアではまだまだ読み書きできない大人がたくさんいます。
この日に手続きした23人中、半分くらいの保護者だけが、
どうにかこうにか申請書を記入することができました。

こどもたちを教室に集め、
簡単な筆記試験です。
ケニアの小学校では、
公立でも私立でも、筆記の入学試験が恒例となっています。
キラキラ小学校では、この悪習は極力排除していきたいのですが、
何を書いていいのかわからない、
親や先生がそばについていないと何もできない、といった、
極端な例に対しては、さすがに入学を許可しかねます。
それと、後日やって来る部外者のこどもたちと、
キラキラ保育園卒のこどもたちとの比較・評価も必要です。
黒板に書かれた本日の日付を書き写し、
自分の名前をフルネームで書き、
アルファベットと、20までの数字と、
a e i o u と ba be bi bo bu、
ただそれだけ。
キラキラの卒園児たちは、
あっという間にきれいに書き終えました。

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その後、親子を一組ずつ職員室に呼んで、
入学申請書に記入するこどもと家庭の情報の確認と、
簡単な親子面接です。
慣れ親しんだキラキラの親子たちなので、
スムーズに事が運ぶのですが、
慣れ合いは厳禁であり、
必要書類などはしっかりとチェックしていきます。
終わった保護者から、自由に帰ってもらいます。

23組の親子との面談を13:00頃に終えて、
こどもたちは全員ジョイス先生に引率されて、
キラキラ保育園の方に戻って行きました。
みんな、ちょっと遅い昼食にありつくのです。

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私の面談業務が終わるのを外で待っていたのは、
あの特別支援生徒のスコラでした。
先日セコンダリー校の卒業試験を終えて、
卒業証書を授与され、
ナマンガに戻って来たばかり。
卒業試験の結果が出る1月末に再会することに。
試験の結果いかんで、その後どうするか、
就職するのか、専門学校に行くのか、大学に行くのか、
何らかの支援団体の奨学金の対象として選ばれるのか、
方向性が決まって来ます。

3日間連続で行う小学校入学手続きの、
2日目の明日は、
かつてキラキラ保育園を卒園し、
現在地元の小学校に在籍していて、
留年してでもキラキラ小学校1年生として出直すという、
堅い決心をした親子たちが対象です。
同時に、初日に遅刻して手続きができなかった親子たちも、
2日目にチャンスが与えられています。
明日も良い日にいたしましょう。

キラキラ現地コーディネーター
相原功志 記


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by kjkirakira | 2013-11-18 23:35 | 現地で 小学校