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アフリカでのこども支援「キラキラ」+それを日本で後援「キラキラを支える会」


by kjkirakira

新津福音キリスト教会★20120511-13

5月の半ば、8日間ほど新潟に出かけて来ました。
新潟は、私が大学生活+社会人生活を9年半ほど送った土地です。


まず、新津福音キリスト教会について書きましょう。

新津福音キリスト教会
http://niitsu.moo.jp/

新津は、新潟駅から在来線で20分くらい東京方面に戻ったところ。
昔から有名な「鉄道と石油の町」。
かつての「新津市」も、
平成の大合併で新潟市秋葉区の一部となってしまいました。

学生当時、家庭教師をしに通ったこともあります。
また、就職活動の一環として、新津の施設に何度も足を運んだこともあります。

その新津に、クリスチャンの友人がいました。
当時はクリスチャンでなかった私も、
その友人とは長いおつきあいをさせていただいていました。

その友人の関係で、
2007、ジャシンタとともに新津福音キリスト教会を訪問し、
礼拝に参加したり、
講演をさせていただいたり、
食事に招いていただいたり、
教会のみなさんと親しくさせていただいていました。

その後、ある意味予想通り?私自身もクリスチャンとなり、
キラキラの活動も、
単なる偶然やタイミングでもなく、
単に私たちが努力したからというのではなく、
単に日本の支援者が得られたからというのでもなく、
主なる神様の恩恵によってさせていただいていると感じて、信じて、行っています。

**

2012年5月11日(金)

新潟駅で、新津行の電車を待つ

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5月だというのに冬のように底冷えする日の午後、
大きな荷物を抱えながら、
同じ車両に乗り合わせた地元の人たちに温かく話しかけられながら、
ジャシンタと望と光とともに、新津駅に降り立ちました。

宿泊は教会の施設。
フロア全体貸切状態で、お風呂もトイレもあり、至れり尽くせりです。

早速この日の晩、ケニア的食事会が催されることになっています。
といっても、完全なケニア料理ではなく、
適度に日本食も併せたメニューです。

あの友人が描いた食事会ポスター

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ケニア的ミルクティーをつくるために、
牛乳をたくさん買います。
新津のウオロクは大規模で、
駐車場は東京ドーム何個分なんだろっか?

午後4時、
教会の炊事場での作業がすでに始まっています。
多くの教会員の皆さんが、
すでにエプロン姿で忙しく働いていらっしゃいます。

そして、ジャシンタの出番です。
ケニアのスーパーで買ってきたトウモロコシの粉を使って、
ウガリをつくるのです。
ウガリは東アフリカの主食に相当し、
腹持ちが良く、力が出るので、
アフリカの人たちに重宝されています。

沸騰するくらい熱したお湯に、
ウガリの粉を入れていきます。
ジャシンタが最初にかき混ぜてお膳立てをします。
適度にかたくこねこねしてきたところで、
助っ人の男性陣にバトンタッチです。
力づくで、鍋の中のウガリをこねます。
「うわっ、こりゃ、大変だ」
と言いながら、皆さんこねます。

ウガリ、ケニア的ミルクティー、アフリカ的コーヒー(アフリカフェ)の準備が整いました。

食事会の時間になり、
あの友人とも、多くの教会員の皆さんとも、
私にとっては2年ぶり、ジャシンタにとっては5年ぶりの再会です。
望は早速、小学生のお姉ちゃんたちと打ち解けて遊んでいます。

ミルクティーが大好評。
ウガリも皆さん面白そうに食べていらっしゃいました。

とくにジャシンタが、ウガリを懐かしがって、人一倍食べていました。
私にとっては、単なる「食べられる白いかたまり」に過ぎないウガリでも、
ジャシンタにとっては、ふるさとの味、おふくろの味なのでしょうね。

ウガリも良かったのですが、
それに添えるおかずとして教会員の皆さんが作ってくださった、
鶏肉のトマトソース煮込みが圧巻でした。
まさにウガリにぴったりで、ケニア的でもあり、絶妙でした。

ここで、望(じゃっかん2歳11か月)による名言(迷言)
「ねぇ、お父さん、どうして私たちは歓迎を受けているの?」

**

2012年5月12日(土)

お昼ご飯は教会の主任牧師のご自宅に招待です。

その後、14:30~16:30は、
教会の小学生たちが集う、AWANA CLUBに参加です。

いろいろなゲームで体を動かしながら規律を学び、
聖書の御言葉を暗記したりしながら勉強もし、
歌を歌ったり、いろいろな話をしたり、
Approved Workers Are Not Ashamed
つまり、「主なる神に認められた働き手は、恥を見ることがない」
そんなしっかりした働き手になることを目標にしています。

日本の小学校だと、
同じクラスにクリスチャンの子はいない場合が多く、
同じ学年にもう一人いるかいないか、といった程度です。

一方、ケニアの縮図であるキラキラ保育園児100人では、
クリスチャンが85人、
イスラム教徒が15人。
・・・そんな話をしました。

その後、夕方は、
教会のユース(青少年)の集まりに招待です。
食事もあります。
私たちの大好物ロールケーキもありました。

小中高生と、数人の大人と、
和気あいあいと食べながら話したり、
真剣に生き方などを語り合ったりしました。

それにしても寒い寒い。
暖房を入れて部屋を温めてから、
毛布にくるまって就寝です。

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2012年5月13日(日)

私もジャシンタもスーツを着込みます。

礼拝に出かける前に、
炊事場でウガリをつくります。
前々日に来られなかった人たちにも、
少しでもウガリを味わってほしいという願いからです。

礼拝は、100人以上が出席する大きなもの。
幼な子を連れているので、いちばん後ろの席に腰かけます。
"There shall be showers of blessing"という、
ケニアでも良く歌う讃美歌が出て来ました。

礼拝風景

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礼拝での牧師による「説教」とは別に、
「証」として、私がしゃべることになっていました。
予め用意した原稿をもとに、10分間ほど、
ケニアでの信仰生活についてお話しさせていただきました。

礼拝後は、また食事会です。
「また」と言っても、
毎週日曜の礼拝後に行っているいつもの食事会です。

この食事会に引き続き、キラキラの講演です。
講演の主題は、主の訓戒によってこどもたちを保育・教育する、ということです。

キラキラの運営も、園児たちの指導も、
下手をすると私たちの自己満足、ひとりよがりになってしまう危険性があります。
つまり、「教育はこうあるべきだ」という固定概念が先走りして、
自信過剰になり、理想的な教育の在り方から遠ざかってしまうのです。
それを予防するものとして、
もちろん国の教育法やガイドラインがありますが、
全てを貫くガイドラインとして、
神様の視点に立ち、神様のやり方に乗っ取って行うことが大切です。

講演の後は、東アフリカの民芸品の販売です。
皆さん適度に買ってくださいます。
2年ごとの一時帰国の度に、感謝しています。

一段落して、
ちょっとだけ休憩。

教会員の方のご自宅で行う集会に招かれており、
夕方5時にはお迎えがやって来ました。

そこでもお食事、そして歓談、さらには真剣に信仰生活の話。
傍らで、望と光はそのお宅のお子さんたちと仲良くおもちゃ遊び。

**

2012年5月14日(月)

牧師先生が車で新潟市街まで送ってくださるとのことで、
あの友人も便乗して、しばしドライブ。


以上、
3泊4日の新津福音キリスト教会。
大忙しで、
朝食以外は全て何かしらの食事接待で、
緊張感を伴うシーンが続き、
冬の寒さで体も縮こまる中、
体調も崩すことなく、全ての予定をこなすことができました。

主なる神様の導きと守りに感謝いたします。


K.A.記
by kjkirakira | 2012-08-15 21:18 | ブログ 日本キラキラ