6月12~13日、アフリカンフェスタ2010
2010年 08月 17日
2回に分けて忙しく新潟方面に遠征し、さいたまに戻って来ました。
日本でアフリカに携わる者としては最大のイベント、
アフリカンフェスタ2010がやって来ました。
アフリカンフェスタは、
外務省の主催で、毎年5月下旬の土日に開催されています。
しかし、今年はワールドカップ南アフリカ大会の開催に合わせ、
アフリカ熱が高まって来ているであろう6月中旬に開催されました。
毎年、NGO(支援や交流の会など)が60団体、
それ以外にアフリカ各国の大使館などが出展して、
テントに軒を連ねます。
ステージでは歌・ダンス・ファッションショー・トークショーなどが催され、
特設テントでは太鼓の体験ワークショップなどの特別企画が盛りだくさん。
私自身が初めてアフリカンフェスタを見に行ったのは2003年の5月。
キ・アフリカのブース(テントの出店)で販売を手伝ったり、
すべてのNGOブースを巡回して情報収集したり、
貪欲に動き回ったものです。
その後、ケニアでキラキラが立ち上がり、
一時帰国してキラキラを支える会が立ち上がった2005の際には、
キ・アフリカの軒先を借りて、キラキラのちらしを配ったりしたものです。
キラキラとして、アフリカンフェスタに初出展したのは2007。
ジャシンタを伴っての来日に合わせ、出展書類をそろえ、チャンスをゲットしたのでした。
この「出展書類」というのは、
定款・役員名簿・活動報告書・会計報告書・団体紹介資料の5点です。
これら5点の書類によって、
外務省に認知されるだけの活動を計画的・持続的に行っていることを証明するわけですから、
2007にようやく「キラキラを支える会」が軌道に乗ったということで、
記念すべき出来事でした。
キラキラを支える会の初期、
つまり2005~2007を支え、築いてくださった方々、
この場を借りて、再度、再再度、御礼申し上げます。
2007にキラキラとして初出展したときは、
マサイの衣装に身を包んだジャシンタがお客さんを引き付け、
絶えず記念写真のリクエスト。
よく観光地で民族衣装を着ているケニア人が、
写真1枚いくらと言ってお金を取る気持ちがよくわかります。
(このときジャシンタは無料で奉仕しました)
その後、インターネットで検索を繰り返すたびに、
この時のジャシンタの画像を貼っているブログが数多くヒットしました。
さて、2007まで東京日比谷公園開催だった当イベントも、
2008より横浜赤レンガ広場へ移動します。
その引越しを転機に、売上額がぐっと増えました。
赤レンガ広場の開放的な雰囲気の中で、
アフリカンフェスタ目的以外の一般観光客や家族連れも来場し、
人出も忙しさも売り上げも、
そうとは気づく間もなく増えていた、という感じでした。
しかし、キラキラを支える会の経済的な発展とは裏腹に、
こうしたイベントでのボランティア不足が、
徐々に危機的になりつつありました。
民芸品の販売員として2人はぎりぎりラインです。
その、2人という状態の時が何度もありました。
そうして2008、2009と出展し、
今回の2010がやって来たのです。
今回は、ボランティアとしてぜひ新しい人たちを獲得して、
今後に役立てたい。
そんな思いで、5月のさいたま国際友好フェア以来、
キラキラ運営陣たちの間で案を出し合って来ました。
その一手として、mixiで堂々とネット公募することにしたのです。
気合を入れて、練りに練った文章を画像付きで公開しました。
☆☆
国際協力の団体というと、
ボランティアがうじゃうじゃいるというイメージが強いです。
とくに、何とかフェスタといったイベントに行くと、
ただでさえ人がたくさんいるので、
自分の出る幕はないなと思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。
しかし、実際の現場では、小さい団体になればなるほど、
ボランティア不足にあえいでいるのです。
☆☆
そんな感じの文章を載せると、次々と来る反応!
そんな反応一つ一つに対し、
遠征中、名古屋のビジネスホテルから、新潟のT先生宅から、
せっせせっせと返信していきました。
60近い反応があったうち、
1日目にはSさん、Mさん、Hさん、
2日目にはHさん、Hさん、
販売ボランティアとして来てくださいました。
お客さんとして来てくださった人も何人かいらっしゃいました。
一方で、ボランティアしたくてチャンスを探している人がいる。
一方で、ボランティアが足らなくて大変なところがある。
mixiさまさまでした。
ネットの付き合いも、活用の仕方によっては、
このように生き生きとしてくるものですねぇ。
そうした新しい力を得て、
キラキラ常連のFさん、Wさん、Iさん、Hさん、そして私も、
余裕を持ちながら大いに楽しめました。
mixi仲間Nさん、初めてお会いできて良かったぁ。
Nさんのだんなさま(アフリカ出身の方)が
キラキラでギニェラ(古いタイヤを利用して作ったサンダル)を買ってくださり、
その1か月後にNさん夫妻と再び会ったときに、
そのサンダルを履いていてくれて、嬉しかったです。
毎回、アフリカンフェスタでは、
多くの知人・キラキラ会員の方々が顔を見せてくれます。
ここではいちいち紹介しませんが、
この場を借りて、皆さま、お会いできてうれしかったです。
また、2007にジャシンタの写真を撮ったのだが、
その後詳細を失くして忘れてしまい、
どこの団体かわからなくなってしまっていたが、
今回キラキラのブースをふらりと訪ねつつ、
あ、あの時の!と思い出してくださったマダムもおりました。
5月のさいたま国際友好フェア同様、
不景気のあおりでお客さんの財布のひもがかたい感じはありましたが、
値下げしてたくさん売る方針で頑張ったおかげで、
売り上げは過去最高に達しました。
もちろん、利益はさほどではないため、デフレスパイラルを免れませんが。
今回も、フェスタの搬入には私の両親にお世話になり、ありがとうございました。
また、品物の一部はFさんに搬入していただき、ありがとうございました。
画像は2日目開店時のキラキラ・ブース
1日目の打ち上げは、内輪だけで桜木町駅そばのお店。
2日目の打ち上げは、例年のようにキ・アフリカとサイディアフラハと一緒に、
JICAの研修所の食堂にて。
健闘を祝し、次回の再会を約束しました。
国際協力とは名ばかりで実は非常に狭い付き合いの会にならないよう、
ネットも含めて使えるものは使えるだけ使って、
広い交流を心がけていきましょう!
2日間とも、梅雨の心配を裏腹によく晴れて、
気持ちの良いアフリカンフェスタ2010でした。
相原功志 記
日本でアフリカに携わる者としては最大のイベント、
アフリカンフェスタ2010がやって来ました。
アフリカンフェスタは、
外務省の主催で、毎年5月下旬の土日に開催されています。
しかし、今年はワールドカップ南アフリカ大会の開催に合わせ、
アフリカ熱が高まって来ているであろう6月中旬に開催されました。
毎年、NGO(支援や交流の会など)が60団体、
それ以外にアフリカ各国の大使館などが出展して、
テントに軒を連ねます。
ステージでは歌・ダンス・ファッションショー・トークショーなどが催され、
特設テントでは太鼓の体験ワークショップなどの特別企画が盛りだくさん。
私自身が初めてアフリカンフェスタを見に行ったのは2003年の5月。
キ・アフリカのブース(テントの出店)で販売を手伝ったり、
すべてのNGOブースを巡回して情報収集したり、
貪欲に動き回ったものです。
その後、ケニアでキラキラが立ち上がり、
一時帰国してキラキラを支える会が立ち上がった2005の際には、
キ・アフリカの軒先を借りて、キラキラのちらしを配ったりしたものです。
キラキラとして、アフリカンフェスタに初出展したのは2007。
ジャシンタを伴っての来日に合わせ、出展書類をそろえ、チャンスをゲットしたのでした。
この「出展書類」というのは、
定款・役員名簿・活動報告書・会計報告書・団体紹介資料の5点です。
これら5点の書類によって、
外務省に認知されるだけの活動を計画的・持続的に行っていることを証明するわけですから、
2007にようやく「キラキラを支える会」が軌道に乗ったということで、
記念すべき出来事でした。
キラキラを支える会の初期、
つまり2005~2007を支え、築いてくださった方々、
この場を借りて、再度、再再度、御礼申し上げます。
2007にキラキラとして初出展したときは、
マサイの衣装に身を包んだジャシンタがお客さんを引き付け、
絶えず記念写真のリクエスト。
よく観光地で民族衣装を着ているケニア人が、
写真1枚いくらと言ってお金を取る気持ちがよくわかります。
(このときジャシンタは無料で奉仕しました)
その後、インターネットで検索を繰り返すたびに、
この時のジャシンタの画像を貼っているブログが数多くヒットしました。
さて、2007まで東京日比谷公園開催だった当イベントも、
2008より横浜赤レンガ広場へ移動します。
その引越しを転機に、売上額がぐっと増えました。
赤レンガ広場の開放的な雰囲気の中で、
アフリカンフェスタ目的以外の一般観光客や家族連れも来場し、
人出も忙しさも売り上げも、
そうとは気づく間もなく増えていた、という感じでした。
しかし、キラキラを支える会の経済的な発展とは裏腹に、
こうしたイベントでのボランティア不足が、
徐々に危機的になりつつありました。
民芸品の販売員として2人はぎりぎりラインです。
その、2人という状態の時が何度もありました。
そうして2008、2009と出展し、
今回の2010がやって来たのです。
今回は、ボランティアとしてぜひ新しい人たちを獲得して、
今後に役立てたい。
そんな思いで、5月のさいたま国際友好フェア以来、
キラキラ運営陣たちの間で案を出し合って来ました。
その一手として、mixiで堂々とネット公募することにしたのです。
気合を入れて、練りに練った文章を画像付きで公開しました。
☆☆
国際協力の団体というと、
ボランティアがうじゃうじゃいるというイメージが強いです。
とくに、何とかフェスタといったイベントに行くと、
ただでさえ人がたくさんいるので、
自分の出る幕はないなと思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。
しかし、実際の現場では、小さい団体になればなるほど、
ボランティア不足にあえいでいるのです。
☆☆
そんな感じの文章を載せると、次々と来る反応!
そんな反応一つ一つに対し、
遠征中、名古屋のビジネスホテルから、新潟のT先生宅から、
せっせせっせと返信していきました。
60近い反応があったうち、
1日目にはSさん、Mさん、Hさん、
2日目にはHさん、Hさん、
販売ボランティアとして来てくださいました。
お客さんとして来てくださった人も何人かいらっしゃいました。
一方で、ボランティアしたくてチャンスを探している人がいる。
一方で、ボランティアが足らなくて大変なところがある。
mixiさまさまでした。
ネットの付き合いも、活用の仕方によっては、
このように生き生きとしてくるものですねぇ。
そうした新しい力を得て、
キラキラ常連のFさん、Wさん、Iさん、Hさん、そして私も、
余裕を持ちながら大いに楽しめました。
mixi仲間Nさん、初めてお会いできて良かったぁ。
Nさんのだんなさま(アフリカ出身の方)が
キラキラでギニェラ(古いタイヤを利用して作ったサンダル)を買ってくださり、
その1か月後にNさん夫妻と再び会ったときに、
そのサンダルを履いていてくれて、嬉しかったです。
毎回、アフリカンフェスタでは、
多くの知人・キラキラ会員の方々が顔を見せてくれます。
ここではいちいち紹介しませんが、
この場を借りて、皆さま、お会いできてうれしかったです。
また、2007にジャシンタの写真を撮ったのだが、
その後詳細を失くして忘れてしまい、
どこの団体かわからなくなってしまっていたが、
今回キラキラのブースをふらりと訪ねつつ、
あ、あの時の!と思い出してくださったマダムもおりました。
5月のさいたま国際友好フェア同様、
不景気のあおりでお客さんの財布のひもがかたい感じはありましたが、
値下げしてたくさん売る方針で頑張ったおかげで、
売り上げは過去最高に達しました。
もちろん、利益はさほどではないため、デフレスパイラルを免れませんが。
今回も、フェスタの搬入には私の両親にお世話になり、ありがとうございました。
また、品物の一部はFさんに搬入していただき、ありがとうございました。
画像は2日目開店時のキラキラ・ブース
1日目の打ち上げは、内輪だけで桜木町駅そばのお店。
2日目の打ち上げは、例年のようにキ・アフリカとサイディアフラハと一緒に、
JICAの研修所の食堂にて。
健闘を祝し、次回の再会を約束しました。
国際協力とは名ばかりで実は非常に狭い付き合いの会にならないよう、
ネットも含めて使えるものは使えるだけ使って、
広い交流を心がけていきましょう!
2日間とも、梅雨の心配を裏腹によく晴れて、
気持ちの良いアフリカンフェスタ2010でした。
相原功志 記
by kjkirakira
| 2010-08-17 22:12
| ブログ 日本キラキラ