キラキラ補習塾2010開幕
2010年 01月 18日
キラキラ補習塾も2010年度を迎えました。
毎週土曜日、
主にキラキラ保育園を卒園して地元の小学校に通うこどもたちを対象に、
義務出席ではなく自由参加として、こども本人または親の熱心や必要に依存しつつ、
学習・道徳教育・昼食・仕事・レクレーションを通し、
週日各々の小学校生活で疲れた体と頭をリラックスさせ、
週末、親に家事を押し付けられたり、放任のあまり非行化したりするのを予防し、
小学校を退学せずに続けられるよう激励し、
必要とあらば小学校通学に必要な資金や必需品を援助し、
それに何より、キラキラ・ファミリーという厳しいけれども温かいコミュニティーに属しているという喜びと楽しみを共有する、
そんな主旨でキラキラ補習塾を続けています。
昨年は、参加人数が多い時で15人、少ない時で6人程度で推移してきました。
2010年、開けてびっくり。
初回の1月9日(土)、ルンルン気分でキラキラに向かいました。
8時半、既に校門前で3人のこどもが待ち構えており、私が逆に大歓迎を受けました。
初回、16人の参加!
あっという間に昨年の最高記録を更新です。
昨年2009年はキラキラにとって最高に祝福された一年でした。
昨年年長組だったこどもたちとは、これまでにない絆が育まれていました。
この1月に1年生となったばかりの彼ら、最初の週を慣れない小学校で過ごしつつも、
「土曜日はキラキラに行こうね」
と話し合っていたそうです。
あぁ、アビカレ!、ムルグイヤ!、パルナカヤ!、シロレ!、デニス!、…。
上は5年生から下は年長組(訳ありの年長さんのみ受け入れている)まで、大盛況です。
下の画像は初回参加の16人。
2回目の1月16日(土)には18人に膨れ上がりました。
8時、校門前ではなく、50m手前に出てきた4人のこどもたちが、私を熱い握手で迎えてくれました。
勉強中の教室も、遊び時間の校庭も、大盛況。
よその子がフェンス越しに指をくわえてうらやましがって眺めるほどです。
下の画像は2回目参加の18人。
最初の45分ほどは、口頭で元気よく基礎知識の確認です。
スクワットしながら、1から100まで英語で数えてみたり、
一人一人AからZまで読み上げた後、ZからAまで逆に読み上げてみたり、
曜日の名前、月の名前を一人一人リレーしながら唱えてみたり、
掛け算九九を唱えてみたり、
道徳としてキリスト教やイスラム教で指導している「十戒」を唱えてみたり、
自己紹介や質問の受け答えを練習してみたり、
体全体を使って生きた知識を刷り込みます。
次の45分ほどは、各自教科書を選んで自由学習です。
大きめのこどもは自分で課題を克服すべく、自主的に取り組みつつ、私の指導を求めてきます。
小さめのこどもには、各自の興味や弱点に応じて課題を与えたりします。
手取り足取り指導するのではなく、自主性を身につけさせるのがねらいです。
休み時間には、サッカー、長縄跳び、
はたまた日本から持ってきたメロディオン(ピアニカ)の練習などで、楽しく過ごします。
次の1時間ほどは、
日本の支援者や知り合い・お友だちあてに絵手紙を書き、描き、色を塗ってみたり、
徹底的に掛け算九九や暗記課題に取り組んでみたり、
ちょっとしたスワヒリ語や英語の文章を輪読してみたり、
カードやじゃんけんで遊んでみたり、
その時によって色々です。
そしてジョイスさん手作りの美味しい昼食です。
年齢順に整然と並び、昼食のお皿を受け取っていきます。
小魚、ジャガイモ、豆、緑黄色野菜、その時によってメニューは違います。
しっかり「ありがとう」を言い、お皿もきれいにたいらげます。
お皿や鍋はこどもたちが洗います。
そして、遊んだり、
私のパソコンで自分たちが写った画像や動画を観賞したり、
はき掃除をしたりしつつ、終了の午後2時に至ります。
2時に私も含めて一斉に校門を出て、あとは三々五々。
教会へ行く子もいれば、放牧に出かける子も。
大人しく家に帰る子もいれば、どこか遊び相手を求めて放浪に出かける子も。
ときどき、私の娘を抱っこしに、私とともに家にやって来る子たちもいます。
ナマンガというケニアの田舎町に共存している私たちは、自然と家族同士の交流も盛んになります。
そうやって親しくしつつも、一定の礼儀や規則は守りつつ、キラキラ・プロジェクトは今日も続いていきます。
下の画像、うちの娘を抱っこするマリアです。
1年生になったばかりで、一気に大人になった気分。
毎日小学校で習うお勉強ノートを、夕方私に見せに来ます。
彼女にとっては自慢のノートのようです。
今年の4月から7月、一時帰国のために補習塾を中断するのがもったいないくらいです。
今年のキラキラ補習塾、昨年を超える祝福がありますように。
相原功志
毎週土曜日、
主にキラキラ保育園を卒園して地元の小学校に通うこどもたちを対象に、
義務出席ではなく自由参加として、こども本人または親の熱心や必要に依存しつつ、
学習・道徳教育・昼食・仕事・レクレーションを通し、
週日各々の小学校生活で疲れた体と頭をリラックスさせ、
週末、親に家事を押し付けられたり、放任のあまり非行化したりするのを予防し、
小学校を退学せずに続けられるよう激励し、
必要とあらば小学校通学に必要な資金や必需品を援助し、
それに何より、キラキラ・ファミリーという厳しいけれども温かいコミュニティーに属しているという喜びと楽しみを共有する、
そんな主旨でキラキラ補習塾を続けています。
昨年は、参加人数が多い時で15人、少ない時で6人程度で推移してきました。
2010年、開けてびっくり。
初回の1月9日(土)、ルンルン気分でキラキラに向かいました。
8時半、既に校門前で3人のこどもが待ち構えており、私が逆に大歓迎を受けました。
初回、16人の参加!
あっという間に昨年の最高記録を更新です。
昨年2009年はキラキラにとって最高に祝福された一年でした。
昨年年長組だったこどもたちとは、これまでにない絆が育まれていました。
この1月に1年生となったばかりの彼ら、最初の週を慣れない小学校で過ごしつつも、
「土曜日はキラキラに行こうね」
と話し合っていたそうです。
あぁ、アビカレ!、ムルグイヤ!、パルナカヤ!、シロレ!、デニス!、…。
上は5年生から下は年長組(訳ありの年長さんのみ受け入れている)まで、大盛況です。
下の画像は初回参加の16人。
2回目の1月16日(土)には18人に膨れ上がりました。
8時、校門前ではなく、50m手前に出てきた4人のこどもたちが、私を熱い握手で迎えてくれました。
勉強中の教室も、遊び時間の校庭も、大盛況。
よその子がフェンス越しに指をくわえてうらやましがって眺めるほどです。
下の画像は2回目参加の18人。
最初の45分ほどは、口頭で元気よく基礎知識の確認です。
スクワットしながら、1から100まで英語で数えてみたり、
一人一人AからZまで読み上げた後、ZからAまで逆に読み上げてみたり、
曜日の名前、月の名前を一人一人リレーしながら唱えてみたり、
掛け算九九を唱えてみたり、
道徳としてキリスト教やイスラム教で指導している「十戒」を唱えてみたり、
自己紹介や質問の受け答えを練習してみたり、
体全体を使って生きた知識を刷り込みます。
次の45分ほどは、各自教科書を選んで自由学習です。
大きめのこどもは自分で課題を克服すべく、自主的に取り組みつつ、私の指導を求めてきます。
小さめのこどもには、各自の興味や弱点に応じて課題を与えたりします。
手取り足取り指導するのではなく、自主性を身につけさせるのがねらいです。
休み時間には、サッカー、長縄跳び、
はたまた日本から持ってきたメロディオン(ピアニカ)の練習などで、楽しく過ごします。
次の1時間ほどは、
日本の支援者や知り合い・お友だちあてに絵手紙を書き、描き、色を塗ってみたり、
徹底的に掛け算九九や暗記課題に取り組んでみたり、
ちょっとしたスワヒリ語や英語の文章を輪読してみたり、
カードやじゃんけんで遊んでみたり、
その時によって色々です。
そしてジョイスさん手作りの美味しい昼食です。
年齢順に整然と並び、昼食のお皿を受け取っていきます。
小魚、ジャガイモ、豆、緑黄色野菜、その時によってメニューは違います。
しっかり「ありがとう」を言い、お皿もきれいにたいらげます。
お皿や鍋はこどもたちが洗います。
そして、遊んだり、
私のパソコンで自分たちが写った画像や動画を観賞したり、
はき掃除をしたりしつつ、終了の午後2時に至ります。
2時に私も含めて一斉に校門を出て、あとは三々五々。
教会へ行く子もいれば、放牧に出かける子も。
大人しく家に帰る子もいれば、どこか遊び相手を求めて放浪に出かける子も。
ときどき、私の娘を抱っこしに、私とともに家にやって来る子たちもいます。
ナマンガというケニアの田舎町に共存している私たちは、自然と家族同士の交流も盛んになります。
そうやって親しくしつつも、一定の礼儀や規則は守りつつ、キラキラ・プロジェクトは今日も続いていきます。
下の画像、うちの娘を抱っこするマリアです。
1年生になったばかりで、一気に大人になった気分。
毎日小学校で習うお勉強ノートを、夕方私に見せに来ます。
彼女にとっては自慢のノートのようです。
今年の4月から7月、一時帰国のために補習塾を中断するのがもったいないくらいです。
今年のキラキラ補習塾、昨年を超える祝福がありますように。
相原功志
by kjkirakira
| 2010-01-18 21:48
| ブログ 現地キラキラ